268 / 409
後後142 シューレのお店でいろいろ発生♪
しおりを挟むあ?まだあるんだろ?新作。隠さねーで出すほうが身のためだぜ?
とかケーキのカウンターんとこで脅している泉さんを放置し、俺はまだ食べていないケーキをいくつか注文する。
泉さんは俺の数倍食うのでとっくに制覇しているのだ。
牛乳に合うと言うケーキもあったので、牛乳も来た。
コーヒーに合うケーキも。
なんか今までそんなのなかったが、グレて因縁付けてるような幼女を放置してるからとばっちり来た?
「ねーよ!シューレに言えよ!」で、放置してくれればいいのに、そのくらいできないのかなぁ?
といいつつ牛乳飲みながらそのケーキ食ったが、微妙。紅茶で食べたら美味かった。
んじゃコーヒーに合うとかいうのも、、、
案の定不味かった。紅茶とはバッチグーで美味かった。
あれじゃね?あのウエイトレス達も俺の時代の日本からの転生かなんかじゃねーか?
紅茶で美味し食い終わった後、
その2人のウエイトレスを床に正座させ、、できたんでやっぱ日本人だなこいつら、、小一時間説教。折角こっちに来たのに同じ事やってんじゃねー、せっこい事以外できないのか、と。
で、コーヒーと一緒に食べると不味いケーキを2人にあるだけ全部食わせて反省させる。
が、してねーな?
大杉B子と山田花子だと名乗った。嘘くせーが、ホントらしい。おずぎとびー子?一人二役?すげーな?。山田花子?いつの時代?大正とか昭和初期のど田舎?
「よし、お前らが自分の名前に多大なコンプレックスを抱いて世間を恨むのは、100歩譲って仕方がないとしよう、、s」
続けて話そうとしたら、そこまででその2人はものすごく衝撃を受けたようで、、
そんなに酷い名前だったの?
と、呆然とし、、
気づいていなかったんかよ、、
というか、それが理由で腐ってたんじゃねーのか、、もともと腐った魂なのかよ、、、
なんかここんとこ毎日腐った奴に会うのは、なぜ?
「うーん、、珍しいよな?今までここまでのなんか、そうそう居なかった、というか、西の国あたりにしかいなかったろ?」泉さん
「・・・・おまえら、移民だろ」
「・・・・・」
シューレを呼んで脳(記憶)を調べて貰ったら、やっぱ移民というか、密入国。北山領の事件(中ー15話)の時に船団が来るときに船が空身なので、その船長達が小銭稼ぎで乗せてきたらしい。全部で200人ほどいるとのこと。
めんどくせぇ、、
と思いつつも、すうぐ領主様に報告。領主様は警備隊に捕縛を命じた。シューレは情報を受けやすい魔力のある人狼部隊各隊員に与えて、当該人物たち特定を確実にした。
シューレがこっちに来ていなかったらとてもできないことだった。
ラッキー♪
密入者達は王都からこっちに流れてきたと吐いたので、情報を与えられた人狼部隊の大半を、東武領から北に王都に向かって虱潰しに調査させ、捕獲していった。領主様は王都へは先に報告を送り、そのまま捕獲部隊が王都でも活動をする許可を貰った。
あとから報告を聞いたら、半月ほどで全員、一人残らず捕獲し、すぐに西の国に送ったという。
漁の道具と行きていくための道具を必要なだけ渡し、一ヶ月ほどの食料も渡したという。
あの港町(後後58話)でなら、余裕で食っていけるはずだ。余程クズじゃない限り。なので保証できないわなw
ちなみに、あの施設の現場監督もソレだったそうな。
最初に領主様に報告した後は全部領主様の仕事になったので、もう必要ない俺達はそのまま村に帰ろうとした、、
「あれ?俺ら何しに来たんでしたっけ?」
「・・新作、、じゃねーよな、、、」泉さん
「あ、シューレがなんかしてるんじゃないかな?って思って」
「ああ、そうだったなー」
ケーキ屋に戻ると新人店員がいた。
シューレが教えていた。
「いやー、人気店だから優秀な人材がいくらでもくるわ!あっはっは!」シューレ
んじゃ、なんであんなの雇ってたんだよ、、
「あ?なんかおかしな感じがしたんでおもしろそーだからだが?」
おかしな感じって、、転生者のか、、
「ああ、、なるほど、、あれ転生者の、、あーゆーのが転生者なんだな?」
今知った!!この何千年だかわらないけどすんげー長生きなひとがっ!!!
「いやだからしかたないだろう?知らないものはしらないよ、、」シューレ
まーそーだろーけど、、
俺らが言葉を発していないのにシューレのみ答えているのを不思議に思う新人2名。
「というわけでだ、どーせおまえら暇だろう?この子達に教えてやってってくれ、まかない付きだぞ?3食おやつ!」
「「乗った!!!」」
屋根裏部屋に住んでいいとのことなので、それでw
「あ、そーいえば、シューレ、ここんとこ村ではおとなしかったが、どこで何やってるの?」俺
「・・・・・・私が常になんか問題ごと起こしているような言い方だが?」シューレ
「??え??、、いや、、問題とか言っていないし、、美味しいことなら噛ませてもらいたいかな?とか思っただけだし、、」
「ああ、美味いもんなら混ぜろ」泉さん
「・・・最近いそがしかったろ?だから適当に食べ歩いたりぶらぶらし続けてただけだ。そんなのあっという間に2-3ヶ月経つだろ?」
「「まぁ、、ねぇ、、」」
「まあ、おまえらがどう思っているのか、とか、いろいろわかった、うん、すごくわかった。」
「「ごめんなさーい!!」」
しかし、こいつら(ガクと泉)自分らがそれそのものだってわかってないのかね?とか思うシューレであった。
10日ほどで新人達は、フロアにおいては何も教えることはないくらいになった。
あとは厨房内をシューレが教えてくれればおkである。
「いやいや、茶の淹れかた位おしえていけよ」シューレ
今回の件でなんか逆らえないんで、、
それから10日ほどで茶やサンドイッチくらいはできるようになった。
「それでは我々はここらで失礼させていただきます」俺と泉さん
「うむ、ご苦労であった。」シューレ
扉を出る時、
「あ、そこにあるもの持ってって食え」と、シューレ
でかいジュー箱みたいな、、くいものってもろわかり♪!
「ありがとーしゅーれー!!!」俺と泉さんは超ニコニコ顔で馬車のある領主邸に箱を抱えて走って戻る。
俺達の汗と涙の結晶を奪われないように、誰にも見つからないように厩に行き、馬車を貰い、うまく領主邸を脱出できた。
まぁ、あとから思えば、その頃はもう領主様陣頭指揮で王都に向かって狩りをしていたんだよね。
残しておくと何しでかすかわからんのも連れてw。
小館村。
ガクの家。
もう遅い時間なんで誰もいない。モフの看板は閉店になって久しく半月以上。
「さて、、あけますよ?」
かたっ、、
ほう!!
