車いすの少女が異世界に行ったら大変な事になりました

＝＝＝＝＝＝＝＝第四章＝＝＝＝＝＝＝＝

12•ヴィオレットお友達ができました

初めてお友達ができました。名前はイクシアちゃん私より一つ年上の公爵家のご令嬢です

いつもはイクシアと呼んでいます。なんだか恐れおおいけど本人の希望なのでしょうがありませんもう二回ほど家にお呼ばれしましたが別に話す事はお菓子の話や自分の事ですがイクシアはイヤな顔をしないで聞いてくれます。

「友達かあ久しぶりに出来たなあ」

別に私に友達がいないわけではありません日本の時もいました。でもまさか異世界で友達が出来るとは思いませんでした嬉しいですね

「ヴィオレットお嬢様お手紙が来ております」

またイクシアちゃんでしょうかそうですね何か大事な用事があるみたいですなんでしょうか

「お母様イクシア様から大事な用があるとよばれました。行ってもよろしいですか」

「あらそうなの仲がいいのね構わないわ」

「ありがとうございます返事を書きますわ」

という事で了承の返事を手紙にしたためて送りました後日会う日になりました。大事な用事が気になりますが会うのは嬉しいですね

いつものようにお邸に着くと家令の人がイクシアの所に連れて行ってくれました　トントン

「失礼しますお嬢様ヴィオレット様をお連れしました」

「どうぞ入ってもらって」「はい失礼します」

「ヴィオレット呼び出してごめんなさいね」

「大丈夫よイクシア予定はないから」

「そうありがとう早速だけど夏はこれから何か予定あるかしら」

「今の所予定はないけど何かあるの」

「実は学園の夏季休暇で別宅に行くの一緒にどうかしら」

「両親に聞いてみないとわからないわ」

「そう一度話してもらえないかしらお父様が忙しくてお母様と二人なのごめんなさいね」

「そうだったの家族の休暇に私がお邪魔していいのかと思ったわ」

「大丈夫いてくれた方が楽しいわ」

という事で詳しく聞くと一週間の予定で行くみたいです。領地に帰った時以来の遠出ですね
どうしましょうとりあえず家族に相談する事にしましょうまずそれからです