106 / 409
後−33 武国、その後
しおりを挟む
あれから
将軍は西の国征伐を決定。決意とかではなく決定した。
まず船、学のアイデアを元にして、海戦では絶対に負けない船、絶対に、相手に勝つ、船を、必要量、作ること。
それが最優先。負ける=鹵獲される=技術が盗まれる、なのでどんな手に対しても負けないもの、にしろ!と言明されています。
「あの、それは、忍び込まれて船を乗っ取られる、とかも想定して?」
「勿論そのくらいは最初から想定しています。単独作戦とかだと乗っ取られやすいですからね。油まかれ火を付けられたりの接近戦も当然考慮しています。」
第二に、
戦争で武国国内が疲弊しても意味がない。なので、国内で生産性の向上。基本的には拡大しての向上ではなく、現状で工夫を重ねて、これからさき日常的なものとして無理のない範囲でできることにする。ただ、無理をしたらどこまで可能なのか?も、試してみること。
まぁ、小館村を参考にしろ、ってことですね。街道どころか各領主に領内の道の整備など真っ先にさせています。雨でも雪でもぬかるみにならない道、できれば速い速度で走れる道、道幅の拡大、など。
川がある領には、その川沿いの領で定期路線の整備を命令されました。川沿いの駅馬車が各村経由ですが、川船だと一気にいけます。川沿いの街は、養殖などで拡大していきますので、駅馬車のみでは客を捌けなくなるのは確実ですからね。
(将軍さま、すげーっすね?)俺
(うん、でも、福田が居るしな、、)泉さん
(なるほど、、納得)俺
第三に、
国外の風習や技術などの取り入れ。
良いものは積極的に試してみること。日常的にそれが定着したら、人々にとって将来的長い未来を見た場合、あきらかに良くなる、今あるよいものを潰さない限り、取り入れてみること。
それは宮廷や軍部など、例外なしに行ってみること。やってみて努力してみての失敗に対し、責任をとらせてはならない。これは絶対命令。
(ケーキ屋、カレー屋がどんどん広まる?!!)俺
(おう!可能性高いな!!)泉
(なんか違う気もするけど、押し通せる範囲無いだよね?)
第四、
アイデアはどんどん提案してこい。
この機会を、どんどん良い方向に持っていこう!
我ら武国が、戦闘だけの脳筋国家ではない!ってとこを、世界に見せつけるのだ!!
と、始まりました。
そして、
今現在、
農国の王宮とかなり密接になっています。」
「「は?北の国とではなくって?」」
「ええ、農国ですね。」
・・・・・
「私達の組織は、泉殿学殿のアイデアを元に、福田殿が指揮をとって作られました。将軍直属です。で、農国には貴方方の連絡所、援護体制、という意味合いも強くあり、早急に整備されました。」
「「は?」」
「将軍様が、脳筋国家から一段も二段も上を目指すことを決心できたのは、実力が付いたからです。小館やいずみ村、東武領という実例、その周辺領という実例で。そして、武芸以外でも様々な楽しみがある、と知ったからですよ?
誰が発端でしょう?」
・・・・・
「将軍様は、今ほど国家経営が面白い、民がどんどん良くなっていくのが面白い、って思ったことは無い、としょっちゅう口にします。」
・・・・・
「あの将軍さまですよ?自慢したくなるでしょう?自分とこよりでっかいとこにw
しかも、そこで、なんだかんだ貴方方が活躍している。
聞いていますよ、人狼軍のこと。あ、内緒でしたね♪」
・・・・・(大汗)・・・・
「もう、何度も合っていますよ、将軍様と農国王は。行ったり来たりで。農国王も我が国に3度ほど来ています。小館にも一度行っています。」
げっ!
