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6話 人がいるところとルピの天然ぶり
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「ピィヤ!ピルルル‼︎」
急にルピが止まり、僕よりも背の高い草むらが多いしげる場所を指して鳴き始めた。
「どうしたの?何も見えないけど何かあるの?」
「ピィッ!ピィヤ‼︎」
「えっ⁉︎あの中入るの⁉︎いやいや、無理だって。葉っぱでケガしちゃうよ」
僕の背中をグイグイと草むらの方に押して来るルピに、行くのは無理だと話すが
「ピィーッ‼︎」
ズババババッという音とともに風で草が切られて行き、あぁルピがいれば庭掃除とか楽なんだろうなと、ありえない光景に変なことを考えてしまう。
僕とルピが通れるぐらいの幅に切られた草道にルピが、さぁこれで行けるよ!と背中を押して来るため仕方なく歩き始める。
「ルピ、これ人がいる場所へ行く近道なの?」
「ピッ!」
ほんまかいな…と内心思うが、可愛いルピが言うんだ。そうなんだろう。
30分ほど歩き始めると、草むらの向こうから「ゴャッギャ!ギャギャ!」なんとも魔物らしい声が聞こえそれに混ざり
「助けてくれー‼︎」
人の声がした‼︎
「ルピ!人が襲われてるのかもしれない‼︎ルピ助けられそう⁉︎」
「ピィッ!」
大丈夫とルピが仕草で返してくれたので急いで向かうと、ゴブリンらしきもの3匹に囲まれた男性が必死に袋を守りながら剣で応戦していた。
「ヒィッ!ぅわ!……ッこのくそ‼︎」
ガキンガキンと金属でできている剣と、ゴブリンらしきものの木の棒がぶつかり合う音に混じり、男性の必死な声も聞こえる。
「ルピ!」
「ピィーーーヤァー‼︎」
ルピが風を起こすとゴブリンらしきものが飛んでいき魔石に変わる。
「ありがとうルピ。男の人のところへ行ってみよう。」
「ピッ!」
「ハァ…ハァ…なんだ…これ。いきなり、ゴブリンが飛んで行った⁉︎」
おー!やっぱりあれはゴブリンなんだと1人放心する男性のもとへ駆け寄る。
「大丈夫ですかー!」
「坊主!お前がやったのか⁉︎」
「僕の従魔のルピがやりました。いきなりここに行くっていうので来たら、おじさんがゴブリンと戦っていたので」
「従魔って…。その小さいやつかい?」
「ピィ……」
小さいと言われたことが嫌だったのか、ルピがふてくされた顔をする。
「あぁ…。悪かった。悪い意味じゃないんだ。その体でよくやるもんだと、感心したんだよ。すごいお嬢ちゃんだな」
「ピィ♪ピルルルー♪」
すごいと言われたのが嬉しいのか、お嬢ちゃんと言われたのが嬉しいのか、ルピがパァッ!と顔が明るくなり、そうだろうそうだろうと僕の顔を見上げてくる。
可愛すぎて頭をクシャクシャと撫でてやりたくなる気持ちを抑えながら、すごいよルピはと撫でると、嬉しそうにルピがスリスリしてくる。
本当に僕のルピは可愛い!昨日会ったばかりなのに溺愛してしまう。
「おじさんはこんなところで何をしていたの?」
「あぁ。母ちゃんが街でパン屋をしていてな。その小麦を買って帰る途中だったんだが、ゴブリンが小麦を狙って来たんだ。逃げるうちに草むらの中ってわけだ」
「そうだったんですか…。街まではまだあるのかな…。ルピ、人がいるところまではまだ遠い?」
「ピィ?ピッ(おじさんを指す)」
「えっ?あっ!そういうことか。うん。人がいたね。」
ルピが不思議そうに僕を見て来たが、そうだ。確かに僕は聞いた。人がいるところと。
ルピはおじさんを助けようとしたわけではなく、人がいるところと言った僕の言葉を聞いて、このおじさんのもとへ案内したんだろう。人が住んでるところと言っていたら、おじさんに気づかなかっただろうな…。
「ありがとう。ルピは可愛くて賢いね。おじさんに会わせてくれてありがとね。」
「ピィー♪」
頼まれたことができたルピは満足気でとても嬉しそうだったため、言い間違いとも言えないし実際人助けができたんだから、良しとしよう!
