3 / 5
練習試合
しおりを挟む
ーー練習試合当日
「あー練習試合だあ。こわいなー」
「緊張するな、あんだけ練習したんだから大丈夫!」
みんなからの緊張のオーラが凄く伝わってくる。
いよいよスタメン発表。
GK・・・平木 蓮
右SB・・・倉田 駿 左SB・・・中村 涼平
右CB・・・松島 幸太郎 左CB・・・佐藤 記一
MF・・・鈴木 翔大、相川 亮司
FW・・・町田 慶一朗、井田 誠、五十畑 光一、赤坂 徹の4-2-4に決まった。
思わず俺は、「やったー」徹叫んでしまった。
恥ずかしくて倒れそうになった。
「勝つ準備はいいかーー 絶対勝つぞー」
「おーー」
迫力ある円陣。いよいよ始まる。
「ピッ」
キックオフのホイッスル。
「スパァーン」
慶一朗がゴールを決めた!
しかし、そのゴールは松島からのロングパスでオフサイドにより点は入らなかった。
松島は責任を感じその後機敏に動くことができなくなった。松島はあまりメンタルが強くないのだ。
「切り替え!切り替え!まだ時間はあるよ」
キャプテンの俺は松島を慰めた。
平木のスーパーセーブにより前半は0-0で終わった。
突然のことだった。
「僕を下げてください。これ以上上手くプレーできる自信がありません。」
松島が言い出した。
監督は唐突のことにパニックになった。
しかし勝つには下げるしかない。
上手くプレーできない奴を出しても意味がない。
松島を下げて加藤 武蔵が出ることになった。
「ピッ」
後半戦の始まりのホイッスル。
パスが段々繋がるようなった。俺らは気持ちが一つになった。一致団結したのだ。
しかし、ゴールには届かなかった。
ーー後半75分
相手チームの反撃が始まり相手のシュートも増えてきた。
倉田のカットによりゴールは防がれた。だか、コーナーキックがある。
相手チームは意味不なことを言い出した。
「1-1-3」
俺はあまり気にしなかった。
相手のキックは直接中に蹴るのではなく、低飛行でボランチにパスをし、シュートを撃つ作戦だった。俺らはまんまとその作戦に引っかかった。
ボランチなど誰もマークについていなかった。
さらに誰も見ていなかった。
「スパァーン」
ゴールを突き抜けるように入った。
入った瞬間俺は頭が真っ白になった。
何が何だかわからなくなった。
絶望に陥る。
しかし、慶一朗は諦めていなかった。
既に90分を過ぎていた。
アディショナルタイムは4分。
慶一朗は風のようにドリブルで切り抜けていきゴールを決めた!と思いきやキーパーにパンチングで弾かれた。ボールは俺のところにきた。
俺は最後の力を振り絞ってドリブルで切り抜けシュートを撃った。
なんと......相手のミスによりゴールしてしまった。
「やったー さすがキャプテンやったー」
勝ってもいないのに胴上げされた。
PKに持ち込まれた。
慶一朗、俺、井田、五十畑、相川の順で蹴る。
全員落ち着いて決めた。だか、相手も一本も外さなかった。
最後の一本、平木に掛かっている。
「バァーン」
誰もが入ったと思った。だがその音はポストに当たった音だった。もう誰もがダメだ負けたと諦めていた。
嬉しすぎて固まってしまった。
この勝利は北栄高校の歴史に残るほどすごいことなのだ。
「まずは西栄高校を制覇したぞー」
「次は南高制覇だー」
疲れが吹き飛んだ。
この練習試合を活かしさらに強くなることをまた決意した。
「あー練習試合だあ。こわいなー」
「緊張するな、あんだけ練習したんだから大丈夫!」
みんなからの緊張のオーラが凄く伝わってくる。
いよいよスタメン発表。
GK・・・平木 蓮
右SB・・・倉田 駿 左SB・・・中村 涼平
右CB・・・松島 幸太郎 左CB・・・佐藤 記一
MF・・・鈴木 翔大、相川 亮司
FW・・・町田 慶一朗、井田 誠、五十畑 光一、赤坂 徹の4-2-4に決まった。
思わず俺は、「やったー」徹叫んでしまった。
恥ずかしくて倒れそうになった。
「勝つ準備はいいかーー 絶対勝つぞー」
「おーー」
迫力ある円陣。いよいよ始まる。
「ピッ」
キックオフのホイッスル。
「スパァーン」
慶一朗がゴールを決めた!
しかし、そのゴールは松島からのロングパスでオフサイドにより点は入らなかった。
松島は責任を感じその後機敏に動くことができなくなった。松島はあまりメンタルが強くないのだ。
「切り替え!切り替え!まだ時間はあるよ」
キャプテンの俺は松島を慰めた。
平木のスーパーセーブにより前半は0-0で終わった。
突然のことだった。
「僕を下げてください。これ以上上手くプレーできる自信がありません。」
松島が言い出した。
監督は唐突のことにパニックになった。
しかし勝つには下げるしかない。
上手くプレーできない奴を出しても意味がない。
松島を下げて加藤 武蔵が出ることになった。
「ピッ」
後半戦の始まりのホイッスル。
パスが段々繋がるようなった。俺らは気持ちが一つになった。一致団結したのだ。
しかし、ゴールには届かなかった。
ーー後半75分
相手チームの反撃が始まり相手のシュートも増えてきた。
倉田のカットによりゴールは防がれた。だか、コーナーキックがある。
相手チームは意味不なことを言い出した。
「1-1-3」
俺はあまり気にしなかった。
相手のキックは直接中に蹴るのではなく、低飛行でボランチにパスをし、シュートを撃つ作戦だった。俺らはまんまとその作戦に引っかかった。
ボランチなど誰もマークについていなかった。
さらに誰も見ていなかった。
「スパァーン」
ゴールを突き抜けるように入った。
入った瞬間俺は頭が真っ白になった。
何が何だかわからなくなった。
絶望に陥る。
しかし、慶一朗は諦めていなかった。
既に90分を過ぎていた。
アディショナルタイムは4分。
慶一朗は風のようにドリブルで切り抜けていきゴールを決めた!と思いきやキーパーにパンチングで弾かれた。ボールは俺のところにきた。
俺は最後の力を振り絞ってドリブルで切り抜けシュートを撃った。
なんと......相手のミスによりゴールしてしまった。
「やったー さすがキャプテンやったー」
勝ってもいないのに胴上げされた。
PKに持ち込まれた。
慶一朗、俺、井田、五十畑、相川の順で蹴る。
全員落ち着いて決めた。だか、相手も一本も外さなかった。
最後の一本、平木に掛かっている。
「バァーン」
誰もが入ったと思った。だがその音はポストに当たった音だった。もう誰もがダメだ負けたと諦めていた。
嬉しすぎて固まってしまった。
この勝利は北栄高校の歴史に残るほどすごいことなのだ。
「まずは西栄高校を制覇したぞー」
「次は南高制覇だー」
疲れが吹き飛んだ。
この練習試合を活かしさらに強くなることをまた決意した。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
0
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる