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魔神復活編
ニュクス過去編 地獄と天国
しおりを挟む───遙か昔───
旧ミュッドガル帝国
この国は一部貴族のみを優遇し庶民を犠牲にして成り立っていた。
そんな優遇される貴族の一人パウロは性奴隷を大量に買い占めていた。
彼は身分の低い魔族の雌奴隷を飼って性欲処理の道具にしている。
今日もニュクスという魔族の女を調教していた。
「うっ、良いぞ、その調子でわしのペニスをもっとくわえこめニュクス、一滴もこぼすんじゃないぞ!
ううっ…いくっ…!」
彼は口の中に精液を発射し、彼女も黙ってそれを飲み干した。
「ふぅ、まあまあだな。
まともなご奉仕が出来ないなら、お前も殺処分だ、覚えておけ」
生きる希望もないまま、彼女は檻の中に戻る。
檻の中には20人程の他の女魔族がいた。
エルフ、ハーピー、サキュバス、悪魔、ラミア等…
皆、檻に押し込められ冷たい床で眠りにつく。
首輪が怖くて皆、彼に脅え逆らえなくなっていた。
次の日、いつものように魔族の女達はパウロの屋敷の外で朝から強制労働をさせられている。
しかし、いくら働こうと奴隷に給料など出る筈もなかった。
食事もほとんど与えられなかった。
パウロ達貴族は国から毎月、特別な支援金を貰っているため金に困ってはいない。
食わそうと思えば奴隷に十分な食事を取らせる事も可能だった。
にもかかわらず、奴隷を働かせ、苦しむ姿を嘲笑うのがパウロの趣味の一つでもあった。
彼によれば魔族はかつて人類を支配した邪悪な存在で「心が汚れている」らしい。
「心の綺麗な人間である我々が貴様ら魔族を躾て鍛え直してやる」と、そんな事を毎日のように言っていた。
パウロに逆らえば奴隷用の首輪が発動する。
内部から毒の刃が首を貫き死に至るそうだ。
故に彼女達魔族の性奴隷は主人のパウロに誰一人として逆らえなかった。
それから、時々仲間の過労死、虐待死を目の当たりにしながら数年を過ごした。
そしてある日…
屋敷に侵入者が現れた。
「奴隷共、今だけ魔法の使用を許可する、わしを守れ!
そして侵入者を逃すな!
殺してもかまわん!」
パウロは声を張り上げているが内心脅えていた。屋敷に侵入したのは魔王マモンだったからだ。
マモンは人類を見下し滅ぼそうと考えている存在。
彼は窓を破り、背中の羽で空を飛びながらパウロの屋敷の中に入ってきた。
「下等種族の分際で、我等魔族を奴隷にするとは何事か!
この強欲の魔王マモンが貴様に天罰を与えてくれる!」
性奴隷の魔族達はパウロに命令され、マモンに向かって初級魔法を発動し狙い撃つ。
彼に向かい火の玉や氷の刃が飛んでいった。
しかしマモンは目の前から消えてしまう。
「何処に行った??」
そして次の瞬間、マモンはパウロの背後に出現し、彼の心臓を剣で貫いた。
「ぐ…貴様…」
「消えろ、下等種族」
「ぎゃあああぁぁぁぁっ!!!」
マモンが魔力を込めるとパウロは悲鳴を上げながら体が破裂した。
主人が死んだ事で、性奴隷だったニュクス、エルフやサキュバスなどの魔族達も首輪が外れていく。
「あの、マモン様、私たちは…」
「この中に水魔法が使える者はいるか?
