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 ===第三章初めてのお城と夏の思い出===

12•初めての異世界を肌で感じます

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馬車は順調に進み昼前に休憩する事になりました。少し森の中でお花摘みトイレ休憩ですね。ちょっと森の中にミルフィちゃんと専属護衛のカヌレさんと入ります。

カヌレさんはカッコいい女騎士さんです。シフォンさんと一緒で小さい時からミルフィちゃんに遣えてるそうです。初めての事なので勝手が分かりませんが何かあるといけませんからね。とりあえず少し休憩です

「ミルフィいい所だね。本当静かで」

「そうね。二人だけならもっといいわ」

「でも危なくない何があるかわからない」

「大丈夫よ。ここの辺りは危険はないわ」

「そうならいいけど初めてだから心配で」

「そうよね初めてだからしょうがないわ」

「そろそろ行こうか待ってるから」

「そうねもう少しゆっくりしたいけど」

「さあ」『ガサッ』「何が」「何かな」

「ショコラ、危ないわ」「きゃあ」

「ミルフィ大丈夫しっかりして」

「お姫様、大丈夫でございますか」

「急に矢が飛んできてミルフィちゃんが」

「大丈夫です。急所は外れていますので」

「私がとりあえず治療してみますわ」

「分かりました。私は回りを警戒します」

「ミルフィごめんね。かばってくれたせいでこんな事になって本当にごめなさい」

「大丈夫よ痛くないからショコラは大丈夫なのよね」

「大丈夫よ。それじゃあ矢を抜くからね」

「うぅん」「大丈夫かしらミルフィ」

「大丈夫、痛い」「どうしたの痛いの」

「これは矢に毒が塗ってあるみたいです」

「なら解毒もしないと大変だわ大丈夫」

「ショコラお願い」「大丈夫だからね」

「それじゃあ今から解毒と治療をします」

「お願いします。お姫様の命を必ずや」

「それじゃあいくわ」

『アンティドート』『ヒール』

「ミルフィ大丈夫治ったかしら」

「ありがとうもう良くなったみたいよ」

「ごめんね私をかばったばっかりに」

「いいの誰が狙われたかは分からないわ」

「ありがとうございます。ショコラ様」

「いえ、聖魔法が使えてよかったですわ」

「お姫様の命を救ってくれたご恩は一生忘れませんお姫様と同じくお守りします」

「さあ、とりあえずここを離れるわよ」

「そうね。また狙ってくるかもしれない」

そうして皆の元に戻りました。やっぱり異世界です何があるか分かりませんね。
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