5 / 5
5.ハニトラピンク頭令嬢のその後
しおりを挟む
そんな10年前の婚約破棄後に和解した三人のその後の話をアベリアが一通り語った。
「そのような経緯でフィルマは、あのお茶会から二カ月後にスウェイバー領の侯爵邸に連れて行かれ、そこで花嫁修業を受けながら暮らし始める事になりました」
アベリアのその話に王太子ストラムは、大きく目を見開きポカンと口を開けた。
婚約者のジニアの方も扇子で口元を隠しているが、恐らく同じような表情を浮かべているのだろう。
だがすぐに平常心を取り戻したストラムは、少し考え込む素振りをしながら、冷静にその状況を分析し出した。
「えっと……。彼女、確か借金を抱えた子爵家の令嬢だったよね?」
「はい」
「しかも王太子メインのお茶会で婚約破棄騒動を起こした直後だよね?」
「そうですね……」
「しかも相手は、国によっては辺境伯と言われる侯爵家の跡取り令息だよね?」
「ええ……」
質問に相槌を打つようにアベリアが返答する度に王太子の表情に呆れの色が、濃く浮かび上がってくる。その様子を同じような呆れ顔でルシオが眺めていた。
「確かにスウェイバー領は気候的には夏でも肌寒いし、冬は極寒の地になる。だが娯楽が少ないと言うのはどうだろう……。あそこは傘下である貴族達との繋がりを大切にする事で、領地経営を円滑に行うスタイルだから、彼らとの関係醸成の為に小さな夜会等が頻繁に行われているはずなのだけれど……」
「スウェイバー領は国内最北の領地と言っても、そこまで極寒の地と言う訳ではないので、夏は避暑地として大人気ですわよね……」
「そもそもスウェイバー侯爵家と言ったら、王家も一目置かざるを得ない国境の守りの要を担っている家じゃないか。王都から遠い事もあって、ここ5年程は次期領主予定のリクニス殿にはお会いしていないが、かなりやり手だと社交界でも有名だよね。そんな人物の婚約者になって、フィルマ嬢は大丈夫なのかい?」
「わたくし達のお茶会でも彼女の話題が上ってきた事がありませんわね。ですが、次期侯爵夫人となれば、そろそろお噂になってもよろしい頃かと……」
謎の多いスウェイバー侯爵家に関して、未来の王太子夫妻が考え込み出す。
その二人の思惑の材料に少しでも貢献しようと、アベリアが口を開いた。
「フィルマはスウェイバー侯爵邸に行ってから一カ月間は、かなり大変な状況だったようですが……それ以降は、忙しいながらも楽しそうに過ごしているようでした。実家の方の借金はリクニス様のお力添えで全て返済し、その原因となったフレッド叔父様は、借金返済を肩代わりする代わりに今後、一切ペンタス家へ関わる事を禁止され、血判付きの誓約書を書かされたそうです。更に、来年フィルマの成人と同時にお二人は挙式するそうで、わたくしとルシオ様もその祝いの席に呼ばれております」
「そうなんだ……。それにしてもリクニス殿は、かなり思い切った方のようだね。合理的な考え方が高評価に値したとはいえ、王太子のお茶会で婚約破棄を企てた少女を早々に自身の婚約者にした上、未来の伴侶にまでしてしまうなんて……。そう考えるとフィルマ嬢という女性は、とても優秀なご令嬢だったのかな?」
やや納得しきれないストラムの問いにルシオが苦虫を噛み潰したような表情を浮かべて答える。
「どうでしょうか……。頭の回転は確かに速い少女ではありましたが、そこまで秀でた部分があるかと言えば、すぐには思い付きませんね。それでもかなりの努力家ではあり、家族思いの女性ではありますが、したたかさは未だに健在なので」
「まぁ。君は幼かったとはいえ、まんまと彼女のハニートラップに引っ掛かりそうになった人間なのだから、評価は辛口にはなるよね」
「…………」
王太子に意地の悪い表情でそう返されたルシオが、またしても鉄面皮を顔に貼り付ける。その二人のやり取りにアベリアが苦笑した。
だが次の瞬間、アベリアはふんわりと優しい笑みを浮かべ直す。
「一目惚れだったそうですよ?」
「「えっ……?」」
「リクニス様の」
「「ええっ!?」」
アベリアの予想外の言葉にストラムとジニアが、またしても大声を上げる。
この件に関しては、ルシオも知らなかったようで目を見開き驚いている。
「従姉のフィルマは、珍しいハニーピンクの髪に淡い菫色の瞳を持つ、かなり甘い色合いの砂糖菓子のような愛らしい容姿をしております。身内自慢になってしまいますが、幼少期は『妖精姫』などと呼ばれておりましたし、成長してからは更にその恵まれた容姿に磨きがかかり、今では『北の慈愛の女神』など囁かれているようです。ですが内面の方は、相変わらずの合理的な思考とサッパリした性格なので、そのような呼び方をされていると手紙で知った際は、わたくしは笑ってしまいましたが……」