案の定試作ケーキなどだった。
「なになに?これはコーヒーと一緒に食べること。これは牛乳と一緒に食べること。これは蒸留酒と一緒だと美味いはず。」
・・・・・
まあ、、シューレが言うんだから、、と、俺はコーヒーを淹れる準備をしはじめた。
0
お気に入りに追加
148
あなたにおすすめの小説
チート幼女とSSSランク冒険者
紅 蓮也
ファンタジー
【更新休止中】
三十歳の誕生日に通り魔に刺され人生を終えた小鳥遊葵が
過去にも失敗しまくりの神様から異世界転生を頼まれる。
神様は自分が長々と語っていたからなのに、ある程度は魔法が使える体にしとく、無限収納もあげるといい、時間があまり無いからさっさと転生しちゃおっかと言いだし、転生のため光に包まれ意識が無くなる直前、神様から不安を感じさせる言葉が聞こえたが、どうする事もできない私はそのまま転生された。
目を開けると日本人の男女の顔があった。
転生から四年がたったある日、神様が現れ、異世界じゃなくて地球に転生させちゃったと・・・
他の人を新たに異世界に転生させるのは無理だからと本来行くはずだった異世界に転移することに・・・
転移するとそこは森の中でした。見たこともない魔獣に襲われているところを冒険者に助けられる。
そして転移により家族がいない葵は、冒険者になり助けてくれた冒険者たちと冒険したり、しなかったりする物語
※この作品は小説家になろう様、カクヨム様、ノベルバ様、エブリスタ様でも掲載しています。
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
異世界転生はうっかり神様のせい⁈
りょく
ファンタジー
引きこもりニート。享年30。
趣味は漫画とゲーム。
なにかと不幸体質。
スイーツ大好き。
なオタク女。
実は予定よりの早死は神様の所為であるようで…
そんな訳あり人生を歩んだ人間の先は
異世界⁈
魔法、魔物、妖精もふもふ何でもありな世界
中々なお家の次女に生まれたようです。
家族に愛され、見守られながら
エアリア、異世界人生楽しみます‼︎
料理スキルで完璧な料理が作れるようになったから、異世界を満喫します
黒木 楓
恋愛
隣の部屋の住人というだけで、女子高生2人が行った異世界転移の儀式に私、アカネは巻き込まれてしまう。
どうやら儀式は成功したみたいで、女子高生2人は聖女や賢者といったスキルを手に入れたらしい。
巻き込まれた私のスキルは「料理」スキルだけど、それは手順を省略して完璧な料理が作れる凄いスキルだった。
転生者で1人だけ立場が悪かった私は、こき使われることを恐れてスキルの力を隠しながら過ごしていた。
そうしていたら「お前は不要だ」と言われて城から追い出されたけど――こうなったらもう、異世界を満喫するしかないでしょう。
神獣に転生!?人を助けて死んだら異世界に転生する事になりました
Miki
ファンタジー
学校が終わりバイトに行く途中、子供を助けて代わりに死んでしまった。
実は、助けた子供は別の世界の神様でお詫びに自分の世界に転生させてくれると言う。
何か欲しい能力があるか聞かれたので希望をいい、いよいよ異世界に転生すると・・・・・・
何故か神獣に転生していた!
始めて書いた小説なので、文章がおかしかったり誤字などあるかもしてませんがよろしくお願いいたします。
更新は、話が思いついたらするので早く更新できる時としばらく更新てきない時があります。ご了承ください。
人との接し方などコミュニケーションが苦手なので感想等は返信できる時とできない時があります。返信できなかった時はごめんなさいm(_ _)m
なるべく返信できるように努力します。
異世界でのんびり暮らしてみることにしました
松石 愛弓
ファンタジー
アラサーの社畜OL 湊 瑠香(みなと るか)は、過労で倒れている時に、露店で買った怪しげな花に導かれ異世界に。忙しく辛かった過去を忘れ、異世界でのんびり楽しく暮らしてみることに。優しい人々や可愛い生物との出会い、不思議な植物、コメディ風に突っ込んだり突っ込まれたり。徐々にコメディ路線になっていく予定です。お話の展開など納得のいかないところがあるかもしれませんが、書くことが未熟者の作者ゆえ見逃していただけると助かります。他サイトにも投稿しています。
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
ファンタジー
HOT 1位!ファンタジー 3位! ありがとうございます!
父親が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
その他、多数投稿しています!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
積みかけアラフォーOL、公爵令嬢に転生したのでやりたいことをやって好きに生きる!
ぽらいと
ファンタジー
アラフォー、バツ2派遣OLが公爵令嬢に転生したので、やりたいことを好きなようにやって過ごす、というほのぼの系の話。
悪役等は一切出てこない、優しい世界のお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる