車いすの少女が異世界に行ったら大変な事になりました

＝＝＝＝＝＝＝＝第六章＝＝＝＝＝＝＝＝

9•ヴィオレット悪役令嬢に絡まれる

あの後帰って今日あった事をいろいろ話しました心配してくれたみたいで安心していましたもちろんお姉様にも話しました
お友達が出来た事を話したら褒めてもらえました。私ってやっぱり人付き合いが苦手なのでその事が心配だったみたいです。心配してもらえて嬉しかった

「お姉様明日は料理クラブでお菓子作りをするんですわ今から楽しみ」

「よかったわねヴィオレットが楽しそうで私も嬉しいわ」

そうです。明日の為に今から準備しましょうか
そしてその夜は充実感で眠りにつきました。

次の日も学園に来ました。クレムちゃんが声をかけてくれました。友達っていいですね

「おはようヴィオレットさん今日はよろしく」

「ううんこちらこそお菓子作り楽しみだわ」

「貴族がお菓子作りですってわざわざ自分でやらなくてもシェフにやらせればいいものを」

「その通りですわアマリリス様」

そういえば悪役令嬢と取り巻きも同じクラスメイトでしたね。やっぱりなんというか上から目線で高圧的ですね。こういう時は突っかかるより軽くあしらったほうがいいんでしょうか？

「おはようございますアマリリス様」

「おはようヴィオレットさんあらさっきの話聞こえてましてごめんなさい」

「いえ大丈夫ですわ私もなかなか貴族のしきたりにうとくて申し訳なかったわ」

「そう反省しているならよろしくてよ」

「そろそろ授業が始まりますので失礼しますわ」

「そうね皆さん私達も行くわよ」

何とかやり過ごしました。悪役令嬢に絡まれるヒロインの気持ちがよくわかりました

それからは何もなく授業を進めて一日の授業が終わりました。いよいよクラブ活動ですね今から楽しみだわ