いたら水魔法を使いながら、我等の通ってきたこの先の火で包まれた道を走っていけ。
そうすれば俺の部下と合流できる。」
「ありがとうございます…」
魔族達はマモンに頭を深く下げて、火の道を走っていく。
彼はまだやることがあるらしく別の貴族の家を襲っていた。
ニュクスは火の道の中を逃げていく。
水魔法で火を消しながら先へと進んでいた。
するとようやく先が見え、そこにはマモンの部下らしき魔族がいた。
「よく逃げてこられた同胞よ、ここまで来ればもう安心だ」
氷の槍を持ったディアボロスという悪魔が立っていた。
後ろにはレッドドラゴン、トレント、ハーピー、インキュバスなどがいた。
逃げてきたニュクス達は、ここでマモンの軍に保護されたのだった。
──それから100年──
ニュクスはマモンの部下として行動しているうちに、エレボスという悪魔の魔族と仲良くなる。
やがて二人は恋人となり、結婚まで考えるようになった。
月日は流れ、二人は結婚し子供が生まれる。
そして生まれたのが「タナトス」だった。
ニュクス、エレボスはマモンの部下として戦いに出されることはあったものの…
部下思いのマモンは最前線で一人で戦いを挑む事がほとんどだった。
故に部下達は回復などの補助ばかりで戦いに巻き込まれ傷を負う事はなかった。
しかしある日、突然事件は起こる…
まだ8歳前後の幼少期のタナトスが森の中で迷子になってしまう。
マモンに相談すると全軍でタナトスを探すことになった。
「タナトス!」
「探したわよ、もう、心配したんだからね?」
父のエレボスと母のニュクスがタナトスを発見する。
しかし、彼女の後ろには忍のような格好の男が数人いた。
「彼女を返して欲しければ黙って我等に従い付いてくるのだ」
タナトスの首には、逆らうと毒が回る奴隷用の首輪が付けられており、タナトスは脅えていた。
「お母さん…お父さん…ごめんなさい」
涙目になりながら、こちらを見るタナトス。
そして、二人は忍者のような奴らの後を付いていった。
──ミュッドガル帝国──
人間でありながら部下の寿命を奪うスキルを使い千年も皇帝を続けているミュッドガル・アジール。
彼は、連れてこられたニュクスとエレボス、タナトスを見て意地悪い笑みを見せた。
「ご苦労だったな、下がれ」
アジールが言うと、忍者のような集団は何らかのスキルでその場から消えてしまった。
エレボス、ニュクスもここに連れてこられる前に既に首輪を付けられていた。
「ふむ、余の奴隷に男は必要ない、死ぬがよい!」
腰に付けた聖剣デュランダルを抜き、アジールはエレボスを真っ二つに切り裂いた。
「あなた!!」
「お父さん!!!」
即死だった…
タナトスもニュクスもあまりの出来事で言葉を失い思考が停止する。
「うむ、良い切れ味だ!」
ニュクスとタナトスは絶望し涙を流している、そんな二人の前に腰を下ろし。
「お前達二人は今日から余の性奴隷だ、逆らったら死んで貰う」
アジールが怖くて、泣きながら二人の母子は頷いてしまう。
それから、タナトスとニュクスはアジールやその部下に毎日のように性的な奉仕をさせられた。
娘にだけはさせたくないニュクスが二人分の仕事をしようと庇うものの、結局は取り上げられタナトスもミュッドガル帝国軍の兵士や戦士達に犯されてしまう。
「お願いです、やめて下さい!娘だけは!」
「がははっ、気持ちいいなぁこの肉オナホは!」
「あぁっ、お母さん痛いよぉ、痛いっ…!!」
膣から血を流しながら兵士に犯されるタナトス、それを見てニュクスは怒りに震えていた。
しかし、逆らえば二人とも即処刑と脅されており、何もやり返す事は出来なかった。
そして性欲処理の仕事が終わると檻に戻される。
一日二回、食事を運んでくるメイドも私達親子を嘲笑いバカにする。
陰口もかなり多く「ああはなりたくない」とか、聞こえてくる事が結構あった。
兵士と戦士に犯され疲れ果てた娘タナトスを見ると涙が溢れてくる。
ニュクスの人間への怒りは増すばかりだった。
──そして二年経過───
ニュクスとタナトスは今日も兵士達に犯されていた。
「ああ…今日も突いて下さって、とても気持ちいいですっ、ありがとうございますっ…♡」
「あぁんっ、いいっ、兵士さんのおちんぽ、気持ちいいよぉっ…♡」
母娘揃って兵士に犯されてよがり狂っていた。
性欲処理に慣れた彼女は兵士達を喜ばすテクニックも言葉も覚え、媚びて、尽くす事も出来るようになっていた。
──そんなある日──
アジールに「飽きた」と言われ、タナトスとニュクスは突然処刑される事となった。
処刑が決まってから三日、実は食事も運ばれて来ていない。
母娘は痩せ細り、動けなくなっていた。
「やだ…やだよぉ…
私達…殺されるなんて…」
「タナトス…大丈夫よ、あなたは死を操れる能力を持っている…
もしかすると貴方だけは助かるかも…
どうか、私が良なくなっても強く生きて…」
そして扉が開く。
「今から貴様等の処刑を行う、付いてこい」
首輪にリードをつながれ、タナトスとニュクスは王室の前に連れて行かれる。
その途中、リードを引く兵士達が「ちっ、勿体ねぇなぁ」と愚痴をこぼしていた。
タナトスもニュクスも涙を流しつつ感情がなくなっていた。
王室の中では既にアジールの前に新たな奴隷達が首輪をはめられ、小さな檻に入れられていた。
中にはエルフ、ハーピー、サキュバス、スライム、獣人、水の精霊、そして人間にしか見えない女が入っていた。
「やれやれ、こんな場所にボクを閉じこめるなんて…
こんな事をした挙げ句、ボクを性奴隷にするだと?
笑えてくるな、あっはっはっ…♪」
見た目人間に見える、金髪ショートボブのゴスロリ系の服を着た美女が笑っている。
「まったくなのです♪
ヴィクトリア様を捕らえるなど、万死に値するのです☆」
水の精霊も首輪をはめられているにも関わらず、笑いながらヴィクトリアと話している。
「貴様等!黙れ!
今すぐ処刑されたいか!」
王室の兵士が剣を持ち出してくる、しかしアジールはそれを止めた。
「まぁ待て、彼女は人間にしか見えぬが聞けば悪魔という。
それに、これほどの美女、一生のうちにお目にかかれるかどうか…
まずは性欲処理を徹底的に覚えさせ、快楽漬けにした後、状況次第では余の妻にしてやってもよいぞ?」
それを聞いた金髪美女が悪い笑みを浮かべていた。
水の精霊は「ぷっ」と吹き出していたが、ヴィクトリアに睨まれ黙ってしまった。
そして、アジールはニュクスとタナトスのほうにようやく向き直る。
「そうそう、こちらがまだであったな…
いらなくなった性奴隷は処分しなければ…
お前達も見ておけ、余に逆らえばこうなる事をな!」
ニュクスとタナトスは座らされた。
そして、後ろに刀を持った兵士が立つ。
「やれ!!」
兵士は母娘の首を切り落とそうとする。
「お母さん怖いよぉ!!」
タナトスは切られる前に目から涙を溢れさせ泣き叫んだ。
すると、ニュクスはタナトスに向かって精一杯の笑顔で微笑み、心の中で言った。
(タナトス、私が弱くて、ごめんね…)
彼女は謝りながら、死を覚悟していた。
しかし…
いつまでたっても刃が首を切断する事はない。
タナトス、ニュクスは目を開ける。
すると目の前の兵士は灰になって死んでいた。
「ぎゃあぁぁ!!」
「なにが起こって!」
アジールは人が灰になる光景に驚いて、そこから逃げ出した。
「まったく…何の面白味もない奴らだ…クソ虫め…」
「あ、本音が出ちゃったのです…
ところでヴィクトリア様、この後どうします?」
話している金髪美女と水の精霊を見ると、二人の首輪は消滅していた。
それどころか檻まで消滅し、サキュバス、スライム、エルフも、ハーピーも、獣人も、皆驚いていた。
「とりあえず、彼女達を保護して、マゾ教に帰るとしよう。」
「流石ヴィクトリア様、ボクも、あなたに一生付いていくのです☆」
ヴィクトリアはニュクス、タナトス、それから一緒に閉じ込められていた奴隷の方へ向き直る。
「解除」
そう一言、彼女が言うだけで、皆の首輪が割れて地面に落ちた。
「あぁぁぁ…」
「ありがとう…」
「助かりました…」
他の奴隷達が泣きながらヴィクトリアにお礼を言っていた。
そして彼女はニュクス、タナトスのほうへ歩いてくる。
目の前まで来ると、ニュクス、タナトスの頭を撫でながら抱きしめて言った。
「辛かったね、でもよく頑張った。
ボクが来たからにはもう安心だ。」
この時、タナトス、ニュクスにとって、彼女は神にすら思えていた。
──デルタ王国───
デルタ王国内のレッドタウンという場所にあるマゾ教。
ニュクスとタナトスはそこに招かれた。
大司教であるヴィクトリアに話を聞くとここでの会員はアルファ会員とベータ会員に分けられるそうだ。
また、調教師という存在と幹部という存在がいて、ここは悪さをした人間を裁きそれを楽しむ場所だと言う。
人気イベントの「死刑囚殺戮ショー」には、タナトスとニュクスも驚いて口をポカーンと開けて固まっていた。
「ヴィクトリア様、調教師になるには資格などあるのですか?」
「そうだな、まず強くならなければならない。
何があっても死刑囚に負けないぐらいにはね。
ただ、アルファ会員になれば個室を予約しベータ会員を調教する事は出来るよ。
罪の重い犯罪者なら間違って殺してしまっても構わない」
ニュクス、タナトスはヴィクトリアの説明を熱心に聞いていた。
そして夕食。
夕食は豪華な食堂で、出された料理のあまりの美味しさに二人は涙を流していた。
「お母さん…美味しいよぉ」
「そうね、タナトス、良かったわね」
二人は泣き出してしまい、ウェイターが慌てていた。
「これから何時でも食べれるから、安心しなさい。
君達の心の傷が癒えるまで、いくらでもここに居てくれていいから」
優しい言葉を受け、二人は頭を下げていた。
そして次は風呂だ。
タナトスとニュクスは見たこともない広い風呂に驚いている。
いったいどれほどの金がかかっているのか怖くなるほどの風呂だった。
母娘は奴隷生活で、ほとんど食事も与えられず風呂も入れなかった。
体の汚れを落とすには檻の中のシャワーを使うしかなかった。
故に、ここが天国に見えていた。
「もう、兵士に奉仕しなくていいんだね…」
「そうねタナトス…全部、ヴィクトリア様のおかげよ…」
二人は風呂の中で少し泣いた後。
その日は個室に案内され眠りについた。
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