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【我が家の愛犬】

19.我が家の愛犬の天敵は国王陛下

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「キャイン!」

 ゴンという音と共に国王から見事な拳骨げんこつをくらったアルスが、子犬の頃によく発していた甲高い鳴き声をあげる。その状況にフィリアナがいち早く反応し、アルスに駆け寄ろうとした。
 しかし部屋に響き渡る程の怒声を放つ国王に驚き、思わず足を止める。

「この……大馬鹿者がぁぁぁー!!」

 そう叫んだ国王は勢いよく席を立ち、盛大に衣擦れの音をたてながら床に伏せているアルスに近づいた。そして腰を下ろし、その口をガッと掴む。

「お前は息子達がどれだけ慎重に動き、お前の身の安全を守る場所としてラテール家に匿う手配をしたと思っている!?」

 セルクレイスと同じサラリとした見事な白金の髪を後ろに束ね、見目麗しい顔立ちの国王が物凄い剣幕でアルスを怒鳴りつける。
 その状況にアルスに駆け寄ろうとしていたフィリアナはもちろん、先程まで顔面蒼白となっていたロアルドも口をポカンと開けて唖然としてしまった。

 だが、リオレスは周囲の視線など気にしていないのか、引き続きアルスの口を下側からガッと片手で掴んだまましっかり目線を合わせ、威圧的に説教を放つ。

「ラテール家に匿ってからは、大分まともになったと聞いていたのだが……。また独断で身勝手な動きをし、周囲を巻き込んだ挙句、トラブルを起こしかけたそうだな!」

 まるでとんでもない悪戯をしでかした悪童を叱り付けるようにリオレスはアルスを怒鳴り、掴んでいたその口を上げ下げして、何度も頷かせるような動きをさせた。

 そんな仕打ちを国王からされたアルスは、ピスピスと悲しげに鼻を鳴らし、何とかその拘束から逃れようと奮闘し始める。
 しかし、リオレスは全くその制裁の手を緩めない。

「このような事態が頻繁に続けば護衛と世話を任されたラテール家は、この先かなりの心労が重なり、心身共に疲弊してしまうだろう……。やはりお前は城内で厳重に隔離し、我々の保護下に置いた方がよさそうだな?」

 リオレスのその言い分にアルスは今日一番の暴れ方をし、何とか口輪のような拘束から逃れる。しかし、すぐに前足をリオレスに拘束されてしまった。

「お前は、もうラテール家には戻らなくてもよい!! このまま城で厳重に保護する!!」

 リオレスのその宣言にアルスが「クーン! クーン!」と焦りと悲しみが入り混じった鳴き声を上げ、拒絶するように激しく首を振る。しかし怒りの国王は再びアルスの口を掴み、更にその手に力を込めた。

 だが、この状況に呆れ気味な笑みを浮かべた王妃ルセルティアと、王太子セルクレイスがアルスに助け舟を出し始める。

「父上……。アルスも今回の事は大分反省をしているようなので、そのぐらいにしてあげませんか?」
「そうですわ、陛下。それに久しぶりにこの子の元気な姿が見られたのだから、もっと優しいお声掛けをしてあげてもよろしいのでは?」

 特に懐いていた二人から擁護の言葉が出た事で、アルスは様子を窺うように国王を上目遣いで見上げる。しかし、そんなアルスの計算された愛らしい仕草にリオレスは全く絆されなかった。

「お前達はアルスに甘すぎる!! 城滞在中のこやつは、護衛をすぐに巻くわ、躾係に噛みつくわ、城内を駆け回り調度品等を多数破壊するわ、食事は自分の好む物しか口にしないわ、叱られても全く反省せずに反抗してくるわ、お前達以外の人間の言う事は一切聞かないわ……とにかく! ただでさえ、素行が悪かったのだぞ!?」

 国王によって、城で生活していた頃にしでかした数々の悪行を盛大に暴露されたアルスは、居たたまれない気持ちになったのか、気まずそうにフィリアナとロアルドの方にチラリと視線を向けた。しかし二人は、すでに大半のアルスのやらかしをシークから聞いていたので、苦笑いを浮かべる。
 だが国王リオレスは、説教中によそ見をしたアルスの動きを見逃さなかった。

「アルス……。お前は今、自分がどのような立場なのか理解していないのか?」

 地を這うような低い声を出しながらアルスを見据え、更にギュウギュウとアルスの口を掴む手に力をこめる。その状況を目にしたラテール兄妹は、ある事を同時に思う。『美形が凄むと迫力があって怖い』と……。

 そんな兄妹に怯えられてしまっている国王リオレスは、髪の色が長男セルクレイスと同じ見事すぎる程のプラチナブロンドなのだが……長男のような温和さは、全くと言っていいほど感じられない。

 もちろん、息子達同様にかなり端正な顔立ちではあるが、切れ長で意思の強そうな光を宿した水色の瞳は、どこか冷徹な印象を与えてくる。その為、同じような水色の瞳を持つアルフレイスとも、また違った雰囲気である。

