【完結】病弱な僕が転生したら病弱な僕っ子聖女になって女の子達にモテる話

＝＝＝＝＝第四章聖女様編＝＝＝＝＝

11•どうやらお姉様達は意地悪らしいわ

帰りはポトフだから安心したけど僕が甘かったわある意味こちらの方が苦行ですわ

「どうしたのアンちゃん黙って寂しいわ」

「ごめんなさいお姉様少し考えごとを」

「大丈夫ゆっくり帰りましょう」

嫌です。早く帰りたいです一刻も早くです

「お昼は宿に頼んでサンドイッチがあるわ
一緒に食べるのが楽しみねアンちゃん」

「そうですわねお姉様楽しみですわ」

そして昼になりました海が見える景色のいい場所で皆で食べます。本当なら楽しいが

「アンちゃんは食べさせてあげるわ」

「はいあ～ん」「うんおいしいわお姉様」

「私も食べさせて」「あ～ん」「どうぞ」

「うんおいわね」「ポトフお姉様私も」

「アンちゃんスフレちゃんにもあげて」

「スフレちゃんあ～ん」「おいしいわ」

こうして苦行は続くようです疲れました。

夕方には目的地に到着しました。休みたい
夜ごはんも三人で食べました楽しそうです

さあもう早く寝て嫌な事は忘れましょうか

「あらアンちゃんもう寝るのかしら」

「ならこっちに来て一緒に寝ましょうね」

「でもお姉様ベッドが狭いわ大丈夫」

「大丈夫よ抱き合って寝れば問題ないわ」

「そうですかなら失礼しますわ」

「こうして眠るのは初めてねアンちゃん」

「そうねお姉様初めてだわ」「おやすみ」

そうして眠りにつきました。これがあと二日続きます。精神的にかなりきついですね

次の日になりました。体が少し怠いですね

「お姉様おはようございます体が少しおかしいわどうしたのかしら」

「お嬢様大丈夫ですか熱がありますね」

「そうなのねだから体が怠いのね」

「申し訳ありません調子に乗りました」

「大丈夫たいした事ないわ疲れが出たの」

「とりあえず今日はゆっくりお休みに」

こうして慣れない事をして熱が出ました皆に心配をかけてしまいましたね反省です

「アンちゃん大丈夫熱があるんだって」

「スフレちゃんごめんなさいせっかくの旅なのに心配かけてしまって」

「ううんこっちこそごめんなさいついアンちゃんが可愛いから調子に乗ったわ」

こうして一日ゆっくり休みました。お陰で元気になりました。もう大丈夫そうですね

「ポトフありがとうもう大丈夫よ」

「お嬢様今回の事申し訳ありません」

「謝らなくていいわ久しぶりにお姉様に甘えられて嬉しかったわ」

「スフレ様と話し普通に帰る事にします」

こうしてやっと開放された僕は楽しく帰路につきました。別にそんなに気にしなくてもいいのに二人とも優しかったですね。ある意味で怪我の功名でしたね