僕っ子聖女は男と女の二つの性を持って育ち女性たちに愛されて喜びや苦しみを知り大聖女になる話

＝＝＝第六章僕っ子聖女二年生になる＝＝＝

2•僕は何故か淑女になる事が決まった

次の日、いよいよ専門科目を決める事になったこれで専門課程の時はリリーと別々になる寂しいけど決めた事だ

「今から専門科目を決めてもらうから希望を出して欲しい人数にかたよりがでる事もあるから第二希望も書くように」　

第一希望が騎士課程で第二希望が淑女課程でいいかなこれで大丈夫だな

「それと最初に言っておくマーガレットとリリーは淑女課程を受けてもらうこれは王妃様が決めた事だから覆る事はない」

どういう事だろう騎士課程にしようと思ってたのにまさか１年の最初の時にお姉様が言ってたお妃候補と関係あるのかなもしかして王妃様に気に入られてしまったかも

そして放課後に料理クラブでお姉様に聞いた多分だけど間違いないよね絶対

「部長、僕とリリーが淑女課程になったのって絶対お妃候補と関係ありますよね」

「あらマギー成長したのね間違いないわ」

「やっぱり二人のどちらかがお妃候補に」

「まだ分からないわけど今から勉強しても遅いぐらいよ普通はもっと前から始めるはだからまだどうなるか分からないわ」

「あの殿下と結婚なんて創造出来ないな」

「私もだわお妃様なんて荷が重いわ」

「いざとなったらみんなで逃げましょう」

「部長それ本気なんですか大変な事になるんじゃないですか捕まった時とか」

「それはマギーがなんとかするわ」

「それは僕に兵士と戦えという事ですか」

「望まない人生を送るよりいいわ」

「あの私養子で親に迷惑かけたくないけどもしマギーがお妃様になるなら逃げるわ」

「それは確かに最悪のシナリオだわね」

「それは僕がお妃様になったらみんなで逃げるという事でいいんですか？」

「そういう結論にいたりましたわ」

「そうね私も賛成だわ」

どうやら将来が決まりました