310 / 383
下−232 1−A(一之江)領が大変
しおりを挟むまぁニュータイプは嘘だけど。
ただ、教官達は今回を教訓に、「イサムさんには極力訓練をしないでもらおう。」と決めた。
それもこれも、皆集団お見合いで玉砕したからだった。旨く行っていたらそんなこと気にしなかったろう。
「なぜ皆玉砕したの?」イサム
「なんでも、、桜姫の呼んだ連中(女子)というのは、、、アレですよ、、アレ、、3光?イノシカチョウ?金持ちイケメン背が高く醤油とかなんとかしかお呼びでなく、むさいというだけで脚下されたそうです。」メフィ
今時居るのかと小一時間、、、いや、前の世界じゃなかったかココw
「へぇ、、平和になるとそういう輩になってくるのか?」
「いえいえ、、そういう余りモンを在庫処分したかったらしいです桜姫側が」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
酷いなっつ!!!!
桜、、、、あいつ、、、、
「桜に言っておいて、そいつら全員冒険者にしろって」
「わかりました、厳命しておきます、、 ぷw」
今食べ終わったばかりの朝食の消化が悪くなった気がしたイサムだったw
今日も訓練は行われている。
下230話からもう何日も経っているんで、銀翼銀猿も復活している。ちなみに白髪は皆金髪に染めている。初心者講習をしている玉砕教官達、3回目講習をしている銀翼銀猿達の生徒たちが昼にはゲロゲロになってここに来るだろう。
良いことだ♪
暇に成ったので、仕方がないから久々にギルダーのところに顔を出してみようかな?と思い立ったイサム。
訓練を付けていたからか、体を動かしたく、走って王都まで逝くことにした。
屈伸運動して、、、うんOk♪
よーい、、どん!
びっしゅーーん!!
前方に障害物(通行人とか)発見したら500m以上前から飛び跳ねて越す動作をしないと巻き込んでしまう、なので視界は1kmは前方扇の範囲で捉えていなければいけない。まぁ、ぼーっとしてればそれだけの範囲なんだけど。一点を見つめたら狭くなるので危険。
速ければ速いほど道との接地は少なく軽くなり、道への負担は少なくなる。ほぼ浮いている?WRCトップクラスどころか、下手すりゃF1クラスの速度が出るときも少なくないようだ。
それでバイクに乗って風が気持ちいいとかのたまうんだから何をどう感じているのがよくわからん。
王都の城塞が見えたら速度を徐々に落としていく。
一気に落とすと疲れるんで。
と、と、と、と、と、、、、、、、、、、たたたたたたた、、、、たったったったった、、、、、、、てくてくてくてく、、
「ちーっす」イサム
「あ、イサムさん、珍しいですね?」城門をくぐる事を言っているのだろう。
「うん、気分でな、走ってきた。」
・・・・・
(村からだろ?)
(え?あの?)
(ああそうだろ)
・・・・・・
「「「おつかれさまです」」」
「おう、お前らこそ仕事ご苦労様!」
ぷらぷら街を見ながらギルドに向かう。
人通りは多い。
が、
冒険者が少ないかな?
以前は道を歩いているのは昼間でも冒険者は少なくなかった。
まあ、冒険者や防衛隊員が銭湯や店屋などの仕事をしていたし、、、
今は店屋などで防衛隊のカッコしたり冒険者のカッコした者達が働いているのはあまり目にしない。
が、人手が少ないって感じはしない。
がちゃ、ぎぃー、、がらんがらんがらん
ギルド一階の待合兼食堂に人はまばら。昼間だからね。
受付も一人のみ。
「ちーす、ギルダーいる?」
「あ、イサムさん、お久しぶりっす、大将いますぜ、上がってってください」
「おう、さんきゅー」
トントン
「あいてるぞー」
ぎぃー
「げんきかー?」
「あ、なになに!!今日はどこいくの?!!!」ギルダー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・躾を間違えたかな?って思っちゃった♪ww
などと思いながら、、
「まぁ、、それは夕方に成ってからきめよう、、それはそうと、、」イサム
ソファに座って
「あれだな、街歩いてきたけど、冒険者少なくね?」
「うん、そうだね」
・・・・・・・・・・
「そうだねって、、、」
「仕方がないよー、今の一人で昔の10人分以上だよ?しかも結構半分引退の者達多いし、、」
あ、銀翼達とか変態村の奴等とか、他にも多いのか、、
「まぁそうだよなぁ、、安全にそこそこ稼げるもんな皆」
「うん、それに貧乏人がいなくなったので、、、」
「そうか、、堅気な仕事も増えているし、、皆そっちか、、」
「なんだよねぇ、、」
「・・・・・・・・・・どうする?増やしたいんだったら、考えるぞ?」
「どうやって?んなこと出来るとかね?」
どこ出身だと!
「ああ、稼げそうなダンジョン増やせばいいんじゃね?」
「あああ、、あの、、1-A領の、、みたいに?」
「え?あそこ今そうなの?」
「知らないの?あそこ結構いろいろお宝出現するらしくて、結構皆行ってるって」
、、、、、
「ここの冒険者少ないのって、それじゃないのか?あっち、どんだけ増えたの?」
「よくわからんけど結構増えてるって」
「見に行くぞ、今日は忙しいのか?」
「いや、ずっと暇だけど。桜んとこから人貰ったら優秀で、しかも最近仕事減ったんで俺やること無いので楽しててさー♪」
・・・まぁいいか、、
下のサブマスターに断ってギルダーを借り出して1-A領に転位する。
ーー
「きんぎょぉおおえぇぇ、きんぎょぅうううう」
「畳張替え、ふすま張替えいらんかねぇーーー」
「鍋釜治しぃー」
「包丁研ぎぃーいらんかねー」
天秤棒担いだり、リヤカー程度の台車引いたりしてる物売りたちが通りを行き来している。
その内容は、以前では全く見なかったものだ。
で、服装が、、甚平とかモンペとか、、
男は町人ちょんまげ結っているし、、
女も髪を結っている、勿論江戸時代風の、、
あるぅぇえええ???
「へぇ、、ここ、どこの国?」ギルダー
「・・・1-A領だと、思うぞ?この有様は。」イサム
「へぇ、、1-A人って、こうなの?」
「いや、お前以前ギルドの出張所出す時鬼太郎が!」
「おい来たろう!ネコ娘が大変じゃ!!とかの?」ギルダー
「似てねーよ。つかなんで知ってんだよ」
「メフィさんがね」
・・・・・・・・大活躍だなメフィ
まず落ち着くがいいな、、
見回すと当然蕎麦屋はあった。
あそこに入ろうとギルダーを引っ張って行った。
0
お気に入りに追加
245
あなたにおすすめの小説
せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
召喚と同時に「嫌われた分だけ強くなる呪い」を掛けられました
東山レオ
ファンタジー
異世界に召喚された主人公フユキは嫌われたら強くなる呪いをかけられた!
この呪いを活かして魔王を殺せ! そうすれば元の世界に帰れる、とのことだが進んで人に嫌われるのは中々キッツい!
それでも元の世界に帰るためには手段を選んじゃいられない!……と思ってたけどやっぱ辛い。
※最初主人公は嫌われるために色々悪さをしますが、色んな出会いがあって徐々に心を取り戻していきます
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物・魔法・獣人等ファンタジーな世界観の異世界に転移させられる。
平凡な能力値、野望など抱いていない彼は、冒険者としてスローライフを目標に日々を過ごしていく。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練は如何なるものか……
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。
第九王女と中年騎士 左遷された王国最強戦力の田舎領地暮らし
草乃葉オウル
ファンタジー
王都守備隊の騎士レナルドは第一王子の理不尽な怒りを買い、第九王女が治める辺境領地への異動を命じられる。いわゆる左遷である。
しかし、今の職場にうんざりしていたレナルドはこれ幸いと王都を脱出。のどかで空気が美味い田舎ぐらいを満喫することにする。
第九王女リリカは育ち盛りで生意気だけど、理不尽な上司に比べればなんとかわいいものだ。
穏やかな領民たちに囲まれて、レナルドの新たな人生が始まる。
そして、レナルドを失った王都守備隊は彼が担当していた業務の数々に驚愕することになるが……引き継ぎすら許されずに飛ばされたレナルドには関係ない話だった。
神々の間では異世界転移がブームらしいです。
はぐれメタボ
ファンタジー
第1部《漆黒の少女》
楠木 優香は神様によって異世界に送られる事になった。
理由は『最近流行ってるから』
数々のチートを手にした優香は、ユウと名を変えて、薬師兼冒険者として異世界で生きる事を決める。
優しくて単純な少女の異世界冒険譚。
第2部 《精霊の紋章》
ユウの冒険の裏で、田舎の少年エリオは多くの仲間と共に、世界の命運を掛けた戦いに身を投じて行く事になる。
それは、英雄に憧れた少年の英雄譚。
第3部 《交錯する戦場》
各国が手を結び結成された人類連合と邪神を奉じる魔王に率いられた魔族軍による戦争が始まった。
人間と魔族、様々な意思と策謀が交錯する群像劇。
第4部 《新たなる神話》
戦争が終結し、邪神の討伐を残すのみとなった。
連合からの依頼を受けたユウは、援軍を率いて勇者の後を追い邪神の神殿を目指す。
それは、この世界で最も新しい神話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる