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太股で誘惑してくる後輩
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「……っ」
僕は顔を真っ赤にして目を逸らした。
すると、そんな僕の反応が面白かったのか、彼女はニヤリと笑って言うのだった。
「あら? どうしたんですかぁ? 顔赤くして……もしかして照れてるんですか?」
そう言って彼女は僕の手をギュッと握ってきた。
「えへへー、先輩の手って暖かいですね♪」
彼女は座っている僕の隣りに座り、脚をくっつけてきた。ズボンと生足が触れる。な、なんてことを……。
「あ、あのさ……」
「なんですか? 私のこと意識しちゃいました?」
彼女は僕の顔を覗き込んでくる。近いよ!
「ま、まさか……。そ、その、あんまりそういうことはしない方がいいんじゃないかなって思うんだけど」
やたらと僕を誘惑してくる彼女は僕の後輩だ。部活で知り合った。そしてなぜか懐かれている。どうしてこんなことに……。
彼女の特徴は太股だ。非常に艶やかで、とても女子高生とは思えないレベルの美脚の持ち主である。しかもスカートから伸びる長い脚は肉付きがよく、むっちりとしていて、触ると柔らかそうな印象を受ける。
だが、彼女がそれを気にしている素振りはない。むしろ見せつけるように脚を組んでいる。僕はついついそこに目が行ってしまうのだ。しかもスカートの丈が短い。ちょっと短すぎる。もう少し長くして欲しいのだが……。
そんな風に思っていると、彼女は急に立ち上がって言った。
「じゃあ今日はこれくらいにしときますね」
「え!? あ、うん」
「ふふふ、また明日お願いします!」
最近、何故か勉強を教えては色仕掛けされるという状況に陥っている。彼女曰く、「もっと私に興味を持って欲しいです」ということらしい。確かに興味はあるけど……。
僕はため息を吐いて帰宅することにした。家に帰るとすぐにお風呂に入った。熱いシャワーを浴びながら考える。
(うーん……。別に嫌じゃないんだよなぁ)
このところ毎日のように後輩の女の子に誘惑されている。それもかなり際どい格好をしてだ。最初は恥ずかしくて仕方なかったけれど、最近は慣れてしまったというか、平気になってきてしまっている自分が怖い。
でも……。本当にこれでいいのか? と思う自分もいるわけで。そもそも何でこうなったんだろう。僕と彼女は将棋部に所属している。先輩後輩ということで話すようになったのだ。別に恋人でもないが、なんか距離は近い。まるで兄妹みたいな感じだろうか。
ただそれだけの関係だったはずなのに、いつの間にか距離感がおかしくなっている気がする。いや、おかしいっていうか近すぎないか?
僕は彼女に恋愛感情ではなく、性的な興奮を抱いてしまっている。これはまずいんだろうなぁ……。
湯船に浸かりながら僕はそんなことを考えた。
翌日。
「せんぱ~い♡」
教室に入ると、早速後輩ちゃんに声をかけられた。
「ど、どうしたの?」
「またここがよくわかんないんですけど…」
「分かった。放課後やろうね。」
「は~い!」いつも通り笑顔を浮かべる後輩ちゃん。可愛い子だと思う。だけど、今の僕にはそれ以上の感想はなかった。だってさ……。
「ねえねえ、あの二人ってさ……」
「うん……。デキてるよね?」
「やっぱりそう見えるかなぁ?」クラスメイトたちがヒソヒソと話している。聞こえているんだけど……。まあ気にしない。
彼女が自分の教室に帰って行くのを後ろから見ていたが、思わず目を見張ってしまった。スカートの中が見えてしまいそうだ。パンツが見えるギリギリまでスカートを上げていて、白い太股が堂々と見えていた。
正直エロいなと思ったけど、すぐに視線を逸らした。見てたらいけないような気がして。
「はぁ……」僕は深い溜め息を吐いた。
**
***
放課後になった。今日も彼女との勉強が始まる。僕は席に座って教科書を開いた。すると、隣りに座った彼女が僕の腕に触れてきた。柔らかい感触にドキッとする。「せ、先輩……その、今日はちょっとだけ甘えてもいいですか?」
上目遣いで見つめてくる彼女。頬が赤い。その瞳は潤んでいた。唇は何かを期待しているかのように半開きになっている。その表情はとても妖艶で、可愛らしくもあり美しくもあった。
心臓が激しく高鳴る。ドキドキしてきた。顔が熱くなっていくのを感じる。彼女のことしか考えられない。頭の中で警報音が鳴り響いている。ダメだ……。これ以上は……。
理性が崩壊しかけたその時、彼女の手が僕の手に重ねられてきた。
「ねぇ、先輩……。私……もう我慢できないんです。お願いします……。」
彼女は目を閉じてゆっくりと顔を近づけてきて……。そこでチャイムが鳴った。ハッとして我に返る。
彼女は残念そうな顔で立ち上がって言った。
「続きはまた今度ですね♪」
僕は顔を真っ赤にして目を逸らした。
すると、そんな僕の反応が面白かったのか、彼女はニヤリと笑って言うのだった。
「あら? どうしたんですかぁ? 顔赤くして……もしかして照れてるんですか?」
そう言って彼女は僕の手をギュッと握ってきた。
「えへへー、先輩の手って暖かいですね♪」
彼女は座っている僕の隣りに座り、脚をくっつけてきた。ズボンと生足が触れる。な、なんてことを……。
「あ、あのさ……」
「なんですか? 私のこと意識しちゃいました?」
彼女は僕の顔を覗き込んでくる。近いよ!
「ま、まさか……。そ、その、あんまりそういうことはしない方がいいんじゃないかなって思うんだけど」
やたらと僕を誘惑してくる彼女は僕の後輩だ。部活で知り合った。そしてなぜか懐かれている。どうしてこんなことに……。
彼女の特徴は太股だ。非常に艶やかで、とても女子高生とは思えないレベルの美脚の持ち主である。しかもスカートから伸びる長い脚は肉付きがよく、むっちりとしていて、触ると柔らかそうな印象を受ける。
だが、彼女がそれを気にしている素振りはない。むしろ見せつけるように脚を組んでいる。僕はついついそこに目が行ってしまうのだ。しかもスカートの丈が短い。ちょっと短すぎる。もう少し長くして欲しいのだが……。
そんな風に思っていると、彼女は急に立ち上がって言った。
「じゃあ今日はこれくらいにしときますね」
「え!? あ、うん」
「ふふふ、また明日お願いします!」
最近、何故か勉強を教えては色仕掛けされるという状況に陥っている。彼女曰く、「もっと私に興味を持って欲しいです」ということらしい。確かに興味はあるけど……。
僕はため息を吐いて帰宅することにした。家に帰るとすぐにお風呂に入った。熱いシャワーを浴びながら考える。
(うーん……。別に嫌じゃないんだよなぁ)
このところ毎日のように後輩の女の子に誘惑されている。それもかなり際どい格好をしてだ。最初は恥ずかしくて仕方なかったけれど、最近は慣れてしまったというか、平気になってきてしまっている自分が怖い。
でも……。本当にこれでいいのか? と思う自分もいるわけで。そもそも何でこうなったんだろう。僕と彼女は将棋部に所属している。先輩後輩ということで話すようになったのだ。別に恋人でもないが、なんか距離は近い。まるで兄妹みたいな感じだろうか。
ただそれだけの関係だったはずなのに、いつの間にか距離感がおかしくなっている気がする。いや、おかしいっていうか近すぎないか?
僕は彼女に恋愛感情ではなく、性的な興奮を抱いてしまっている。これはまずいんだろうなぁ……。
湯船に浸かりながら僕はそんなことを考えた。
翌日。
「せんぱ~い♡」
教室に入ると、早速後輩ちゃんに声をかけられた。
「ど、どうしたの?」
「またここがよくわかんないんですけど…」
「分かった。放課後やろうね。」
「は~い!」いつも通り笑顔を浮かべる後輩ちゃん。可愛い子だと思う。だけど、今の僕にはそれ以上の感想はなかった。だってさ……。
「ねえねえ、あの二人ってさ……」
「うん……。デキてるよね?」
「やっぱりそう見えるかなぁ?」クラスメイトたちがヒソヒソと話している。聞こえているんだけど……。まあ気にしない。
彼女が自分の教室に帰って行くのを後ろから見ていたが、思わず目を見張ってしまった。スカートの中が見えてしまいそうだ。パンツが見えるギリギリまでスカートを上げていて、白い太股が堂々と見えていた。
正直エロいなと思ったけど、すぐに視線を逸らした。見てたらいけないような気がして。
「はぁ……」僕は深い溜め息を吐いた。
**
***
放課後になった。今日も彼女との勉強が始まる。僕は席に座って教科書を開いた。すると、隣りに座った彼女が僕の腕に触れてきた。柔らかい感触にドキッとする。「せ、先輩……その、今日はちょっとだけ甘えてもいいですか?」
上目遣いで見つめてくる彼女。頬が赤い。その瞳は潤んでいた。唇は何かを期待しているかのように半開きになっている。その表情はとても妖艶で、可愛らしくもあり美しくもあった。
心臓が激しく高鳴る。ドキドキしてきた。顔が熱くなっていくのを感じる。彼女のことしか考えられない。頭の中で警報音が鳴り響いている。ダメだ……。これ以上は……。
理性が崩壊しかけたその時、彼女の手が僕の手に重ねられてきた。
「ねぇ、先輩……。私……もう我慢できないんです。お願いします……。」
彼女は目を閉じてゆっくりと顔を近づけてきて……。そこでチャイムが鳴った。ハッとして我に返る。
彼女は残念そうな顔で立ち上がって言った。
「続きはまた今度ですね♪」
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