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ストーリー

お仕置きされる翔太

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 陰間茶屋には軍の関係者も来るそうで男の客も一定数いるそうだ。
 僕達家畜奴隷は働けば衣食住は保証されて処分、つまり処刑をされる事はないらしい。
 おそらくここ、国の機関ではないだろうし、本来勝手な判断での処刑(殺人)など許されるはずがないのだが、あちらの世界から拉致された僕達奴隷には人権はないらしく、気分次第で処刑されても仕方がないそうだ。
 話を聞けば聞くほど怖くなって、体の震えが止まらなくなってくる。
 まるで地獄に放り込まれたようなそんな気分だ。

「薫さんには待機しろって言われたけど気になるなぁ…」

 日が暮れて、夜になった頃、行灯の明かりが部屋を照らす。
 各部屋から声が聞こえ賑わい、客で溢れかえるのがわかった。
 僕はこっそり、和風の廊下を歩いて周りの部屋、音を聞きに行く。

(ちょっとだけなら…)

 一番近くで接客している部屋の襖を少し開けて覗くと、そこでは僕より少し歳上ぐらいの男の子がおじさんのペニスを口にくわえていた。
 相手は油ぎったおじさんで、まるでガマガエルのような体型、そんな彼のペニスを口に含み奉仕をしている姿を見て、僕は吐き気がしてきた。

(おえっ、気持ち悪い…)

 僕は吐き気を覚え、障子を閉めると、逃げるように別の部屋に向かった。
 するとそこからも声が聞こえてくる。

「あんっ、あんっ、気持ち良い…♡」

 何やら知ってる声がする…

 僕は障子を音がしないように開き、こっそり覗く。
 するとそこには昼間、僕に部屋に待機してろと言った僕の世話役の男唱でもある、薫さんだった。
 見た感じは着物がはだけ、10代後半ぐらいの美女が正常位でエッチをしているようにしか見えない。
 相手は筋肉質なおじさんで、薫さんを女として抱いていた。

「はぁ、はぁ、いいぞっ、そろそろイキそうだっ!中に出しても良いか?」
「ぁんっ、いいっ、デネブ様、出してぇ!」

 彼は相手の名を呼びながら、感じ続ける。

 こっそり覗いているのはバレてないと思ったのだが、正常位で突かれ続ける彼の目は僕のほうを…冷たい覚めた目で睨んでいるのを察してしまった。

(ひいぃっ……)

 僕は障子を音がしないように閉じて、逃げるように部屋へと戻り、そして震えていた。

(やだっ、いやだ、あんなっ、お尻や口でっ、ちんぽに…汚い、気持ち悪いよ…)

 正直言うと、心の何処かには、相手が女性だったらと言う期待はあった。
 ここに来る前の黒姫、紅葉、桔梗、皐月、あるいはその他のお姉さん。
 全員酷く虐めてはきたが相手が美しい女性という事もあり、ここまでの不快感はなかった。

 僕の頭には、筋肉質のおじさんに抱かれる薫さんの姿が目に焼き付いている。
 それに、あの冷たい目…もし…バレていたとしたら?
 もし、女将に言われてしまったら?

(まさか、昼間見た…あの…)

 そう、昼間中庭で木に縛り付けられ首を跳ねられた男の姿が思い浮かぶ。
 泣き叫びながら和服の若い女達数人に囲まれ首を切り落とされた青年。

 こっそり部屋を俳諧してた事をバラされでもしたら、僕も同じ目に遭うのではないかと恐怖で震えていた。

(ああ…怖い、怖いよ…
誰も助けてくれない、もう逃げ場なんてない…
僕は…僕は…)

 それから少しの間、行灯の照らす薄暗い部屋で泣き続けた。
 しかし、当然、誰かが慰めてくれるわけでもなく、僕は独りぼっち。
 気になるのは、夜、本当に彼、薫さんが来るのかという事だ。


 ──深夜3時頃──

 襖が開き、寝付けなかった僕は布団から起きあがりそちらを見る。

「ん…??薫さん??」

 昼間とは雰囲気の違う彼にビビりながらも、電気をつけて、そちらを見た。
 昼間よりも胸元ははだけ、発情したように呼吸が荒い、しかし目つきは明らかに僕を睨んでいた。

「さっき覗いてたでしょ、アタシ気付いてたんだから…」
「はい…ごめんなさい…」

 頭を下げるものの、彼女の表情が戻ることはない。
 それどころか、ますます怒りが増しているような感じがした。

「あのねぇ、もし覗いてたのがお客様や女将、警備の女性の目に止まったらきっと処刑されるわよ??わかってんの??」
「わかってなかったです…ごめんなさい…」

 おそらく警備担当とは、あの刀を持っている女性達の事だろうと察した。
 逃げ出す男性従業員を斬り付け処刑するのも仕事の一つなのだろう。

「駄目ね、事の重大さがわかっていない…あんた死ぬところだったのよ?
罰を刻む為にも、今日は私が翔太君にお仕置きするわ?いいわよね?」
「は…い…」

 そして彼は、縄を取り出して全裸の僕をM字開脚にして、手足を縛り上げた。
 ちんぽ、金玉、お尻の穴が丸見えで恥ずかしい。
 そもそもこんな縛り方、一体どこで覚えたのかと思うほど見事な手際で僕を縛り上げていった。
 そして次に、洗面器と浣腸器、それから何かの液体を見せられる。
 聞くとそれは、浣腸液だそうだ。

(まさかソレ…僕のお尻に入れるつもりじゃ…)

「やだっ、薫さん駄目…」
「これは必要な事なの…本来なら自分で出来なきゃいけない事だから覚えておきなさい?」
「え…じゃあ縛らなくても…」
「これはお仕置きだからね、今日は翔太君の恥ずかしい姿を見せて貰おうと思って…♡ふふふ…♪」

 彼は楽しそうに洗面器に入った透明の液体、浣腸液を巨大なガラスの注射器で吸い上げると、お尻に近づけてくる。

「あんっ、駄目…薫さん、恥ずかしいっ…」
「恥ずかしいのがいいんでしょ?この変態!」

 パシーンッ!!!

 その瞬間、部屋中に激しい音が響き渡り、僕はびっくりして言葉を失った。
 どうやら頬を思いっきり平手打ちされたらしい。
 頬から激痛が走り、僕は何が起こったのかわからないと言った間抜けな表情をして思考停止に陥った。
 しかし、その頬の痛みで現実に引き戻される。
 女装しているとは言え10代後半の男子に力一杯、頬を叩かれたわけだ。
 実際その威力は凄まじく、僕の頬は真っ赤な手形が付いて、涙を流していた。

「ごめんなさい…許して下さい…」

 昼間は優しそうかもと思った薫さんだったが、やはり怖くて僕はビクビク震えだした。

「だったらおとなしくしなさい、アタシに身を委ねて全て受け入れるの…いいわね?」
「は…い…」
「じゃあ、力を抜いて?」

 僕は迫り来る浣腸器を受け入れるよう力を抜く、するとお尻の肛門周囲にピタッと浣腸器の先端部分を押し当てられた。
 僕は思わずピクッと体を奮わせていやらしい声を漏らしてしまう。

「あぁ、ぁんっ、恥ずかしいですっ…」
「翔太…今からお前の為に稽古をしてあげるわ?
今だけアタシをお客様だと思って、ご主人様と呼びなさい?いいわね?」
「は…はい、ご主人様…」

 浣腸器の先を先ほどから肛門周囲に当てているのはわざとだろうか…
 何故か直接入口に入れてくれず僕は困惑していた。

「あの…ご主人様…」

 不安そうな僕の声を聞いて言いたいことがわかったのか、彼は僕の菊門の穴に、浣腸器の先端部分を挿入してきた。

「ひぁぁっ…あぁぁぁ」
「翔太、今日は優しくしないから覚悟しな?
アタシが良いって言うまで零すんじゃないわよ?」
「は…はいぃっ、ご主人様…頑張ります…」

 そうして彼は浣腸器から中の液体を押し込んで来る。
 すると、その浣腸液が僕のアナルへ、腸の中へと入ってくるのがわかった。
 僕は息んで、液を漏らさないように耐えてみる。
 
