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後後94 ロボ完成!!折れる大田!!だいじょぶだ!!
しおりを挟むそれから一ヶ月少したった頃、王様は一度国にテストしに帰ると言って戻っていった。北の海で試験するらしい。
「まぁ、隕石くらいなら小さいの2つ3つ落とせるくらいになってるだろう」シューレ
・・・・このひと(人じゃないけど)、もっとできそうだなー、怒らせたらどーなるんだろー
星1つ滅亡くらいじゃ済まないんじゃね?
「はっはっは、今までそこまで怒った記憶はないぞ!?、安心したまへ!」シューレ
記憶がない?
「ああ、記憶には記憶容量というものがあってだな、流石に千年越えるとだなー・・・」
あとは聞いていなかった、、
それ以前には何があったか覚えていないっつーだけなんだ、、、
「まぁ、自然の摂理にものすごく反することでもしていない限り、怒らんから大丈夫だぞ?」
・・・・
やばいかも、、、
そういうことやってんだよ東の外来は、、
あ、シューレ黙っちゃった、、、読んだな?ボクのいたいけな心を、、、
プwとかやられちった、、、
ご飯を食べ終え、日常に戻、、、あ、、俺、村での日常はニートだった、、、お仕事ください、、、
最近は夜に帰ってきたシューレ、俺のことを叱らなくなってきた。
つまり、シューレが大田さんの言うことに慣れ始めたということだな(違うと思います)
まぁ、ロボ計画の進行は順調なんだろう、、
ちょっと見てみたい気もするが、、巻き込まれるのは、やっぱいやかな?
今日は養殖場のほうでも行こうとおもいまふ。
ーー
その頃の大田一行
ひょうひょうと、しかしなよなよと、弱そうで、でもどんなことでもへこたれず、「ながらく奴隷やってたもんで、この程度ならなんとか」と言ってのける大田。まあ死ななければいっかなー、くらいに思って毎日な大田。
なのだが、
これは、、ないよなぁ、、
死ななければいいと思って生きていても、こんなの見せられた日にゃー死にたくなるお、と、、
大田をもしてそーさせるのは
農国魔法使い若手御一行様方である。
ただ、その元凶は大田にあった。
さて現実を見よう、(まだ考えてないけど)。
どんなのが目の前にあるかというと、、(数秒前)
顔貌体型マウンテンゴリラ子さん、毛がないでつるつる仕様、全身ピンク。でも金色のラインが美しく。
ひらひらのミニスカ、金色に黒の縁をあしらい、刺繍地が美しくもガラがアニメ猫顔とか可愛らしい。
右手にはステキなステッキ、勿論魔法少女仕様のだ。
「ロボと魔法少女で二度オイシイ!!!これだけは大田師匠に黙って驚かせようと!!」
「「「「ようとっ!!!」」」」
おめーら5人、きんぎんみどりあかきいろの服に着替えろや、、、、と言いたい大田。
あ、銀はいいや、ドドメ色な、、
「ああ、おどれーたよ、、、むうちゃす、おどれーたよ、、それはもうまっくすだよ、、
まぁ、100歩譲ろう、、で、聞きたいんだが、、、」
「はいっ!!なんでもっつ!!!」
「なぜあの顔なんだ?」大田、表情は氷のようだ。
「へ?」なんのこと?なんで訊くの?みたいなリーダー。(ちなみに理由はまだ考えていない)
「いや、、もっとこう、、かわいく、が、ふつうの、まともな脳みそもってりゃ、思うよな?考えるよな?」大田苦悩顔
「えっと、、だって、、師匠の資料、、」
「・・・・・・(何のこと?)」大田
ごそごそごそごそ、、肩にかけているカバンを漁るリーダー
あった、
「ここの、、」ペラペラペラ、、ページをめくって、、、
「ほらこのコマ、、」指し示すリーダー
・・・・・・
なんかのギャグなんだろう、、魔法少女の顔がゴリになっている。こんなコマ、あったんだ?
何度も何度も読み返した漫画、、でもギャグなはずなのに完全に毎回読み飛ばされてたスベール級ギャグ、、
そんなのを?、、、なぜ?
「えっと、、訊いていい?」
「どうぞ!」
「ほかのコマは、普通の魔法少女の可愛い顔だよね?なぜこのコマをわざわざ選んだんだ?どうして?」大田、まじわからぬ!
「そりゃぁ、、このコマだけ特別だから、特別な意味があるんでしょう?それを使わない手は無いじゃないですか?」
これだから素人は、、、
折れた、、大田、完全に敗けた、、、白く燃え尽きそうである、、、
ま、いいか、、向こうも、、同じ、、くらい、、、ダメージ、受ける、、、んじゃないかな?、、、
「おう、、、いーやもう、、これでいけや、、、おまえらの勝ち(価値)だから、、、」おーた
「よっし!!!やたっ!!」
「「「「おーっ!!!!!」」」」
大田「おれ、今日はもう寝るから、、」
「「「「「おだいじにっす!!!」」」」」
で、シューレはそれを製作中に何も思わなかったのかというと、
んじゃ、シューレさん、どう思ったのでしょうか?
「あー、特に何も、、あ、いや、、強そうでいいな、とは思ったかな?」
強そう!!確かにゴリ顔は強いイメージ以外のイメージはないです!!
巨大ロボに強さを求めるのが無意識に思う気持ちである。
それを覆す魔法戦隊あほー使い5人組、、魔法少女巨大ロボに!!
でも更にそれを覆し、、、
もう、ヲタ心を持つ、わずかにでもヲタ心を持つ者であれば、折れること間違い無しであろう。
「強ぇえ、、」
大田はあほーつかい達を恐怖せざるを得なかった。
一方その棟梁。
である農国王様。
場所は北の海。 どすこい!
海の近くの高い高い断崖絶壁の上。
「もう矢でも鉄砲でももってこいやーーーー!!!、おう!んじゃ持ってきてやるわ、めぇーてぇえええええぅおおおおーーーーーすとらいくぅううううううううう!!」
一所懸命考えた決め台詞である。師匠は大田。敵が外来だから、と大田を交えて考えた。
泉さんあたりにしとけばまっとうなセリフを得られたであろうに、、なむなむなむ、、
グレさん、おかしいよな?と思いつつも、外来しかも特殊な趣味の外来だというので、ちょっと、いや、かなりイカレポンチなんだろうなぁ、と幾分納得。
でも、実際に決め台詞で聞くとやっぱおかしいよな?
(かっこ悪いです王様っ!!)グレ
1-2分後、目標の遠くの小舟周辺にちっさい隕石が3つほど
どずっぉああああああああんんん!!!どっごおおおおおおおおおおおおおおんんんん!!!
しゅーーーーーーーーー!!!
周辺霧!!これでもかっつ!!ってほど霧っつ!!水煙ではなく、水蒸気、超高温で氷の海に、、
で、同時に水蒸気爆発のおまけ付き、、
んどどどどどーーーんんん!!
落下衝撃が津波となって絶壁に!でも大丈夫高さ50mはあるので。
でも、次に爆発の津波、が、うまーく、、波動が一致したらしく、、、
「げ、うわあああああああーーーーー」×2
だだだだだだだだだだだだーーーーー
あほですか、飛んでください!!私もつれてって!!(グレゴリー)
お!それだっつ!!
しゅばっつ!!ひゅーん!高空に逃れる2人。
どっぱーん、、、、、眼下では高波に流される森、、、
「・・・二度と海ではやらない、、、」王
「・・っすね、、荒れ地がいいっすね、、」グレ
荒れ地は荒れ地でまたなんかやらかすかも知れないなこの人では。
ひとそれぞれ、持って生まれた「癖」みたいな業があるものだ♪
この2人そろえば、やらかすという業でも生まれるのかな、的な。
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