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後後96 やっべ!まずいっつ!!! 東の国の港を急襲しなければならなかった件
しおりを挟むその後、スタリッツァの王宮に顔を出し、
「勝利確信しました!」と王様とグレゴリーさんに報告し、転移門で武国王宮前騎士団駐屯地から王宮に行き、将軍様と福田さん達側近達に「勝利確信しました!」と報告し、
また転移門使って領主様の邸に行き、「(同)」と報告して、遠征のあらましを聞いて、小館村に馬で戻った。
シューレはもう戻ってきていた。さすがこのクラスになるとすごいねぇ、、ヒ王といい、、、なんなのこの人(ではないけど)たちは、、、
そういえば、、博子に見せたら面白かったかもな、、
いや、、カッときていきなり全部斬りまくりはじめるかもしれんから、見せないほうがいいか、、
あやつもなんかおかしいもんなー、、この国に馴染みすぎたというか、、、
泉さんと似てるけど全く方向が違うというか、、
ま、美味しいケーキが出回り始めてるんで、姫さんと幸せ毎日だろー、放置がよろしー。
ガクは知らなかった。今回の東征が姫さんの初陣になること。それに当然筆頭護衛になった博子が付いて来ることを。
なんたって、将軍様が出張るんだから、姫にちょうどいい機会だろ?
やべ、キャラ多すぎて老人脳CPUはペンM並なんできっつい、、、ゴミAtomじゃないだけまだ万倍ましか、、
今回は出発が早いです。
船も多くは前回使ったものなので用意できている。
武国兵は南の港まで高速街道で行き、と言っても、武国からは東武軍と南部辺境の港付近の水兵達がメイン。それほど人数は多くない。少数精鋭というか、、
「どーせほぼロボと農国王がやっちゃうんだろう?」と思っているからだ。
「白兵戦できる戦力は、多分向こうにはゼロじゃないすかね?」大田
それを大いに肯定するガク
銃器をメインウエポンにしている奴らなんぞ、武国兵にしてみりゃ白兵戦の素人同然だから。
多分、グリーンベレーとか出てきても、、そっちの奴らのほうが苦戦するだろうな、と思う。しらんけどw
技術開発ばんばんな国が魔法得意なわけないし。技術発展すると日常で魔法使わなくなり衰えるので、そんなこと魔法の国がするわけないのだ。
しかも、前回の遠征、全く闘いにならなかった。
なので、武国兵達はだれももう期待なんぞしていない。
もし戦闘があったらラッキーだな!程度にしか思っていないのだった。
でもさすがホンモノの兵士達。遊び気分の者は見えない。
武国船団は沿岸を東に向かい、東東の国で補給をさせてもらい、その後海を渡って東の大陸に行く。
途中、農国船団と合流する。
今回はお互いに魔法使いを乗船させて連絡取り合っているので、合流は楽だ。
そして敵国沿岸に到着したら、ロボを呼び寄せる。ロボは飛んでくる。
シューレが、「私が転送してやろうか?」と言ったが、転送先が確定できるかどうかわからないので保留している。
これが予定のあらまし。
なんか、シューレはロボ軍団が、魔法を使いまくるのを間近で見たいって感じ?
王様と姫様達が小館の離宮に到着。
東武領軍の半数が領都から小館を通り過ぎ、南に向かっている。
王様達と小館部隊全軍の半数が今回参加する。残りで領都と王都の警備。
また、いずみ隊も半数参加。もう小館に来ている。結構早めに来て小館隊と演習とかしていた。
で、当然だが、博子もいた。
「あれー?来たの?」ガク
「当然でしょ?姫様の初陣なのよ?私がいないで誰が来るっての!」
まぁ、、だよなぁ、、でも初陣ってきいてねーよ、、大丈夫かなぁ、、
「まぁ、、出番無いと思うけど、、、」
「・・・・・そこはそれ、、行くのが大事?」
武国っぽくないけど、、まぁ、姫さんだから、、
「で、姫様、どのくらい強いの?」
「・・・私が左手のみだと、負けることも多いかな?」
ははぁ、、まったくわからねぇ、、
第一今の博子の強さなんかわからないのだ。
わかりたくもないけど、、そーゆー世界に入りたくないので、、
「で、どーよ?ケーキ、とか、、」ガク、自分の世界に持っていく
「あ!あれ、ガク達が持ち込ませたんだってね!いいねぇ、いくぶんおかしいのも結構あるけど、まともなのも最近増えてきていいわー!しかもカレーもっ!!本場モノだよねあのカレー!まじうま!なんか懐かしくって、、、笑いが止まらなかったわ!!」
やっぱおかしいよね?この子、、
ピッタリっちゃーピッタリだけど、、、この国?この世界に?
まぁ、元の世界で合わない者達は、こっちで結構合う者も少ない無いのだ。
「戻りたい」と思う者は、まず合わない。
こっちでデカイことやってやる、というのも、合わない、というか、こっち側に拒否られる事が多い。
なんか見てると、こっちも合うけど、、のんびり生きたいなぁ、みたいのが結構上手く行っている様子だ。
「毎日城でなにやってんの?」
「稽古と、ケーキ?」
記憶力無いのかな?
「他になんか勉強とか教えていないの?」
「私が教わってるかなー、」
そーですか、、、
「あと、猫が増えたね。モフってるよ毎日。いいねぇ、、猫、、」
「・・・小館隊って知ってる?」
「・・・・・どっかで、、」
おまえ、毎日一緒に鍛錬していたろーが(中-11話~)、、、だいじょうぶか?
「もふもっふ、だぜ?」
「?なぜ?」
「そりゃ、ここの村出身だからな」
「え?なぜここの村が?」
・・・・・・・・まじやばいんじゃないの?
「えっとさぁ、、おまえ、ここに居た時、トリミングやってたの、忘れた?」
「・・ああ!そうだったわね!鳥の、、、なんかやってたわんw!」
・・・・・
ここまでポンコツだったっけ??????
なんだろう?元の世界では、このポンコツにさせないため、学校とかで脳みそ使わせていたのかな?で、こっち来て使わなくなったから、本領発揮しちゃったのかな?
脳が画伯絵なのかな?
「ま、向うに行ったら、こっちの最終兵器が出現するから、驚くなよ?間違っても斬りかかるなよ?おまえ、やりそうだからなー」
「味方の兵器に斬りかかるバカいないわよ!」
・・・・・・
「ピンクピンクのきんきらがたくさん出るから、でっかいのがでるから、味方だからな?ビル5階くらいの大きさのが。いきなりブチ切れるなよ?」
「切れないって、、どうして私がそんなのにブチ切れなきゃならないのよ、、」
「おまえ魔法少女って知っている?」
「・・あー、、アニメとか、、見ないけど、、」
その程度か、、なら大丈夫かな?
まぁ姫さんはそういうの知らないだろうし、、まず大丈夫だろう。
その後、俺らも出発した。
ーー
一ヶ月後、武国船団と農国船団が無事合流し、東大陸の沿岸を発見し、その国があるらしい方向が偵察船とそれに乗る魔法使いのサーチ魔法でわかったので、船団は北上した。
「敵国確認。港、小さです。小舟が多数。大型船見えません。が、、、なんかへんなかたちのが、、いくつか」
「俺が見てみます」俺
と同時にオレも、と大田さん
「「やっぱ、、、」」
「潜水艦多数!!敵は海中に潜る船を持ってます。海中から魚雷という、でかい火矢みたいので船を攻撃してきます。
まず、あのへんなかたちのを砲撃してください!!すぐに!!」大田
「宣戦布告は?」
「そんなのしているうちに出港されたらこっちは壊滅です!!」大田
全艦、全砲門、あのへんなかたちの大半が海に浸かっている小島か船みたいのに各自砲撃!!連続で!!」司令官
「ロボを呼び寄せ、港を占拠させてください!もう港のとこに転送してもらっちゃって!!!」ガク
魔法使い達がシューレに連絡をとっている。
シューレはこちらの様子を見ていたようで、即座にぞくぞくと蛍光ピンクが港の陸上に出現し、同時にその足元の建物が潰れていった。
「100体、転送完了したそうです!」魔法使い。
「まず、あの潜水艦を全て魔法でやっつけて!」ガク
魔法使いかシューレが聞いていて操作してくれてるのか、
「ま”!!デグ(略)」×100
きらりん!!しゅりゅしゅるりぃ~んっ!!!☆☆♪♪
港に20ほどのでっかいとぐろが出現し、それが沈んでいく、、
「消して早く!!」消さないと大汚染に?!!
「ま”」×20ほど
シュン!!
だーっはっはっはっはっはっはっはーー!!!
シューレ、馬鹿笑いしながら登場。
う、うみ、うみに、、でっかい、、とぐろう、うんち20wwwwwぶくぶくしずんで、、、wwwwww
そこか?わからんっ!!!!
大妖精ともなると、ツボもまた別物なのだろう!
どうにか一隻も残さずにうんちに変えられたようだった。
まじやべー、、、
「やばかったな、、」大田
「ええ、全く予想してませんでしたよ、、」ガク
「壊滅させられちゃうとこだったなぁ、、」
「でも、警戒全くしてなかったんですね?」
「うん、周辺国も全て平らげ終わってるんだろうな」
「でも、潜水艦を作る技術があるなら、、」
「ああ、まじやばいかもな、、あの魔法と技術の結晶であるロボ軍団じゃなきゃ、どうなるかわからない状態だったなぁ」
あ、でもあれで勝てると思ってるんだ、、、
まぁ、王様のメテオがあるし!
さて、どーなるのか?
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