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目が覚めたら横で美少女が寝ていた
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目が覚めた。昨日は疲れて家に帰ってろくにご飯食べたり、風呂に入ったりせずに寝てしまった。
「ふわぁ~あ。…!」
そんな目覚めたばかりの僕も、流石に信じられない光景が僕の目に映っていた。僕はまだ高校生だ。だから、そんなことはしないはずなのに…っていうか何もしていないはずだ…。
僕の横には女の子が寝ていた。しかも結構みだら…じゃない、ラフな格好で。それになんだかいい匂いがするし……。ってそうじゃなくて!僕はすぐにその子を揺さぶる。
「おい起きろ」
「んー?」
眠たげな目をこすりながら、彼女は体を起こす。そして目を見開き、僕を見た。歳は…同じくらいだろうか。少し茶色い髪とくりっとした瞳をしている。とてもかわいい子だ。
「え?誰!?あなた!!」
「それはこっちのセリフだよ!!君は一体誰だい!?なんでここにいるんだい!?」
「え…ここ、どこ…?」どうやらこの子は自分の置かれている状況を把握していないらしい。まぁ無理もないよな……。僕だってまだよくわかっていないのだ。
「ここは僕の部屋…だけど。」
「そ、そんな!私は自分の部屋で寝ていたのよ!」「とりあえず落ち着いてくれ。君の名前はなんていうんだ?」
「えぇ……。私は佐藤美希。あなたは?」
「僕は高橋悠斗。それで……どうして君は僕の部屋にいるのか説明してくれるかな?」
「えっ……?私もよくわからないんだけど……」
彼女から聞いた住所は検索してもヒットしない地名だった。それに、彼女の持ち物の中に身分証明書のようなものはない。つまり、本当に彼女が誰かわからないということだ。
ということを話すと、不安がMAXになり、彼女は泣き出してしまった。
「うぅ……。これからどうすればいいのぉ……」
「よしよし。大丈夫だよ。僕が何とかしてあげるからね。」頭を撫でて慰める。こんなことされたくないだろうけど、今の僕にはこれしかできなかった。すると、僕に泣きながらすり寄ってきた。ちょっ……!当たっているんですけど……!胸が……!柔らか……じゃなくて!落ち着け!僕!
「ひっぐ……。ありがど……」
とにかく事情が分かるまで家で預かろうと思う。ちなみに親には内緒だ。警察とかに連れていかれると困るだろう。何せ身元不明だし。
「ひとまず今日はここで静かにしていてね。」
「うん……。」
「あ、あと、できればお風呂に入ってきてくれるかな?色々と汚れてるみたいだし。タオルとか出しとくから。」
「わかったわ……。」
それから彼女に着替えを渡し、浴室へと案内する。今は親が出張中なので便利だ。しかし、今更だが、あの子は一体どうやって入ってきたのだろうか?玄関の鍵は閉まっていたはずだし……。謎は深まるばかりである。
「すごい…私のいたところと同じお風呂…」
「そうなのかい?それなら良かったよ。使い方わかるよね?」
「多分……。」
と言って服を脱がずに入ろうとしたので止めた。
「い、いや、服は脱ぐんだよ?」
「あ、そうなのよね…なんか色々忘れちゃっているみたい…」
そう言って今度は僕の目の前でラフな服を脱ぎ始めた。
「え、えっ!?ちょっとちょっとぉっ?」
「ん?どうしたの?」
「いや、その……目のやり場に困るというかなんというか……」
「あっ!ごめんなさい!」
裸体を恥ずかしむ文化はないのだろうか。でも、すごく綺麗な体をしていたし……。
「じろじろ見ないでよぉ……。」
「あ、ご、ごめん!つい……。」
流石に少し恥ずかしかったようだ。僕も興奮してしまった。同世代の人ってこんな体しているんだろうか。
そんなみっともないことを思いながら僕は浴室を出た。その後、僕はリビングのテレビを見て待つことにした。彼女はどうやらシャワーを浴びているようで、水の音が聞こえてくる。
しばらくすると、彼女はバスローブを着て出てきた。うちにあってよかった。
「ふぅ……さっぱりしたわぁ。」
その姿はどこか妖艶な雰囲気を醸し出している。僕はそれを直視しないように目をそらす。
「ねぇ……。」
「な、なんだい?」
「私って……どうしてここにいるの……?」
「それはわからないよ。君も何も覚えていないんでしょ?」
「多分、私がいた世界とは違うところなんだと思う。」
「えっ!?」
僕は驚いた。まさか異世界から来たと言うのだろうか。
「空の色とか…お日様の感じとか…何となく違う。」
お日様、と言う彼女は何だかかわいらしい。「そっか……。まぁひとまず今日はゆっくり休もうか。」
「えぇ……ありがとう……。」
「それとさ、僕のことは悠斗でいいよ。君はなんて呼べば良い?」
「うーん……。美希で…いいよ。」「わかったよ。美希さん。」
「えへへ……ありがと……。」
「どういたしまして。」
ここでニュースが入ってきた。
「宇宙から、謎の金属が一時的に地球に接近し、その後、何故か離れていったようです。」「なんだそりゃ……?」
「……何か嫌な予感がするの……。」
美希さんの表情はとても不安そうだ。
「ひとまず寝なよ。今日は疲れたでしょ?」
「えぇ……そうね。」
僕は考えた。あの宇宙から来た金属はひょっとして彼女がいた世界から来たものではないだろうか。彼女は宇宙人なのではないか。だとしたら、僕たちはこれからどうなるんだろう。
色々と不安はあるけれど、今はただ彼女の笑顔を守りたいと思った。
翌朝、僕はいつも通り学校に行く準備をする。すると、「悠斗くん!おはよう!」と元気よく挨拶してきた。
「うん。おはよう。」
「やっぱり昨日のニュース、私の母星の件だと思う。」
「僕もそうじゃないかと思っていたんだ。」「それでね、これからのことなんだけど……」
「とりあえずしばらくはここに住んでいていいから。安心して。」
「本当に?ありがと……。じゃなくて!ダメだよ!」
「なんでだい?」
「だって私は宇宙人かもしれないんだよ?それに、この世界のこともまだ全然わかってないし……。」
「気にしないで。困った時はお互い様だからね。」
「悠斗くん……。」
美希は感動したのか瞳を潤ませていた。
「私、こんな短期間だけど、あなたのことが好きになっちゃったわ。」
「あ、ありがとう……」
ストレートすぎる好意の言葉に照れてしまう。僕も気持ちを伝えなければ。
「ぼ、僕も君のことが好きだよ。」
「ほんと!?嬉しい……。」
「うん。」
「…………ん?あれ?今好きって言ったよね?」
「あぁ。」
「……もしかして今の告白?」
「もちろん。」……ん?なんか空気が変わったような気がするぞ?なんかすごく怖い顔になっているんですけど……。
「嬉しい。」
僕らの体がゼロ距離になる。柔らかい唇が触れ合う。
「んっ……」……甘い吐息と共に、長い口づけが終わった。
「えへへ……しちゃったね。キス。」
「う、うん……。」
「ねぇ……もう一回……」
また唇を重ねる。何度も、何度も。そして舌を絡める。
「んっ……んぅ……」
「ん……んくっ……」
「ぷはぁ……。悠斗くん……。」
「美希さん……。」
「悠斗くん……大好き……。」
その後僕たちは強く抱きしめ合った。離れたら、もう二度と会えない気がしたから。
そして、そのときは来た。急に僕の部屋に見知らぬ男が現れ、「ここまで美希を守ってくれてありがとう。悪いけれど、美希を連れて帰りに来たんだ。」と言うのだった。
「分かりました。美希さん、」
「お父さん…」
彼女の父親のようだった。
「ごめんね。」
「待って!私はまだ悠斗くんと一緒に居たいの!」
「美希……わがままを言ってはいけないよ。我々の事故でこうなったとはいえ、これ以上迷惑をかけると、彼にとっても危険なんだぞ。」
