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斎藤課長視点(変態注意!)
斎藤課長の幸せな日々②*
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抱きたいと素直に告げれば、頷いた麻衣子は全身を真っ赤に染める。
首に腕を絡めてくる麻衣子を縦抱きにして寝室へ連れて行き、壊れ物を扱いようにそっとベッドへ下ろした。
「今日は気分が昂っているせいか優しく出来ないかも」
ベッドへ腰掛け「ごめん」と謝る隼人は、この先麻衣子を気遣う余裕は無いだろうと、自分でも分かっていた。
今日は朝から若手社員の大きなミスをカバーするため、斎藤課長は相手先へ謝罪に向かったり本社へ経過の報告をしたりと、一日中奔走していたのだ。
体は疲労感を訴えているが、頭は興奮で研ぎ澄まされていた。
上司の立場で誠心誠意謝罪はしても、隼人本人の考えでは問題を拗らせて麻衣子との時間を減らすわけにはいかない。
謝罪の時間を早く終わらせようと、取引先へ行き謝罪の言葉に少々の嫌味を織り交ぜてやれば、気の短い社長は計算通り頭を下げる隼人にお茶入りの湯飲みを投げつけた。
頭に血が上った社長と隼人以外の者は、一斉に顔色を青くし部屋の空気が凍り付く。
暴力行為を逆手にとって此方の失態を「無かったこと」にし、若手社員を適切な指導をして多少留飲は下げた。だが、全ての怒りと疲労は払拭出来なかった。
「今日一日、大変だったのは知っているもの。だから、隼人さんの好きにしていいよ」
「麻衣子、さん?」
「お疲れ様です」
腕を伸ばした麻衣子は、湯呑みが当たって少し内出血している隼人の頬を撫でる。それだけで残っていた怒りの感情が消えていく気がした。
「は、そんなこと言われたら、我慢出来ない。爆発しそうなんだ。もう、いいか?」
「うん」
麻衣子が頷くと同時に、彼女の上にのしかかっていった。
臍につきそうなくらい反り返った陰茎に、隼人はピンク色のコンドームをかぶせていく。
秘所の割れ目へ密着させた陰茎を往復させれば、溢れ出た愛液が掻き混ざるくちゅくちゅという音が聞こえ否が応でも興奮は高まっていく。
「入れるよ」
愛撫が必要ないほど潤っていると分かると、太股を抱えた隼人は腰を突き入れる。
秘所の割れ目の奥を目指して亀頭が中へ入り込み、麻衣子は眉間に皺を寄せ深く息を吐く。
何度かセックスをしてなじんできたとはいえ、挿入時は苦しいと聞いた。彼女には悪いと思いながら、狭い膣を陰茎が突き進む感覚は気持ち良くて射精しそうになり、下半身に力を込める。
「あぅっ」
陰茎が最奥へ到達した衝撃を和らげようと、麻衣子はシーツを握り隼人の腰へ足を絡めた。
「はぁ、ああっ麻衣子さんっ」
「あっあっ、ああん」
腰を打ち付けるパンパンという音と、二人の喘ぎ声が常夜灯だけが付いた薄暗い室内に響く。最初からクライマックスのような余裕の無い腰の動きは、隼人の心情を表しているようだった。
脹脛を撫でていた手が麻衣子の太股を抱え直し、腰を浮かせる体勢にすると陰茎を奥まで入り込ませる。
「あぁっ深いっ、そこっだめぇ」
「でも、此処が、奥がいいんだろ?」
「ひゃんっ」
抜け出るギリギリまで陰茎を引いて勢いよく膣の最奥、子宮口目掛けて穿つ。
「奥を押すと、はぁ、凄いナカが、締まる。気持ちイイよ」
快感で目元を赤く染めた隼人は荒い息を吐く。
抱えた太股に指の形が残るほど強い力で掴み、最奥を抉るように腰を左右に揺らした。
「あぁっ!? グリグリしちゃ、いやぁ!」
「駄目」
シーツを蹴って逃げようとする麻衣子へお仕置きだとばかりに、色付いて自己主張している右乳首を食む。
「あぁんっ」
「可愛い。可愛いよ、麻衣子」
ビクリッ、肩を揺らして反応する麻衣子をうっとりと眺め、隼人は腰を打ち付ける動きを速めていく。
「あっ、ああっ、もう、もぉ、わたし、イッちゃいそう」
「いいよ、イって。俺ももう、出そうっ。一緒にイこう」
半開きの唇へキスをした隼人は、麻衣子のイイ所へ狙いを定めて強く腰を動かす。
「あぁあああー!」
一際強く中を穿った瞬間、麻衣子は隼人の背中へ爪を立てて盛大に達した。達した膣壁が精液を搾り取ろうと収縮し陰茎を締め付ける。
気持ち良さに顔を歪めた隼人は、呻き声を漏らしコンドームの中へ射精した。
外したコンドームを処理してベッドへ戻った隼人は、目蓋の重みに負けて眠りかけている麻衣子の耳元へ唇を近付ける。
「麻衣子さん、俺の事を好き?」
「うーん?」
「寝ぼけている時くらい、好きって言ってくれればいいのに」
むにゃむにゃ口を動かす麻衣子の寝顔を見詰めて苦笑いする。
体の相性も良く、ムダ毛の手入れも困った顔をしても拒絶はしない。何よりも可愛い。
女性をここまで好きになったのは初めての経験で、落とそうとしたのに自分が先に落とされるとは、思ってもみなかった。
(逃げられないようにコンドームに穴を開けておこうか。いや、子どもが出来てしまったら結婚理由は妊娠が一位となり俺が好きという恋慕が二位になってしまう。それに妊娠中は激しいセックスは禁止される。試したいプレイが出来なくなる)
「好きだよ。お試しじゃなくて、早く俺の彼女になって」
完全に寝入っている麻衣子が微かに頷く。
条件反射だったとしても、隼人は心が満たされるのを感じた。
首に腕を絡めてくる麻衣子を縦抱きにして寝室へ連れて行き、壊れ物を扱いようにそっとベッドへ下ろした。
「今日は気分が昂っているせいか優しく出来ないかも」
ベッドへ腰掛け「ごめん」と謝る隼人は、この先麻衣子を気遣う余裕は無いだろうと、自分でも分かっていた。
今日は朝から若手社員の大きなミスをカバーするため、斎藤課長は相手先へ謝罪に向かったり本社へ経過の報告をしたりと、一日中奔走していたのだ。
体は疲労感を訴えているが、頭は興奮で研ぎ澄まされていた。
上司の立場で誠心誠意謝罪はしても、隼人本人の考えでは問題を拗らせて麻衣子との時間を減らすわけにはいかない。
謝罪の時間を早く終わらせようと、取引先へ行き謝罪の言葉に少々の嫌味を織り交ぜてやれば、気の短い社長は計算通り頭を下げる隼人にお茶入りの湯飲みを投げつけた。
頭に血が上った社長と隼人以外の者は、一斉に顔色を青くし部屋の空気が凍り付く。
暴力行為を逆手にとって此方の失態を「無かったこと」にし、若手社員を適切な指導をして多少留飲は下げた。だが、全ての怒りと疲労は払拭出来なかった。
「今日一日、大変だったのは知っているもの。だから、隼人さんの好きにしていいよ」
「麻衣子、さん?」
「お疲れ様です」
腕を伸ばした麻衣子は、湯呑みが当たって少し内出血している隼人の頬を撫でる。それだけで残っていた怒りの感情が消えていく気がした。
「は、そんなこと言われたら、我慢出来ない。爆発しそうなんだ。もう、いいか?」
「うん」
麻衣子が頷くと同時に、彼女の上にのしかかっていった。
臍につきそうなくらい反り返った陰茎に、隼人はピンク色のコンドームをかぶせていく。
秘所の割れ目へ密着させた陰茎を往復させれば、溢れ出た愛液が掻き混ざるくちゅくちゅという音が聞こえ否が応でも興奮は高まっていく。
「入れるよ」
愛撫が必要ないほど潤っていると分かると、太股を抱えた隼人は腰を突き入れる。
秘所の割れ目の奥を目指して亀頭が中へ入り込み、麻衣子は眉間に皺を寄せ深く息を吐く。
何度かセックスをしてなじんできたとはいえ、挿入時は苦しいと聞いた。彼女には悪いと思いながら、狭い膣を陰茎が突き進む感覚は気持ち良くて射精しそうになり、下半身に力を込める。
「あぅっ」
陰茎が最奥へ到達した衝撃を和らげようと、麻衣子はシーツを握り隼人の腰へ足を絡めた。
「はぁ、ああっ麻衣子さんっ」
「あっあっ、ああん」
腰を打ち付けるパンパンという音と、二人の喘ぎ声が常夜灯だけが付いた薄暗い室内に響く。最初からクライマックスのような余裕の無い腰の動きは、隼人の心情を表しているようだった。
脹脛を撫でていた手が麻衣子の太股を抱え直し、腰を浮かせる体勢にすると陰茎を奥まで入り込ませる。
「あぁっ深いっ、そこっだめぇ」
「でも、此処が、奥がいいんだろ?」
「ひゃんっ」
抜け出るギリギリまで陰茎を引いて勢いよく膣の最奥、子宮口目掛けて穿つ。
「奥を押すと、はぁ、凄いナカが、締まる。気持ちイイよ」
快感で目元を赤く染めた隼人は荒い息を吐く。
抱えた太股に指の形が残るほど強い力で掴み、最奥を抉るように腰を左右に揺らした。
「あぁっ!? グリグリしちゃ、いやぁ!」
「駄目」
シーツを蹴って逃げようとする麻衣子へお仕置きだとばかりに、色付いて自己主張している右乳首を食む。
「あぁんっ」
「可愛い。可愛いよ、麻衣子」
ビクリッ、肩を揺らして反応する麻衣子をうっとりと眺め、隼人は腰を打ち付ける動きを速めていく。
「あっ、ああっ、もう、もぉ、わたし、イッちゃいそう」
「いいよ、イって。俺ももう、出そうっ。一緒にイこう」
半開きの唇へキスをした隼人は、麻衣子のイイ所へ狙いを定めて強く腰を動かす。
「あぁあああー!」
一際強く中を穿った瞬間、麻衣子は隼人の背中へ爪を立てて盛大に達した。達した膣壁が精液を搾り取ろうと収縮し陰茎を締め付ける。
気持ち良さに顔を歪めた隼人は、呻き声を漏らしコンドームの中へ射精した。
外したコンドームを処理してベッドへ戻った隼人は、目蓋の重みに負けて眠りかけている麻衣子の耳元へ唇を近付ける。
「麻衣子さん、俺の事を好き?」
「うーん?」
「寝ぼけている時くらい、好きって言ってくれればいいのに」
むにゃむにゃ口を動かす麻衣子の寝顔を見詰めて苦笑いする。
体の相性も良く、ムダ毛の手入れも困った顔をしても拒絶はしない。何よりも可愛い。
女性をここまで好きになったのは初めての経験で、落とそうとしたのに自分が先に落とされるとは、思ってもみなかった。
(逃げられないようにコンドームに穴を開けておこうか。いや、子どもが出来てしまったら結婚理由は妊娠が一位となり俺が好きという恋慕が二位になってしまう。それに妊娠中は激しいセックスは禁止される。試したいプレイが出来なくなる)
「好きだよ。お試しじゃなくて、早く俺の彼女になって」
完全に寝入っている麻衣子が微かに頷く。
条件反射だったとしても、隼人は心が満たされるのを感じた。
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