「漏らしちゃ駄目よ?
それじゃ、もう一発、飲み込みなさい?」

 彼はまた、瓶に入った浣腸液を、またガラスの注射器で吸い上げている。
 そしてそれは、僕のアナルに当てられ二回目の挿入が開始された。

「うぐっ…うっ…」
「どお?もうお腹いっぱい?でもまだ出しちゃ駄目よ?
出す時はアタシがいいって言ったとき…それまで我慢しな?」

 M字開脚で身動きが取れないまま、僕のお腹は膨らんでタプタプになっている。
 彼は大きくなった僕のお腹を、やさしく撫でてそして自分の着物の帯を解き始める。
 そして彼は、M字開脚で縛られた僕の前に上から見下ろすように立つ。
 そして着物をめくり、勃起した男性器を見せつけてきた。

「さて、アタシをイカせたら、その浣腸液、洗面器に出して良いわよ?
でももし、イカせる前に出したら思いっきりビンタするからそのつもりで」
「そ…そんな…」

 しかし大人サイズの勃起ちんぽを顔に近づけられると、僕は怖くなって避けてしまったのだ。

「あらお前、ご主人様のちんぽが怖いの?
これからは毎日お客様にご奉仕しなきゃいけなくなるのに、そんなんじゃ駄目でしょ?
ほらっ、たっぷり男のちんぽの臭いを嗅いで今から慣れなさい?」

 髪の毛を捕まれ、鼻の穴に勃起した男性器を近付けてくる。

「うぐっ…臭い…」

 すると、その瞬間、平手打ちが飛んできた。

 パシィィィッン!!!

「え…???」

 僕の涙線からは涙があふれ出し、頬を叩いた彼に恐怖していた。
 彼は怒った表情で僕の髪の毛を掴んだまま睨みつけて言った。

「臭いなんて言っちゃ駄目よ…お客様に失礼でしょう?
ねぇ、謝罪しなさい?」
「うっ……うぅっ…ごめ…ごめん…なさい…ご主人様ぁ…」

 そんな僕の反応に彼は薄笑いを浮かべながら興奮してるように見える。
 彼は勃起した男性器を僕の腫れた頬に擦り付けると、笑顔で言った。

「そう、それでいいの…
もう臭いなんて言っちゃ駄目よ?」
「は…い…」

 一体何をやってるんだと思いながらも、逃げ場がないことだけは理解し、僕は抵抗するのをあきらめた。
 そして僕は自分から彼の勃起した亀頭に鼻を近付けて臭いを嗅ぐ、すると男性器独特の臭いがして変な気分になってきた。

「ほら、舐めな?
どうすれば気持ちよくなるか考えながらご奉仕するの、出来るわよね?」

 彼は僕の頬に、ペチペチと勃起した男性器を叩きつけている。
 不快感はあったが、僕は表情を無くして誤魔化し、男性器にゆっくりと舌を伸ばした。

「はむっ…はむっ、はむっ…」

(あぁ…これが、ちんぽの味なんだ…僕のより大きい大人の男の人の…ちんぽの味…)

 少しずつ口に含み、唇でくわえる僕を見て彼は僕の頭を撫でていた。

「そうそう、もっと舌を使って奉仕しなさい。
お前は今お客様の肉便器なんだから」

 僕は舌を伸ばしながら、アイスキャンディを舐めるかのように、竿の部分から、亀頭まで舌を這わせ舐め回していく。

 そして…

「ぎゅるるるぅっ…」

 お腹が鳴った…

 つまり浣腸液が効いてきたのだ…。
 このままでは漏らしてしまうかも知れない。

「ほーら、早くご主人様をイカせましょうね?
漏らしたら酷いわよぉ?」

 僕は、覚悟を決めて、彼の勃起したペニスの先端を口に含み、舌で舐め回した。

「ちゅくっ、ちゅっ、じゅっ、じゅるっ」

 口の中に雄臭い臭いが充満し、僕の鼻の奥を刺激してくる。
 しかし早くしないとお尻のほうが限界になりそうで、僕は彼のモノを舐め回していた。

「ふふふっ♪初めてにしては上出来よぉ?
でもぉ、アタシお前と違って早漏じゃないしぃ、そんなんじゃイケないわよ?」

 意地悪な事を言われながらも、僕は彼のペニスを口に含み舐め回す。
 大きすぎて完全には入り切らないので裏筋や亀頭を少しだけ口に含んで舐め回したり、手で握って扱いたりした。

 そして5分が経過する…

「ぎゅるるるるるぅ…」

 お腹の中はさらに音が鳴り、浣腸液を出したくてたまらなくなる。

「あぁ…ご主人様…もう、そのっ…」
「まだアタシが射精してないんだけど?
お前の下手なご奉仕じゃイケないんだけど、どうするの?ねぇ漏らすの?
漏らしてウンコも浣腸液もここでぶちまけるの?」
「あぁっ、違うのぉ、ご主人様ぁ…お願い…僕頑張ってご奉仕しますから…
ですから、射精してください、お願いします…」
「だったら、もっと心を込めてお客様を楽しませるご奉仕をしないとね?
ほら、どうすればいいか自分で考えてやってみな?」
「はい、ご主人様ぁ…あむっ、じゅぷっ、じゅぶっ、うっ、ううっ」

 僕は小さな口で彼の勃起したペニスを無理矢理くわえ込み、根本を手で扱きながら微笑んでみる。
 舌を這わせ、吸いつくようにしながら勃起ペニスを刺激していく。

「はむっ、ちゅっ、どうですか?気持ちいいですか?」
「まぁまぁね、でも…さっきよりはマシな奉仕になって来たわよ♪
ほらぁ、もっとアタシのちんぽ気持ち良くしなさいよ!
アタシがお前にどういう表情を求めていて、どんな奉仕をして欲しがっているか考えて、尽くすんだよ!」
「はい…」

 僕はお腹がギュルギュルと音を立てている、正直もう限界に近いのがわかった…

 そもそも考えてみれば薫さんも薫さんで酷いよ…わざと我慢しているようにも見える…

(まさかこれって、僕に漏らして欲しいんじゃ…)

 彼は僕が漏らすのを待っていて、それを理由に何か企んでいそうな気さえする。

(お仕置きするのが薫さんの望みなんじゃ…)

 嫌な予感がしてたまらないが、お尻に、力を入れて漏らさないように苦しみながら彼のペニスを高速で扱きあげる。

「ご主人様…出してください、お願いします…」
「何よその泣きそうな顔は…♡
ねぇ、お前もう我慢出来ないの?
もしかして漏らしちゃう?ウンコも浣腸液も一緒に?」

 嬉しそうに言う薫さんを見て怒りがこみ上げてくるが、しかし、現状これを切り抜けるには射精させるしかなかった。
 僕は玉袋をマッサージするかのように揉み、ペニスを扱いている。

「お願いです…射精してください…でないと僕、本当に…ここで…
どうか出させてください、もう限界なんです」
「駄目よ、まだアタシが射精していない、お客様への奉仕が第一優先でしょ?
お前は肉便器で精液便所なわけよ?
つまり、ご奉仕するのが最優先なの、何を言われても、何をされても逆らっちゃ駄目!」

 駄目と言われても、もはや便意は待ってくれず、もはや限界で変な声を漏らしてしまう。

「あああ…あああああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

 限界を感じた僕は、悲鳴を上げてブルブルと震えている。
 すると彼は気付いたのか、素早い動きで洗面器を僕の尻の下に敷いてくれた。
 そして僕は栓が抜けるようなイメージで一気に中の物をすべて放出してしまった。

「ぶりっ、ぶりぶりっ!!!プーッ!!…ぶりっ!!」

 僕は間抜けな音を出しながら、洗面器の中にウンコと浣腸液を漏らしてしまう。
 恥ずかしくて人間を辞めさせられた気分になり、涙を流し恥ずかしそうに薫さんを見て言った。

「あぁぁぁっ、ご主人様ぁ、見ないでぇ…ダメェ…」

 透明な浣腸液と一緒に硬いウンコや、柔らかいウンコを漏らし、僕は恥ずかしくてたまらない。
 それを見た薫さんの表情がとても嬉しそうで、余計に屈辱感が増して、悔しさと情けなさが増してくる。
 僕はお尻から便と空気を洗面器に排泄しながら、あまりの恥ずかしさにパニックになり涙を流していた。

「くすっ♪とうとう、ウンコするところも見られちゃったわね?
なのにお前のこれ、勃起しちゃって…やっぱりマゾなの?マゾなのよね?」
「マゾって…あの…」
「虐められて感じる男の子って事よ?お前は酷いこと言われたり、乱暴に扱われて感じる本物のマゾヒストなの」
「ち…ちがっ…そんなんじゃ…あぁっ」

 否定しようとするが、ウンコが出尽くした後も、おならが頻繁に出てしまい焦っていた。

「ぷーっ、ぶりっ、ぷうぅぅっ!!」
「あっはははははっ♪」

 部屋の中をそんな恥ずかしい音が鳴り響いていて、薫さんもそんな僕を見て大笑いしていた。
 もし動けたら逃げているか、怒っているに違いない、しかしこんなM字に縛られてる状態では何も言い返せなかった。

「あらあら~、お前の汚物とオナラで部屋がくっさいわぁ♪
ホントに最悪ね、これはもう、お仕置きするしかないじゃない!」

 薫さんはサディストの表情で、恥ずかしがる僕の姿を見つめ酷い言葉を投げかけてくる。

(何だか薫さん、興奮してるように見えるし…怖い…もう終わってほしい)

 そんな事を願いながらも、オナラを出していた…
 しかし、すべて出し切ったころ、髪を掴まれ頬を思いっきりビンタされてしまった。

 バシィィッ!!!

 また、部屋中に響き渡る激しい音がする。
 おそらく彼は手加減はなく、本気で叩いたのだ。
 叩かれた部分はもちろん膨らんで、痛みが増してくる。

「ううっ、痛いっ、痛いよぉっ…頬が、頬が…」

 僕の頬は真っ赤になり腫れあがってるのが理解できた。
 おそらく彼を射精させるまで浣腸を我慢できなかった罰なのだろう。
 薫さんは口元に手を当てて色っぽい表情で嘲笑っている。

「言われたことも出来ない…ご奉仕フェラも下手…これでは良いところが何一つないわよ?
これじゃ、やっぱり処分かしらね…切り捨てられて川の魚の餌…」
「いや…やだぁ…許してぇ…練習します…練習しますから…ですから…」
「あ…でもひとつだけ良いところがあるか」
「え…?」
「その嗜虐心をそそる泣き顔よ!!!」

 パシィッン!!バシィィッ!!

 薫さんはまた僕の頬を何度もビンタし、部屋の中に凄い音が響いている。
 腫れた部分をさらに叩かれ、ヒリヒリとした痛みは増して、涙が止まらない。
 僕は半分キレ気味で泣き叫ぶような言い方で「ごめんなさい!ごめんなさい!」と誤り続けた。

「痛いっ、やめてよぉ、ご主人様ぁ、申し訳ございません…何でも致しますからお許し下さい」
「謝り方がおかしいじゃない!ねぇ…もしかして、こうやって叩かれて感じてるの?」
「違う!そんなはずない!やめろ!」
「何ちょっとキレてんのよ、しかもこんなに勃起したまま♪まったく、恥ずかしいわねぇ」

 実際、僕の包茎ちんぽは勃起して、大きくなっていた。
 恥ずかしいからか、マゾだからなのかはわからない…しかし、無意識に勃起したのは事実だった。

 すると薫さんは瓶を取り出し、ゴム手袋をはめた。
 さらに名前の書いてない瓶を取り出すと中には液体が入っており、それを指で絡め取ると僕のお尻の周りに塗り込んで来る。

「こんな変態のマゾガキにはこれでもくれてやろうかしらね?
ほらっ、力抜きなさいっ、お前みたいな卑しい変態が気持ち良くなれるお薬よ?」
「ぁぁぁっ、何を…何ですかこれぇ…お尻の奥…熱く…はぁ、はぁ…」
「だんだんお前は、ちんぽが欲しくてたまらなくなるわ?
その時、ちゃんと自分でおねだりできたら、アタシのこれ、入れてあげる」

(酷い…薫さん、最初からそのつもりだったの…?)

 僕は何となく先程まで彼が射精せず、我慢していた理由を察して悔しくなってきた。
 しかし、そんな思いすらどーでもよくなるほど、ゴム手袋の指先は僕の気持ち良いところを刺激して、何かを塗りたくってくる。
 その指先は奥へ奥へと潜り込み、入ってきて、エッチなお薬を塗られていくのが理解できる。
 それからしばらくすると、僕の体は発情し、ちんぽよりもお尻のほうが物欲しくてヒクヒクしていた。

「ぁぁんっ、やだぁ、ちんぽなんてぇ、嫌なのに、怖いのにぃ…」
「ん?どうやら、そろそろ効いてきたようね♪
ほら、こういう大人の男のちんぽ、欲しくなってくるでしょう?」

 着物をめくり、彼は勃起したペニスを見せびらかしてくる。
 女性にしか見えない顔、髪、体なのに、ペニスだけは立派な雄に見えて恐ろしい。
 あれで掘られたが最後、僕の人生は変わってしまうのではないかと、怖くて震えてしまうのだった。

「はぁ、はぁ…」
「呼吸荒くしてないでさ、見なさいこのちんぽを!」

 薫さんは僕の前に立ち、太くて硬い勃起ちんぽを見せつけてくる。

「やだっ、大きいっ、そんなの無理ぃっ…」

 体を動かそうとしてもM字開脚で縛られているため動けない。
 言葉で否定しても彼は引き下がらないし、僕の包茎ちんぽも収まらない。
 もはや、従うしかない状況に追い込まれていた。

「じゃあ、どうしてこれ、大きくなってるの?
男の人のコレで、いっぱい掻き回して欲しいんじゃないのかしら?」

 薫さんは、白足袋を履いた足で、M字開脚で縛られた僕の金玉とちんぽを踏みつけ体重をかけてきた。
 サディストの表情で見下してくる彼と、彼の勃起ペニスに、僕は何故か屈服したような気持ちになり、そして興奮し、アナルがヒクヒクして疼くのだった。

(はぁ、はぁ…こんなの、こんなのやだぁ)

 ちんぽの大きさでも負けて、マゾだと認めさせられて、彼の策略にハマり…
 だと言うのに、無意識にも勃起する、自分の包茎ちんぽも許せなかった。

「あらやだ♪ちょっと大きくなったんじゃない?
アタシに踏まれて、今から犯されそうだっていうのに、もしかして嬉しくてたまらないの?」
「ダメェ…犯さないでぇ…でも、アナルが…アナルがぁ…」

 薫さんは腕を組んで見下し、足で僕の包茎ちんぽをグリグリと踏みつけてくる。
 彼は明らかに僕をあざ笑い馬鹿にしている表情だった。
 しかしその様子にすら僕の体は興奮したまらなくなり、自分が被虐的な行いに感じてしまうマゾヒストなのだと察してしまった。
 彼、薫さんもまた、僕の性癖に気付いているからこそ、こういう態度を取るのだろう。

「あーあ、アタシの足、我慢汁で汚れちゃった…どれだけ興奮してんのよお前!」
「あぁっ、ごめんなさい、ごめんなさい…」
「さっきから、謝る事しか出来ないの?口だけじゃなく行動で示しなさい?
ねぇ、ご主人様の足を汚したらどうするの?マゾガキ」

 マゾガキと呼ばれてペニスがピクリとしてしまう、恥ずかしいのに、悔しいのに、それが心地よくてたまらなく、僕はもうおかしくなりそうだった。

「舐めます、僕の我慢汁、全部舐めとりますから、お許しください」
「ふん、ほらっ、舐めな、卑しいマゾガキ」

 顔の上に足の裏を置かれ、目が見えなくなる。
 僕は舌を出し、必死に彼の足の裏を舐めて透明の我慢汁を舐めていった。
 彼の言葉責めが激しくなれば僕のペニスも反応し、床に我慢汁を垂らしてしまう。

「いいわよ、だんだん自分が家畜ペットである自覚が芽生えて来たわね?」

 彼は僕の縄をようやく解き、解放してくれた。
 そして、アナルがヒクヒクしてもう我慢の限界の僕は、恋する少々のような顔で、彼のペニスを見つめ、四つん這いになって言った。

「ご主人様…僕の、お尻の穴に、ちんぽを入れてください…」

 しかし、そのおねだりに彼は答えてくれなかった。

「あらやだ、全然駄目ね♪まったく心に響かないわ♡
マゾガキらしく、気の効いたおねだりは出来ないの?」

 背中に足を置き、優越感に浸っているのか、彼もまた、ドSな表情で震えているのがわかる。
 僕は何を言えば彼に喜んで貰えるか考えて、そしておねだりをした。

「お願いです…ご主人様の…僕のより太くて立派な本物のおちんぽで…
僕のお尻を可愛がってください…
便器として…精液便所として使って下さい…」

 泣きそうで、消え入りそうな声で、お尻を振りながらおねだりすると彼は足をどけてくれた。
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