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後後78 伝説の?嘘くさいのが、、まじっすか?
しおりを挟む「なんか、君たち、すごいよね?」吉丸
・・・・・どこがだろう?
「ドルゲとドスコと床に座って酒盛りしているから?」
と、泉さん達のほうを見ながら言う
「いや、、まぁ、、そういうのも含むかも知れないけど、、なんというか、、僕らと違う世界に生きている感じかなぁ」
吉丸
「んー、、、外来だからかな?」俺
「やっぱり、、なんかあるかな、とかはマシマルと言っていたんだよね」
「そう?やっぱわかる?」
「まぁ、、なんか違うかな、くらいだったけど」
ふーん、、、
泉さんはともかくも、俺は一生懸命一般人の中に溶け込むようにしたつもりだったんだがなー
ガクには、周囲から浮きたくない、という強迫観念が、こちらに来た当初はまだまだ残っていたのだ。
ただ、何しても、それは単なる個人の資質と見られるだけなので、この世界では浮くとか浮かないとかいう概念はほとんど在りえないと、感覚的にわかってきた、少しづつ。
なので、今はそんな概念を失っている。いらない概念は自然に捨て去られ、どういうものかということさえ消去されるのだ。
一種のスキルアップでもあるし、それはまた一方では生物としての防衛本能でもあった。
「王様たちに対する態度も、、」
「あー、だってヒ王様、俺をツッコミ役にするんだもん」
「上司の領主様にも、、」
「うーん、武国仕様?領主様もうちの将軍様に同じ感じだよ?他の部下たちも同様だし、、」
へぇ?と少々びっくり顔の吉丸。
「合わない人には?」
「うーん、接触しないかなー。大概そういうのは悪人だったから、泉さんが潰したけど」
「・・・・・・」
「・・外来、、って、、無敵なの?」吉丸
「んなわけないでしょ!オレなんか弱いよ?!!武国じゃ肩身狭いんだからっ!!」
まぁ、、泉さんは大将クラスだけど、、、
「精霊とかは?」
「農国に行ったとき、泉さんが発見した。なんとなくだったみたい」
へぇ、、、なんとなく、、??
「今回も発見しただって?」
「・・・・発見というか、、拾った?。・・・・で、ヒ王様が飼い主になってくれた、、ヒ王、泣いてたけど、、」
イマイチ理解できないが、訊くと面倒くさそうなので、放置がいいかな?と思う吉丸
「大精霊とか、、」
「あー、シューレ、、、あれも、、なんか修羅場になりそうな気配がしたので、回避したらあーなっただけだし、、、」
シューレとフィジニ、できるだけ離しておくのがいいよなー、ほとぼり冷めるまで、と思っただけだしいー。うちにいさせりゃまぁ、ごまかせるだろうし、、そのうち誰かと番(つがい)にさせられりゃーいーかなー、とか?
「ほかの国の王達とかは?」
「うーん、南部連邦の王様とか、、だけかな?」
「北の国とか近いんじゃないの?」
よく調べたね?
「うん、会ったけど、あまり話さなかったな。部隊に訓練付けてくれってお願いされただけだった」
ふーん、、、
「で、そことも同盟組んで?」
「ああ、そうだった、組めば転移門使って教官派遣するから、って」
「で、最終的に、あの大陸すべてが軍事同盟結んだって?」
「え?そうなの?・・・・ああ、そう、、なのかな?でも、それを具体化する詳しくやるのは俺ら関係なかったし、、」
「すごいよね?」
何が?
「いや、うちの村のモフ☆モフっ子達が凄いからそこまでになっただけで、俺らはたまたまそこにいただけ。あんだけ部隊の名が、、村の名が広まってりゃ、どこでも教練希望するでしょう?」
うーん、、なんかそれだけだと決定的度にかなり不足感があるんだがなぁ、、とか思う吉丸。
だがそれがなんだかよくわからんのでもーいーか、と思った。
だが、この流れ、、
妖精がどんどん増え、親玉が出た。
しかも最強ドラゴン(ヒ王)一匹のみだという設定だと思ったら、他の大陸に仲間(ほかの種類)何匹も、、
ガクは、
また、ボケ神様の過去のボケのツケが、いつどこで吹き出るのか?と思うと、不安だった。
もうこれ以上キャラださんでほしいと願っている老人も存在した。歳なんで覚えられないんよ、、、打ち込みだけにさしてください、、とか願いはじめている。
まじ頼むよ、、、
【無職プー】も後半戦が大概めんどくさかったのに、、フェードアウトキャラがいなかったんだもん、、
それどころではなかったのが、領主様。
「なにい?本当に存在するんですか?!!そんな、、なんといったらいいのか、、、、そーゆーアレなお名前の?」
「ああ、本名がそれに近いんで、呼び名がそうなっている」
「でも、、中身は?性格は、その名の通りなのでしょうか?それとも、名だけがたまたま、、とか?」
「うむ、、一応、そっちも確認させたのだが、、、そのものズバリ!とか言われてしまった、、」
ふーむ、、、いいのであろうか?
どーせ噂だけだろう、とかタカをくくって安請け合いしてしまったのだが、、本当に出てくるとか、ありえんだろう?
アレとソレを混ぜ合わせたら、どんなんなるのか全く見当が付かない。
「・・・・で、、もし、、その姫と、、アレを、引き合わせたら、、、大丈夫ですかね?」
恐る恐る訊く領主様w
「・・・・我らの全員の危惧も、全く同じでな、、、どうしたもんか、、、」
まじかー、、しかも、なぜこんな早くに?
有名なの?そっちでとても有名だったとか?
そりゃ、「あー、あのうざい姫?」とかで勇名を馳せているのかもしらんが、、、
わしらが別の大陸だったから今まで助かっていたのか?それとも、、
あ
「結婚したら、うちの大陸に来るんじゃん、、、」
どーしよ、、、
こりゃ、泉とガクに丸投げするしかないな、、そうだ!それがベストだ!!数々の難関を切り抜けたあやつら!今回もどーにかするであろうことよ!!
「あっはっはっは!!承知したしました、我が方、我が騎士と我が聡明な学者であるガクが、その件を引き受けることができるでしょう!!」領主様
いいのかな?勝手に請け負って?
ここらへん、やっぱ将軍様の親友で全く似た者だった。
どこかで誰かがのたまっている。
おう、増やすのはあと1人だけな?!!
あ?お付?、、、しかたねーな、んじゃそれ2人だけ、ソレ以上はもう覚えきれねーぞ!!
こういう場合、優秀な編集がいると、キャラ共が勝手に暴走するのを抑止してくれるんだけどね、素人には不可能w
誰が何を言っているんじゃ?
と怪訝な顔をするも、すぐに泉とガクを呼びにやる領主様
宴会場(ちがいます晩餐会です)より呼ばれた泉とガクは、困った顔をしている王様達の前に呼び出され、
自分達が罠に掛かった可愛いウサギちゃんでしかない、ということを理解した。
「で、今度はどんな困ったことなんですかね?」泉さん、ドス利かせた声で尋ねる。
「・・・・そう怒るな、、、問題処理能力は我が国随一ではないか、お主達。頼むよ、、、」領主様
では、わしが言おう、とド王が一歩前に出る。
「あのな、お主達が探していた、ほれ、あのオカシな名の姫、、存在したんだわ、、、」
「「まじ???ですか??」」
皆を見ると、おおきくうんうん頷いている。
「よかったのかまずかったのか、、」ガク
「そう、そこなのだ、、例えば、、、そうだな、、猛毒に違う種類の猛毒を、、いや、これだと語弊が、、、うーん、、台風に台風を、、、うーん、いまいち、、蚊の大群にアブの大群、、でもないなぁ、、、」ド王
「いや、なんとなくわかりますからダイジョブです、、」ガク
「呪いにかかった者に、その呪いを解除する呪いを掛けてみる、とかでしょうか?」ミニドラ女王様
なかなか品のある比喩?
ブラック極まりないけど、、
「うむ、、下手したら最悪、ってのがいいとこ突いているな」泉さん
「なので、うまーく、引き合わせてみてくれんかの?」領主様
「「・・・・・・・・・・・しかたないか、、」」
そーいった方面でヒ王と仲いいのはやはり泉とガクである。特にガクはヒ王が密かに魂の友人、相方、とか思い込んでいるくらいだ。
泉はガクとコンビを組んで長い。絶妙になんかをどーにかしてしまうことがよくある。大概勘のみでの結果のようだが。よって多分毎回博打としか言いようがないのだが、、、
「で、どこに居るんですか?新相方は」泉さん
「・・・・、そう、げんk,、けほん、なんだろう?へんなこと言いかけた、、、えっとだな、、儂らが行く最後の国に居る」
ひそひそひそ
(これ、最後の国の女王とかじゃね?)泉
(それくさいっすね、、でも親戚じゃないの?)ガク
(いとこだからいんじゃね?しかもドラだし、、)
(あー、そっか!)
なんか差別臭い物言いされてるかもしれない、とか思った王達一同。
さて!
鬼が出るか?蛇が出るか?!!なんだよそれ両方共ダメじゃん!!
不味い食材もかけ合わせで旨くなるもんだ!!
それをやるのがプロというもの!!!
泉、ガク、の処理人!!プロとしての意地を見せられるか?!!!
嘘だけどっ!!なんだよ処理人ってっ!!!
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