「ははは、勿論子供部隊に会えましたよwご安心を。」
「この街にも将軍様は来ています。3日ほど滞在を楽しまれました。お忍びで。3日間、大笑いしっぱなしでしたね。当然私達が警備担当しましたから」
将軍は西の国征伐を決定。決意とかではなく決定した。
まず船、学のアイデアを元にして、海戦では絶対に負けない船、絶対に、相手に勝つ、船を、必要量、作ること。
それが最優先。負ける=鹵獲される=技術が盗まれる、なのでどんな手に対しても負けないもの、にしろ!と言明されています。
「あの、それは、忍び込まれて船を乗っ取られる、とかも想定して?」
「勿論そのくらいは最初から想定しています。単独作戦とかだと乗っ取られやすいですからね。油まかれ火を付けられたりの接近戦も当然考慮しています。」
第二に、
戦争で武国国内が疲弊しても意味がない。なので、国内で生産性の向上。基本的には拡大しての向上ではなく、現状で工夫を重ねて、これからさき日常的なものとして無理のない範囲でできることにする。ただ、無理をしたらどこまで可能なのか?も、試してみること。
まぁ、小館村を参考にしろ、ってことですね。街道どころか各領主に領内の道の整備など真っ先にさせています。雨でも雪でもぬかるみにならない道、できれば速い速度で走れる道、道幅の拡大、など。
川がある領には、その川沿いの領で定期路線の整備を命令されました。川沿いの駅馬車が各村経由ですが、川船だと一気にいけます。川沿いの街は、養殖などで拡大していきますので、駅馬車のみでは客を捌けなくなるのは確実ですからね。
(将軍さま、すげーっすね?)俺
(うん、でも、福田が居るしな、、)泉さん
(なるほど、、納得)俺
第三に、
国外の風習や技術などの取り入れ。
良いものは積極的に試してみること。日常的にそれが定着したら、人々にとって将来的長い未来を見た場合、あきらかに良くなる、今あるよいものを潰さない限り、取り入れてみること。
それは宮廷や軍部など、例外なしに行ってみること。やってみて努力してみての失敗に対し、責任をとらせてはならない。これは絶対命令。
(ケーキ屋、カレー屋がどんどん広まる?!!)俺
(おう!可能性高いな!!)泉
(なんか違う気もするけど、押し通せる範囲無いだよね?)
第四、
アイデアはどんどん提案してこい。
この機会を、どんどん良い方向に持っていこう!
我ら武国が、戦闘だけの脳筋国家ではない!ってとこを、世界に見せつけるのだ!!
と、始まりました。
そして、
今現在、
農国の王宮とかなり密接になっています。」
「「は?北の国とではなくって?」」
「ええ、農国ですね。」
・・・・・
「私達の組織は、泉殿学殿のアイデアを元に、福田殿が指揮をとって作られました。将軍直属です。で、農国には貴方方の連絡所、援護体制、という意味合いも強くあり、早急に整備されました。」
「「は?」」
「将軍様が、脳筋国家から一段も二段も上を目指すことを決心できたのは、実力が付いたからです。小館やいずみ村、東武領という実例、その周辺領という実例で。そして、武芸以外でも様々な楽しみがある、と知ったからですよ?
誰が発端でしょう?」
・・・・・
「将軍様は、今ほど国家経営が面白い、民がどんどん良くなっていくのが面白い、って思ったことは無い、としょっちゅう口にします。」
・・・・・
「あの将軍さまですよ?自慢したくなるでしょう?自分とこよりでっかいとこにw
しかも、そこで、なんだかんだ貴方方が活躍している。
聞いていますよ、人狼軍のこと。あ、内緒でしたね♪」
・・・・・(大汗)・・・・
「もう、何度も合っていますよ、将軍様と農国王は。行ったり来たりで。農国王も我が国に3度ほど来ています。小館にも一度行っています。」
げっ!
「ははは、勿論子供部隊に会えましたよwご安心を。」
「この街にも将軍様は来ています。3日ほど滞在を楽しまれました。お忍びで。3日間、大笑いしっぱなしでしたね。当然私達が警備担当しましたから」
0
お気に入りに追加
148
あなたにおすすめの小説
チート幼女とSSSランク冒険者
紅 蓮也
ファンタジー
【更新休止中】
三十歳の誕生日に通り魔に刺され人生を終えた小鳥遊葵が
過去にも失敗しまくりの神様から異世界転生を頼まれる。
神様は自分が長々と語っていたからなのに、ある程度は魔法が使える体にしとく、無限収納もあげるといい、時間があまり無いからさっさと転生しちゃおっかと言いだし、転生のため光に包まれ意識が無くなる直前、神様から不安を感じさせる言葉が聞こえたが、どうする事もできない私はそのまま転生された。
目を開けると日本人の男女の顔があった。
転生から四年がたったある日、神様が現れ、異世界じゃなくて地球に転生させちゃったと・・・
他の人を新たに異世界に転生させるのは無理だからと本来行くはずだった異世界に転移することに・・・
転移するとそこは森の中でした。見たこともない魔獣に襲われているところを冒険者に助けられる。
そして転移により家族がいない葵は、冒険者になり助けてくれた冒険者たちと冒険したり、しなかったりする物語
※この作品は小説家になろう様、カクヨム様、ノベルバ様、エブリスタ様でも掲載しています。
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
異世界転生はうっかり神様のせい⁈
りょく
ファンタジー
引きこもりニート。享年30。
趣味は漫画とゲーム。
なにかと不幸体質。
スイーツ大好き。
なオタク女。
実は予定よりの早死は神様の所為であるようで…
そんな訳あり人生を歩んだ人間の先は
異世界⁈
魔法、魔物、妖精もふもふ何でもありな世界
中々なお家の次女に生まれたようです。
家族に愛され、見守られながら
エアリア、異世界人生楽しみます‼︎
料理スキルで完璧な料理が作れるようになったから、異世界を満喫します
黒木 楓
恋愛
隣の部屋の住人というだけで、女子高生2人が行った異世界転移の儀式に私、アカネは巻き込まれてしまう。
どうやら儀式は成功したみたいで、女子高生2人は聖女や賢者といったスキルを手に入れたらしい。
巻き込まれた私のスキルは「料理」スキルだけど、それは手順を省略して完璧な料理が作れる凄いスキルだった。
転生者で1人だけ立場が悪かった私は、こき使われることを恐れてスキルの力を隠しながら過ごしていた。
そうしていたら「お前は不要だ」と言われて城から追い出されたけど――こうなったらもう、異世界を満喫するしかないでしょう。
神獣に転生!?人を助けて死んだら異世界に転生する事になりました
Miki
ファンタジー
学校が終わりバイトに行く途中、子供を助けて代わりに死んでしまった。
実は、助けた子供は別の世界の神様でお詫びに自分の世界に転生させてくれると言う。
何か欲しい能力があるか聞かれたので希望をいい、いよいよ異世界に転生すると・・・・・・
何故か神獣に転生していた!
始めて書いた小説なので、文章がおかしかったり誤字などあるかもしてませんがよろしくお願いいたします。
更新は、話が思いついたらするので早く更新できる時としばらく更新てきない時があります。ご了承ください。
人との接し方などコミュニケーションが苦手なので感想等は返信できる時とできない時があります。返信できなかった時はごめんなさいm(_ _)m
なるべく返信できるように努力します。
異世界でのんびり暮らしてみることにしました
松石 愛弓
ファンタジー
アラサーの社畜OL 湊 瑠香(みなと るか)は、過労で倒れている時に、露店で買った怪しげな花に導かれ異世界に。忙しく辛かった過去を忘れ、異世界でのんびり楽しく暮らしてみることに。優しい人々や可愛い生物との出会い、不思議な植物、コメディ風に突っ込んだり突っ込まれたり。徐々にコメディ路線になっていく予定です。お話の展開など納得のいかないところがあるかもしれませんが、書くことが未熟者の作者ゆえ見逃していただけると助かります。他サイトにも投稿しています。
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
ファンタジー
HOT 1位!ファンタジー 3位! ありがとうございます!
父親が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
その他、多数投稿しています!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
積みかけアラフォーOL、公爵令嬢に転生したのでやりたいことをやって好きに生きる!
ぽらいと
ファンタジー
アラフォー、バツ2派遣OLが公爵令嬢に転生したので、やりたいことを好きなようにやって過ごす、というほのぼの系の話。
悪役等は一切出てこない、優しい世界のお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる