車いすの少女が異世界に行ったら大変な事になりました

＝＝＝＝＝＝＝＝第四章＝＝＝＝＝＝＝＝

5•ヴィオレットパーティーまでの日々

ロールケーキは帰ってきたお姉様にも好評だった。これであとはバースデーケーキを完成させるだけだ時間はまだあるが早めに完成させないとこれから社交界デビューにむけてパーティーの作法や会話術など覚える事はたくさんある

それからは本当に忙しい日々だった。やっぱり付け焼き刃のお嬢様じゃあしょうがないけど出来るだけ家族に恥をかかせる訳にはいかないので覚えれる事は覚えてもしもの時は助けてもらうしかないけど自分で出来る事はしないと一つ残念なのはカーテンシーが出来ない事かなよく本で読んでたから私もしたかったけど車いすでは無理ね。礼儀としてはわからないけど座って深く会釈するしかないかな後は本番だけど

「お母様まだドレスを着ないといけませんか」

「だってヴィオレットちゃんのデビューじゃないの」

「主役はお姉様なんですよ私はそんなに」

「いいじゃないドレス選び楽しいわ」

こうして私は着せ替え人形とかしていましたがやっぱりローズお姉様の時出来なかった事を私でやりたかったみたいです疲れました。もう部屋に帰りたいです。結局半日近くドレス選びが続きました。もうグッタリでした。それからは忙しいうちに過ぎていきました。気がつけば後一週間したら誕生日パーティーです。

ケーキは納得いくのが出来ました。後はお姉様に喜んでもらえると嬉しいです。前日の夜に作るつもりです。料理長にも許可してもらいました。後はぶっつけ本番なんですがやっぱり不安ですパーティーは仲のいい貴族が多いみたいですが初対面の相手です。そういえばお兄様も来るみたいです。楽しみです味方は一人でも多いほうが助かります。そういえば当日はお姉様もドレス姿なんですよね凄く楽しみです

それから一週間がたちました。いよいよです