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第6話 傷跡3
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「では4時間ですね、畏まりました。お部屋は2階の203号室をご利用ください。」
店員さんにそう言われ私と彼はエレベーターに乗って203号室へと向かう。
「先に歌う?」
「うん、先に1時間ぐらい歌いたい。」
適当に歌を選んで予約していく。曲の趣味を合わせた方がいいだろうか。
「松本ってどんな曲が好きなん?俺結構色々聞くから一緒に歌えるやつとかもあるかも!」
「私も色々聞くよ、最近はマイナーなボカロ聞いたりが多いかも……。」
「ボカロ好きなん?俺もめっちゃ好きなんよね!」
彼が予約している曲にもいくつかボカロ曲がある。
「この曲知ってる……!」
「まじ?これ結構マイナーな方じゃね?知ってる人いて嬉しい!」
「一緒に歌ってもいい?」
「良いに決まってるじゃん。」
流れる前奏、とっくに心の準備は出来ていたはずなのに心臓の音がうるさい。人とカラオケなんて初めてだから尚更。それからの事ははっきりとは覚えていない。しかし人とカラオケってこんなに楽しいんだなということは強く覚えている。記憶に色濃く残っているのはここからだ。
「そろそろ時間経ったんじゃない?入ってきた時間が……。」
「そうだね。」
「準備とか何かあるん?」
「いや、消毒するくらい……。」
鞄からカッターナイフと除菌用アルコールシートを出して除菌用アルコールで腕を拭く。カチカチとカッターナイフを繰り出す音。カラオケボックスにいるとは思えない静寂。
「今から切る……ってのでいいんだよね?」
「うん、いつもやってる感じで切って欲しい。」
「わかった。切りながらちょっと話聞いて欲しいんだけどいい?」
心無しか体全体が火照っているように感じる。
「いいよ、どんな話?」
「なんでリスカしてるか、って話かな。」
「それ気になってた、話してくれるんだ。」
利き手にカッターナイフを持ち、腕にカッターを押し当てる。カッターナイフを持っていない方の腕の力を抜いてカッターナイフを持っている方の手でカッターナイフを手前に引く。ぷつっと血が出てくる。葡萄の皮を潰したような明るい色が顔を出す。この瞬間が1番好きだ。美味しそうで甘美な色。私の唯一好きに思えるところ。どろりと柘榴の粒のような血と絹糸のようなさらりとした血が同時に流れてくる。
「綺麗じゃない、?血液って。色も切る時によって違うし、葡萄の皮みたいなときも柘榴の粒みたいな時もあるし、味も甘いなって感じる時もあればしょっぱいなって感じる時もある。自分を構成している全ての中で唯一好きなのが血液。血液が芸術作品みたいに感じられるの。あと切ってる時の自分を傷つけてるって感じが気持ちよくて好きなの。体全体がゾクゾクする感じ。」
「なるほど、葡萄の皮と柘榴の粒って表現良いね。」
え、そう言いそうになった。感想がそれだけなのかという気持ち。
「それだけ…………?」
思わず声にも出してしまった。彼の目の色が変わる。空気が冷えたような感覚。
「それだけ?……もしかして何かしら罵倒されたり侮蔑の目を向けられるかもしれないって思ってた?罵られたかったの?話しながら物欲しそうな顔してたもんねぇ。」
「……うん。」
躊躇いつつも答える。
「人にものを頼む時はお願いの仕方ってのがあるんじゃない?あと全部話してないよねさっき。」
バレた。血の味が好きな事は流石に引かれると思って言わなかったのだ。
「お願いの仕方……?お願いします?」
「うーん、それじゃあなぁ……。リスカしてる動画撮らせてよ、そしたら罵倒してあげる。」
「わかった。」
「わかったじゃない。」
「...わかりました。」
ピコンと動画を撮る音。ガチャガチャと固定する音。
「じゃあ質問するから答えてね、正直に。嘘ついたらお仕置。」
「わかりました。」
「質問1つ目、リスカした後その血ってどうしてるの?」
飲んでますとは答えにくい。どうしよう。
「……えっと……。」
「早く答えて。」
「自分で吸って……飲んでる。」
「また敬語外れてる。血を飲むの?」
「はい。」
「なんで?」
「血の味が好き……だから……です。」
「へぇ、それでどんな気持ちになるの?血を飲んだ時。」
「ふわふわってした気分……。」
「ふわふわ?」
「なんか気持ちいいっていうか……。」
「なるほど。じゃあ3つ目の質問。松本って血液に興奮するってことはそれで自慰してんの?」
「………………。」
「何も言わないのは肯定って見なしていい?」
「…してる……してます、。」
「やっぱりド変態じゃん。」
そう言われて子宮がぎゅっと押されたような気分になる。
「試しにやってみてよ、ここで。ちゃんと見ててあげるからさ。」
「...わかりました。」
こくんと頷く。
ソファに寝転がってリスカで切った腕の血を舐める。火照っていた体全体が更に熱を増す。子宮辺りをぐりぐりと押す。頭が更にふわふわしてくる。
「まじでやるのかよ、やっぱり頭とち狂ってんね。」
「だって、しろって言ったじゃん、。」
「それはそうだけどさぁ。質問4つ目、下腹部あたり押すだけでイけるもんなの?俺女子じゃないからあんまわかんないけど。」
「イけてるかわかんないけど頭がふわふわしてるからまぁいいかな、って。」
「なるほど。さっき俺のお願い聞いてくれたしなんか手伝おうか?」
「手伝う……?」
「うん、前俺の声が好きって言ってたじゃん。罵倒されたいんでしょ?ちゃんとお願いしたら言って欲しいことなんでも言ってあげるよ。」
どうお願いすればいいのかわからなかったが体が自然に跪いていた。いや、まだ、目線が高い気がする。ぺたんと座って上を向く。目が合う。
「私のこと……罵ってください、お願いします。」
「いいよ、なんて罵られたいの?」
「『死ね変態』って……罵ってください。」
「いいよ。」
「罵倒されて喜ぶとか頭おかしいんじゃないの?気持ち悪、死ね変態……こんな感じ?罵られてそんな顔するなんてやつぱド変態じゃん。」
子宮がぎゅっと疼く。どう考えても酷いことを言われていて普通なら心が傷つくはずで傷ついているはずなのに身体は全く違う反応をしている。
「あれ?お礼は?お願い聞いてあげたんだからそれ相応のお礼しなきゃ。」
「……ありがとうございます。」
「ふふ、あんな酷いこと言われて悦んでるんだ。異常性癖のドマゾ女ってこれから皆に呼んでもらえば?嬉しいんじゃない?」
「やだ……嬉しくない。」
「頭おかしいとか気持ち悪いとか変態って言われて悦んでんのに?あ、じゃあさ松本が自分のこと変態だって認めたらもう一個お願い聞いてあげる。どうする?」
「……私は罵られて悦んでるような…変態です、。」
「ちゃんと言えたじゃん、偉いね。それで次は俺にどうして欲しいの?」
不意に頭を撫でられる。
「首……絞めて欲しい...絞めてください。」
「いいよ。首絞められても気持ちよくなれるとかやっぱドMじゃん。」
彼が私の首に手をかける。徐々にしまっていく手。息が出来なくなってくる。苦しい。酸欠で頭がクラクラしてくる。この瞬間が一番気持ちいい。それであ、死にそうだなってなる瞬間が1番好きだ。自分の生死を人に委ねている感じが。
「全然抵抗しないじゃん、つまんないの。」
急に手を離された。
「抵抗しないとダメなの...?」
「いや普通合意でも人から首絞められてたら抵抗するもんじゃないの?死ぬかもしれないんだから。」
「そう……なのかな。」
「なんで抵抗しなかったの?」
「抵抗しないで死に近づいてく感じが身体全体がぎゅってなる感じがして気持ちいいから...。」
「へぇ、思ってたより重症じゃん。なんでそんなになっちゃったの?」
「……わからない...わかりません。」
「まぁわかんないか。でも何にも抵抗しないなんて従順な犬みたいだね。」
━━━━━━━━━━━━━━━
ここからR18とR18Gでそれぞれ分岐します。
店員さんにそう言われ私と彼はエレベーターに乗って203号室へと向かう。
「先に歌う?」
「うん、先に1時間ぐらい歌いたい。」
適当に歌を選んで予約していく。曲の趣味を合わせた方がいいだろうか。
「松本ってどんな曲が好きなん?俺結構色々聞くから一緒に歌えるやつとかもあるかも!」
「私も色々聞くよ、最近はマイナーなボカロ聞いたりが多いかも……。」
「ボカロ好きなん?俺もめっちゃ好きなんよね!」
彼が予約している曲にもいくつかボカロ曲がある。
「この曲知ってる……!」
「まじ?これ結構マイナーな方じゃね?知ってる人いて嬉しい!」
「一緒に歌ってもいい?」
「良いに決まってるじゃん。」
流れる前奏、とっくに心の準備は出来ていたはずなのに心臓の音がうるさい。人とカラオケなんて初めてだから尚更。それからの事ははっきりとは覚えていない。しかし人とカラオケってこんなに楽しいんだなということは強く覚えている。記憶に色濃く残っているのはここからだ。
「そろそろ時間経ったんじゃない?入ってきた時間が……。」
「そうだね。」
「準備とか何かあるん?」
「いや、消毒するくらい……。」
鞄からカッターナイフと除菌用アルコールシートを出して除菌用アルコールで腕を拭く。カチカチとカッターナイフを繰り出す音。カラオケボックスにいるとは思えない静寂。
「今から切る……ってのでいいんだよね?」
「うん、いつもやってる感じで切って欲しい。」
「わかった。切りながらちょっと話聞いて欲しいんだけどいい?」
心無しか体全体が火照っているように感じる。
「いいよ、どんな話?」
「なんでリスカしてるか、って話かな。」
「それ気になってた、話してくれるんだ。」
利き手にカッターナイフを持ち、腕にカッターを押し当てる。カッターナイフを持っていない方の腕の力を抜いてカッターナイフを持っている方の手でカッターナイフを手前に引く。ぷつっと血が出てくる。葡萄の皮を潰したような明るい色が顔を出す。この瞬間が1番好きだ。美味しそうで甘美な色。私の唯一好きに思えるところ。どろりと柘榴の粒のような血と絹糸のようなさらりとした血が同時に流れてくる。
「綺麗じゃない、?血液って。色も切る時によって違うし、葡萄の皮みたいなときも柘榴の粒みたいな時もあるし、味も甘いなって感じる時もあればしょっぱいなって感じる時もある。自分を構成している全ての中で唯一好きなのが血液。血液が芸術作品みたいに感じられるの。あと切ってる時の自分を傷つけてるって感じが気持ちよくて好きなの。体全体がゾクゾクする感じ。」
「なるほど、葡萄の皮と柘榴の粒って表現良いね。」
え、そう言いそうになった。感想がそれだけなのかという気持ち。
「それだけ…………?」
思わず声にも出してしまった。彼の目の色が変わる。空気が冷えたような感覚。
「それだけ?……もしかして何かしら罵倒されたり侮蔑の目を向けられるかもしれないって思ってた?罵られたかったの?話しながら物欲しそうな顔してたもんねぇ。」
「……うん。」
躊躇いつつも答える。
「人にものを頼む時はお願いの仕方ってのがあるんじゃない?あと全部話してないよねさっき。」
バレた。血の味が好きな事は流石に引かれると思って言わなかったのだ。
「お願いの仕方……?お願いします?」
「うーん、それじゃあなぁ……。リスカしてる動画撮らせてよ、そしたら罵倒してあげる。」
「わかった。」
「わかったじゃない。」
「...わかりました。」
ピコンと動画を撮る音。ガチャガチャと固定する音。
「じゃあ質問するから答えてね、正直に。嘘ついたらお仕置。」
「わかりました。」
「質問1つ目、リスカした後その血ってどうしてるの?」
飲んでますとは答えにくい。どうしよう。
「……えっと……。」
