16 / 253
第十六話 過去からの荷物
しおりを挟む
** 大変申し訳ございませんでした!! 今回は5話になります。その後は、また書けたら更新いたしす。どうかよろしくお願いします!! **
部屋に帰ってきたら、荷物が目に付いた。
「あ、忘れてた、、」
前回、母親が持ってきてくれた荷物。開けてもいなかった。
「でも、おかしいなぁ、、」
なんか注文した覚えがない。
ネットで注文するときは少額なら自分の小遣いでできる。
でもこれはちょっと大きめな箱で、少し重い。
大判の本くらいが入って梱包材が入っているくらいかな?大きさと重さ的には。
差出人は、、見ると、見たとたん、日本の文字がぐにゃりと他の文字に変わった。
読めない、、
変わった?魔法?
「ドーラ、、この文字読める?」
「どれどれ、、・・・誰だこいつ?アズーナブル?ユータの知り合いか?」
「ううん!全然知らない!日本人名じゃない、えと、この国の人の名前じゃないし!しかも、見た途端日本の文字がぐにゃっとなってこの文字に変わったから!」
「魔法だな、、こっちに誰か居るのかな?とにかく開けてみろ、怪しげな感じはしないから、」(多分、、)
開けてみる。
・・・・
古い本。
ぱらり、、
本を手に取ると、ほんの裏に張り付いていたのか、手紙らしきものが落ちた。
・・・
開けてみる。
読めない、、
「どーら、、」
「おうまかせろ。えーと、・・・・・・・
かいつまんで言うとだな、あの腕輪と指輪と札拾ったろ?その拾った者にこれがなんらかの手段で届くようになっていたんだと。
それらを拾った者は、向こうの世界とこっちを行き来できているはずだと。
腕輪と剣を見つけ、向こうに行って、それから指輪を見つけられるようになって、その後あの札が見つけられる仕組みになっていたんだと。
なので、札を持った者がこの本を受ける資格があるだろう、と、この手紙には書いてある。あの札がカギになってるんだろうな。
でな、この手紙書いたの、あの大魔法使いだ。」
・・・・
「いっ、、、、、え?え?、、」
「手紙も古いよな?いくら魔法で保存していても、こっちは大気に魔素が無い。かなりの時間が立っていたのだろうよ、、千年とか、な。」
「・・・・・・」
「ユータ、おまえ、ガンダが名字持っているの不思議に思わなかったか?」
「え?なんで?」
「・・・・ガンダは孤児院にいたって言っていたろ?でも名字がある貴族だ。
これは、人間にとっては随分前になることだが、、今の王の祖父がかなり以前に、あの国の始祖の家系から国を奪ったんだ。裏切ってな。その時代には、前王関係の貴族が随分処分されたらしい。でも生き残りが居たんだろ?親たちがどうにか子供を一人二人と逃したんじゃないか?
なかには、自分の父祖達の苦労を忘れたくない。いつか、きっと、と思う子どもたちがいてもおかしくないし、」
「え、でも、ガンダさんそんなに歳とってなくない?」
「今の王の前が10年ほどで死んだ。その前の、国を盗んだ本人は、盗んでから5年ほどで死んだ。あいつら、長生き出来ないようだな。国を奪った瞬間からそれはもう極悪非道だったらしい。恨みを買わないほうがおかしい。
だから、今の王も、いつ死ぬかわからないから好き放題しているんだろ。」
・・・
・・・
「俺は、ずっとダンジョンに縛られていたけど、今回は死と再生の間の隙間みたいなのその束縛を逃れて出てこられたけど、それまでずっとダンジョン内にいた。
けど、魔人などでも温厚な奴も結構居てな、遊びに来てくれてたんだよ。そいつらはひとに擬態して街でおいしいもの食って、それを俺に自慢していたけどなー、ムカつく!
そーゆーとこから、いろいろ話が入ってくるのさ。
魔人からしてみりゃすげーくだらないことなので、バカみたいだろ?って笑い話で話していた。
ほんとバカみたいだ。他にもっとやらねばならないことなどいくらでもあるだろうにな。
ちなみに、そーいう話を聞くと、外に出て滅亡させちゃろか!とか思ってたんだよな、いつも。
胸糞わるいだろ?」
「今は、やめてね?」ユータ
「おう、まずはケーキ優先だし、ケーキ作る奴等とかおまえらは良いやつだから危害をくわえないから安心しろ♪」
それからドーラに本を読んで貰った。
でもわけわからないのでドーラに解説してもらいながら。
いつの間にか寝ていた。
そして僕は夢を見る。魔導書を読んでもらって寝ると、その夢を見る。
夢の中で、魔法の勉強、訓練をしていた。
先生は、教官は、、お顔がよく見えないです、、多分男の人です。
魔法の種類はそう多く覚える必要はない。種類はあとあと覚えればいい。
基本は、体に貯められる魔力量を増やすこと。
魔力を最も効果的に使うにはどうするのか?を考えること。
そのために、魔法の勉強をすること。そういう考えを元に勉強をすると、気付きが早い。覚えが早い。どんどん効果的な方法に向上していける。
とのこと。
毎晩、その勉強と訓練は続いた。
でも、朝目覚めると、覚えていない。何か夢をみていた、だけだった。
そしてそれは全て読み終えるまで続いた。
部屋に帰ってきたら、荷物が目に付いた。
「あ、忘れてた、、」
前回、母親が持ってきてくれた荷物。開けてもいなかった。
「でも、おかしいなぁ、、」
なんか注文した覚えがない。
ネットで注文するときは少額なら自分の小遣いでできる。
でもこれはちょっと大きめな箱で、少し重い。
大判の本くらいが入って梱包材が入っているくらいかな?大きさと重さ的には。
差出人は、、見ると、見たとたん、日本の文字がぐにゃりと他の文字に変わった。
読めない、、
変わった?魔法?
「ドーラ、、この文字読める?」
「どれどれ、、・・・誰だこいつ?アズーナブル?ユータの知り合いか?」
「ううん!全然知らない!日本人名じゃない、えと、この国の人の名前じゃないし!しかも、見た途端日本の文字がぐにゃっとなってこの文字に変わったから!」
「魔法だな、、こっちに誰か居るのかな?とにかく開けてみろ、怪しげな感じはしないから、」(多分、、)
開けてみる。
・・・・
古い本。
ぱらり、、
本を手に取ると、ほんの裏に張り付いていたのか、手紙らしきものが落ちた。
・・・
開けてみる。
読めない、、
「どーら、、」
「おうまかせろ。えーと、・・・・・・・
かいつまんで言うとだな、あの腕輪と指輪と札拾ったろ?その拾った者にこれがなんらかの手段で届くようになっていたんだと。
それらを拾った者は、向こうの世界とこっちを行き来できているはずだと。
腕輪と剣を見つけ、向こうに行って、それから指輪を見つけられるようになって、その後あの札が見つけられる仕組みになっていたんだと。
なので、札を持った者がこの本を受ける資格があるだろう、と、この手紙には書いてある。あの札がカギになってるんだろうな。
でな、この手紙書いたの、あの大魔法使いだ。」
・・・・
「いっ、、、、、え?え?、、」
「手紙も古いよな?いくら魔法で保存していても、こっちは大気に魔素が無い。かなりの時間が立っていたのだろうよ、、千年とか、な。」
「・・・・・・」
「ユータ、おまえ、ガンダが名字持っているの不思議に思わなかったか?」
「え?なんで?」
「・・・・ガンダは孤児院にいたって言っていたろ?でも名字がある貴族だ。
これは、人間にとっては随分前になることだが、、今の王の祖父がかなり以前に、あの国の始祖の家系から国を奪ったんだ。裏切ってな。その時代には、前王関係の貴族が随分処分されたらしい。でも生き残りが居たんだろ?親たちがどうにか子供を一人二人と逃したんじゃないか?
なかには、自分の父祖達の苦労を忘れたくない。いつか、きっと、と思う子どもたちがいてもおかしくないし、」
「え、でも、ガンダさんそんなに歳とってなくない?」
「今の王の前が10年ほどで死んだ。その前の、国を盗んだ本人は、盗んでから5年ほどで死んだ。あいつら、長生き出来ないようだな。国を奪った瞬間からそれはもう極悪非道だったらしい。恨みを買わないほうがおかしい。
だから、今の王も、いつ死ぬかわからないから好き放題しているんだろ。」
・・・
・・・
「俺は、ずっとダンジョンに縛られていたけど、今回は死と再生の間の隙間みたいなのその束縛を逃れて出てこられたけど、それまでずっとダンジョン内にいた。
けど、魔人などでも温厚な奴も結構居てな、遊びに来てくれてたんだよ。そいつらはひとに擬態して街でおいしいもの食って、それを俺に自慢していたけどなー、ムカつく!
そーゆーとこから、いろいろ話が入ってくるのさ。
魔人からしてみりゃすげーくだらないことなので、バカみたいだろ?って笑い話で話していた。
ほんとバカみたいだ。他にもっとやらねばならないことなどいくらでもあるだろうにな。
ちなみに、そーいう話を聞くと、外に出て滅亡させちゃろか!とか思ってたんだよな、いつも。
胸糞わるいだろ?」
「今は、やめてね?」ユータ
「おう、まずはケーキ優先だし、ケーキ作る奴等とかおまえらは良いやつだから危害をくわえないから安心しろ♪」
それからドーラに本を読んで貰った。
でもわけわからないのでドーラに解説してもらいながら。
いつの間にか寝ていた。
そして僕は夢を見る。魔導書を読んでもらって寝ると、その夢を見る。
夢の中で、魔法の勉強、訓練をしていた。
先生は、教官は、、お顔がよく見えないです、、多分男の人です。
魔法の種類はそう多く覚える必要はない。種類はあとあと覚えればいい。
基本は、体に貯められる魔力量を増やすこと。
魔力を最も効果的に使うにはどうするのか?を考えること。
そのために、魔法の勉強をすること。そういう考えを元に勉強をすると、気付きが早い。覚えが早い。どんどん効果的な方法に向上していける。
とのこと。
毎晩、その勉強と訓練は続いた。
でも、朝目覚めると、覚えていない。何か夢をみていた、だけだった。
そしてそれは全て読み終えるまで続いた。
0
あなたにおすすめの小説
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
ダンジョンに行くことができるようになったが、職業が強すぎた
ひまなひと
ファンタジー
主人公がダンジョンに潜り、ステータスを強化し、強くなることを目指す物語である。
今の所、170話近くあります。
(修正していないものは1600です)
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
ダンジョン学園サブカル同好会の日常
くずもち
ファンタジー
ダンジョンを攻略する人材を育成する学校、竜桜学園に入学した主人公綿貫 鐘太郎(ワタヌキ カネタロウ)はサブカル同好会に所属し、気の合う仲間達とまったりと平和な日常を過ごしていた。しかしそんな心地のいい時間は長くは続かなかった。
まったく貢献度のない同好会が部室を持っているのはどうなのか?と生徒会から同好会解散を打診されたのだ。
しかしそれは困るワタヌキ達は部室と同好会を守るため、ある条件を持ちかけた。
一週間以内に学園のため、学園に貢献できる成果を提出することになったワタヌキは秘策として同好会のメンバーに彼の秘密を打ちあけることにした。
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
男女比1対5000世界で俺はどうすれバインダー…
アルファカッター
ファンタジー
ひょんな事から男女比1対5000の世界に移動した学生の忠野タケル。
そこで生活していく内に色々なトラブルや問題に巻き込まれながら生活していくものがたりである!
この世界にダンジョンが現れたようです ~チートな武器とスキルと魔法と従魔と仲間達と共に世界最強となる~
仮実谷 望
ファンタジー
主人公の増宮拓朗(ましみやたくろう)は20歳のニートである。
祖父母の家に居候している中、毎日の日課の自宅の蔵の確認を行う過程で謎の黒い穴を見つける。
試にその黒い穴に入ると謎の空間に到達する。
拓朗はその空間がダンジョンだと確信して興奮した。
さっそく蔵にある武器と防具で装備を整えてダンジョンに入ることになるのだが……
暫くするとこの世界には異変が起きていた。
謎の怪物が現れて人を襲っているなどの目撃例が出ているようだ。
謎の黒い穴に入った若者が行方不明になったなどの事例も出ている。
そのころ拓朗は知ってか知らずか着実にレベルを上げて世界最強の探索者になっていた。
その後モンスターが街に現れるようになったら、狐の仮面を被りモンスターを退治しないといけないと奮起する。
その過程で他にもダンジョンで女子高生と出会いダンジョンの攻略を進め成長していく。
様々な登場人物が織りなす群像劇です。
主人公以外の視点も書くのでそこをご了承ください。
その後、七星家の七星ナナナと虹咲家の虹咲ナナカとの出会いが拓朗を成長させるきっかけになる。
ユキトとの出会いの中、拓朗は成長する。
タクロウは立派なヒーローとして覚醒する。
その後どんな敵が来ようとも敵を押しのける。倒す。そんな無敵のヒーロー稲荷仮面が活躍するヒーロー路線物も描いていきたいです。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる