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===第二章変わりいく二人の心===
【王女の変化王子の誤算】
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離宮に来て一カ月半がたったイリスは目に見えて変わった。王城で体が弱く周りからのプレッシャーもあり精神的に追い込まれていたが環境が変わって体力作りで自身も付いて前よりも元気になられた。王子は静養という名目で厄介者を離宮に追いやったがまさか本当に体が回復するとは思っていない事だろうある意味、王子のお陰だわ
「イリス様最近顔色もよく体調もいいようで嬉しゅうございますわ」
「ありがとうみんなロザリーのお陰ね」
「いえイリス様が頑張った成果ですわ」
「これで早くお父様が回復してくれるといいのだけどなかなか難しいのかしら」
「王様もそれなりのお年ですし今までの激務の疲れも出てるのかもしれませんわ」
「そうねずっと一人頑張ってみえたから」
「そうですね王妃様を亡くされてずっと」
「私達に今出来る事はお父様信じる事ね」
「イリス様は大分変わられましたね」
「ロザリーが一緒に居てくれるからかしら一人では絶対に難しかったわ」
「私で少しでも力になれたのならよかったですわイリス様が元気になられて」
そうしてお互いに大切な存在になっていく中で必要とされる事が自分にもあることを実感するイリスだった。これからも二人でなら乗り越えられるわ
「イリス様最近顔色もよく体調もいいようで嬉しゅうございますわ」
「ありがとうみんなロザリーのお陰ね」
「いえイリス様が頑張った成果ですわ」
「これで早くお父様が回復してくれるといいのだけどなかなか難しいのかしら」
「王様もそれなりのお年ですし今までの激務の疲れも出てるのかもしれませんわ」
「そうねずっと一人頑張ってみえたから」
「そうですね王妃様を亡くされてずっと」
「私達に今出来る事はお父様信じる事ね」
「イリス様は大分変わられましたね」
「ロザリーが一緒に居てくれるからかしら一人では絶対に難しかったわ」
「私で少しでも力になれたのならよかったですわイリス様が元気になられて」
そうしてお互いに大切な存在になっていく中で必要とされる事が自分にもあることを実感するイリスだった。これからも二人でなら乗り越えられるわ
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