「早く答えて。」
「自分で吸って……飲んでる。」
「また敬語外れてる。血を飲むの?」
「はい。」
「なんで?」
「血の味が好き……だから……です。」
「へぇ、それでどんな気持ちになるの?血を飲んだ時。」
「ふわふわってした気分……。」
「ふわふわ?」
「なんか気持ちいいっていうか……。」
「なるほど。じゃあ3つ目の質問。松本って血液に興奮するってことはそれで自慰してんの?」
「………………。」
「何も言わないのは肯定って見なしていい?」
「…してる……してます、。」
「やっぱりド変態じゃん。」
そう言われて子宮がぎゅっと押されたような気分になる。
「試しにやってみてよ、ここで。ちゃんと見ててあげるからさ。」
「...わかりました。」
こくんと頷く。
ソファに寝転がってリスカで切った腕の血を舐める。火照っていた体全体が更に熱を増す。子宮辺りをぐりぐりと押す。頭が更にふわふわしてくる。
「まじでやるのかよ、やっぱり頭とち狂ってんね。」
「だって、しろって言ったじゃん、。」
「それはそうだけどさぁ。質問4つ目、下腹部あたり押すだけでイけるもんなの?俺女子じゃないからあんまわかんないけど。」
「イけてるかわかんないけど頭がふわふわしてるからまぁいいかな、って。」
「なるほど。さっき俺のお願い聞いてくれたしなんか手伝おうか?」
「手伝う……?」
「うん、前俺の声が好きって言ってたじゃん。罵倒されたいんでしょ?ちゃんとお願いしたら言って欲しいことなんでも言ってあげるよ。」
どうお願いすればいいのかわからなかったが体が自然に跪いていた。いや、まだ、目線が高い気がする。ぺたんと座って上を向く。目が合う。
「私のこと……罵ってください、お願いします。」
「いいよ、なんて罵られたいの?」
「『死ね変態』って……罵ってください。」
「いいよ。」
「罵倒されて喜ぶとか頭おかしいんじゃないの?気持ち悪、死ね変態……こんな感じ?罵られてそんな顔するなんてやつぱド変態じゃん。」
子宮がぎゅっと疼く。どう考えても酷いことを言われていて普通なら心が傷つくはずで傷ついているはずなのに身体は全く違う反応をしている。
「あれ?お礼は?お願い聞いてあげたんだからそれ相応のお礼しなきゃ。」
「……ありがとうございます。」
「ふふ、あんな酷いこと言われて悦んでるんだ。異常性癖のドマゾ女ってこれから皆に呼んでもらえば?嬉しいんじゃない?」
「やだ……嬉しくない。」
「頭おかしいとか気持ち悪いとか変態って言われて悦んでんのに?あ、じゃあさ松本が自分のこと変態だって認めたらもう一個お願い聞いてあげる。どうする?」
「……私は罵られて悦んでるような…変態です、。」
「ちゃんと言えたじゃん、偉いね。それで次は俺にどうして欲しいの?」
不意に頭を撫でられる。
「首……絞めて欲しい...絞めてください。」
「いいよ。首絞められても気持ちよくなれるとかやっぱドMじゃん。」
彼が私の首に手をかける。徐々にしまっていく手。息が出来なくなってくる。苦しい。酸欠で頭がクラクラしてくる。この瞬間が一番気持ちいい。それであ、死にそうだなってなる瞬間が1番好きだ。自分の生死を人に委ねている感じが。
「全然抵抗しないじゃん、つまんないの。」
急に手を離された。
「抵抗しないとダメなの...?」
「いや普通合意でも人から首絞められてたら抵抗するもんじゃないの?死ぬかもしれないんだから。」
「そう……なのかな。」
「なんで抵抗しなかったの?」
「抵抗しないで死に近づいてく感じが身体全体がぎゅってなる感じがして気持ちいいから...。」
「へぇ、思ってたより重症じゃん。なんでそんなになっちゃったの?」
「……わからない...わかりません。」
「まぁわかんないか。でも何にも抵抗しないなんて従順な犬みたいだね。」
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