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 ========第八章========

=====クレム視点①=====

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私は人生最大の機会をもらった。なんとヴィオレットちゃんと女王様に同行させてもらえる
私はヴィオレットちゃんが好きだもちろん女性同士なのは分かっている。でも好きになってしまった。初めて会ったのは学園長室だった。黒髪の綺麗な車いすに座った女性にクギ付けになった。それからは仲良くさせてもらっているわ

そういえばあんまり我慢出来なくてキスした事もあったわでも大丈夫よヴィオレットちゃんはしっかりしてるようでそっちの方はうといみたいだから多分バレてはいないわでもそんな所も可愛いのよねもうダメねどんどん好きになるわ

まあそれはいいとして問題は今回の事よね。
何といっても二人でお菓子作りつまり部屋には二人だけそんな中で仲良くなるのは当たり前じゃないそれに旅の間は同部屋よ。私って興奮して眠れるかしらだって横を見ればヴィオレットちゃんの寝顔があるのよ私の体持つかしらでもこんな展開になるなんて私はついてるわ絶対この機会を利用して二人の距離を縮めるのよ

夏期休暇が待ち遠しいわ今からいろいろ計画しないと何があるかわからないから準備は万全にしないとヴィオレットちゃん私貴女の為に頑張るわ。何があっても私は貴女の味方よ「あん」

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