【完結】病弱な僕が転生したら病弱な僕っ子聖女になって女の子達にモテる話

＝＝＝＝＝第二章少年期編＝＝＝＝＝

49•どうやら高級店で食事をするらしい

まさか祝勝会が町一番の高級店でするなんて思いませんでした。今の僕はどこから見てもどこかのご令嬢に見えるでしょうね
まあ一応お嬢様なんで当たり前なんですがさあ食事で久しぶりに緊張してきました。

「じいじ馬車で行くんだね」

「そうじゃアンちゃんに何かあったら大変じゃからな」

「そうですアンちゃんの為ですわ」

そうですよね今の僕はどう見ても女の子知らない町で歩くのは危険ですよね。はあ

という事で馬車に乗ってレストランに向かいます少し町外れの隠れ家的な店みたいです。もしかして昔貴族が住んでたのかも知れませんね。さあいよいよ着きましたね
これは確かにドレスコードは必要ですね。
外観も内装も高級感がありますね。本当に

「いらっしゃいませお客様ご予約は」

「エスパニョールで予約したはずだが」

「はい確かにご予約いただいております」

やっぱり高級店です。店員さんも洗練されています。なんだか凄い祝勝会になりそう

「エスパニョール様どうぞこちらへ」

「こちらがお席になります。料理はお任せでとの事でしたので料理長おすすめのコース料理をご用意しました。ごゆっくりお食事をお楽しみください失礼しました」

どうやら料理はコース料理みたいです。なんだか昨日の方が楽でよかったです。絶対に言いませよ。心の声で話しています

「じいじ素敵なお店ですね楽しみだわ」

「そうかい来てよかったの楽しみじゃ」

「そうですねこういう店もいいですわ」

こうなったらお嬢様モード全開にして食べましょうせっかくじいじが予約してくれた店ですしたまにはコース料理もいいですね
まずは前菜が出てきました。確かにおいしいですね。多分何かのテリーヌみたいです

「美味しいですわじいじ」

「そうじゃな流石に町一番の事はある」

「そうですねコース料理もいいですわ」

それからは順番にスープから始まってデザートまでしっかり堪能しました。最後に料理長が挨拶に来ました。最後まで頑張れ僕

「今日はご来店いただきありがとうごさいます。料理のほうはいかがでしたか」

「はいどの料理も洗練されて食材も吟味されていてとても美味しかったですわ」

「ありがとうごさいますお嬢様」

「うむどの料理も確かに洗練されていた」

「そうですね素晴らしい料理でしたわ」

「ありがとうごさいます。今後の励みになります。今日はご来店ありがとうございましたよければまた当店をご利用ください」

そうして僕の祝勝会は終わりました。なんだか凄く疲れました。