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斎藤課長視点(変態注意!)
斎藤課長は策略を巡らす②
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あらかじめ予約していた部屋のベッドへ寝かせ、麻衣子のタイトスカートを捲り上げてストッキングを履いているとはいえ露わになった足を見て、隼人の息が荒くなっていく。
女性用カミソリでムダ毛を剃った足は、隼人が理想と伸びた毛と滑らかな肌の相反する感触が堪らないだろう。高まる期待と興奮で陰茎の質量が増し、窮屈になった股間の布を押し上げる。
(はぁ、この足を直に触りたい。舐めたい)
アルコールを摂取した脳の理性のブレーキは緩み、興奮と性欲は呆気なく限界点を振り切り決壊した。
「いやぁああ!! 変態―!!」
今からストッキングを脱がす、という時に目を覚ました須藤麻衣子は混乱のあまり叫んだ。
必死で頭の上へ手を伸ばして枕元に置いてあった金属の塊、目覚まし時計を掴むと、脹脛への夢中で頬擦りしている隼人の頭部目掛けて振り下ろした。
ガシャン!!
「ぐっ!?」
頭部への強い衝撃で目の前に火花が散り、彼女の股の間へ突っ伏した。
ベッドから飛び下りた麻衣子は、サイドテーブルへ置かれているバッグとジャケットを掴むと部屋を飛び出していった。
走り去っていく足音は聞こえていても、後頭部の痛みと顔を動かすだけで襲ってくる眩暈で動けない。
勢いよく部屋のドアが閉まった後、ようやく隼人は呻き声を上げた。
「うぅ、いってぇ」
目覚まし時計で殴られた後頭部を手で触れば、手の平にべったりと鮮血が付く。
「うわぁ」
うつ伏せのまま、事後処理用に用意しておいたタオルへ手を伸ばし手繰り寄せ、出血している後頭部の傷へ当てる。
頭部からの傷は出血量が多いとはいえ、これは派手にやられたものだ。
「はは、逃げられちゃったか。どうするかな、コレ」
目覚まし時計で殴った事実の罪悪感から、斎藤課長にセクハラされたと麻衣子が警察と会社に訴えることは無いだろうが、逃げられしまうことは想定していなかった。
この後どう動くべきか。女に逃げられたなんて、しかも目覚まし時計で殴られるのは初めての経験で、隼人の中では困惑と面白いという感情が渦巻いていた。
「いい足をしていたな」
直で触った足は、伸びてきた毛と肌の感触の対比、肉付き具合も素晴らしくて思い描いていた理想的な足だった。もっとあの足に触れたい、舐めたい、自分がムダ毛の手入れをしてあげたい、少し乾燥していた肌のケアをしてやりたい。
欲求を思い浮かべれば、痛みで萎えてしまっていた陰茎に熱が集中していき脈打ちだす。硬く勃ち上がっていくのが分かり苦笑いした。
「須藤麻衣子、絶対に落とす」
逃がさない、と呟いた隼人の瞳は仄暗い光を宿し、ベッドの上に散らばる麻衣子の履いていたストッキングの残骸を見詰めていた。
麻衣子に逃げられた2時間後、連絡をしてきた崇人に頼み救急セットをホテルまで届けてもらい、動くのも億劫でそのまま宿泊した。
逃げられたと知って大笑いした崇人を、預かっている彼のコレクションDVD『巨乳幼な妻は〇学生シリーズ』を一枚廃棄すると脅して謝罪させた。
翌朝、ホテルをチェックアウトして自宅へ戻った隼人は、今後想定されるあらゆる状況を脳内でミュレーションし対策を練る。考えている間、麻衣子の感触を思い出しながら自分の下で乱れる姿を妄想して、3回自慰をして爆発しそうな欲望を誤魔化した。
そして迎えた月曜日の朝、ワイシャツに着替え黒縁眼鏡をかけて斎藤課長モードへ切り替え、ジャケットを羽織って鏡に映る自分の姿を見て最後の仕上げを思い出した。
ホテルで混乱した麻衣子に殴られた傷は後頭部だが、彼女の罪悪感を煽るように額に大き目の絆創膏を貼る。
目立つ絆創膏を見て罪悪感を抱いたのなら、それを利用して食事に誘う算段だった。
女性用カミソリでムダ毛を剃った足は、隼人が理想と伸びた毛と滑らかな肌の相反する感触が堪らないだろう。高まる期待と興奮で陰茎の質量が増し、窮屈になった股間の布を押し上げる。
(はぁ、この足を直に触りたい。舐めたい)
アルコールを摂取した脳の理性のブレーキは緩み、興奮と性欲は呆気なく限界点を振り切り決壊した。
「いやぁああ!! 変態―!!」
今からストッキングを脱がす、という時に目を覚ました須藤麻衣子は混乱のあまり叫んだ。
必死で頭の上へ手を伸ばして枕元に置いてあった金属の塊、目覚まし時計を掴むと、脹脛への夢中で頬擦りしている隼人の頭部目掛けて振り下ろした。
ガシャン!!
「ぐっ!?」
頭部への強い衝撃で目の前に火花が散り、彼女の股の間へ突っ伏した。
ベッドから飛び下りた麻衣子は、サイドテーブルへ置かれているバッグとジャケットを掴むと部屋を飛び出していった。
走り去っていく足音は聞こえていても、後頭部の痛みと顔を動かすだけで襲ってくる眩暈で動けない。
勢いよく部屋のドアが閉まった後、ようやく隼人は呻き声を上げた。
「うぅ、いってぇ」
目覚まし時計で殴られた後頭部を手で触れば、手の平にべったりと鮮血が付く。
「うわぁ」
うつ伏せのまま、事後処理用に用意しておいたタオルへ手を伸ばし手繰り寄せ、出血している後頭部の傷へ当てる。
頭部からの傷は出血量が多いとはいえ、これは派手にやられたものだ。
「はは、逃げられちゃったか。どうするかな、コレ」
目覚まし時計で殴った事実の罪悪感から、斎藤課長にセクハラされたと麻衣子が警察と会社に訴えることは無いだろうが、逃げられしまうことは想定していなかった。
この後どう動くべきか。女に逃げられたなんて、しかも目覚まし時計で殴られるのは初めての経験で、隼人の中では困惑と面白いという感情が渦巻いていた。
「いい足をしていたな」
直で触った足は、伸びてきた毛と肌の感触の対比、肉付き具合も素晴らしくて思い描いていた理想的な足だった。もっとあの足に触れたい、舐めたい、自分がムダ毛の手入れをしてあげたい、少し乾燥していた肌のケアをしてやりたい。
欲求を思い浮かべれば、痛みで萎えてしまっていた陰茎に熱が集中していき脈打ちだす。硬く勃ち上がっていくのが分かり苦笑いした。
「須藤麻衣子、絶対に落とす」
逃がさない、と呟いた隼人の瞳は仄暗い光を宿し、ベッドの上に散らばる麻衣子の履いていたストッキングの残骸を見詰めていた。
麻衣子に逃げられた2時間後、連絡をしてきた崇人に頼み救急セットをホテルまで届けてもらい、動くのも億劫でそのまま宿泊した。
逃げられたと知って大笑いした崇人を、預かっている彼のコレクションDVD『巨乳幼な妻は〇学生シリーズ』を一枚廃棄すると脅して謝罪させた。
翌朝、ホテルをチェックアウトして自宅へ戻った隼人は、今後想定されるあらゆる状況を脳内でミュレーションし対策を練る。考えている間、麻衣子の感触を思い出しながら自分の下で乱れる姿を妄想して、3回自慰をして爆発しそうな欲望を誤魔化した。
そして迎えた月曜日の朝、ワイシャツに着替え黒縁眼鏡をかけて斎藤課長モードへ切り替え、ジャケットを羽織って鏡に映る自分の姿を見て最後の仕上げを思い出した。
ホテルで混乱した麻衣子に殴られた傷は後頭部だが、彼女の罪悪感を煽るように額に大き目の絆創膏を貼る。
目立つ絆創膏を見て罪悪感を抱いたのなら、それを利用して食事に誘う算段だった。
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