私の進路は魔法学校だ！と後輩に言った結果

5話 魔法学校からの手紙は・・・

　時とは過すぎ、もう中学3年の秋だというのに魔法学校からの手紙が全然届かない。

　焦あせる私は両親が捨てたのでは、と疑った。

　しかし、捨てても溢あふれんばかりに届くはずだろ！と映画を見せられ、
　確かに！！！と私の納得のもと、
　親子喧嘩は無事収束しゅうそくした。

　喧嘩は終わったが、進路問題は終わらない。
　両親や担任の先生と協議を重ねた三者面談の結果、魔法学校から入学の手紙が来なければ、地元の公立進学校に行くということになった。

　毎日ポストを確認するが、待てど暮くららせど手紙は届かない。

　そうこうしているうちに受験日を迎え、悲壮感ひそうかんを溢あふれさせつつ、私は試験を受けた。