同級生に劣情を抱いてしまった

上島治麻

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第7話 傷跡4 Gルート

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⚠️過度なグロはありませんが特殊なものが多いので、R18Gとしておきます。えっちなシーン多めな作品が見たい人には18禁ルートの方を見ることをおすすめします。
リスカ痕/首絞め/嘔吐/窒息/首輪/拘束/目隠し/蝋燭/手錠足枷/踏みつけ/ビンタ/虫を食べさせられる/根性焼き/奴隷誓約書

━━━━━━━━━━━━━━━
「犬……?」

「うん、そう。犬は人の言葉なんて離さないよね?」

「え…………。」

「返事はわんでしょ?」

「……わん……。」

羞恥心とその羞恥心から感じるよくわからないゾワゾワした気持ちのせいで顔が火照る。

「ちゃんと言えたね、じゃあ次はお手してみてよ。」

そう言って手を差し出される。右手をペタっとのせる。その瞬間。

「おかしいな、犬は自傷なんてしないはずだよね?怪我したのかな?消毒しないといけないよね?」

そう言ってアルコール消毒液をコットンにのせそのまま私のリスカ痕にのせる。

「ゔぁ……っ…………。」

傷口に染みてそこから電撃に撃たれているようなビリビリとした感覚を覚える。

「あれ?おかしいなぁ、人の言葉話すなってさっき言ったはずなのに……。言うこと聞かない悪い子はお仕置しないといけないよね…?」

お仕置。何をされるのだろう。少し怖いという気持ちと次もまた痛いことをされるのかという身体が快楽を待ち望んでいるような気持ちが半々。 

「じゃあちょっとこれ付けようか。」

そう言って取り出されたのはアイマスク。私の後ろに回った彼が私の眼鏡を外してアイマスクをつける。急に世界が真っ暗になって何も見えなくなる。

「あとこれ付けて……。」

ガチャガチャと金属音がする。首にひんやりとした固いものが触れる。首輪だ。手首と足首にもひんやりとした感触。手枷と足枷?そのあと急に何も音が聞こえなくなる。出ていった……?さすがに帰ったということはないだろうが全く音が聞こえないので心配になる。何分くらい経っただろうか、体感では10分くらいだが目隠しされているため時計を見ることが出来ない。そのまま時が過ぎる。更に時間が過ぎ、30分程して目隠しが外された。

「騒がないで待てたね、偉い偉い。お仕置しても騒ぐようならもっと酷いことしようかと思ったんだけどこれならもうお仕置は要らないかな。」

そう言われると頭を撫でられる。お仕置?これが?ただ少し拘束されて放置されただけが?余りにも物足りない、そう思ってしまう。

「ん?どうしたの?じっとこっちを見つめて。ご飯?」

人の言葉で話したらまた怒られるからじっと見つめることしか出来ない。ご飯。そういえばお腹が空いたな、と思う。

「……わん……。」

「お腹空いたのか……でも店員さんに持って来てもらう仕組みだからなぁここのカラオケ。……それとも店員さんに来て貰って自分は犬みたいな扱いされて悦んでる異常性癖のドマゾですってのを見てもらう?」

首を振って拒否する。

「まぁそれは俺も困るし辞めとこ。食べるものなら少し持ってるし食べる?どうせなら犬と同じ食べ方してよ。」

そう言って彼が取りだしたのはコオロギ。

「今日男子同士でふざけて食べさせあっててさぁ、それ余ったから貰ったんだけど俺虫なんて食べないし、犬は虫くらい食べるんじゃないかなって思ったんだけど、食べる?ちゃんと食べたらまた1つお願い聞いてあげるよ。」

虫を食べるという流石に抵抗のある事と聞いてもらえるお願いを天秤にかける。僅差でお願いが勝った。

「……わん。」

「残さず食べてね。」

そう言うとカラオケボックス内に用意されていたお皿を私の前に置きそのお皿の中にザラザラとコオロギを入れる。入れられたコオロギはお皿の3分の1くらいだった。今からこれを食べるのかと少し戸惑いつつ、どうやって食べようと考える。手枷を嵌められていて手で掴んで食べるという行為は不可能だから本物の犬のように口で食べるしかない。

「ご飯の食べ方忘れちゃった?仕方ないなぁ、食べさせてあげるよ。」

私が躊躇しているとそう言われ、椅子に座っていた彼と私の目線が近くなる。食べさせるってスプーンでも使うのかな、そう思っていると不意に口をこじ開けられる。

「零しちゃだめだよ?」

無理やりコオロギを口に突っ込まれる。ぐちゃぐちゃに潰されていく虫達。何処の内臓だろうか。跡形もなく粉々にされていく虫たちに自分を投影してしまい不思議な気分になる。次々と絶え間なく口の中に入ってくる虫。早く噛み砕かないと零してしまう。口の中でじゃりじゃりとした感覚を覚えつつ噛み砕く。また口の中に虫が入れられる。その繰り返し。

「いたっ……。」

不味い、彼の手を噛んでしまった。

「……さっきお仕置した時はいい子になったと思ったんだけどな、やっぱり飼い主の手を噛むような悪い子だったんだ。」

「……ごめんなさい...。」

あ、しまった。今は人間の言葉を話しちゃいけないのに。

「これで2回目だよね?人の言葉喋ったの。やっぱりもっと酷いお仕置しなきゃいけないみたいだ。」
 
酷いお仕置。なんだろう。首輪についているリードを引っ張られる。うつ伏せにさせられる。

「四つん這いになって。」

そう言われ四つん這いになる。すると上に乗られる。

「今から俺の椅子ね、頑張って動かなかったらさっきのご褒美ちゃんとあげる。」

上に乗られていると支配されている感じが更に増してきてゾクゾクする。動かないまま5分が経つ。

「5分くらいでギブだと思ったんだけどなぁ……。」

そう言うと首輪についていたリードを引っ張られる。首を絞められたのに近しい感覚に襲われる。頭がふわふわしてきて脳内の快楽物質がドバドバ出てきている気がする。耐えられないほどの気持ちよさと死ぬかもしれないという恐怖に一気に襲われる。

「これでも耐えるのかぁ、耐えるというか悦んでんのかな。気持ち良かった?今の。」

「…わん。」

「首締められて悦んじゃうどうしようも無いドMだもんね、まぁ椅子にするのはお仕置になっただろうし次はご褒美あげるよ、四つん這いじゃなくなっていいよ。あとお話していいよ、人の言葉で。」

前のようにぺたんと座る。ご褒美、何を貰おう。肉体的に苦しめられるのも良いが次は精神的に虐められたり苦しめられたい。

「...私を貴方の奴隷にしてくれませんか。」

「奴隷?どんな感じに?具体的に言われないとわからないからどんな風にして欲しいのか言ってよ。」

「私を虐めて欲しいというか、。」

「何されたいの?例えば。」

「首を絞められるとか椅子にされるとか吐かされるとか体に落書きされるとか縛られるとか首輪つけられるとか踏まれるとか鞭で叩かれるとか根性焼きされるとか……身体的なのだとこんな感じのことされたいです。」

「身体的なのがあるってことは精神的なのもあるの?」

「……虐められてる様子を写真や動画で撮られるとか人にバレたら不味い秘密を握られるとか奴隷誓約書を書かされるとか……。」

「それもされたいの?」

「...されたい...です。」

「いいよ、やってあげる。せっかくだし今日奴隷誓約書書く?」

「はい。」

「俺お前と違ってド変態マゾじゃないし作り方わかんないから枠組み書いてよ。」

「わかりました。」

これでこの人が飽きるまで私は奴隷として散々虐められて弄ばれてこの人が飽きたら捨てられるんだな、と思うとどうしようも無く興奮してしまう。

『 奴隷誓約書
第一条(宣誓)
1.御主人様だけに尽くし、生涯をかけてお仕えする奴隷になる事を誓います。
2.人権等一切の権利を譲渡し、御主人様の所有物になる事を誓います。
3.御主人様の喜びは奴隷の喜びと感じ、誠心誠意お仕えする事を誓います。
4.御主人様専属の奴隷として、他の人間との関係を一切持たない事を誓います。

第二条(日常)
1.いついかなる時も、奴隷として御主人様にお仕えします。
2.奴隷は、外出時にはご主人様のお側に立つのに相応しい服装、振る舞いをすることを誓います。
3.奴隷は、御主人様に喜んで頂く為に常日頃外見に気を付けます。

第三条(服装)
1 . 御主人様から服装について指示された場合は何を着ろと言われても拒みません。

第四条(調教)
1.御主人様に対しては常に敬意を払い、敬語と礼儀を用いて、非礼がない様に努めます。
2.御主人様からのどんな御命令にも異義を唱えないものとします。
3.御主人様から調教が、たとえ苦痛を伴うものであっても、奴隷はどんな調教でも甘受し、快感を得る身体になる様に努力します。
4.御主人様から頂く調教は、どのような調教であっても喜び、感謝してお受け致します。
5 .  御主人様の奴隷の証として、ピアス等の肉体刻印を甘受する事を誓います。
6 .  つま先から全身に至る全てを全身を使い、御奉仕することを誓います。

第五条(罰)
上記誓約に反する事があれば、どんな懲罰も甘受する事を誓います。

以上、誓約の証としてここに記します。
令和○○年    』

「一応出来たけど……、あ、出来ました。」

「これに俺と松本の名前書けばいいんでしょ?どんなこと言っても拒まないんだ。俺が何言うかもわかんないのにそんな契約して大丈夫なの?それとも何されてもドマゾだから興奮しちゃうとか?」

「…………。」

「目逸らすってことは後者の方が正解?まぁどっちでもいいや。」

名前を書いて渡される。

「はい、書いたよ。それ書くなら手のやつとか外した方がいっか。」

ガチャガチャと音が鳴り手枷が外される。

「あ、でもお礼言われてないなぁ...さっき名前書いてあげたのに。」

「え、あ、ありがとうございます。」

「それだけ?俺の奴隷なんだよね?お礼言う時は土下座じゃない?」

「...わかりました御主人様。」

両手をついて土下座をする。また体の上に重い感触。頭を踏みつけられている。

「まだ頭が高いんじゃない?」

「...ごめんなさい…。」

「ごめんなさいじゃなぁ……。謝罪の言葉ってもっとちゃんとしたのがあるよね?」

「...申し訳ございませんでした、お許しください。」

「うん、ちゃんと言えたね。じゃあまたご褒美あげる。」

「また踏みつけてくれませんか...。」

「いいよ、どこを踏まれたいの?」

「お腹のあたりをぎゅって踏んで...ください。」

さっき食べたコオロギのせいがお腹がむず痒くて気持ち悪い。

「はい、こんな感じ?踏まれるなんて屈辱的な事で愉悦に浸れるんだ。虐げられるのが好きとか?」

「...そう...です。……奴隷である私にご褒美を下さってありがとうございます御主人様。」

お腹のあたりをぐりぐり踏みつけられて吐き気に襲われる。胃の中をぐちゃぐちゃに侵されているような感覚が気持ち良い。またふわふわした感覚に襲われる。その感覚が強くなってきて……急に踏みつけられるのを止められた。

「なんで勝手に気持ち良くなってんの?許可してないよね?」

冷たい目を向けられる。

「申し訳ございません御主人様。」

「役に立たない奴隷だなぁ……。言うことは全然聞かないしお仕置しても悦ぶような変態だし、苦しいのだと気持ち良くなれるみたいだから次は痛いのにしようか。」

4時間経ったタイマーの音。

「じゃあ移動しよ、帰るなんて言わないよね?」

「勿論です、御主人様。」

付けられた足枷首輪を外され、カラオケボックスを出る。何処に行くのだろう。

「この近くでなるべく人目につかないようなとこあったっけ...。ちょっと待っててね調べるから。……あ、丁度近くにホテルあるけどそこでいい?まぁ松本に拒否権は無いけど。」

「はい。」

そう答えると手を引かれそのホテルへと向かう。ギラギラとした派手な装飾。これラブホテル……。本当にここに入るのかとは思ったが声には出さず心の中だけでそう思う。

「どれくらいの時間にする?門限とかあるなら短めがいいでしょ?」

「門限は無いんで御主人様の好きな時間までどうぞ。」

「じゃあ5時間でいい?それくらいなら僕達の歳でギリ怪しまれないし。」

「はい。」

5時間もすることあるっけ、と思いつつ何をされるんだろうという期待を抱きつつ一緒にホテルの中に入る。慣れた感じで入っていく彼。別の人と来たことがあるのだろうか。モヤっとした気持ちが心に浮かんだ。





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