86 / 409
後−13 みゃうみゃうみゃうみゃうしているお店と、、
しおりを挟むみゃうにゃコッタとお茶のセット3つですにゃ?。ぶどうと梨のニャルドーとコーヒーください、かしこまりにゃりた。にょーカンと番茶とにゃいがくいみょと渋茶ですにゃ?。みゃるくるにゃとみゃご茶を、はいですにゃ。
と、結構盛況。
いや、テーブルは一つしかあいていないほどなんで俺らで満員な。
店員は皆ネコ獣人で半変態している。ひとのようにだが、見た目はもうネコ。
「これがウリかっつ!!!!」
「どうどう、、まぁ食ってみないとわからんだろ?」
ケーキ最優先の全くぶれない泉さんすげー。
あ!
「こ、これ、、なんすか?」
「あちゃーですにゃ、知っているの?」
「本物の?ちゃんと香辛料いっぱいいれてるの?」
「勿論、うちの店特製ですにゃっ!!」
・・賭け、だな?行くかッ!!
「あちゃーとチャパティ2枚で。」
「俺はー、おすすめのケーキ、ってあるか?」
「うーん、みニャは、にゃごろにーにゃが好きにゃんだけど、、皆はあまり美味しいって言わにゃいにゃ、、」
「うん、じゃそれな。それとソレに合う茶はなんだ?」
「普通の紅茶にゃ。砂糖をあまりいれないほうが良いにゃよ」
「んじゃそれでくれ」
「かしこまりましたにゃん!!」
嬉しそうに去っていくみニャ。
あたり!!
あちゃーはあの宿の親父のものに近いほど出来が良かった。チャパティは茶に浸して食べやすいように油をあまりつかっていないで焼かれていた。食べ方も考えて丁寧に作られているのがわかった。
「泉さん、俺の当たりだわ、、」
もぐもぐもぐもぐ、、ぐびっ、ごっくん・・・。
「あ、俺のもあたりらしい、、、」
なんだ?らしい、って、、?
「うん?なんか、うまいんだろーけど、、一口だとイマイチわからん、みたいな?」
「ちょっとちょーだい」
パク、、
アチャーを飲む
げ、甘い、。アチャーの甘さが邪魔になった。
「ごめん、もう一口。」
ぱく、、泉さんの紅茶を一口。
ごくん、、
「・・・・・ああ、わかった、、、紅茶、砂糖ナシか、少なめの紅茶でちょうど美味さが引き立つようになっている、、」
「だよなー、、これだけだと??だけど、紅茶飲むとわかるよなー」
奥が深い菓子ですねー
ああー、奥が深いせかいだ、菓子の世界も、、、
などとぶつやきながら食う。
「「おかわり」」
泉さんはもっと今の菓子を確認したいがために
俺は久々のうまいアチャーをもう一度堪能したいがために
今まで同じものをもう一度食う、なんてなかった。面白い現象である。w
みニャは「同志が出来た!」と喜んでいた。
「あの宿のデザートも、茶と一緒に食うべきだったんだな」と泉さん
「あー、、、確かにそうですねーー、」納得の俺
2軒め
もう昼過ぎなので、
昼飯優先になるような店に入る。
一体どこに詰め込んでるんだよ、とか言われても仕方がないが、こういうのやってりゃ、そのうち「別腹」を実感できるようになるものだ。
「別腹」です。
ほうほう、店にはお昼過ぎらしいい匂いがいろいろ立ち込めている。
これは期待できるかな?
ミルク系が良いのかな?この店は、と、他の客の食べている物をみながらそう思う。
ここでも最後の一卓。ラッキー♪
何にしようかな?
と思ったら、ランチセットがあった。
なるほど、似たようなもの食べているなと思ったらランチなんだ。
「泉さん、ランチセットでいいですか?」
「おう!まかせた!」だいたい食事のほうは俺が仕切っている、農国に入ってからは。
ランチセットのAとBを一つづつ注文した。
皆が食べているだけあって、美味い。でも、もう一度同じものを食べるくらいなら、他のを注文してみたい、くらいなもの。
食後にケーキを頼んでみた。
これも、そこそこ。
「無難」、が、俺達がこの店に付けた二つ名w
腹ごなしに街を散策。
ここは標高がそこそこあるんで、昼間でも日が当たらないと涼しいと言うか、少し寒く感じる。
「上着持ってくればよかったなー」
「ははははは、学はなー」
泉さんは体が子供だから寒さを感じないんでしょ。おれはもうこっち来てから何年?20台半ばなんじゃなね?
あ!
市場である!
屋根がある!!
吹きっ晒しではないのだ。中は人が多い。寒くは無いだろう。
市場を前に入らないやつは旅人失格である!!
どの市場でも、必需品は同じ。だが、ソレ以外は地域性が在り面白い。
雑貨、服など布もの、嗜好品、菓子、果物などは顕著だ。
ダリーからの乾燥果物も多く見る。ここではそれらは菓子に使われているし。
ふわふわっぽくした砂糖菓子をクレープ生地みたいのに巻いて食う菓子がそれぞれ別に袋に入って売られている。屋台の飯の半額くらいの値段。大きめの串焼き1本と同じだ。
サモサみたいのが何種類もあった。中の具で別れているという。ムーサリム向けの、汚れ払いをしてある食べ物。
揚げパンはどこでも同じ。だが、ここは「つけるモノ」があり、くりーむっぽいいろいろな色のものやジャムも各種ある。
所々にベンチやちょと腰掛けられるモノ置いてあり、多くの人が休んだり食べたりしている。
串焼きも、鹿肉ときのこを交互に刺したものとか、結構独自性を出しているのが良いね。
そのまま真似するのは自負が許さねぇ、、とかを感じる。
今まで農国各地でケーキにはそれを大いに感じられたが、市場でもそれを感じるのは初めてかな?
泉さんも、いつの間にか両手に数本の串を持って歩きながら食べている。
危険なので、空いている場所に座らせて、暖かい茶を買ってきた。
時間はあるんだ、食う時くらいのんびりしましょう。と。
0
お気に入りに追加
148
あなたにおすすめの小説
チート幼女とSSSランク冒険者
紅 蓮也
ファンタジー
【更新休止中】
三十歳の誕生日に通り魔に刺され人生を終えた小鳥遊葵が
過去にも失敗しまくりの神様から異世界転生を頼まれる。
神様は自分が長々と語っていたからなのに、ある程度は魔法が使える体にしとく、無限収納もあげるといい、時間があまり無いからさっさと転生しちゃおっかと言いだし、転生のため光に包まれ意識が無くなる直前、神様から不安を感じさせる言葉が聞こえたが、どうする事もできない私はそのまま転生された。
目を開けると日本人の男女の顔があった。
転生から四年がたったある日、神様が現れ、異世界じゃなくて地球に転生させちゃったと・・・
他の人を新たに異世界に転生させるのは無理だからと本来行くはずだった異世界に転移することに・・・
転移するとそこは森の中でした。見たこともない魔獣に襲われているところを冒険者に助けられる。
そして転移により家族がいない葵は、冒険者になり助けてくれた冒険者たちと冒険したり、しなかったりする物語
※この作品は小説家になろう様、カクヨム様、ノベルバ様、エブリスタ様でも掲載しています。
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
異世界転生はうっかり神様のせい⁈
りょく
ファンタジー
引きこもりニート。享年30。
趣味は漫画とゲーム。
なにかと不幸体質。
スイーツ大好き。
なオタク女。
実は予定よりの早死は神様の所為であるようで…
そんな訳あり人生を歩んだ人間の先は
異世界⁈
魔法、魔物、妖精もふもふ何でもありな世界
中々なお家の次女に生まれたようです。
家族に愛され、見守られながら
エアリア、異世界人生楽しみます‼︎
料理スキルで完璧な料理が作れるようになったから、異世界を満喫します
黒木 楓
恋愛
隣の部屋の住人というだけで、女子高生2人が行った異世界転移の儀式に私、アカネは巻き込まれてしまう。
どうやら儀式は成功したみたいで、女子高生2人は聖女や賢者といったスキルを手に入れたらしい。
巻き込まれた私のスキルは「料理」スキルだけど、それは手順を省略して完璧な料理が作れる凄いスキルだった。
転生者で1人だけ立場が悪かった私は、こき使われることを恐れてスキルの力を隠しながら過ごしていた。
そうしていたら「お前は不要だ」と言われて城から追い出されたけど――こうなったらもう、異世界を満喫するしかないでしょう。
神獣に転生!?人を助けて死んだら異世界に転生する事になりました
Miki
ファンタジー
学校が終わりバイトに行く途中、子供を助けて代わりに死んでしまった。
実は、助けた子供は別の世界の神様でお詫びに自分の世界に転生させてくれると言う。
何か欲しい能力があるか聞かれたので希望をいい、いよいよ異世界に転生すると・・・・・・
何故か神獣に転生していた!
始めて書いた小説なので、文章がおかしかったり誤字などあるかもしてませんがよろしくお願いいたします。
更新は、話が思いついたらするので早く更新できる時としばらく更新てきない時があります。ご了承ください。
人との接し方などコミュニケーションが苦手なので感想等は返信できる時とできない時があります。返信できなかった時はごめんなさいm(_ _)m
なるべく返信できるように努力します。
異世界でのんびり暮らしてみることにしました
松石 愛弓
ファンタジー
アラサーの社畜OL 湊 瑠香(みなと るか)は、過労で倒れている時に、露店で買った怪しげな花に導かれ異世界に。忙しく辛かった過去を忘れ、異世界でのんびり楽しく暮らしてみることに。優しい人々や可愛い生物との出会い、不思議な植物、コメディ風に突っ込んだり突っ込まれたり。徐々にコメディ路線になっていく予定です。お話の展開など納得のいかないところがあるかもしれませんが、書くことが未熟者の作者ゆえ見逃していただけると助かります。他サイトにも投稿しています。
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
ファンタジー
HOT 1位!ファンタジー 3位! ありがとうございます!
父親が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
その他、多数投稿しています!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
積みかけアラフォーOL、公爵令嬢に転生したのでやりたいことをやって好きに生きる!
ぽらいと
ファンタジー
アラフォー、バツ2派遣OLが公爵令嬢に転生したので、やりたいことを好きなようにやって過ごす、というほのぼの系の話。
悪役等は一切出てこない、優しい世界のお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる