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番外編

私に何されたいの?(2)

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着替えた私を上から下まで女王様がゆっくりと見つめる。女王様の真っ黒な美しい瞳に見つめられているとゾクゾクする。

「いいんじゃない?可愛い。道行く人にこんな露出の多い格好してるのを見られたいんでしょ?ド変態にはお似合いの格好よ。」

急に罵られ胸がきゅっとなって顔が火照る。こんな露出の多い格好でさらに首輪つけて歩くなんて、誰から見てもきっと私は変態だと思われてるだろう。

「……似合ってます…?ありがとうございます女王様。」

「うん。じゃあ首輪つけてあげる。ちょっとキツイぐらいが好き?首締められてるみたいな感覚を味わえれるみたいよ。」

首を絞められるような感覚。その状態でリードで引っ張られるなんて苦しいだろう。時折息も出来なくなるかもしれない。髪を上げ、首輪をつけやすい状態にする。後ろから首輪をつけられる。ひゃっとした感覚で全身がゾクゾクする。心地よい冷たさ。

「はい、つけられた。こっち向いて。」

そう言われ振り向く。

「今の自分の顔鏡で見る?首輪つけられて発情しちゃってる雌猫ちゃんのお顔。一緒にいる私が恥ずかしいんだけど?その締まりのない顔どうにかして。そうしないとお散歩してあげないよ?」

パッと鏡を向けられる。確かに締まりのない顔。どうしようもなく興奮してるゴミマゾ女の顔。

「……ごめんなさい。」

「とりあえず普通の顔して。私が鞄持ってくるまでに。」

女王様がその場を一旦離れる。女王様がいないときは土下座していないといけない。そういうルールだ。

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五分ほどして足音が聞こえてきた。女王様だ。コツコツ、と音が聞こえてくる。ヒールの靴だろうか。そう考えていると頭の上に重たい感覚。踏んづけられているようだ。ハイヒール?で踏みつけられて頭をグリグリされる。少し痛いが支配されている感覚が心地よくて気持ちいい。

「ちゃんと待てたご褒美。顔を上げて。お散歩するわよ、雌猫ちゃん。」

「にゃあ」
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