悪夢の実験場~ギーク王国誕生編~

焼き芋さん

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ストーリー

完全敗北した男達

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 黒服剣士のおかげで解放された健一は彼らの戦いを見て次元が違うと驚いていた。
 金色の剣から飛んでいく三日月のような斬撃…
 そして目に見えないほどの素早い動き…
 どれをとってもこの場のメンバーとは次元が違う事を嫌でも理解させられる。
 そこに、回復した咲がやってきて言った。

「ねぇ、大丈夫?
回復させて貰ってないのあんただけだしさ?」
「ああ…何とか生きてた…正直何が起こってるのかわからないが、もう後は、彼に任せるしかないのかもな」

 実際3対1にもかかわらず、ユウトの姿になった翔太は彼女等と互角どころか押していた。
 刀と剣がぶつかり合い、横から来る二撃目、後ろから来る三撃目にも対応出来、剣で受け止める。

「強いですわね…まさかここまでやるなんて聞いていませんでしたわ…」
「3体1で私達と互角なんて…一体何者ですか!」
「私、さっきのか弱い男の子のほうがいいな…
ねぇ、戻ってくれない?」

 敵は三人、幻覚を見せるスキルの紅葉、そして黒姫流剣術を使う桔梗と皐月。
 皆、本来の自分なら瞬殺されてもおかしくない相手だが、ユウトさんの力を使わせて貰ってる今なら互角に戦えていた。
 僕はエクスカリバーを鞘に入れ、三本目の背中に刺さった大剣を抜いた。
 その剣は抜いた瞬間から未来を見通せるようだ。

「未来を見通す剣…
なるほど、これを使えば…」

 僕の目には次に彼女等がどう来るのかすべて見えていた。
 故に、その大剣を振り回し、紅葉の一撃を避けると彼女の体を真っ二つに切り裂いた。

(馬鹿な、スキルで反対から来るように見せていたのに…)

 紅葉の姿は確かに反対にあり、僕は何もない空間を突き刺していた。
 しかし、何もない空間から血が流れ、剣で貫かれた紅葉が姿を現す。

「紅葉!!!」
「次はアンタだよ桔梗さん!」

 ブシュウゥッ!!

 おそらく、本物のユウトになら出来ないであろう女体への攻撃…僕は桔梗の心臓にも剣を突き刺した。
 次にどう彼女が動くかわかっていたのでこの一撃必殺が決まったわけだ。

「ああぁぁ…そんな…桔梗、紅葉まで…」

 皐月は背を向けて逃げ出している。
 しかし僕は、容赦せずその背中から大きな剣を突き刺した。

「…そんな、まるで動きが読まれてるみたい…」
「正解ですよ、僕には未来が見えてました」

 皐月は血を吐き、血の水たまりを作りながら倒れ、そして目を瞑り動かなくなった。

「ユウト!」
「ユウトさん!」
「いや、翔太なんでしょ?あいつに変身した」

 シオンと和樹、咲が知り合いなのか、僕のところに集まってくる。

「良かった、なんとかなりましたね…普段は無理なのに、彼をイメージしたら変身出来ました」
「おそらく、この空間の影響だろうな…私達も何かに気付けばステータスの底上げが出来るかも知れん」

 健一とミサもやってきて、翔太を称え、勝利を喜んでいた。


──場所は公園───

「おい!どうなってんだてめぇ!」

 フードを被りガスマスクをした男、グレイトは
動けなくなっていた。
 黒姫にスキルを奪われ公園の出入り口は透明の壁でふさがれている。
 これも黒姫のスキルなのかも知れない。
 目の前から来るのは白塗りの顔に着物を着て黒い鳥帽子を被った郁麿。
 彼は切れ味の良さそうな鉄の扇子を持っていてこちらに距離を詰めてくる。
 グレイトは、郁麿に殴られて、切り刻まれ、後ろに逃げていた。

「黒姫様に能力も奪われ、今や只の人間になったグレイトよ、麻呂がトドメを刺すでおじゃる!
我が妻と娘の無念、ここで晴らさせて貰う!」
「ふざけるなぁっ!!!」

 まるで見えない壁で囲まれた、逃げ場のない闘技場…。
 本来なら能力を使ってグレイトの圧勝の筈なのに、今は郁麿のほうが戦力を上回っていた。
 郁麿は丸腰のグレイトの腕を鉄の扇子で切り落とし返り血を浴びる。

「ぐぁぁっ!!やめろ!!!腕があぁぁ
!!」

 郁麿は止まらず扇子でグレイトの顔面を殴り、蹴り飛ばした。

「てめぇ!あの女の魔法で強くなったからって調子に乗りやがって!」

 グレイトは言葉で挑発を始める。
 血が垂れる腕を押さえながらも悪い笑みを浮かべて…そして…

「お前は結局、個人の力じゃ、嫁さんも娘も、惚れた女も守れない雑魚なんだよ!!
一生そこの、姫様に守って貰いながら生きてろよ!
卑怯者の負け犬野郎!」
「き…貴様!!!」

