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エピローグ
しおりを挟む"魔王をやっつけてやろう!"
そう息巻いて言っていたけれど……
「結局マーベル達があの後すぐ魔王をやっつけてしまったな………」
「あぁ……」
草原にケントと2人座り込み遠くを見つめる。
「ほらだから言ったろ。ハンスもあのままマーベル達のパーティーにいたらお前も英雄だったのに…」
(確かに……)
マーベルのパーティーはあのまま魔王を討伐してしまった。
あのまま、マーベル達と共にしていたら今頃は国の英雄だった。
「ま、まあ、俺は栄光も……名誉も……富も……興味なんて無いさ……ははは……」
「………ハンス。涙が出てるぞ……」
魔王が滅びた数年後、平和となった王国に隣国が攻め入り、ある小さな村の2人が率いる英雄達がこの国を護り抜いた。
そのパーティーの勇者は助け出した王女と結婚し次期国王となり、
そのパーティーの補助魔法師は同じパーティーのヒーラーと結婚し、時期国王の右腕として更なる国の発展に貢献した。
この事は後々、伝記にもなり国中の子供たちが読む事になるのだった。
fin.
お読み頂きありがとうございました!
初のファンタジー物でした!
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短くも素敵な物語でした。
これからも楽しみにしてます(^^)
退会済ユーザのコメントです
嬉しいです〜( ; ; )!
お読み頂きありがとうございました!