「おじさんがいる街までは、まだかかりそうですか?」
「そうだな…。馬に逃げられてしまったから、歩いて3時間ぐらいだな」
「僕達も街に行きたいので、ご一緒しても大丈夫ですか?」
「俺はありがたい!これから先魔物が出たとしても、お嬢ちゃんなら安心だしな。ただ、今ので足をやられてしまってな…」
そう言いながら右足に目線をおじさんがやるため見ると、右足の服から血が滲んでいる。今のゴブリンとの戦闘で負傷したんだろう。
「うーん…。僕1人だと街の方向がわからないし、おじさん1人も残していけないし、ルピ1人で街に行っても伝えられないだろうし、どうしよう…」
「坊主!気にするな。油断した俺が悪いんだ。助けてもらってお願いも悪いんだが…この草むらを出て、太陽に向かって歩いて行けば、俺の住んでる街がある。そこにあるパン屋ドリーにこの小麦を頼めないか?」
「でも、それじゃぁおじさんが…」
「俺は母ちゃんに小麦が届けば満足さ!母ちゃんは怒るだろうが、俺も小麦もなくなるよりは良いはずさ!パンを待ってる客もいるしな」
この人すごい良い人だよ!置いてっちゃダメだよ。絶対。そう思いながらも、得策が出てこない。僕の背じゃ、おじさんを背負うのは無理だしなぁ…。
「ピィ?」
「うん。ちょっと待ってねルピ。おじさんが足をケガして動けないから、良い方法がないか考え中なんだ」
ルピがそれを聞くとトコトコとおじさんの足下へ行き羽をかざす。淡い光がおじさんの足を包み光が消えると足が……治ってる⁉︎
「ピィー」
治したから早く行こうと言うようなルピに、おじさんも僕も固まる。
「ボ…ボ…ボ…坊主。お前の従魔は、ヒールを使えるのか⁉︎こんな従魔聞いたことないぞ⁉︎」
「あの…いや…僕も…。初めて見ました。はい」
「ピィー…」
早くとせっつくルピにおじさんと苦笑いをし、これで歩けるし一緒に行こうとおじさんが立ち上がった。
僕も苦笑いを返しながらそうですねと答え、魔石とゴブリンの耳をいやいや拾うと出発した。
急にルピが止まり、僕よりも背の高い草むらが多いしげる場所を指して鳴き始めた。
「どうしたの?何も見えないけど何かあるの?」
「ピィッ!ピィヤ‼︎」
「えっ⁉︎あの中入るの⁉︎いやいや、無理だって。葉っぱでケガしちゃうよ」
僕の背中をグイグイと草むらの方に押して来るルピに、行くのは無理だと話すが
「ピィーッ‼︎」
ズババババッという音とともに風で草が切られて行き、あぁルピがいれば庭掃除とか楽なんだろうなと、ありえない光景に変なことを考えてしまう。
僕とルピが通れるぐらいの幅に切られた草道にルピが、さぁこれで行けるよ!と背中を押して来るため仕方なく歩き始める。
「ルピ、これ人がいる場所へ行く近道なの?」
「ピッ!」
ほんまかいな…と内心思うが、可愛いルピが言うんだ。そうなんだろう。
30分ほど歩き始めると、草むらの向こうから「ゴャッギャ!ギャギャ!」なんとも魔物らしい声が聞こえそれに混ざり
「助けてくれー‼︎」
人の声がした‼︎
「ルピ!人が襲われてるのかもしれない‼︎ルピ助けられそう⁉︎」
「ピィッ!」
大丈夫とルピが仕草で返してくれたので急いで向かうと、ゴブリンらしきもの3匹に囲まれた男性が必死に袋を守りながら剣で応戦していた。
「ヒィッ!ぅわ!……ッこのくそ‼︎」
ガキンガキンと金属でできている剣と、ゴブリンらしきものの木の棒がぶつかり合う音に混じり、男性の必死な声も聞こえる。
「ルピ!」
「ピィーーーヤァー‼︎」
ルピが風を起こすとゴブリンらしきものが飛んでいき魔石に変わる。
「ありがとうルピ。男の人のところへ行ってみよう。」
「ピッ!」
「ハァ…ハァ…なんだ…これ。いきなり、ゴブリンが飛んで行った⁉︎」
おー!やっぱりあれはゴブリンなんだと1人放心する男性のもとへ駆け寄る。
「大丈夫ですかー!」
「坊主!お前がやったのか⁉︎」
