【完結】病弱な僕が転生したら病弱な僕っ子聖女になって女の子達にモテる話

＝＝＝＝＝第四章聖女様編＝＝＝＝＝

10•どうやら帰りも波乱含みらしいわ

それから二日をかけて港町に着いた。その間はスフレちゃんの望んでいた通りに旅は進みいろいろ無茶な要求もされたがやはりポトフは助けてくれなかった。二日滞在したら帰りはポトフの番らしいどんな要求をされるのか今から不安だしかしポトフの事スフレちゃんもいるのに変な事はされないだろう少しは気を抜けるかもしれないな

「今日から二日はお休みよだからアンちゃんも自由にして大丈夫だわ」

「それで帰りはポトフが相手なんだね」

「そうね三人の約束だものこれは仕方ないわ平等にアンちゃんを愛する為だもの」

「お嬢様帰りはどうぞお願いいたします」

こうして二日の間はみんなで買い物をしたり海岸沿いを歩いたりおいしい物を食べて楽しく過ごした。久しぶりに開放された気分だしかし明日からはポトフの相手だ無理は言わないと思うがどんな要求をされるか

そして次の日いよいよポトフと一緒に帰るスフレちゃんは本当に口出しをしないのか

「失礼します今日からよろしくお願いしますまずは着替えましょうかこちらです」

「ポトフその可愛らしドレスは何」

「お嬢様今日からポトフではございませんお姉様とお呼びくださいお願いします」

「それって昔やったあれの続きを」

「そうですわアンちゃんさあ着替えましょうか」

まずいですそういえばあの時またしたいと言ってました。まさか帰りはずっとそうなんでしょうこれはかなり恥ずかしいですね

「あのお姉様本当に帰りはずっとですの」

「そうアンちゃん夜も一緒に寝ましょう」

これはある意味スフレちゃんよりきついです。どうしましょう三日間ずっと妹なんて

そして帰路につきます。スフレちゃんは笑みをこぼしてます。これは示し合わせたのかもしれません帰りはずっと妹ですね

「アンちゃん本当に可愛らしドレスね」

「ありがとうスフレちゃん」

「あら帰りはお姉様じゃなかったかしら」

「すいませんお姉様お許しください」

やっぱりです帰りはずっと僕は妹を演じなければなりません