 怒った郁麿が鉄扇を振り回し、グレイトの指を切り落としてしまう。

「指が…あ…ああああああああああああぁぁぁっ!!!
はぁっ、はぁっ、はあっ…痛え…出血が多すぎて死にそうだ…
だがな、図星なんだろてめぇ!!なあ郁麿!!」
「黙れ…」
「嫁さんと娘の脅える表情最高に面白かったぜ!
雪女のほうは一瞬だったけどなぁ!!」

 郁麿は鉄扇で喉を切り裂き、グレイトのガスマスクが落ちた。

「がはっ…うっ…う…」
「汚らわしい、貴様、いつもそのような顔をしていたでおじゃるか!」

 それは目を剥き出しにして、血走り、口の端を釣り上げた化物の顔。
 彼は人間の筈だが、郁麿にはそうは見えなかった。

「死ぬが良い化け物!」

 トドメの一撃と言わんばかりに鉄扇を縦に振り下ろし、グレイトは真っ二つになってその場で死亡した。

「醜い相手じゃったのぅ、それでどうじゃ郁麿、少しは気が晴れたか?」
「はい、黒姫様のおかげで麻呂は彼への復讐が出来ました、感謝しております。」
「そうか…それは良かったのぅ。
ところで、さっそくで悪いがお前は王国へ戻れ、紅葉、桔梗、皐月が死んだ…」
「なんと!あの三強が!?」
「相手は見た事もない奴じゃ、妾が行くとしよう」
「将軍に連絡を入れておきましょうか?」
「不要じゃ…このブラッディ・ムーンの中で、妾が負ける可能性などゼロなのじゃから…」

 黒姫はそう言うと上空3000メートルぐらいまでジャンプした。
 そしてグラウンドに集まる数人をチェックすると…
 空を蹴り、ダッシュするかのように彼女は飛んでいった。

「そこにいたか…」

 黒姫がグラウンドに降りてくる。
 それを見た健一、シオンが反応した。

「あいつだ!あいつが例の着物の女、黒姫!」
「ほう、あいつが……確かに、凄まじい力を感じるよ…正直、体の震えが止まらない」

 健一が言い、シオンが納得する、全員覚えてはいないが彼女の姿を見ると恐怖で震えていた。


 ユウトさんの体を借りた僕は、すぐに黒姫の元へ駆けつける。
 彼女の表情は怒っているように見えた。

 「よくも!よくも我が側近、紅葉、桔梗、皐月を殺したな貴様等…」

 明らかに怒っている様子の黒姫が、僕の方を向いて刀の先を向けてくる。
 その表情に今までのような余裕の笑みはなかった。
 そして…

 ガキィンッ!!

 僕は大きな剣で切りかかると黒姫は二本の刀を交差して受け止めた。
 刀からは火花が飛び散り、力では僕が押しているのがわかる。

(いけるかも知れない、これなら…)

 しかし黒姫は剣を観察しているような表情で話し始めた。

「その剣、ガーネット・スターの剣に似ているな…もしやそれも…未来の剣士の姿か?」
「ああ!そうだ!5000年後の世界から来た、最強の剣士の姿だ!」
「ほほう…興味深いな」

 剣を振り下ろすと、彼女は後ろに飛ぶように避けて、刀を構える。

「初めて妾と互角に戦える相手が現れて嬉しいが…時間がない、残念じゃがこれで終わりじゃ!」

 (あの構え…)

 黒姫の構えを見て、断片的にだが覚えている記憶と一致した。
 確か、学校がサイコロのように切れる抜刀術。
 どういう原理か知らないが斬られたらその後、砂へ変化していた気がする。
 部下もやっていたがそれ以上の威力の、恐ろしい技だ。

「だったら…」

 僕は大剣を仕舞い、金色に輝く聖剣エクスカリバーを抜いた。
 そして剣で防御の姿勢をとる。

「黒姫流抜刀術「賽子」」

 斬撃が襲ってくる。

 しかし、金色の鞘を盾のように向けると、それは斬撃を無効化した。

「なにっ?消えた?
妾の抜刀術が…」

 僕の後ろにあったフェンスはサイコロのように切れて粉々になるのだが僕だけは無事だった。

「食らえ!!!」

 鞘を黒姫のほうへ向けると、彼女の体が升状に切れて、サイコロのように体が落ちていく。

「ぐふっ…馬鹿な…跳ね返したと言うのか小僧…」
 
 やがて黒姫の体はサイコロ状態になり、そして地面に落ちると砂へ変化して消えていった。

「やった!?」
「敵の親玉が自分の放った技で、あんなにあっさりと死ぬと思うか?」
「いや、まだ生きているかも知れない、警戒しろよ翔太」
「はい…わかってます!」

 健一とシオンのアドバイスで僕は警戒しながら死体の砂から飛び退き、辺りを警戒していた。

 しかし…

「うあぁぁっ!!!」
「きゃああぁぁっ!!」
「あぐっ!!」
「ぐふっ…斬られ…」

 シオン、咲、ミサ、和樹が首から上を斬り飛ばされる。
 健一は動きを封じられ、木に縄で縛り付けられていた。
 おそらく、やったのは黒姫以外に考えられない。
 死んだ仲間の方を見ると、そこには黒姫が立っていた。

「くっ、今すぐ蘇生魔法を!!」
「そんな余裕があるのか?小僧」

 黒姫が刀で斬り込んでくると、僕は剣で受ける。
 隙がないか探すが彼女の剣術は今の僕をも圧倒してた。
 つまりこれが彼女の本気、先ほどまでは遊びだった可能性すらある。

「翔太、大丈夫だ!」

 後ろから首を飛ばされ死んだはずのシオンさんの声がする。
 振り向くと蘇生薬を持った彼女が立っていた。
 他3人にも蘇生薬を与えたのか、ミサ、咲、和樹が生き返っている。

「ユウトの姿を見てな、前に貰ったのを思い出したんだ。
これは、私が過去に彼から貰ったアイテムだよ」

 それをみて僕は安心した。
 彼女達がどうしてユウトさんと知り合いなのかはわからないが、とにかく全員死ななくて安心していた。

「良かったです!これで心おきなく戦える!」
「ちっ、思うようにはいかぬものじゃのぅ!ならば…妾も本気で行く!」

 黒姫が構えた。

 本気と言う事はおそらく、僕達にとって絶望的な技を発動するつもりだろう。
 僕も未来が見える大剣を抜き、彼女の攻撃に備えた。

「黒姫二刀流剣術!奥義!ブラッディ・ナイトメア!」

 すると日本刀のような刀が真っ黒に変化して、刀からは黒い液体を垂らしていた。

「時間がないので本気を出させて貰う!」

 剣から垂れる黒い液体…
 僕にはあれが、とても恐ろしく見えた。
 あれに触れれば、その先に待つのは死だと、理解できる。

 剣の能力で未来を見ると、あの剣に触れた自分は溶けて死亡するのが見える。
 シオンさんも咲さんもミサさんも和樹さんも溶けて死亡していた。

(駄目だ…そうなるわけにはいかない!)

 僕はそんな未来にしないためにも、先を読み、彼女の動きを読もうとする。

「ほれ、どうした?
何故剣で受けてくれぬ、逃げるだけなのじゃ?」

 彼女は横に、盾に、二本の刀で斬り込んでくるが、受ければ剣が溶けるのがわかっていた。

(なんて厄介なんだ…こんなのユウトさんでも…いや…)

 僕はこの剣で地面を切り裂き、地震を起こす。
 昔彼が異世界でモンスターの大群相手にやっていた技だ。
 グラウンドに大きな穴が開き黒姫が落ちそうになる。
 そして彼女は穴に落ちた…
 と思った瞬間…

「終わりじゃ、小僧」

 耳元でそんな言葉を聞いた瞬間、僕の体は横に切り裂かれた。

「ちっ、なんじゃ、本体ではなかったのか…」

 すると僕は少し離れた位置で倒れていて、体力も魔力もなく、元の姿のまま動けなくなっていた。

「翔太!」
「不味いよシオンさん…」
「ああ…ああああ」
「ちょっ…マジでやばくね?」
「こうなったら俺が…」

 黒姫が健一を睨むと身動きが取れなくなった。

(くっ、いま何を…)

「妾のスキルで動きを止めただけの事よ、さて、小僧も魔力切れ…」

 シオンが翔太を抱え上げ、ホウキで空を飛びながら彼女に炎魔法を放つ。

「皆撤退だ!炎魔法「神炎」」

 グラウンドが火に包まれ、黒姫は火柱で包まれる。
 ミサも魔法陣を出しゴーレムを三体出現させ、それを隠れ蓑に走って逃げ出した。
 咲、和樹は走って逃げていく。

「ほ~れ♪捕まえたぞ小娘!」
「クリエイト・サックサク!」

 黒姫の剣が咲を襲い、彼女もまた相手を揚げ物に変えるスキルで黒姫を攻撃するが効かなかった。

「きゃああぁぁっ!!!」
「咲さん!!」

 咲の体が黒い剣で切られると、黒い液体で体が覆われて溶け始める。
 そして間もなくして彼女は死亡した。

「貴様もじゃ!我が王国に貴様のような豚はいらぬ!ほれ、死ぬがよい♪」

 和樹は脇腹を刺され、腹の内部に黒い液体が進入し内蔵を溶かされてゆく。
 その激痛に悶え苦しみ左右に転げ回った。

「ぐあぁぁぁっ!!!」
「ほう、豚の分際で良い声を挙げるものじゃ!」

 和樹は黒姫に頭をぐりぐりと踏みつけられながら、体が溶けていき、そして死亡した。
 黒姫は次の標的を探しその場から消えた。

 それに気付いたシオンが降りてきて、咲と和樹に蘇生薬をかけるものの効果がなかった。
 黒い液体で溶けた体は二度と元に戻ることはなかった。

「和樹!咲!頼む!いかないでくれ!
私は!私はどうすれば!」

 涙目のシオンが叫んでいるが、後ろから肩に手をおかれた。

「え…??」
「簡単な事じゃ、貴様も彼らの後を追うがよい♪」

 ブシュウゥゥッ!!

 背中に剣を突き刺され、シオンの体もまた内部から溶け始める。

「ぐっ…はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…」

 死の寸前、彼女の方を見ると、黒姫はミサの生首を持っていた。

(ああ…私もここまでか…和樹、咲、今まで楽しかった…本当にありがとう)

 亡くなった魔女の里、ヴィクトリアに滅ぼされた仲間を思い出しながらシオンは目を瞑る。

(あれ?お母…様?
み…ん…な?)

 暗闇の中、同期のアスカ、ミサオと、お母様、お父様、そして魔女の里の仲間達がこちらを見て微笑んでいる。
 シオンは自分の足でそちらの方へ歩いていくと、皆は暖かく迎え入れてくれたのだった。

 そして彼女の体は黒い液体で溶けて、この世から完全に消滅した。

 黒姫はさっそく能力略奪のスキルで死体からスキルを奪っていく。
 最後に、動けなくなった翔太からもスキルを奪い取った。

「小僧…殺して欲しいか?」
「はぁ…はぁ、嫌です…死ぬのは怖いです…」

 地面に這い蹲る翔太の頭を下駄で踏み、黒姫は見下しながら言う。

 「ギーク王国で男唱として働くなら助けてやっても良いぞ?」
「は…はい、します、何でもします…ですから…殺さないで下さい…ううぅっ…」

 踏みつけられながら泣き出す翔太を見て黒姫の表情は嗜虐心に満ちた恐ろしいものへ変わってくる。
 口の端を釣り上げ、そして首の近くの地面に刃を突き刺すと、ブラッディ・ナイトメアのスキルを解除した。

「決まりじゃ、では小僧、グラウンドへ戻るぞ」

 動けなくなり、泣き続ける翔太を黒姫はお姫様だっこで抱えたままグラウンドへ歩いて戻った。

「ぐっ…うああぁぁっ!!!」

 そこでは健一が、黒姫に能力を奪われていた。
 彼は時間を戻すスキル、そして魔力を持っていたのだがすべて奪われてしまったようだ。

「お前の魔力、スキル、すべて妾のものじゃ!しかし、時間を戻すとはなにやら便利そうなスキルじゃのぅ♪」

 笑顔になりながら黒姫は、紅葉、桔梗、皐月を蘇生スキルで復活させていく。
 生き返った彼女等はすぐには声も出せず、苦しそうにしていた。

「さて、翔太、健一、歓迎するぞ?
ギーク王国の男唱としてな…♡
くっ…あはははははっ♪」

 グラウンドに、黒姫の笑い声だけが鳴り響いていた。


 ──その一時間後──

「おい、月が完全に真っ赤になったぞ?」
「隣町まで逃げようとしたんだが、見えない壁があって行けなかった」
「どうなってんだ?いったい…」
「なんて不気味な空なの?」
「何か起こりそうで怖いわ…」

 そして黒い雨が降り出した。
 彼ら彼女等はドロドロした雨を浴びると体が溶けて死亡してしまう。

「いやあああぁぁぁっ!!」
「きゃああぁぁっ!!」
「痛ぇ、痛えよ…」
「ぐあぁぁぁっ!!」

 彼らは悲鳴を挙げながら、溶けて死亡した。

「翔太ったら、いつ帰ってくるのかしら…」

 翔太の母は心配し、家でご飯を作って待っていた。

「翔太、会いたいよ…」

 朝、告白された美優は不気味な空を窓から見上げ震えながら翔太に会いたがっていた。

 その後、黒い雨は町全体に降り続け、建物も人間も溶かし尽くし、砂漠になってしまった。

 黒姫のスキル、ブラッディ・ムーン…

 赤い月から降る黒い雨は、町全体を無に返したのだった…
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