「僕の従魔のルピがやりました。いきなりここに行くっていうので来たら、おじさんがゴブリンと戦っていたので」
「従魔って…。その小さいやつかい?」
「ピィ……」
小さいと言われたことが嫌だったのか、ルピがふてくされた顔をする。
「あぁ…。悪かった。悪い意味じゃないんだ。その体でよくやるもんだと、感心したんだよ。すごいお嬢ちゃんだな」
「ピィ♪ピルルルー♪」
すごいと言われたのが嬉しいのか、お嬢ちゃんと言われたのが嬉しいのか、ルピがパァッ!と顔が明るくなり、そうだろうそうだろうと僕の顔を見上げてくる。
可愛すぎて頭をクシャクシャと撫でてやりたくなる気持ちを抑えながら、すごいよルピはと撫でると、嬉しそうにルピがスリスリしてくる。
本当に僕のルピは可愛い!昨日会ったばかりなのに溺愛してしまう。
「おじさんはこんなところで何をしていたの?」
「あぁ。母ちゃんが街でパン屋をしていてな。その小麦を買って帰る途中だったんだが、ゴブリンが小麦を狙って来たんだ。逃げるうちに草むらの中ってわけだ」
「そうだったんですか…。街まではまだあるのかな…。ルピ、人がいるところまではまだ遠い?」
「ピィ?ピッ(おじさんを指す)」
「えっ?あっ!そういうことか。うん。人がいたね。」
ルピが不思議そうに僕を見て来たが、そうだ。確かに僕は聞いた。人がいるところと。
ルピはおじさんを助けようとしたわけではなく、人がいるところと言った僕の言葉を聞いて、このおじさんのもとへ案内したんだろう。人が住んでるところと言っていたら、おじさんに気づかなかっただろうな…。
「ありがとう。ルピは可愛くて賢いね。おじさんに会わせてくれてありがとね。」
「ピィー♪」
頼まれたことができたルピは満足気でとても嬉しそうだったため、言い間違いとも言えないし実際人助けができたんだから、良しとしよう!
「おじさんがいる街までは、まだかかりそうですか?」
「そうだな…。馬に逃げられてしまったから、歩いて3時間ぐらいだな」
「僕達も街に行きたいので、ご一緒しても大丈夫ですか?」
「俺はありがたい!これから先魔物が出たとしても、お嬢ちゃんなら安心だしな。ただ、今ので足をやられてしまってな…」
そう言いながら右足に目線をおじさんがやるため見ると、右足の服から血が滲んでいる。今のゴブリンとの戦闘で負傷したんだろう。
「うーん…。僕1人だと街の方向がわからないし、おじさん1人も残していけないし、ルピ1人で街に行っても伝えられないだろうし、どうしよう…」
「坊主!気にするな。油断した俺が悪いんだ。助けてもらってお願いも悪いんだが…この草むらを出て、太陽に向かって歩いて行けば、俺の住んでる街がある。そこにあるパン屋ドリーにこの小麦を頼めないか?」
「でも、それじゃぁおじさんが…」
「俺は母ちゃんに小麦が届けば満足さ!母ちゃんは怒るだろうが、俺も小麦もなくなるよりは良いはずさ!パンを待ってる客もいるしな」
この人すごい良い人だよ!置いてっちゃダメだよ。絶対。そう思いながらも、得策が出てこない。僕の背じゃ、おじさんを背負うのは無理だしなぁ…。
「ピィ?」
「うん。ちょっと待ってねルピ。おじさんが足をケガして動けないから、良い方法がないか考え中なんだ」
ルピがそれを聞くとトコトコとおじさんの足下へ行き羽をかざす。淡い光がおじさんの足を包み光が消えると足が……治ってる⁉︎
「ピィー」
治したから早く行こうと言うようなルピに、おじさんも僕も固まる。
「ボ…ボ…ボ…坊主。お前の従魔は、ヒールを使えるのか⁉︎こんな従魔聞いたことないぞ⁉︎」
「あの…いや…僕も…。初めて見ました。はい」
「ピィー…」
早くとせっつくルピにおじさんと苦笑いをし、これで歩けるし一緒に行こうとおじさんが立ち上がった。
僕も苦笑いを返しながらそうですねと答え、魔石とゴブリンの耳をいやいや拾うと出発した。
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