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二人がかり

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 今からこの巨大なペニスをしゃぶらなければいけない。少女は口を開き、舌をおずおずと口の外へと出した。その舌の先をゆっくりとペニスに近づける。

 れろり、とペニスの先端を舐め上げた。気持ちよかったのか、シャルルが一度眉を上げた。

「遠慮せずに頬張っていいんだぞ」
「ふぁ、ふぁい」

 ペニスにかかる熱い吐息にシャルルは満足し、食事を再開した。ベーコンを口の中に運びながら、股間を見下ろす。
 黒髪の少女はその小さな口いっぱいにシャルルのペニスを頬張っていた。じゅるじゅると音を立ててシャルルの太い肉俸を吸う。唇でペニスを挟み込み、強い力で扱いた。
 口内ではぬるぬるとした舌が蠢いてシャルルの極太ソーセージを舐めまわす。喉の奥まで肉俸を頬張り、頬の内側の肉まで使ってシャルルの肉を扱いてゆく。

 じゅぽっ、という音が食堂に響いた。


 食堂の壁際には二十人近いメイドたちが立っている。その乙女たちの視線はシャルルの股間へと向けられていた。
 シャルルに奉仕をくわえる黒髪の少女も、その視線には気づいていた。多くの瞳に見つめられながら、いやらしい行為に励まなくてはならない。

 これ以上時間をかけたくはなかった。黒髪の少女は手を使い、シャルルの肉を扱いた。唇でシャルルの亀頭をぱっくりと咥え、舌先でぺろぺろと尿道口を刺激する。
 激しくなる奉仕にシャルルの食事の手が止まった。

「おお、いいぞ、その調子だ」
「はい」

 もうシャルルの限界も近いのだろう。早くシャルルを射精に導こうと、黒髪の少女はさらに深くシャルルのペニスを咥え込んだ。




 そろそろシャルルも精液を漏らすだろうというその時、壁際に立っていた一人のメイドのお腹が大きく鳴った。


 ぐ~~~っ、きゅぅ。


 食堂にはナイフと食器があたる音、シャルルの股間から立ち昇る水音以外は存在しなかった。そこにこの大きな音が現れ、注目を集めた。
 壁際に立っていた一人の少女がさっとお腹を押さえる。

 だがそれでも腹の虫はきゅうっと鳴った。その音が食堂に響き渡った。

 金髪ツインテールの少女が恥ずかしそうに顔を赤らめながら腹を押さえている。顔立ちは未だに幼く、十六か十七歳の歳若い乙女だった。
 細い体を軽く折り曲げてお腹を押さえているが、それでも音は鳴り止まない。

 シャルルの食べている朝食から良い匂いが漂っていたから、我慢が出来なかったのだろう。
 この音を聞いてシャルルが笑顔を浮かべた。


「はっはっは、どうやら腹が空いているようだな」
「い、いえ」

 金髪ツインテールの少女が恥ずかしそうに唇を噤む。


 メイドたちの食事は常にシャルルの後になる。シャルルが朝食を食べ終え、仕事に取り掛かる頃合になってようやく交代で食事の時間が訪れる。
 育ち盛りの若者にとって、朝の空腹は随分と辛いのだろう。

「うちのメイドを飢えさせたとあっては俺の恥になる。よし、こっちに来なさい」
「いえっ! そ、そんな! 結構です!」

 金髪の少女が首を振るが、シャルルはさらに言い返した。

「いいから来い」

 それで金髪の少女はしぶしぶとシャルルへと歩み寄った。シャルルが立ち上がると、黒髪メイドの口からペニスがじゅぽん、と抜けてその亀頭の先端が黒髪メイドの鼻先を叩いた。

「よし、君も立ちなさい」
「え? はい」

 床に膝をついていた黒髪の少女も立ち上がる。シャルルの男根はうら若き少女の口内で分泌された唾液で濡れそぼっていた。反りかえった巨大なペニスの裏筋を少女の唾液がつーっと伝って腿へと滴ってゆく。

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