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新時代編

3匹のスライムと少年

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 次の日…

 デルタ城の会議室でアンリエッタと国王、それから軍服の男達が話をしていた。

 マゾ教の調教師と幹部の調べで出た結果はこうだった。

「デルタ王国以外の地球上の大国は全て滅び、小さな村だけが残っていました。
大国の支援が無ければ滅ぶ村もあり、早急に手を打たねば危険な場所もあります。」

 アンリエッタが具体的な村の数、そしておよそではあるが人数を出してきた。

「ご苦労様です。
しかし少数の難民であればデルタ王国でも受け入れは可能ですが、デルタ王国の国民を遙かに越える数となると流石に…」

 国王が弱音を吐き、外交官のような男達も無言で悩んでいる。

「何とか持ちこたえて貰わねば…
人類の歴史は終わりを迎えてしまいます…」

 それに同席していたマゾ教幹部ミリーが話し出す。

「そして問題はそれだけではありません、生き残った村人を、一部悪さをしている魔族が捕まえて奴隷にしていると聞きます。
もちろん全ての魔族がそうだとは言いませんが、パワーバランスは崩れ、このままでは、また新たな魔王が生まれ、人類を支配する時代が来るかも知れません」

 上層部達は怖がって震えだす。

 そして軍服の男、デルタ王国軍エインヘリヤルの指揮官がミリーに聞いた。

「なんと…そんな事になっていたとは…
ちなみにミリー殿、この周辺の、ジャコメ村、そして、小さな集落ロックキャンプは無事でしたか?」

「先程、まさにそのジャコメ村が、魔族の村から来た魔族に占領されるところでした。
私共で蹴散らしたので今は無事ですが…しかし、また現れる可能性はありますね。」

「なんと!ならば一刻も早く冒険者、あるいは我が軍の兵をジャコメ村に派遣しなくては!」

「そうだ、いずれデルタ王国まで攻め込まれるぞ?」

 上層部達が騒いでいるが軍服が声を張りあげてそれを止めた。

「待て、まず気にするべきはジャコメ村の村人の安全だろう!
ちなみに村人達は無事だったのですか?ミリー殿!」

「今のところは被害は出ていません…
しかし人攫いの魔族も増えてきていますし。
確かに戦える者を派遣したほうが良いでしょう。
そして一番の問題はこれがジャコメ村だけではないという事です。
数は圧倒的に足りませんが、手を打たなければ大変な事になるでしょう。」

 ニュクスによる大規模な攻撃にて、この世の人工は10分の1以下、いや、100分の1に減ってしまっていた。

 魔族達は人間を滅ぼし領土拡大を狙っており、また歴史は変わろうとしていた。

 デルタ城での会議は、だいぶ長引いたが結論は出た。

 国王はデルタ王国の元勇者、冒険者にも依頼をし魔族に占領された村を取り戻せば報奨金を出す事にした。

 マゾ教からもメンバーを決めて、いくつもの村に行く事になる。

「はぁ…これではマゾ教本来の活動が出来そうにありませんね。
私達は冒険者派遣組織でもなければ、本来勇者でもないのですが…。」

 アンリエッタが幹部達に愚痴をこぼしている。

 彼女は調教師の魔族達にも協力を求め、周辺にそういった場所があれば知らせてくれとお願いした。


 ジャコメ村の外を何かから逃げるように走り回る少年がいた。

 彼はロックキャンプから走ってここまで逃げてきたようだ。

「はぁ、はぁ、あっちへいけよお前等!なんなんだ!」

 小さな少年を、ピンク色の小さなスライム、緑色の小さなスライムが追いかけている。

 足には紫色のスライムがへばりつき、少年の体力を奪っていた。

「うわあぁぁぁっ!!!
誰かあぁぁっ、お願い助けてえぇ!!」

 彼は兵士のいるジャコメ村を目指そうとする…しかし…

 走ってる最中、ついにバランスを崩し倒れてしまった。

 そしてスライム達は少年の服を溶かし全裸にしてしまう。

「ひいぃっ、やだ、やだぁっ、死んじゃう…
お願いスライムさんやめてぇっ!!!」

 少年は高い声で悲鳴をあげながらスライム達に体を覆い尽くされていく。

 少年の乳首、ちんぽにもスライムが張り付き離れなくなった。

「やめろよ!やめへぇ!
うわあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

 少年は悲鳴をあげるがペニスを吸い上げられ乳首を刺激され、なんと少年は精液を射精してしまった。

 死を覚悟し子孫を残そうとした本能がそうさせたのだろう、少年はその射精が今までに感じたことのないぐらい気持ち良かった。

 そして少年は泣きながらスライム達を引きはがそうとするが、しかし、少年の力では引き剥がせなかった。

「やめろよ、おい…
何やってんだよお前等…
うう…ぐすっ…」

 何より悔しいのはスライムの吸い付きが普通に気持ち良くて射精してしまった事だった。

 そして、少年の頭に声が響いてくる。

(あの兵士を殺しなさい、そうすればもっと気持ち良くしてあげる♪)

(クスッ♪ほら、気持ち良くなりたいんでしょう?
私達の言うことが聞けたら、最高の快楽を与えてあげるわよ?)

(私達ともっと遊びたいでしょ?
身体中トロトロにして、いっぱい可愛がってあげる♪)

 女のような声で、少年の体に張り付いたスライム達が言った。

 スライムの触手は少年のペニスをグルグル巻きにして、アナルにも侵入してくる。

「わかったから、スライムしゃまぁ、言うこと聞くかりゃあぁっ…♡」

「うふふ…可愛いわ」
「ほら、お仕事済ませちゃいましょ?」
「あの兵士を油断させて殺すだけ、ほら、あの剣を奪って突き刺すだけ」

 全裸の少年は、兵士のところまで泣きながら歩いていった。

「おい、どうした!
大丈夫か!?」

 体にスライムが3体も張り付いて、泣いている少年。
 兵士はただ事ではないと思い、スライムを引きはがそうとナイフを取り出したその時…

 ブシュッ…

 少年は兵士の腹に彼の腰から抜き取った剣を突き刺した。

 兵士の腹部は溢れ出る血で真っ赤に染まる。

「なんだと?
馬鹿な…何が…どうなって」

 兵士は倒れ、腹部から大量出血しながら死を迎えた。

(おおー、やったわ!)

 スライム達は巨大化し兵士の体を包み込んで、彼の体を溶かしていき完全に消化した。

(偉いわよ少年、ご褒美あげちゃう♪)

(アナルもちんぽもトロトロにして、この快楽無しじゃ生きられない体にしてあげるわ…♡)

 そして、またスライム達は少年の体に這って移動し、乳首やちんぽに張り付いてきた。

「あぁんっ、スライムしゃまあぁぁっ、ひゃああぁぁぁっ…♡♡」

 少年の乳首の中に紫色のスライムが進入し、ピンク色スライムはちんぽの尿道に進入して来る。

 緑色スライムは彼の体を這い回り、皮膚をなぞるように刺激を与えてくるのだった。

 そのあまりの刺激、気持ちよさに、少年は涎を垂らし、アクメ顔を晒しピクピクしていた。

「いっくううぅぅぅっ!!!」

 そのまま、体を小刻みに震わせながら、少年は二度目の射精をしてしまった。

 しかし終わらない…

 スライム達はまた、少年に囁いてくる。

(次は弱そうな村人達からいこっか…♪
いっぱい殺せば殺すほど、気持ち良くしてあげるわよ?)

(気持ちいいのは幸せだよね?
言うこと聞いてくれたら、お姉さん達がもっと気持ち良くしてあげるよ?)

(ほら早くしなさい?やらないなら私達、帰るわよ?)

 その言葉に少年は大慌てになり、スライム達に少年は言った。

「あぁっ、まってぇ、スライムしゃまぁっ、僕のおちんぽもアニャルももっと滅茶苦茶にしへぇ…
何でも、言う通りにするからぁ…」

(ふふっ…♪
だったら、わかってるわね?)

