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62話コリーとロッソ
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ーーーーシュッシューーコンコンーーー
『うぅむ…。良い出来じゃ。お前さんも終わりそうかの?』
『ねぇ、なんでずっと何にも聞いてこないわけ?』
『なんじゃ。聞いて欲しいのか?』
『別に…。出ていくだけなんだから…』
それに返答することなくコリーは家具作りを続けていく。様々な道具を出し、わずかなズレもなく綺麗に仕上げられていく家具の数々。
これならあるじも喜ぶだろうなと見ていて思う。
昔何度かキッコリーナには会ったことがある。穏やかでひっそりと山奥に暮らす種族。
自分たちに危害を加えてこない限りは、武器を手に取り攻撃をしない本当に穏やかな種族だった。
自分たちの領域に入られても、害を加えるまでは隠れ静かに待つ。
領域に入られた瞬間に手を出すコランダムシャットとは性格が真逆だ。
『あとは細かいところを仕上げてベット作れば終わりかの』
『あるじが以前、お風呂が欲しいと言っていたわ』
『風呂とはなんじゃ』
『詳しくは知らないわ。あるじに聞いてみたらいいんじゃない』
私は出ていくんだから。ただあるじが欲しいと思うものを一つぐらいコリーに伝えても良いかなと思って言っただけよ。
『ーーーーーほぉ。そうか。そんなものがあるのか。お前さんは物知りじゃの。さすがいろんな種族と一緒にいた精霊じゃて』
『いろんな種族って、ずっと一緒にいたんじゃないの?』
『なんじゃ。出ていく出ていくと言いながら、気になるのかの』
『別に…。興味本位よ』
なによ。出ていく前に聞くぐらいいじゃない…。でも、コリーの言うとおりね。
また、もといた泉に戻ろうかしら。あそこにしか私が生きていける魔力が高い実がないし。ただ、長くは持たないわね…。
もう私の種族はいない。私だけはと生かそうとしてくれた仲間たちには申し訳ないけど、ひっそりと最期を迎えるなら仲間がいた場所がいいわ。
『行くわ』
『そうか。ロッソは鼻が良いかの?』
『匂いに敏感かってこと?』
『そうじゃ』
『なんでそんなこと…。良い方だとは思うけど』
そうかそうかと精霊が話していた、木の香りが強く水に強い木を見つけてきてくれんかのと言われる。
意味が分からない。私よりも木の事はコリーの方が詳しいのだから。
『なんで私がそんなことしなきゃいけないのよ』
『最後に主人に何か残していきたいじゃろ?』
『別にそんなつもりないわ。それに、木はコリーの方が詳しいじゃない。あなたが行くのが適任よ』
『そうしても良いんじゃが、まだ家具が出来ていない。主人が戻ってきて出来てないのは従魔として情けないからの。ロッソがどうしてもイヤじゃと言うなら、今やってることを放り投げて行ってくるが?』
はぁ…。あるじには助けてもらった恩がある。
それを返しきれるわけではなかったけど、あるじが求めてる風呂を作ろうとしてるなら、最後に残して出ていくのが良いのかもしれないわ。
『わかったわ。でも、匂いを感じ取れても水に強いかどうかなんてわからないわ』
『精霊を連れていけ。役に立つはずじゃ』
『それなら、少しの間借りるわ』
精霊が行こう行こうとあたしの周りをくるくる回っている。
ルピも最近はあたしにくっつくことが増え、その温もりが心地よかった。あるじの小さいながらも優しい手で頭をなでられるの好きだった。
最近のあるじは、今日ほど強く言われることはなかったけど、私に対してダメということが多かった。私がいても邪魔なだけなのかもしれないわ。
『私には匂いを感じ取るぐらいしかできないから、あんたが良いか悪いか決めてよね』
ーーー大丈夫ーーーと精霊が返してくれるため、香りが強い木を求めて森の中を駆け回る。
それにしてもこの精霊。私が見たことがないタイプの精霊ね。
自我を持つ精霊はいたけど、ここまで魔物や人に懐く精霊なんて見たことないわ。私の世界が狭いのかしらね。
『これは?』
ーーー違うーーー
『こっちは?』
ーーー違うーーー
『これならどう!?』
ーーーそれも違うーーー
さっきから何本も香りが強い木を見つけては聞いても、違う違う違う!っていったいどれなのよ!?
フワリと精霊がさらに奥の森を指し、あっちにある木が良さそうと言ってくる。
あっちってあそこはここら辺より魔素が強いのよ。それに思った以上に遠くに来てしまった。
数匹単位で魔物の相手をするのは良いけど、精霊が指さす方向は縄張り意識が強く、強い種族が多い。
百匹単位で来られるのは骨が折れる…。はぁ…。でも、最後に残すものなんだから良いものの方が良いわよね。
『あんたも魔物の相手しなさいよ!』
その森に踏み込んだ瞬間に、強い魔素のせいか空気が重く息がしづらい。ただしづらいだけで出来ないわけじゃない。
あとは、森の外からでも視線は感じていたけど入った瞬間に敵意丸出しとはね…。
あたしも最初あるじ達に会った時にこうだったのかしらと思うと、ここにいる魔物と似たようなものね。
『ッチーーー!!』
直接襲い掛かるわけではなく、遠くから見つからないように攻撃をしかけてくる魔物が多い。
それに対処しつつ、出てくる魔物の相手。
辺り一帯に幻影をかけ濃い霧を発生させる。この森の魔素のおかげで、霧も濃くなってるしあたしを見つけにくいはずよ。
あたしからも相手の魔力を感知しづらくはなったけど、近くまでくればわかるから良いわ。
何度か出てくる魔物を倒しては、目的の木を探す。
ーーーこれーーー
『この木?たしかに香りが強いわね。アイテムボックス無いし、切り落としたら浮かせて持ってくしかないわね』
ザシューーー
この辺りで一番大きな木を伐り、倒れる前に魔法をかける。木々がお生い茂るこの中を運ぶのは無理ね。
森の上に出れば運ぶのは容易だけど、それだと霧がかかってないから攻撃受け放題ね…。
『精霊、あんたこの木を持てない?私が攻撃と防御に徹するから』
ーーー持てるけど、ここまで大きいと全部守り切れないーーー
『持てるならそれで良いわ。私がその周囲を守るから。多少は枝が折れても文句なしよ』
森の上に出て姿が見えると同時に、先ほどの攻撃が待ってましたと言わんばかりに降りかかってくる。
ちょっと待ってよ!木には傷つけさせないんだからね!!木を守るために防御メインで木を守る。
どうにかその領域を抜ける頃には、いたるところに切り傷ができていたけど、すぐ治るから別にいいわ。コリーも面倒な木を取って来いと言ったものね。でも、これで最後にあるじに良いものが残せるわ。
『うぅむ…。良い出来じゃ。お前さんも終わりそうかの?』
『ねぇ、なんでずっと何にも聞いてこないわけ?』
『なんじゃ。聞いて欲しいのか?』
『別に…。出ていくだけなんだから…』
それに返答することなくコリーは家具作りを続けていく。様々な道具を出し、わずかなズレもなく綺麗に仕上げられていく家具の数々。
これならあるじも喜ぶだろうなと見ていて思う。
昔何度かキッコリーナには会ったことがある。穏やかでひっそりと山奥に暮らす種族。
自分たちに危害を加えてこない限りは、武器を手に取り攻撃をしない本当に穏やかな種族だった。
自分たちの領域に入られても、害を加えるまでは隠れ静かに待つ。
領域に入られた瞬間に手を出すコランダムシャットとは性格が真逆だ。
『あとは細かいところを仕上げてベット作れば終わりかの』
『あるじが以前、お風呂が欲しいと言っていたわ』
『風呂とはなんじゃ』
『詳しくは知らないわ。あるじに聞いてみたらいいんじゃない』
私は出ていくんだから。ただあるじが欲しいと思うものを一つぐらいコリーに伝えても良いかなと思って言っただけよ。
『ーーーーーほぉ。そうか。そんなものがあるのか。お前さんは物知りじゃの。さすがいろんな種族と一緒にいた精霊じゃて』
『いろんな種族って、ずっと一緒にいたんじゃないの?』
『なんじゃ。出ていく出ていくと言いながら、気になるのかの』
『別に…。興味本位よ』
なによ。出ていく前に聞くぐらいいじゃない…。でも、コリーの言うとおりね。
また、もといた泉に戻ろうかしら。あそこにしか私が生きていける魔力が高い実がないし。ただ、長くは持たないわね…。
もう私の種族はいない。私だけはと生かそうとしてくれた仲間たちには申し訳ないけど、ひっそりと最期を迎えるなら仲間がいた場所がいいわ。
『行くわ』
『そうか。ロッソは鼻が良いかの?』
『匂いに敏感かってこと?』
『そうじゃ』
『なんでそんなこと…。良い方だとは思うけど』
そうかそうかと精霊が話していた、木の香りが強く水に強い木を見つけてきてくれんかのと言われる。
意味が分からない。私よりも木の事はコリーの方が詳しいのだから。
『なんで私がそんなことしなきゃいけないのよ』
『最後に主人に何か残していきたいじゃろ?』
『別にそんなつもりないわ。それに、木はコリーの方が詳しいじゃない。あなたが行くのが適任よ』
『そうしても良いんじゃが、まだ家具が出来ていない。主人が戻ってきて出来てないのは従魔として情けないからの。ロッソがどうしてもイヤじゃと言うなら、今やってることを放り投げて行ってくるが?』
はぁ…。あるじには助けてもらった恩がある。
それを返しきれるわけではなかったけど、あるじが求めてる風呂を作ろうとしてるなら、最後に残して出ていくのが良いのかもしれないわ。
『わかったわ。でも、匂いを感じ取れても水に強いかどうかなんてわからないわ』
『精霊を連れていけ。役に立つはずじゃ』
『それなら、少しの間借りるわ』
精霊が行こう行こうとあたしの周りをくるくる回っている。
ルピも最近はあたしにくっつくことが増え、その温もりが心地よかった。あるじの小さいながらも優しい手で頭をなでられるの好きだった。
最近のあるじは、今日ほど強く言われることはなかったけど、私に対してダメということが多かった。私がいても邪魔なだけなのかもしれないわ。
『私には匂いを感じ取るぐらいしかできないから、あんたが良いか悪いか決めてよね』
ーーー大丈夫ーーーと精霊が返してくれるため、香りが強い木を求めて森の中を駆け回る。
それにしてもこの精霊。私が見たことがないタイプの精霊ね。
自我を持つ精霊はいたけど、ここまで魔物や人に懐く精霊なんて見たことないわ。私の世界が狭いのかしらね。
『これは?』
ーーー違うーーー
『こっちは?』
ーーー違うーーー
『これならどう!?』
ーーーそれも違うーーー
さっきから何本も香りが強い木を見つけては聞いても、違う違う違う!っていったいどれなのよ!?
フワリと精霊がさらに奥の森を指し、あっちにある木が良さそうと言ってくる。
あっちってあそこはここら辺より魔素が強いのよ。それに思った以上に遠くに来てしまった。
数匹単位で魔物の相手をするのは良いけど、精霊が指さす方向は縄張り意識が強く、強い種族が多い。
百匹単位で来られるのは骨が折れる…。はぁ…。でも、最後に残すものなんだから良いものの方が良いわよね。
『あんたも魔物の相手しなさいよ!』
その森に踏み込んだ瞬間に、強い魔素のせいか空気が重く息がしづらい。ただしづらいだけで出来ないわけじゃない。
あとは、森の外からでも視線は感じていたけど入った瞬間に敵意丸出しとはね…。
あたしも最初あるじ達に会った時にこうだったのかしらと思うと、ここにいる魔物と似たようなものね。
『ッチーーー!!』
直接襲い掛かるわけではなく、遠くから見つからないように攻撃をしかけてくる魔物が多い。
それに対処しつつ、出てくる魔物の相手。
辺り一帯に幻影をかけ濃い霧を発生させる。この森の魔素のおかげで、霧も濃くなってるしあたしを見つけにくいはずよ。
あたしからも相手の魔力を感知しづらくはなったけど、近くまでくればわかるから良いわ。
何度か出てくる魔物を倒しては、目的の木を探す。
ーーーこれーーー
『この木?たしかに香りが強いわね。アイテムボックス無いし、切り落としたら浮かせて持ってくしかないわね』
ザシューーー
この辺りで一番大きな木を伐り、倒れる前に魔法をかける。木々がお生い茂るこの中を運ぶのは無理ね。
森の上に出れば運ぶのは容易だけど、それだと霧がかかってないから攻撃受け放題ね…。
『精霊、あんたこの木を持てない?私が攻撃と防御に徹するから』
ーーー持てるけど、ここまで大きいと全部守り切れないーーー
『持てるならそれで良いわ。私がその周囲を守るから。多少は枝が折れても文句なしよ』
森の上に出て姿が見えると同時に、先ほどの攻撃が待ってましたと言わんばかりに降りかかってくる。
ちょっと待ってよ!木には傷つけさせないんだからね!!木を守るために防御メインで木を守る。
どうにかその領域を抜ける頃には、いたるところに切り傷ができていたけど、すぐ治るから別にいいわ。コリーも面倒な木を取って来いと言ったものね。でも、これで最後にあるじに良いものが残せるわ。
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