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鞭打ちと野外調教

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 その日の夜…

 全裸で四つん這いのまま待機させられていた。

「ふふふ、どうだ和樹、興奮してきたか?」

 和樹はシオンの美しいボンテージ姿に見とれハァハァ息を荒くしていた。しかし彼女が手に持っているのは例のトゲ付き鞭だ、あれで打たれたら怪我するんじゃないだろうか?

「いくぞ!ほらっ!
どうなんだ和樹、本物の鞭は気持ち良いか??」

「ぐああぁぁっ!!」

 トゲの付いた鞭で叩かれて和樹は涙を流しながら転げ回った、皮膚が切れ、少し血が出ている気がする。

「ううぅ…シオンさんやめて、死んでしまいます…」

「死ね!寧ろ死ねキモオタ!鞭の威力でショック死してしまえっ!」

 その光景を眺めながらフィギュアのサクラたんが僕を罵倒してくる。
 酷いよサクラたん、いくらなんでも毒舌すぎるよ…
 それにどうやら、シオンさんもこれではやめてくれそうにない。

(あの鞭は危険だ、扱い方を間違えたら大怪我してしまう)

「それにしても、和樹は
我慢というものが出来ないようだな!
ほらっ!耐えてみろ!
キモオタ!!」

「いぃぃ!!!
ぎゃあああぁぁあっ!!!」

 痛い、背中が焼けそうだ、激痛で涙が出てくる。
 それにサクラたんの口癖が移りシオンさんまで僕をキモオタ扱いしてくるなんて…

「ほら…耐えろ!
最低でも、後10発ぐらいは受けて貰うからな?
我慢出来なかったり逃げ出そうとすれば首輪が絞まるからそのつもりで」

 ていうかシオンさん力強すぎるよ…異世界の魔女だからなのかな?

 彼女に鞭を振り下ろされて鞭が背中に直撃すると、皮膚が切れて、激痛が何度も走った。 

「ぐああぁぁぁっ!!!」

「あはははははっ、なんだその表情は!
もっと欲しいか変態マゾオタクが!
背中が切れて血が出てるぞ?内出血しているところもあるぞ?
いいのか?」

 いいわけがあるか、背中傷だらけになったら寝るときに痛いし、体育の着替えの時に見られるしたまったものじゃない!

 しかし言い返したらもっと酷い目に遭わされるのはわかりきっているので、何もいえなかった。

 シオンさんはどうやら調子に乗ってきて楽しそうだけど、なんだかこのままだと、やばい気がする…早くやめさせないと…

「もう勘弁して下さい、シオン様には逆らいませんから、お許し下さい」

「ふふふっ、あはははっ、やはり人間は痛みと恐怖で支配するに限るな♪
ほら和輝!その全裸で四つん這いの姿のまま私と来い!散歩に連れて行ってやるぞ!」

「い、いやだ、勘弁して下さいシオン様…誰かに見られたり通報されたら、僕の人生、終了してしまいます」

「既に終了してるんだからどーでもいいでしょ♪
寧ろ私達がお前の終わった人生救ってやってんだからさ、感謝しなさいよね♪
きゃははははは♪」

 シオンのポケットの中からフィギュアのサクラが顔を出し和樹を罵倒する。

 僕が嫌がっていると彼女は僕の見えないリードを捕んだ。すると身動きが取れなくなる。

 さらに彼女が魔力を込めるとリードは見えるようになった。それを引っ張られると僕は体が勝手に四つん這いで歩き出す。

「え?え?どうして…
シオン様やめて下さい…」

「やめるわけないだろう、行くぞキモオタ、近所の公園まで散歩だ!
見つかっても通報されてもやめないからな!」

「うぅ…どうして…、
シオン様酷いよ、サクラたん助け…て、いやだ、檻に入るのは嫌だ、やめて下さい」

 結局外に連れ出され、夜の道を全裸で四つん這いで歩かされる、すると家族連れが向かいから歩いて来ていた。

(やばいやばい、見つかっちゃう…何処かに隠れないと通報されちゃう)

 和樹は空き地の草むらに慌てて隠れた、シオン様はそんな僕を蹴り飛ばして言った。

「そこで、家族連れを見ながら小声でこう言いながら、その粗末なモノを扱け…
「僕は家族を持てない一生童貞のキモオタです、寂しい僕のオナニー見て下さい」
と言いながらな、ククク…どうした、早くやれキモオタ」

「うぅっ…そんな…」

 悔しくて涙が出そうだった、でもやはり、首輪が絞まってくる。和樹は小声でバレないようにしながら草むらで口を開いた。

「ぼぼぼ…僕は…家族を持てない一生童貞のキモオタです…寂しい僕のオナニーを、どうか見て下さい…」

「続けてこういうんだ…」

 耳元で何かを吹き込まれると、和樹は涙目になりながら、四つん這いでチンポを扱きながら言った。

「一生…彼女も…出来ません…死ぬまでぼっちです、そんな僕の敗北オナニー見て下さい…
ううっ、ぐすっ…」

 言いながら和樹は泣き出してしまった。

「ママー、パパー、あそこの空き地で鳴き声がするよ?」

「こんにちは、きっと私の犬の鳴き声じゃないかな?」

 シオンが少女に笑顔で微笑んだ、和樹は心臓が止まりそうな程バクバクしながら草むらに潜み音を立てないようにしていた。

「お姉ちゃんどんな犬飼ってるの?」

「そうだな、ブルドックだよ、先程から草むらに夢中なようだ…見てみたいなら呼び戻そうか?」

「ううん、お姉ちゃんありがと、またね♪」

 興味が無かったのか少女は両親のところに戻り3人はお辞儀をして通り過ぎた。

「ううっ、イクッ…」

どぴゅっ、どぴゅっ、どぴゅっ

 草むらで射精した和樹を見てシオンは笑っていた。

「やるじゃないか、幸せそうな家族連れを見ながらの敗北オナニーは気持ち良かったか?」

「凄く恥ずかしくて、惨めで悔しい気持ちになりました…なのに、何故か、気持ち良くなって…最後は…
ううっ、うっ…」

「それでいい、お前は一生そうでなくてはな、最低辺のキモオタなんだからな♪」

 毒舌なシオンに首輪を引かれながら、やがで夜の公園に着いた。
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