376 / 383
下−295 ローデシアじゃねぇやノルディア 間違いやすいよね?
しおりを挟むメギーが3人の魔人達にそれぞれ海での漁、街の周囲の畑地での農作業、街で商売やら職人やらの者達、に分けてまとめさせるようにした。
3人の魔人達は、漁業長、農業長、まちおさ(街長)と「呼べ!」と、配下にそう呼ばせた。
で、それぞれにまず魔力の訓練。気を回すところから。
で、各班、毎日朝から昼間では魔力の訓練。ごごから作業に入る。
漁や農作業が朝からのほうがいいのだが、農業のほうはまだ畑に何も植わっていないのでよいのだ!。漁業のほうも、魚群さえ見つけられればどうにかなる。
漁業長は初日に皆の前で「よく見ておけよ!」と皆に命じてから魔法で漁船を3隻作った。
魔石を燃料にして動く船。網など小物も全て木や草や土などを原料にして、組成組み換えして作る。
メフィは魔法のベテランを連れてきたようだった。
各班には魔法が早く覚えられそうな者達が出てきたので、それらの者達を集めて教官育成することにした。
教官用魔人を呼ぶ。防衛軍中央王都支部で教官をやっている魔人を借りだしたメフィ。
あとはその教官に任せた。
いつの間にか訓練場と障害走路ができていた。
いつの間にかタコ部屋飯場もできていた。
小さいが温泉銭湯も。
そして蕎麦屋も。すげーなあのおばはん?
で、3ヶ月後。
教官訓練を受けていた20数名、全員20数回死亡で蘇生経験をし、転移は数人程度までなら一緒に連れていけるくらいにはなった。遠見で場所を見て、そこに転移する方法を使える。
この国から北方のメフィの保養所がある島までは跳んでいいとメフィが許可出す。
「何かあったら念話で呼ぶか、島まで跳んで来い。」と。
一般国民の方は火を着け、水を出し、切り傷くらいならヒールできるくらいにまでなっていた。昔のイサムの大陸のスタンダードくらいだな。
で、その教官訓練を受けた20数名は、王国防衛軍兼訓練教官になった。
まだイサムがここの女王と防衛契約じゃねーや同盟結んでいないんで、同盟の防衛軍に参加させていないメフィ。
(主様ぁ?大体できましたよ?南の島の女王の国のが。)メフィ
(おう!ありがとう!今逝くわ!)
と、多分すっかり忘れていたであろうイサムはヨーコを伴って転移してきた。
ーー
「おう、そうか、そうだよな、神にはもう番いの女神がいて当然だよな・・」
と、ヨーコを見てからなんか自分を納得させようとしている女王ノルディア。
「はじめまして女王。私はヨーコ。魔道士であり彼のつがいです。」
自ら番いよばわりか?と思ったイサム。
ツッコミどころはそこでいいのかな?イサム?
気づかないようである。まぁいいだろう。
「おお!魔道士殿であったか!!む、見るからに大魔導師の気配が・・・」
流石だな、当然ノルディアも訓練を受け、一般国民と教官との間くらいまでの魔力保持者にはなっている様だ。
ノルディアは2人に街を案内した。
大通りの両脇には店屋が立ち並び、活気があった。その声も楽しそうであった。
「うん、良い雰囲気だ。よく頑張ったなノルディア」イサム
「ありがとうございます。そのお言葉で皆も頑張った甲斐があり、報われます。」
「国民もそうだけど、あなたが頑張ったね、と褒めているのよ?」ヨーコ
「・・嬉しいです」
で、一通り周って王宮に戻る。
メフィが仕切ってミーティング。
「今後ですが、
1)同盟にはどうするのか?
2)飯屋がいまいちぱっとしない
3)防衛隊人数が少ないので、別働隊も作れないか?
4)そいつらを順番でダンジョンに放り込むのはどうか?
5)海の魔獣を叩けるように仕込まないと?
6)特産品で貿易先確保し、仲間を増やして安定化めざせ。
7)阿呆大陸には近づかないほうがいいのでは?」
と挙げてきた。
「楽しみは?」イサム
そうきましたか、とメフィ。
は?と、ノルディア。
いつものことかも、とヨーコ。
で、イサム。西の王様に念話でこの件を説明。
自分で転移で来てくれた。さすが努力家である。苦手だった魔法も会得しているようだ。多分、それでも今でも毎日少しづつ訓練を続けているのだろう。
西の王とメフィとノルディア、そしてノルディアの腹心を含めて話し合って貰う。
イサムは、同盟の事は皆でやってもらうようにしている。
もしイサムが急にいなくなったとしても、彼らは旨くやっていくだろう。
でも、信頼関係というのは、会う回数、話す回数、腹を割る回数の積み重ねで作られていくのだ。
今回も、イサムがぱっぱと決めて、んじゃそーしてな!って言う方が余程早いし、皆もちゃんとやってくれるだろう。
が、それではノルディアは同盟の皆との接点はわずかにしか得られない。
今回の話し合いで、同盟の中心人物な西の王と、最低限の気心くらいは知れるようになるだろう。
そうイサムは思っていた。
会合している間、イサムとヨーコはこの王都である小さな街を見て回り、農地の土地を見て回り、森を見て回り、周囲の海を見て回った。
彼らは自分達で耕し、狩り、漁をし、自分たちの国があることを実感していくだろう。
街には店は足りない、漁港は無い、畑もまだ進んでいないので収穫などいつになるか、な状態だ。
だからこそ、自分達で作っていく苦労をして、いつのまにか自分たちで作り上げたんだ、という自負を得られる。
けど、
おまけだ
イサムは農地に、土が良くなり、良い収穫がずっと続くような魔法を掛けておいた。
「ねぇ、マソはどうするの?少し少なくない?」
周っていてそれがわかったヨーコ。
ダンジョン作るか・・
「メフィに相談してみよう」
(メフィ、会合中悪いけど、マソが不足気味だと思うんだ。その改善も頼む。)
(わかってますよー、少々案があるので進めます。)
(・・なるべく、安全なやつな?)
(あっはっは!心配ご無用ですよ!!?)
・・・・あやしぃ
「聞こえたろ?」イサム
「ええ、なんか怪しかったわね。」
ヨーコにもそれがわかったようだ。
「それはそうとして、あの王女を追放した国というか、そこの大陸?放置していいの?あれでしょ?元の世界の感じなんでしょ?科学とか化学でろくでもない方向に逝くわよ?」
さすがそういう世界経験者である。
「うん。じゃ、今から行くか?」
「そうね!」
イサムとヨーコは、南の大陸の中央に転移した。
ーー
南の大陸中央部にある大森林。
その中央部は山岳地帯の高地になってるようだ。
その高空に浮いて眺めているイサムとヨーコ。
高いとこ好きだね?
「そうだな・・、
1,魔獣をここに住み着かせる。
2,ダンジョンをここに作る。
3,俺が魔王の国、もしくは神の国と称したものを作って、森林全域を立ち入り禁止にする。
ってののどれかは?」
めんどくさそうに言うイサム。
「3は面倒くさそうね。阿呆相手にすることになるわよね?」
「うん、そこはー・・タカシとかタカシとかタカシとかに任せりゃーいいかな?」
「マサオ君達は?15人異常・・以上いるんだからどうにか?」
「うーん、絶対的な力がまだ無いからなぁ、一瞬で敵を全て消すとかできないと。」
・・・・なにこの化物?
「あ?何言ってんだ?上の方の神達の足元にもおよばねーんだぞ?」
基準そっち?
「だからタカシかアラタなんだけど、アラタは甘いんで消しそこねるだろうから、タカシしかいないんだよねー」
「・・・何?その2人も、どんだけ居ようが一瞬で消しされるの?」
「まぁ?器用なことに選別して消すこともできるんだなあの2人」
まぁ、あまり考えるのはよくないわよね?
「じゃ、そのタカシさん?だったら、魔王の方が似合ってるんじゃないの?なんとなくそう思っただけだけど」
「おう!いい勘しているな!そうだんだよ!でもなー、ぴったりすぎてつまらんかなぁ?」
何考えているのよこの男?
「こう、なんか意表を付いたやつをだな?」
「いや、私達を全く知らない奴らでしょここの奴ら。意表も何もまだ何もないわよ!」
そうかぁ?と訝しむイサム。
「じゃ、丸投げでいいか。好きに処分していいよ、って。」
・・・・まぁ、そんなとこか、な?
イサムは森の外周に粗末な作を作った。でもバラ線を巻いたもの。
で20m置きくらいに警告版。
”これより中は魔国である。魔王様の許可無き者の立ち入りを禁ずる。許可なく立ち入った者は魔獣の餌となって死ぬ。”
「こんなので分かるかな?」
「ここの人たち、文字読めるの?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」
「まぁ、立て札あれば、誰か読める者を連れてくるでしょう、入れないんだし。」
「あ、女子供や弱っちいのが草とか取りに来たら不味いかな?」イサム
「んじゃ、そういうのは柵の外に移動させれば?」ヨーコ
「おう!そうしよう!・・・・ほい!。こんなもんかな?」
ヨーコがざっと眺めると、森の薬草などが全周囲外側に植え替えられていた。
「あの草って、日が照ってても大丈夫なの?」
「・・・・注文の多い料理店ですね?・・・ほい!」
草が植え替えられたところは、隙間の多い木立が立ち並んだ。見通しがよく、安全性が視認出来る程度になっている。
「まぁ、満点?」
「ありがとう。」
で、
もう人々が集まってきているところもある。
「なんか行動やたら速くない?ここの人たち?」
よく見ると先を争って草を取っている。子供はもちろん、女でも弱いもの、男でも弱いものは殴られ蹴られ排除されている。
ムカっときたヨーコ。乱暴を働いた奴らを高空に飛ばして離した。落ちて無事かは知ったこっちゃない。
その後、その草が植わっている地帯には、女子供と弱っちい男しか入れないように侵入選別の魔法を掛けておいた。
「へぇ、魔力強くなってるなぁ」イサム
「なんか、そうね。あんたと居るからかしらね?」
「ウチの地帯が特にマソ濃いみたいだからな」
へぇ?
「それにしてもゲスだわね。」
「俺らのときだって、多かったはずだぞ?特に産業革命以降は工業化した社会はお金優先が定着していったじゃん。」
まぁ、そーね。
「それ以前でも北欧とかは、力が全て、みたいな感じだったと言うぜ?」
「・・・優しさや情けが無い者達は一人残らず消し去るのがいいわね!」
「だろう?」
あ、そうか・・
ーー
その後
容易に取れるようなところに高価な薬草などがたくさん生えたってんで、各国有力者達がこぞって兵を集めてそこに送るが入れない。
が、その近辺の女子供が入って採っているということを突き止め、女子供を捕まえて奴隷にして(タダ同然の格安で雇って)根こそぎ盗らせた。
魔物の森の宿から遠目聞き耳でそれらを見聞きしていたイサム。
プチッと来たけど
「いやいやいや、俺がやったらいけない。ここは・・タカシ・・とアラタに出て貰おう。アラタもタカシを見て少しは”ヤル”ことを覚えてもらわねば!」
と上司的思考が出来るようになってました。
アラタとタカシを呼び出し
「これこれこういうことで、たのむわ!」イサム
「これこれこーじゃわかりますん!」タカシ
わかったようである!!
「一緒に行っていい?見ているだけだから。」ヨーコ
アラタもタカシも容認。
アラタはヨーコを初見だったので
「はじめまして、イサムの家内です」ヨーコ
「あ、これはどもども。ボク、草履の女王桜の旦那です。よろしく。」アラタ
それをぼけっと眺めているだけのイサム。
ツッコミなし。
気づいていないの?
0
お気に入りに追加
245
あなたにおすすめの小説
せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
異世界の片隅で引き篭りたい少女。
月芝
ファンタジー
玄関開けたら一分で異世界!
見知らぬオッサンに雑に扱われただけでも腹立たしいのに
初っ端から詰んでいる状況下に放り出されて、
さすがにこれは無理じゃないかな? という出オチ感漂う能力で過ごす新生活。
生態系の最下層から成り上がらずに、こっそりと世界の片隅で心穏やかに過ごしたい。
世界が私を見捨てるのならば、私も世界を見捨ててやろうと森の奥に引き篭った少女。
なのに世界が私を放っておいてくれない。
自分にかまうな、近寄るな、勝手に幻想を押しつけるな。
それから私を聖女と呼ぶんじゃねぇ!
己の平穏のために、ふざけた能力でわりと真面目に頑張る少女の物語。
※本作主人公は極端に他者との関わりを避けます。あとトキメキLOVEもハーレムもありません。
ですので濃厚なヒューマンドラマとか、心の葛藤とか、胸の成長なんかは期待しないで下さい。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物・魔法・獣人等ファンタジーな世界観の異世界に転移させられる。
平凡な能力値、野望など抱いていない彼は、冒険者としてスローライフを目標に日々を過ごしていく。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練は如何なるものか……
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。
もしかして寝てる間にざまぁしました?
ぴぴみ
ファンタジー
令嬢アリアは気が弱く、何をされても言い返せない。
内気な性格が邪魔をして本来の能力を活かせていなかった。
しかし、ある時から状況は一変する。彼女を馬鹿にし嘲笑っていた人間が怯えたように見てくるのだ。
私、寝てる間に何かしました?
神々の間では異世界転移がブームらしいです。
はぐれメタボ
ファンタジー
第1部《漆黒の少女》
楠木 優香は神様によって異世界に送られる事になった。
理由は『最近流行ってるから』
数々のチートを手にした優香は、ユウと名を変えて、薬師兼冒険者として異世界で生きる事を決める。
優しくて単純な少女の異世界冒険譚。
第2部 《精霊の紋章》
ユウの冒険の裏で、田舎の少年エリオは多くの仲間と共に、世界の命運を掛けた戦いに身を投じて行く事になる。
それは、英雄に憧れた少年の英雄譚。
第3部 《交錯する戦場》
各国が手を結び結成された人類連合と邪神を奉じる魔王に率いられた魔族軍による戦争が始まった。
人間と魔族、様々な意思と策謀が交錯する群像劇。
第4部 《新たなる神話》
戦争が終結し、邪神の討伐を残すのみとなった。
連合からの依頼を受けたユウは、援軍を率いて勇者の後を追い邪神の神殿を目指す。
それは、この世界で最も新しい神話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる