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あさぎ様
何か結局、投稿済作品の殆どをお手に取って頂いている上に感想までご丁寧に頂いてしまい、本当にありがとうございます。
こちらの作品は、テーマが恋愛というよりも『噛み合わない姉妹愛』という感じが強い作品ですかね。
そして妹の内面部分は、病気というよりかは生まれ持ってしまったとある特徴的な症状という感じです。
現状でも社会問題として扱われているので、この作品は姉的な立場の人達の辛さを書きつつも妹的な立場の人達の生きづらさもガッツリ書きたくて考えたお話になります。
あと爆笑してくださった叔母による甥っ子公爵戒め魔法の言葉ですが……。(笑)
実は、とある大ヒット恋愛映画(ジュリア・ロバーツさん主演)の一場面をちょっとアレンジして考えたネタになります。
そして作中では公爵、クレアにはしれっとした顔で承諾してますが、内心では即行で無理宣言してますね。(^^;)
髪の色に関しては、海外の人だけでなく日本人でも結構いるようです。
そういう私も幼少期はサラサラ栗毛色な髪でしたが、思春期に入ると黒髪になったという人間です。
カラーリング代がバカにならないので、出来ればそのままの状態で成長したかったですねー……。(苦笑)
イアルに関しては、自分が『いい人』という部分に酔いしれている感じのナルシストキャラにしてます。
ですが、ティアラの無自覚な心無い行動で爆発してしまった怒りが抑え込めず、気心知れたクレアに八つ当たり的にぶつけて、ああいう行動をしてしまった感じですかね…。
ティアラには自分の負の部分は見せたくないけれど、クレアには平気でさらけ出せるという彼の甘えです。
まぁ、彼がここまで事を大きくしてくれたお陰でクレア達一家は自分達の家族関係を見直る切っ掛けになったので、おっしゃる通り結果オーライという感じなのかなー。
こちらも話数が多い作品なのに最後までお読み頂き、本当にありがとうございました!
ねこまんま様、ご感想ありがとうございます。
ティアラの家族間は第三者から見たら、かなり甘ちゃん一家には見えると思いますが、彼らにとってはそれが「家族」という感覚なんでしょうね。
あと『ティアラを閉じ込めれば…』は、筆者的には「うーん…」となります…。
『臭い物には蓋をすればいい』という考えは、やはり血のつながった家族に対しては、管理冷徹にならないと出来ないと思うし、それはそれで今度はティアラに対しての虐待になりますので。(苦笑)
この作品では家族がティアラに対して甘やかし過ぎに見えますが、筆者的には間違った方向でも全力で家族がティアラと向き合うと努力しているだけ、毒親ではないという感覚でお話書いてます。
それでも…向き合うには本当にしんどいので、結果第三者介入で引き離しの展開になりましたが。(苦笑)
作品に『心理描写多め』のタグを付けているので、ざまぁ作品のような勧善懲悪展開ではなく、ヒューマンドラマとして書いた作品でもあるので、その辺は読み手によって色々な解釈されやすい作品のようですね。
そういう意味では、今回とても貴重なご意見でした。
ご感想、ありがとうございます。
夢梨(ゆめり)様
二回もご感想頂き、ありがとうございます。
二回目のご感想なのですが、筆者判断で公開認証は控えさせて頂きました。
ですが、しっかり拝読しております。
ちなみに筆者には、ティアラの三倍くらい強烈な特徴を持つ親族が二人もいます。
この話を書いた時は、その身内の事は参考にはしていなかったのですが、後に放置してしまうとティアラ以上に大変な事になるという状況を嫌という程、体験しました…。
そんな筆者はクレア状態になる事が多く、しかもティアラタイプの人に気に入られやすいようです…。
恐らく接客業が長かったので、相手の気持ちを読み取るスキルがそこそこあるようで、自身の気持ちが上手く言葉に出来ないティアラタイプの人にとっては、代弁者的に頼りやすい人間に見られてしまうようです。
なのでクレアのような状況に追い込まれる事が多くて。(苦笑)
同時にティアラのような個性を持っている方が、とても生きづらい思いをしている事に目が行ってしまいます。
この作品は、ティアラのような個性をお持ちの方の考え方や行動がただの自己中ではなく、ちゃんと彼女なりの理由や考えがあるという部分を作品を通して世間に伝えたいという思いもあって書きました。
その為、作中ではクレアにティアラがそういう行動に至る理由を説明させてます。
同時にクレアのような状況で追い込まれている人の存在も知って欲しいなという思いもあります。
どちらも悪くないのに上手く噛み合わなくてお互いがストレスを受ける状況になってしまう。
ティアラのような個性を持つ方達への認識は、まだまだ世間では低すぎるので、もっと多くの人に理解して頂きたいなという気持ちも込めて作品を書いたつもりです。
ただ本当に重いテーマで書いてしまったので、読まれた方によっては不快感を与えてしまうかもしれないという事を覚悟もしてます。
賛否両論にはなるだろうけれど、それでも少しでもティアラのような特徴を持つ人達への理解度促進の手助けになればいいなと。
同時にクレアのような立場で追い込まれてしまっている人達にも周りは気付いて欲しいと思ってます。
筆者が書いた作品の中では、一番重いテーマの作品なので、色々考えさせてしまったようで申し訳ございません。
それでも最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。