 対して王妃ルセルティアは、長男と同じように穏やかな空気をまとっていた。だが、髪の色はどちらの息子とも違い、眩いハニーブロンドである。
 では何故、次男のアルフレイスは両親とは違う黒髪をしているのか……。

 それはリートフラムの建国時代まで遡る。
 この国の初代国王の妻となった女性が、後に大精霊となる程の魔力持ちだったからだ。その初代王妃は見事な白金プラチナブロンドの髪だった為、リートフラム王家は代々その高い魔力が受け継がれると同時に長子は必ず白金の髪色の子供が、それ以降は魔力が高い象徴でもある銀髪か黒髪の子供が生まれる。

 その為、過去ではその事で不貞を疑われた王妃もいたが……現在では、そのような疑いがかけられる事は殆どない。その決定打としてリートフラム王家の次男以降の子供は、王族の高い魔力を受け継ぐと同時に国王である父親と同じ瞳の色も受け継ぐからだ。現に次男アルフレイスは国王と同じ水色の瞳をしている。
 また直系の王族は皆、必ず二属性持ちで生まれてくる為、王妃の不貞を疑う余地などない。

 そんな現国王夫妻の二人の子供達は、全体的な雰囲気は王妃似である。二人とも父リオレスのような鋭く強い印象はなく、母ルセルティア譲りの穏やかな雰囲気をまとっていた。

 どうやら国王一家は全員端正な顔立ちをしてはいるが、同じ美形でも実直で強さを感じさせる国王と、紳士的で甘さを感じさせる息子達とでは、持っている魅力が違った美形という扱いになるだろう。

 ちなみにフィリアナは同じ美形でも強さを感じさせ、頼り甲斐のある国王タイプ派だが……。現状、アルスが戒められている姿を目にしてしまうと、王子達のように甘やかしてくれる美形タイプを支持したくなってしまう。

 そんなフィリアナは、一刻も早く国王からアルスを救い出したい心境なのだが、流石に国王相手に「アルスを苛めないでください!」とは言い出せず、この状況を何故か楽しそうに静観している王太子セルクレイスに助けを求めるように視線を送る。

 すると、何故かその隣に佇んでいた王妃ルセルティアと目が合ってしまった。
 その状況に慌てふためくフィリアナに王妃はニッコリと笑みを返した後、そのままスッと国王の隣まで行き、そこで腰を下ろしてアルスの口を掴んでいる夫の手に自身の手を優しくのせた。

「陛下、そろそろわたくしも久方ぶりにアルスと触れ合いたいのですが?」

 愛妻から顔を覗き込むように懇願されたリオレスが一瞬、眉間に皺を刻み、渋い表情を浮かべる。だが、すぐに盛大なため息をついた。

「お前は本当にアルスを甘やかしすぎだぞ?」
「まぁ! 陛下がそれをおっしゃるのですか? 三年前、子犬のアルスにメロメロになっていらしたのは、どなただったかしら……」
「その人物は、アルスを撫でようと手を伸ばす度に噛みつかれかけていた私ではなさそうだな」
「あらあら。陛下はいつも噛みつかれる前にアルスの頭部に制裁という名の拳を叩き込んでいらしたと、わたくしは記憶しておりますが?」
「お陰で今では、こやつを小憎たらしい悪童としか思えんようになってしまったがな……」

 そう言って再びため息をついた国王は、掴んでいたアルスの口を何度か左右に揺すった後に勢いよく放し、妻に場所を譲るように立ち上がって先程座っていた席に戻る。
 すると、やっと国王の制裁から解放されたアルスが、両手を広げた王妃に抱きつくようにその肩に両前足を引っ掛けた。

「クーン、クーン……」
「あらあら。三年前より体は大分大きくなったのにアルスは、相変わらず甘えん坊さんね?」

 そう言ってルセルティアは、抱きついてきたアルスと少しだけ距離を取り、覗き込むようにその顔を両手で包み込んだ。アルスの方も心底嬉しそうに尻尾をブンブン振っている。
 その様子をジッと見つめていたフィリアナは、もしかしたらこのままアルスをリートフラム王家に取り上げられるかもしれないという不安が過り出す。

 すると、同じようにその様子を見ていたリオレスが、都合が悪い時にだけ弱者のふりをするアルスの態度に呆れ、悪態をつく。

「その悪童犬が甘えるのは、お前とセルに対してだけだぞ?」
「確かに三年前までそうでしたわね。ですが、今ではラテール伯爵家のご兄妹にも甘えているようですよ? ねぇ、フィリアナさん」

 突然、話題を振られたフィリアナはビクリと体を強張らせる。
 まだ王族としての威厳をそこまで発揮していない王子達とは違い、声を掛けてきた人物はこの国で二番目に偉い王妃なのだ。

 一介の伯爵令嬢である自分が声をかけられる機会など、そうそうない事を頭の隅で理解しているフィリアナは、どう返答すればよいか分からなくなり、その焦りからか兄ロアルドの服の袖を無意識に掴んだ。
 すると、ロアルドが苦笑しながら妹のフォローに入る。

「王妃殿下、大変申し訳ございません。妹はまだ正式な社交場に参加した事がない為、あまり機転の利いた返答が出来ないようで……。まだ幼い為、多少の無礼な振る舞いは目を瞑って頂けますと幸いです」

 困惑している妹の代わりに兄が咄嗟に助け舟を出してきた様子を王妃は微笑ましいと感じたのか、見守るような慈愛に満ちた笑みを兄妹に対して浮かべる。

「そうよね……。いきなりお城に呼び出されて通されたお部屋にこの国の国王と王妃がいたら驚いてしまって、どう振る舞えばいいか分からなくなってしまうわよね?」

 見目麗しい王妃に優しい笑みを向けられながら問われたフィリアナは、何故かドキリとしてしまい、兄の服の袖をつかんだまま照れた様子でコクンと頷いた。
 そんな妹にロアルドが「こら! 失礼だぞ!? ちゃんと声に出して王妃様に返事をしなさい!!」と指摘する。だが、王妃の方はニコニコと笑みを浮かべたままなので、あまり気にしていないようだ。
 そんなやり取りをしていたら、国王リオレスがコホンと咳払いをする。

「そろそろ本題に入りたいのだが……皆、席に着いてもらえるか?」

 国王の呼びかけにフィリックスが二人に目配せをして座るべき席を示す。
 だがフィリアナは父親の目線の意図が分からずオロオロしてしまい、呆れた兄が椅子を引いてくれた席に腰を下ろした。すると、王妃にじゃれ付いていたアルスが、フィリアナの方に駆け寄って来て、その隣を陣取るようにペタンと体を伏せてくつろぎ始める。

「アルス? 王妃様の側でなくてもいいの?」
「わふっ!」
「ふふ! 話は聞いてはいたのだけれど……。本当にアルスは、フィリアナさんに一番懐いているのね?」
「えっと、その……」

 何故か微笑ましい光景でも見るような眼差しを向けてくる王妃にフィリアナがモジモジし始める。すると、ロアルドが「フィー、淑女らしい振る舞い!」と再び注意をしてきた。そんな兄にフィリアナはムッとした表情を返す。
 そんなやり取りを兄としていたら、全員が席に着いた事を確認したリオレスが口を開き始める。

「皆、席に着いたようだな? それでは本題に入らせてもらう。ちなみにアルフレイスは昨夜高熱を出してしまった為、本日は参加出来ない」

 国王のその前置きで初めて第二王子が、この場にいない事にフィリアナが気づく。すると、その反応に気づいた王太子と目があってしまい、苦笑されてしまった。その事が恥ずかしかったフィリアナが、やや俯くようにテーブルに視線を落としていると、国王が本題を切り出し始める。

「さて、今回ラテール伯爵家親子に登城して貰ったのは、現状アルスがどういう立場の存在なのかを説明する為だ」

 先程とは違い、威厳に満ちた声で話を切り出してきた国王の声にフィリアナが、思わずピシリと背筋を伸ばした。その妹の反応にロアルドが一瞬、笑い堪える。

「まずアルスなのだが……。現状では一般的な聖魔獣と違い、自分の意志で主となる相手を選ぶ事が出来ない」

 そう言い切った国王の言葉にフィリアナが納得出来ないという様子で眉間に皺を刻む。そんなフィリアナの反応を確認したリオレスは、一瞬だけ苦笑を浮かべたが、すぐに元の表情に戻り、更に話を続ける。

「魔法研究所の調査では、恐らくアルスの高すぎる魔力が原因ではないかとの見解だ。聖魔獣が主を選ぶ際、必ず自身と同等かそれ以上の魔力を持っている人間を選ぶ傾向が強い。だが、現状アルスとつり合いがとれる魔力量なのは、次男アルフレイスのみだ。だが、残念な事に次男は何故かアルスに毛嫌いされている……。その為、アルスがこの先、自身の主となる人間を選ぶ事は、ほぼ皆無に等しい」

 そう語ったリオレスは、息子を毛嫌いするアルスに抗議するかのようにチラリと視線を送る。しかし当のアルスは、故意としか思えない嫌なタイミングで大きな欠伸をした。そんなアルスの態度にリオレスが不快そうに片眉をあげる。

 だがリオレスは、アルスが王妃と王太子以外の人間には舐めきった態度しかしない事を心得ているようで、呆れるように小さく息を吐いた後、話を続ける。

「次にアルスをラテール伯爵家で匿って貰っていた経緯だが……」

 そこで国王リオレスは、一度言葉を留める。
 だが一呼吸した後、険しい表情を浮かべながらその続きを口にした。

「アルスは三年前から、その膨大な魔力持ちの所為で、ある謎の組織から執拗に命を狙われている」

 国王からのその言葉を耳にした瞬間、フィリアナは今にも泣き出しそうな表情で、縋るように隣に座っている兄の袖を掴んだ。
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