「いや、ちょっと待ってくれ! スウェイバー侯爵令息って、あの妙に大人びた物言いをした物凄く眼光の鋭い威圧的な少年だったよな? そんな少年が、たかが容姿で一目惚れって……そんな事があるのか!?」
「あの時、ルシオ様はわたくしに必死にしがみついて『やっぱり婚約ハキやめる~!!』と泣き叫んでいらっしゃったのに……。よくリクニス様の印象を覚えていらっしゃいますね?」
「うぐっ……!!」
口元はふんわり、だが目元は一切笑っていないアベリアが冷ややかな笑みでルシオにそう告げると、痛い所を突かれたルシオが潰されたカエルのような声で小さく呻く。それを無視したアベリアは、再度ストラム達に向き合った。
「どうやらリクニス様は見た目の印象とは違い、可愛らしいモノがお好きみたいですよ?」
そう言ってクスリと笑うアベリアの微笑み方は、現状の幸せそうな従姉の様子を心から祝福しているような優しい表情だった。
だが、隣のルシオの方は悪態を吐きながら、不服そうな表情を浮かべる。
「あれのどこが可愛いらしいんだ……。そもそも『北の慈愛の女神』というよりも『北の小悪魔』の間違いだろ……」
「ですが、ルシオ様も当時『妖精姫』と呼ばれていたフィルマの事を可愛いと称していたではありませんか?」
「あ、あれは……!! フィルマが考えた婚約破棄のシナリオにそういう風に言うよう書いてあったから!!」
「確か……『アベリアよりもフィルマの方が可愛いし』と、おっしゃっていたように記憶しておりますが?」
「…………その節は、本心ではなかったとは言え、深く傷付けるような暴言を吐いてしまい、心の底から猛反省している……。本当に……本当にすまない……」
項垂れ気味で唇を噛み締めながら、何度も謝罪の言葉を繰り返し始めた自分の側近候補の様子にストラムが、呆れながら半目で見やる。
「ルシオ。君、10年経っても未だにアベリア嬢に許して貰えていないのかい?」
「この人生最大の失態は、もう一生責められ続ける覚悟でおります……」
「たった一度の……しかも幼少期の失態なのに。君も難儀だね……」
「それも含めて、僕はアベリアの全てを受け入れたいのです」
「うーん。君の愛は、かなり重いな……」
あまりにも不憫な側近候補の状況にストラムが憐憫の眼差しを向ける。
すると、ルシオに助け船を出すようにジニアが話題を変えてきた。
「フィルマ様は、今でもアベリア様とお手紙のやり取りをなさっているのですか?」
「ええ。彼女がスウェイバー領に行ってしまってから二週間程の間隔で、この10年ずっと手紙のやり取りをしております」
「まぁ! お二人は本当に仲がよろしいのね!」
「フィルマはわたくしにとって、本当の姉のような存在なので……」
「婚約者を奪われそうになったのに?」
「殿下、意地悪が過ぎますわよ?」
「でも普通なら、わだかまりが残って一生関わりたくないと思うケースじゃないかな?」
そんな悪戯を企む子供のような笑みを浮かべたストラムの問いにアベリアが、にっこりと満面の笑みを浮かべながらキッパリと言い放つ。
「ですが、実際にその婚約破棄を実行したのは、ルシオ様ですから!」
『計画犯のフィルマよりも最終的に決行に踏み切ったルシオが一番悪い』
素晴らしい程の清々しい笑顔で言い切ったアベリアの言葉で、隣のルシオがガックリと肩を落として盛大に項垂れる。
どうやらこの二人の関係は、一生このままのようだ。
その二人のやり取りから、未来の伴侶に一生頭が上がらない事が決定しているルシオに心の中で同情したストラム。
しかし、ふと視線を二人の間に落とすと、大人しくルシオに手を握られたままのアベリアの様子に気が付き、思わず弧を描くように口元が綻んでしまう。
きっとこの二人にも偶然、侯爵令息に見初められたフィルマのように幸せな未来が、この先で待っているのだろうと。
「迷惑極まりない婚約破棄も、稀にいい方向に作用する事があるのだな……」
そんな王太子の呟きを聞いてしまった婚約者のジニアは、思わず吹き出してしまい、慌てて持っていた扇子で口元を覆った。
――――◆◇◆あとがき◆◇◆――――
これにてこちらは完結です。
婚約破棄のテンプレにありがちな設定を多く入れて、それを周りへの配慮が苦手な一点集中になりやすい子供にやらせたら、元鞘エンドでもヘイトは軽減出来るのかなーと実験的に書いてみた作品です。(苦笑)
そんな実験的な作品を最後まで読んで下さり、本当にありがとうございました!
ハチ助
「そのような経緯でフィルマは、あのお茶会から二カ月後にスウェイバー領の侯爵邸に連れて行かれ、そこで花嫁修業を受けながら暮らし始める事になりました」
アベリアのその話に王太子ストラムは、大きく目を見開きポカンと口を開けた。
婚約者のジニアの方も扇子で口元を隠しているが、恐らく同じような表情を浮かべているのだろう。
だがすぐに平常心を取り戻したストラムは、少し考え込む素振りをしながら、冷静にその状況を分析し出した。
「えっと……。彼女、確か借金を抱えた子爵家の令嬢だったよね?」
「はい」
「しかも王太子メインのお茶会で婚約破棄騒動を起こした直後だよね?」
「そうですね……」
「しかも相手は、国によっては辺境伯と言われる侯爵家の跡取り令息だよね?」
「ええ……」
質問に相槌を打つようにアベリアが返答する度に王太子の表情に呆れの色が、濃く浮かび上がってくる。その様子を同じような呆れ顔でルシオが眺めていた。
「確かにスウェイバー領は気候的には夏でも肌寒いし、冬は極寒の地になる。だが娯楽が少ないと言うのはどうだろう……。あそこは傘下である貴族達との繋がりを大切にする事で、領地経営を円滑に行うスタイルだから、彼らとの関係醸成の為に小さな夜会等が頻繁に行われているはずなのだけれど……」
「スウェイバー領は国内最北の領地と言っても、そこまで極寒の地と言う訳ではないので、夏は避暑地として大人気ですわよね……」
「そもそもスウェイバー侯爵家と言ったら、王家も一目置かざるを得ない国境の守りの要を担っている家じゃないか。王都から遠い事もあって、ここ5年程は次期領主予定のリクニス殿にはお会いしていないが、かなりやり手だと社交界でも有名だよね。そんな人物の婚約者になって、フィルマ嬢は大丈夫なのかい?」
「わたくし達のお茶会でも彼女の話題が上ってきた事がありませんわね。ですが、次期侯爵夫人となれば、そろそろお噂になってもよろしい頃かと……」
謎の多いスウェイバー侯爵家に関して、未来の王太子夫妻が考え込み出す。
その二人の思惑の材料に少しでも貢献しようと、アベリアが口を開いた。
「フィルマはスウェイバー侯爵邸に行ってから一カ月間は、かなり大変な状況だったようですが……それ以降は、忙しいながらも楽しそうに過ごしているようでした。実家の方の借金はリクニス様のお力添えで全て返済し、その原因となったフレッド叔父様は、借金返済を肩代わりする代わりに今後、一切ペンタス家へ関わる事を禁止され、血判付きの誓約書を書かされたそうです。更に、来年フィルマの成人と同時にお二人は挙式するそうで、わたくしとルシオ様もその祝いの席に呼ばれております」
「そうなんだ……。それにしてもリクニス殿は、かなり思い切った方のようだね。合理的な考え方が高評価に値したとはいえ、王太子のお茶会で婚約破棄を企てた少女を早々に自身の婚約者にした上、未来の伴侶にまでしてしまうなんて……。そう考えるとフィルマ嬢という女性は、とても優秀なご令嬢だったのかな?」
やや納得しきれないストラムの問いにルシオが苦虫を噛み潰したような表情を浮かべて答える。
「どうでしょうか……。頭の回転は確かに速い少女ではありましたが、そこまで秀でた部分があるかと言えば、すぐには思い付きませんね。それでもかなりの努力家ではあり、家族思いの女性ではありますが、したたかさは未だに健在なので」
「まぁ。君は幼かったとはいえ、まんまと彼女のハニートラップに引っ掛かりそうになった人間なのだから、評価は辛口にはなるよね」
「…………」
王太子に意地の悪い表情でそう返されたルシオが、またしても鉄面皮を顔に貼り付ける。その二人のやり取りにアベリアが苦笑した。
だが次の瞬間、アベリアはふんわりと優しい笑みを浮かべ直す。
「一目惚れだったそうですよ?」
「「えっ……?」」
「リクニス様の」
「「ええっ!?」」
アベリアの予想外の言葉にストラムとジニアが、またしても大声を上げる。
この件に関しては、ルシオも知らなかったようで目を見開き驚いている。
「従姉のフィルマは、珍しいハニーピンクの髪に淡い菫色の瞳を持つ、かなり甘い色合いの砂糖菓子のような愛らしい容姿をしております。身内自慢になってしまいますが、幼少期は『妖精姫』などと呼ばれておりましたし、成長してからは更にその恵まれた容姿に磨きがかかり、今では『北の慈愛の女神』など囁かれているようです。ですが内面の方は、相変わらずの合理的な思考とサッパリした性格なので、そのような呼び方をされていると手紙で知った際は、わたくしは笑ってしまいましたが……」
「いや、ちょっと待ってくれ! スウェイバー侯爵令息って、あの妙に大人びた物言いをした物凄く眼光の鋭い威圧的な少年だったよな? そんな少年が、たかが容姿で一目惚れって……そんな事があるのか!?」
「あの時、ルシオ様はわたくしに必死にしがみついて『やっぱり婚約ハキやめる~!!』と泣き叫んでいらっしゃったのに……。よくリクニス様の印象を覚えていらっしゃいますね?」
「うぐっ……!!」
口元はふんわり、だが目元は一切笑っていないアベリアが冷ややかな笑みでルシオにそう告げると、痛い所を突かれたルシオが潰されたカエルのような声で小さく呻く。それを無視したアベリアは、再度ストラム達に向き合った。
「どうやらリクニス様は見た目の印象とは違い、可愛らしいモノがお好きみたいですよ?」
そう言ってクスリと笑うアベリアの微笑み方は、現状の幸せそうな従姉の様子を心から祝福しているような優しい表情だった。
だが、隣のルシオの方は悪態を吐きながら、不服そうな表情を浮かべる。
「あれのどこが可愛いらしいんだ……。そもそも『北の慈愛の女神』というよりも『北の小悪魔』の間違いだろ……」
「ですが、ルシオ様も当時『妖精姫』と呼ばれていたフィルマの事を可愛いと称していたではありませんか?」
「あ、あれは……!! フィルマが考えた婚約破棄のシナリオにそういう風に言うよう書いてあったから!!」
「確か……『アベリアよりもフィルマの方が可愛いし』と、おっしゃっていたように記憶しておりますが?」
「…………その節は、本心ではなかったとは言え、深く傷付けるような暴言を吐いてしまい、心の底から猛反省している……。本当に……本当にすまない……」
項垂れ気味で唇を噛み締めながら、何度も謝罪の言葉を繰り返し始めた自分の側近候補の様子にストラムが、呆れながら半目で見やる。
「ルシオ。君、10年経っても未だにアベリア嬢に許して貰えていないのかい?」
「この人生最大の失態は、もう一生責められ続ける覚悟でおります……」
「たった一度の……しかも幼少期の失態なのに。君も難儀だね……」
「それも含めて、僕はアベリアの全てを受け入れたいのです」
「うーん。君の愛は、かなり重いな……」
あまりにも不憫な側近候補の状況にストラムが憐憫の眼差しを向ける。
すると、ルシオに助け船を出すようにジニアが話題を変えてきた。
「フィルマ様は、今でもアベリア様とお手紙のやり取りをなさっているのですか?」
「ええ。彼女がスウェイバー領に行ってしまってから二週間程の間隔で、この10年ずっと手紙のやり取りをしております」
「まぁ! お二人は本当に仲がよろしいのね!」
「フィルマはわたくしにとって、本当の姉のような存在なので……」
「婚約者を奪われそうになったのに?」
「殿下、意地悪が過ぎますわよ?」
「でも普通なら、わだかまりが残って一生関わりたくないと思うケースじゃないかな?」
そんな悪戯を企む子供のような笑みを浮かべたストラムの問いにアベリアが、にっこりと満面の笑みを浮かべながらキッパリと言い放つ。
「ですが、実際にその婚約破棄を実行したのは、ルシオ様ですから!」
『計画犯のフィルマよりも最終的に決行に踏み切ったルシオが一番悪い』
素晴らしい程の清々しい笑顔で言い切ったアベリアの言葉で、隣のルシオがガックリと肩を落として盛大に項垂れる。
どうやらこの二人の関係は、一生このままのようだ。
その二人のやり取りから、未来の伴侶に一生頭が上がらない事が決定しているルシオに心の中で同情したストラム。
しかし、ふと視線を二人の間に落とすと、大人しくルシオに手を握られたままのアベリアの様子に気が付き、思わず弧を描くように口元が綻んでしまう。
きっとこの二人にも偶然、侯爵令息に見初められたフィルマのように幸せな未来が、この先で待っているのだろうと。
「迷惑極まりない婚約破棄も、稀にいい方向に作用する事があるのだな……」
そんな王太子の呟きを聞いてしまった婚約者のジニアは、思わず吹き出してしまい、慌てて持っていた扇子で口元を覆った。
――――◆◇◆あとがき◆◇◆――――
これにてこちらは完結です。
婚約破棄のテンプレにありがちな設定を多く入れて、それを周りへの配慮が苦手な一点集中になりやすい子供にやらせたら、元鞘エンドでもヘイトは軽減出来るのかなーと実験的に書いてみた作品です。(苦笑)
そんな実験的な作品を最後まで読んで下さり、本当にありがとうございました!
ハチ助
応援ありがとうございます!
12
お気に入りに追加
418
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(4件)
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
マリーちゃん様
ご感想頂き、ありがとうございます!
こちらこそ、癒しに貢献出来て光栄です!
可愛いお話とのご感想、本当にありがとうございます。(*´▽`*)
あさぎ様
ご感想頂き、ありがとうございます。
筆者はあからさまなざまぁ展開のお話を読むと、どうしても婚約破棄を言い出す人間とビッチ女子の年不相応な幼稚過ぎる人間性に物凄ぉぉぉーく違和感を抱いてしまう人間なので、ならいっそ幼い子供にやらせたら違和感が無くなるかと思い、この話を考えてみました!
子供だからこそ、非常識な行動をとっても「まだ幼くて自分の事しか考えられない年齢だから仕方ないよね?」で済まされる感じですかね?(笑)
そんなやらかしたルシオ君ですが、10年間嫌味言い続けられても婚約者が大好き過ぎる部分で読者様に許しを乞う感じですかね……。(苦笑)
一生アベリアに尻に敷かれて行く人生が、彼にとっての最高に幸せな人生なんだと思います。
「捨てられなくて本当によかったね!」という意味で。(笑)
夢梨(ゆめり)様
巫女シリーズ同様にすでになろう版で読んで頂けていると思いますが、こちら投稿分でもお手に取って頂き、ありがとうございます!
いや~、何とかしてこの婚約破棄を法律で禁じる展開の話が書きたくて、こうなりました。(苦笑)
フィルマのスピンオフですが、なろうでも要望があったので、ちょっと考えてみようかとは思っているのですが……そうなるとフィルマの出世物語になってしまうので、どうしようかな~と悩んでおります。(^^;)
まず彼女がどんな女性に成長するかから決めないといけないので。
巫女シリーズも気に入って頂き、ありがとうございます!
実はリデルとクラリスの話のどちらを先に執筆始めた方がいいか悩んでいて、現在はそのまま保留になってしまっております……。(-_-;)
特にクラリスの方はヒーローの見た目設定が、まだしっかり決まっていないんですよ……。
なのでもし次に連載を始めるとしたらリデルの方が先かもしれませんが、こちらも全く開始の目途が立っておりません……。
大変申し訳ないのですが、かなりお時間頂いてしまうかと思いますが、気長にお待ち頂けますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。