上 下
224 / 409

後後98 魔法少女伝説はずまりm?

しおりを挟む

なんか野上達がなかなか帰ってこない。魔法使い達は、「なんかちゃんと全員で動いているし、挙動がおかしい=負傷とか、は居ないみたいなので大丈夫じゃないですかね?」と言っているので待つことにした将軍様と王様。

みなして日がな一日釣り。
うんこという撒き餌されてるんで、結構イレグイ?
ちゃんとキレイに洗ってるし、内蔵みなちゃんと傷つけずに捨ててるんで大丈夫♪
うん、おいしいよ?!!

シューレは村と領都とここを行き来してる。たまに来ちゃ、ロボを飛ばしてビームを撃ったり、ロケットパンチで山を破壊したり、キャノンで山を破壊したりしてる。ビームの精度をあげたい様子だ。より細く、より遠くに、より正確に!!とかぶつぶつ言っている。

博子と姫様は船に篭って船のシェフに菓子を作ってもらって毎日を送ってる様子。

「あーだりー、、まだ帰ってこないの?」泉さん
野上隊が出てから一週間!

んじゃ、そこらぶらついて来ようぜ?と言い出す泉さん。
領主様に断ってからのほうがいんじゃないすか?と言ったけど、面倒臭がって、いくぞ!と馬に乗っちゃう泉さん。
「まったー!!泉さん、待ってー!!」
大田さん登場!

やっとかよ、、、
ひそひそ
(やっと準備整いましたー♪)大田
(遅いと思いまーす!今回なしになったのかな?没かな?とか思っちゃってましたー!!)
(いや、今回逃すともう先ないでしょ?)
そりゃそーだけどさー、遅いんだもん、、

「おい、なにこそこそやってんだ?」
「え?泉さんの超強化計画、ってのがあって、無双仕様に!!」俺
「・・・・・無双?」
「そうっすよ?一人でドッヒューン!!って敵に斬り込んでバッタバッタとそりゃイナゴの大群のように敵を食い散らかす!!台風の様に敵をぶちまけとびらかす!!」

「うーん、聞いたこと無い表現多いけど、まぁわかるけど、、、、、それなら、、」泉さん
(さすがうまいっすね、たぶらかしのガクって有名なんは伊達じゃないっすね?)
・・・・・そんなこと言われてんだ、、、
ガックシ膝を付いて折れ曲がる俺、、

「そんなとこで何へばってんだ?行くぞ!強化だっ!!」泉さん

ぱっかぽっこぱっかぽっこぱっかぽっこぱっかぽっこ、、

港の街からちょい奥に入った、元農地?今のっぱらな開けた所。

「はい、コレ持って」
大田さん、泉さんにステキなステッキと杖(じょう)を渡す。ロボと姉妹仕様のステッキ?。杖は太さが泉さんの腕くらい、長さが身長より長い。2m近く?
で、軽量な金属製。
勿論ステッキも杖もシューレ謹製である!
結構デコってあり、、、、

泉さん嫌な顔、、

「まぁまぁ、、これ、強化の魔法がかかってるんで、こんな感じにしなきゃならなかったんすよ」大田

「泉さんが強化されたら、普通の金属なかへにゃくれちゃいますよ?」俺
「お前は聞いたこと無い変わった表現が多いが、、わかるけど、、、わかるけど、、さぁ、、、」泉
本旨から外れてくれる泉さん
(さすが”らかし”!!)大田
・・・・・人の努力を認めねぇ奴、おおいよな外来って、、、向こうに帰れよ、、、

「んじゃ、、1個だけ呪文を唱えてくださいね、俺の後について言ってください、、
よこはまりくまはたらちゃんたらちゃんたららららちゃんちゃんちゃん!ヘンシィーん!!」大田ワクワク隠せず!!

「・・・・よこはまりくまはたらちゃんたらちゃんたららららちゃんちゃんちゃん!ヘンシィーん!!・・・」泉さん、疑惑のみの目

しゅるしゅるしゅるーーーーポムッ!!

ジャジャーーン!!(ここまで効果音込みの魔法)

「「おおおおお!」」俺&ヲタ

黄色基調の魔法少女!!リボン、髪飾り、ざーます手袋、ひらひらの透ける白の薄い生地とオレンジかかった黄色の集めの生地の二枚重ねのミニスカ、膝上までのソックス、ばっちりだっ!!!背後には薄い透けている精霊っぽい羽まで!!
「ねぇ!もしかしたらシューレデザイン????」
「よくわかりましたね!そうっすよデザインから制作まで100%大精霊謹製!!」

ぼんっ!!!
「大精霊様登場じゃっつ!!あーっはっはっはっはっはっはっつ!!!だおうだあ!!素晴らしいだらう!!」
シューレ、得意満面!!

「すげーーっす、、まるで向こうでそれを研究し尽くしたモノみたいっす!!」俺
「まぁ、、そこまでとはいかないだろうけど、、、」少し謙虚に成る?
「いえいえいえいえい、、、これ、向こうだって、超人気出ますとっ!!!一番ですとっつ!!!」大田
「まぁ、そうかあ?、、一応、魂込めて作ったつもりだからなぁ、、」
「「だろうなぁ、、」」ヲタ者ども2名

・・・・おめぇら、、、何ヨタこいてんの?
噴火数秒前仕様の泉さん

「飛んでみよ、泉」
は?
「いいから飛べ、おまえ飛べるから。」
・・・何言ってんのこの人?みたいな目の泉さん

「泉さん、シューレの言うこと本当だから、シュビーン!!ってソラ跳ぶ、、そうだな、、シューレ、まず俺に一回でいいからソラ飛べる魔法かけれて貰いないっすか?」
ああ、そうな、、ほれ、、
ぽりゅおりゅひぃょ~ん、

すっげーなんかイヤっぽい音なんだけど、、
「いいから行け」シューレ

「あむ、、、、ガクロ行きまーす!!」
しゅっびーん!!!
右腕の拳をたかく突き出し、左手は脇に添え体に密着させ、漫画の”放射能撒き散らし少年型ロボット”のように飛んでいく。勿論足からバーナーなど必要ない、純粋にソラを飛べる。
この場合、28業の様に両手を出すと、なんか間抜けっぽく成るのだ。片手に限る。もしくは腕は両脇にピッタリくっつけていくのもよし。

「ほらー!泉さん、はやくぅーーー」上空から呼ぶ俺
・・・・・・
「どーすりゃ、いんだ?」とシューレに訊く泉
「ん?飛ぶぞ!いくぞ!そらたかくううううう!!」って思えばいいんだよ。どう飛びたいとかあっちいきたいとか、でいいんだよ。歩く時と同じだ、走るのと同じだ。泳ぐのと同じだ」
・・・・
「んじゃ、、」
シュウブーーーン!!

なんか情けない感じに飛び上がったが、、最初だからな

杖を前に突き出し、ステッキを左手で脇にピッタリくっつけ、ほどほどの速さで。
「ほらぁ、、」と杖の端を持たれて引っ張られる泉、

どんどん加速、、、上空に、、、どんどん、どんどん、
「あ、やべ、、バリア!!」シューレ

どどどーーーーんん、
すんげーでっけー雷?みたいな音が高空から、、
「音速、越えたね?」大田
「制限かけるべきだった、、」シューレ

小一時間ほどで戻ってきた2人。
泉さんは顔を上気させている。

「どうだった?」シューレ、泉に訊く
「おう!最高だな、、飛ぶの。全く違う世界だな!!生きてて良かったとはじめて思ったわ!!」
お!シューレのケーキ以上の効果か!!
シューレ、一瞬複雑な顔

「他にも、おまえの剣技やら、杖の威力などがいろいろおもしろいことになってるから、おいおい試せ。
で、この魔法、あまり長く使ってると、お前の気を使い切っておまえバタンキューだからな?」
「・・・??」泉
「泉さんの中の気を使い切っちゃったらその場で気絶しちゃうんですよ」俺
「あー、、、それも怖いな、、予兆とかあるのか?」
「多分、ああもう少しでなくなるなーとか判るはずだが、、いっぺんなくなるまでやってみ?」
雑なシューレ。でも限度・限界がどこにあるのかを知るのは必要なこと。

「んじゃ、今日はここで限界までいくか」
「「ですねぇ俺らいるから」」大田、俺

それじゃ私はいくぞ、とシューレは戻っていった。
小館に戻り、ケーキ作りにはげむんじゃないかな?

「あ、魔法解除の呪文は?」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

チート幼女とSSSランク冒険者

紅 蓮也
ファンタジー
【更新休止中】 三十歳の誕生日に通り魔に刺され人生を終えた小鳥遊葵が 過去にも失敗しまくりの神様から異世界転生を頼まれる。 神様は自分が長々と語っていたからなのに、ある程度は魔法が使える体にしとく、無限収納もあげるといい、時間があまり無いからさっさと転生しちゃおっかと言いだし、転生のため光に包まれ意識が無くなる直前、神様から不安を感じさせる言葉が聞こえたが、どうする事もできない私はそのまま転生された。 目を開けると日本人の男女の顔があった。 転生から四年がたったある日、神様が現れ、異世界じゃなくて地球に転生させちゃったと・・・ 他の人を新たに異世界に転生させるのは無理だからと本来行くはずだった異世界に転移することに・・・ 転移するとそこは森の中でした。見たこともない魔獣に襲われているところを冒険者に助けられる。 そして転移により家族がいない葵は、冒険者になり助けてくれた冒険者たちと冒険したり、しなかったりする物語 ※この作品は小説家になろう様、カクヨム様、ノベルバ様、エブリスタ様でも掲載しています。

祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活

空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。 最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。 ――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に…… どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。 顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。 魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。 こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す―― ※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。

異世界転生はうっかり神様のせい⁈

りょく
ファンタジー
引きこもりニート。享年30。 趣味は漫画とゲーム。 なにかと不幸体質。 スイーツ大好き。 なオタク女。 実は予定よりの早死は神様の所為であるようで… そんな訳あり人生を歩んだ人間の先は 異世界⁈ 魔法、魔物、妖精もふもふ何でもありな世界 中々なお家の次女に生まれたようです。 家族に愛され、見守られながら エアリア、異世界人生楽しみます‼︎

料理スキルで完璧な料理が作れるようになったから、異世界を満喫します

黒木 楓
恋愛
 隣の部屋の住人というだけで、女子高生2人が行った異世界転移の儀式に私、アカネは巻き込まれてしまう。  どうやら儀式は成功したみたいで、女子高生2人は聖女や賢者といったスキルを手に入れたらしい。  巻き込まれた私のスキルは「料理」スキルだけど、それは手順を省略して完璧な料理が作れる凄いスキルだった。  転生者で1人だけ立場が悪かった私は、こき使われることを恐れてスキルの力を隠しながら過ごしていた。  そうしていたら「お前は不要だ」と言われて城から追い出されたけど――こうなったらもう、異世界を満喫するしかないでしょう。

神獣に転生!?人を助けて死んだら異世界に転生する事になりました

Miki
ファンタジー
学校が終わりバイトに行く途中、子供を助けて代わりに死んでしまった。 実は、助けた子供は別の世界の神様でお詫びに自分の世界に転生させてくれると言う。 何か欲しい能力があるか聞かれたので希望をいい、いよいよ異世界に転生すると・・・・・・ 何故か神獣に転生していた! 始めて書いた小説なので、文章がおかしかったり誤字などあるかもしてませんがよろしくお願いいたします。 更新は、話が思いついたらするので早く更新できる時としばらく更新てきない時があります。ご了承ください。 人との接し方などコミュニケーションが苦手なので感想等は返信できる時とできない時があります。返信できなかった時はごめんなさいm(_ _)m なるべく返信できるように努力します。

異世界でのんびり暮らしてみることにしました

松石 愛弓
ファンタジー
アラサーの社畜OL 湊 瑠香(みなと るか)は、過労で倒れている時に、露店で買った怪しげな花に導かれ異世界に。忙しく辛かった過去を忘れ、異世界でのんびり楽しく暮らしてみることに。優しい人々や可愛い生物との出会い、不思議な植物、コメディ風に突っ込んだり突っ込まれたり。徐々にコメディ路線になっていく予定です。お話の展開など納得のいかないところがあるかもしれませんが、書くことが未熟者の作者ゆえ見逃していただけると助かります。他サイトにも投稿しています。

『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?

釈 余白(しやく)
ファンタジー
HOT 1位!ファンタジー 3位! ありがとうございます!  父親が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。  その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。  最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。 その他、多数投稿しています! https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394

積みかけアラフォーOL、公爵令嬢に転生したのでやりたいことをやって好きに生きる!

ぽらいと
ファンタジー
アラフォー、バツ2派遣OLが公爵令嬢に転生したので、やりたいことを好きなようにやって過ごす、というほのぼの系の話。 悪役等は一切出てこない、優しい世界のお話です。

処理中です...