(早く行動で示しなさいよ少年)

(死体は私達が片付けてあげるから、君は何も心配しなくていいの)

 スライムに焦らされた少年は全裸のまま兵士から奪った剣を持ち、老人や子供の家から襲撃に行った。

 次の日…

 少年は昨日殺害した老夫婦の家で眠っていた。

 老夫婦の死体はすでに緑、ピンク、紫のスライムが食べてしまって証拠は隠滅されている。

 
 少年が目を覚ますと目の前にはスライム達が冷蔵庫の中の食べ物を食べていた。

「あら、お目覚め?」
「君、また勃起しちゃったのぉ?」
「ヘンターイ♪朝からおちんちん勃起させちゃって、人間の男の子ってみんなこうなのぉ?」

 スライム達は僕の体に覆い被さり、大きくなって全身を包み込んだ。

 その安心感、気持ちいい感触に少年は恍惚の表情を浮かべている。

(ああ…落ち着く…凄く気持ちいい…)

「朝からこんなに興奮しちゃって…いやらしいわね♡」
「お姉さんに包み込まれるのが気持ち良くてたまらない?」
「ほ~ら、君の耳の中も犯しちゃう♡」

 スライムの触手が伸びて、少年の耳の中に侵入して奥の奥まで入って来る。

「あわわわ…あう…気持ち良いれしゅ…スライムしゃまに包まれるだけで僕幸せ、僕もう何もいらない…」

 少年はもうスライム達の虜になっていて、スライムに与えられる快楽無しでは生きられない体になっていた。

「ところで君名前は?」

 少年はスライムに包まれながら、力の抜けた情けない表情で答える。

「イチタれす、ロックキャンプ出身の10歳でしゅ…」

「やっぱり、まだ子供なんだ♪」
「可愛い~♡」
「イチタ君よろしくね♡」

 そしてしばらくするとスライム達は離れてなにやら会話を始める。

 スライム達は全裸のイチタを見ながらヒソヒソ話していた。

「あの、スライム様、何を…」

「ふふっ、気になる?」
「イチタ君があまりにも可愛いから女の子にしちゃおうかなって♡」
「私達はスライムだから、性別はないの、だから男にも女にもなれるのよ?」

 スライム達3体が合体しこねるように形が変わっていく。

 それらはやがて、形が定まって、人型に固定される。

 肌は皮膚の色に変わり、よく見ると、昨日食べた兵士のおっさんの姿になっていた。

「ひいぃっ!!
スライムさん、やだっ、その人…やだぁっ…」

 兵士は口角をつり上げてイチタを押し倒した。

「昨日は俺を殺しておいて、なんだその態度は…
おい、何か俺に言うことがあるんじゃないのか?」

 スライムが昨日のデルタ王国から派遣されてきていた兵士になりきろうとする。
 イチタは青ざめた表情で震えていた。

「ごめんなさい、ごめんなさい…
あの、許して下さい…」

 イチタは兵士の姿のスライムに謝った。

「駄目だな、人殺しは大罪だ、君は過ちを犯した、これはもう罰を与えるしかない」

 兵士は服を脱ぎはじめ、ズボンのチャックから大きなズル剥けのペニスを晒し、イチタに見せつけた。

「ほら、しゃぶれ!
心を込めてご奉仕するんだ、射精するまで終わらないからな!」

 イチタは目の前のペニスを見て吐き気を覚えてしまう。

 しかし彼は僕の鼻をつかみ口を開けさせ、汗臭いペニスを無理矢理口内にねじ込んで味あわせてきた。

「おえっ、ううっ、やだぁっ、スライム様やめへぇ、気持ち悪いです」

「おお…いいぞ!
なかなか良い口マンコだ、もっと吸い付いて尿道に溜まった精液を吸い出すようにしろ」

 彼は僕に玉を舐めさせそして髪の毛を鷲掴みして口の中に勃起したペニスをねじ込んでくる。

 スライム様の化けた姿なのに汗臭いペニスの臭いもするし、まるで本物みたいだった。

「ふえぇ…許しへぇ…
あむっ、ちゅっ、んっ、あむんっ、はむっ、はむ…
じゅるるるっ…」

 ちんぽにむしゃぶりつくと彼は意地悪い表情で僕を見下ろしていた。

「いいぞイチタ、もう命令されれば男のペニスでもしゃぶってしまうんだな。
このホモガキめ、恥ずかしくないのか?ええ?」

 イチタを押し倒し、彼は頬を素足で踏みつける。
 中身がスライムとわかっているとはいえ、自分より大きい成人男性に踏みつけられて不快感が増してきていた。

「ほら、足の裏を舐めろ、出来ないなら俺は帰るからな?」

 その言葉にイチタな恐怖を感じ、慌てて彼の足にすがりついた。

 そして頬ずりをしてしまう。

「スライム様、捨てないでぇ、何でもする、何でもするからぁ…
ちゅっ、んむっ、ちゅ、れろっ、れろっ」

 イチタは男の足の裏に舌を這わせ、彼の機嫌を伺いながら舐めていく。

 兵士を操作するスライム達はクスクスとイチタを見て嘲笑っていた。

(ふふっ…可愛いわ♡)
(この調子で男のちんぽ中毒にして奴隷商人にでも売り飛ばしちゃう?)
(それ良いわ!
人間の男の子の奴隷、高く売れるんじゃない?)

 内部で操作する三匹のスライムは、悪巧みするかのように目の前の少年をギラついた目で見下ろしていた。

 そして、しばらくすると彼はペニスを扱きだしイチタに言った。

 イチタは今も、汗と足の臭いに吐きそうになりながらも、足の裏を必死で舐め続けている。

「ほら、顔を上げろ」

 男は椅子に座っていたが立ち上がり、そして扱いているペニスを向けてくる。

 そしてそれは、限界を迎えイチタの顔面に向かって大量のザー汁を容赦なく発射した。

 どぴゅっ、どぴゅっ、どぴゅっ

 イチタの顔面に真っ白で濃い精子が吐き出され、ぶっかけられてゆく。

「ひぃぃぃっ、やだぁ、何するんですか」

 無言で精液を顔面にぶっかけられたイチタは目を瞑り涙を流していた。

 すると目の周りをスライムはティッシュで拭いてくれる。

 イチタが目を開けると目の前には見たこともない美女が拭いていた。

「ふふっ、イチタ君、よく頑張ったわね♪」

 どうやらスライム様は兵士の男の姿から女の姿に体を変化させたようだ。

 この辺では見ないような、何処かの国の王女みたいな雰囲気も漂っている。

 そんな、彼女がイチタを抱きしめ、膝枕してきた。

「ああぁ…お美しいです、スライムしゃま…」

 まさに飴と鞭だ、こんな事を続けられれば、僕は壊されてしまうだろう。

 少年イチタは疲れ果て、その場で眠りについた。


 デルタ王国に派遣されたエインヘリヤルという兵士達、彼等はジャコメ村に入るとその異変に言葉を失った。

 村人達は無数に沸き続けるスライムに脅え逃げ回っている。

「おい、こっちだ!」

 スライムから逃げ回る老婆が、兵士の後ろに隠れる。

 しかし…

 兵士の心臓に後ろから包丁が貫通する。

「上手くいった」
「そうじゃな、人間に化け油断させればこんなものよ」

 老婆は包丁で助けに来た兵士の心臓を刺していた。

 そして水色のスライムに変化して、兵士を包み込み、やがて消化する。

 今回デルタ王国から派遣されてきたヴァルキリーはスライム達を倒していた。

 雑魚スライム達は炎魔法に弱く彼女の初級炎魔法でも焼き尽くし十分倒せていた。

「この数、明らかに異常ですね…
村の中に彼等を仕切るボス級の魔族がいてもおかしくありません。」

 兵士達がざわめき、向こうのほうで、兵士のひとりが老婆に化けたスライムに殺されたと騒いでいる。

「わかりました、それでは、生き残りの人々をまずは捕縛して、拘束魔法をかけ、一カ所に集めておいてください。」


 スライム達のペットになった少年イチタは、村を逃げ出していた。

 スライム三匹は少年のリュックに入り、何故か走らされている。

「ほら、走りなさい」
「鮮血のヴァルキリーが来てるわ、今の私達では勝ち目など無い」
「さっさと力を取り戻し、進化しなければ」

 そこに見たこともないスライム達がやってきた。

「女王様、私達が足止めします、どうかその間にお逃げください。」

「わかったわ、あなた達も、死なないようにね?
動ける者は、後から私達を追って来なさい」

「はは、お任せ下さい」

 何故かイチタのリュックに入った3体のスライム達が女王様と呼ばれていた。
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