「でも!私、悠斗くんのこと忘れられない!一緒にいたい!」
「もうそんな関係に…」
「えぇまぁ……。」
「悠斗くんは私を助けてくれたの!お願い!もう少しだけ!」
美希の父親らしき男はため息をつく。
「仕方がないな……。君、名前は?」
「高橋悠斗です。」
「よし。では、しばらくこちらの星で生活してくれないか?我々もできる限りサポートしよう。ちゃんとこの時間に戻って来れるようにするから。」
「わかりました。」
「良かった……。悠斗くんとずっと一緒……。」
こうして僕の異世界(?)での暮らしが始まった。果たして無事に元の世界に戻れるのか、それは誰にもわからない……。でも毎日イチャイチャしている。
「ふわぁ~あ。…!」
そんな目覚めたばかりの僕も、流石に信じられない光景が僕の目に映っていた。僕はまだ高校生だ。だから、そんなことはしないはずなのに…っていうか何もしていないはずだ…。
僕の横には女の子が寝ていた。しかも結構みだら…じゃない、ラフな格好で。それになんだかいい匂いがするし……。ってそうじゃなくて!僕はすぐにその子を揺さぶる。
「おい起きろ」
「んー?」
眠たげな目をこすりながら、彼女は体を起こす。そして目を見開き、僕を見た。歳は…同じくらいだろうか。少し茶色い髪とくりっとした瞳をしている。とてもかわいい子だ。
「え?誰!?あなた!!」
「それはこっちのセリフだよ!!君は一体誰だい!?なんでここにいるんだい!?」
「え…ここ、どこ…?」どうやらこの子は自分の置かれている状況を把握していないらしい。まぁ無理もないよな……。僕だってまだよくわかっていないのだ。
「ここは僕の部屋…だけど。」
「そ、そんな!私は自分の部屋で寝ていたのよ!」「とりあえず落ち着いてくれ。君の名前はなんていうんだ?」
「えぇ……。私は佐藤美希。あなたは?」
「僕は高橋悠斗。それで……どうして君は僕の部屋にいるのか説明してくれるかな?」
「えっ……?私もよくわからないんだけど……」
彼女から聞いた住所は検索してもヒットしない地名だった。それに、彼女の持ち物の中に身分証明書のようなものはない。つまり、本当に彼女が誰かわからないということだ。
ということを話すと、不安がMAXになり、彼女は泣き出してしまった。
「うぅ……。これからどうすればいいのぉ……」
「よしよし。大丈夫だよ。僕が何とかしてあげるからね。」頭を撫でて慰める。こんなことされたくないだろうけど、今の僕にはこれしかできなかった。すると、僕に泣きながらすり寄ってきた。ちょっ……!当たっているんですけど……!胸が……!柔らか……じゃなくて!落ち着け!僕!
「ひっぐ……。ありがど……」
とにかく事情が分かるまで家で預かろうと思う。ちなみに親には内緒だ。警察とかに連れていかれると困るだろう。何せ身元不明だし。
「ひとまず今日はここで静かにしていてね。」
「うん……。」
「あ、あと、できればお風呂に入ってきてくれるかな?色々と汚れてるみたいだし。タオルとか出しとくから。」
「わかったわ……。」
それから彼女に着替えを渡し、浴室へと案内する。今は親が出張中なので便利だ。しかし、今更だが、あの子は一体どうやって入ってきたのだろうか?玄関の鍵は閉まっていたはずだし……。謎は深まるばかりである。
「すごい…私のいたところと同じお風呂…」
「そうなのかい?それなら良かったよ。使い方わかるよね?」
「多分……。」
と言って服を脱がずに入ろうとしたので止めた。
「い、いや、服は脱ぐんだよ?」
「あ、そうなのよね…なんか色々忘れちゃっているみたい…」
そう言って今度は僕の目の前でラフな服を脱ぎ始めた。
「え、えっ!?ちょっとちょっとぉっ?」
「ん?どうしたの?」
「いや、その……目のやり場に困るというかなんというか……」
「あっ!ごめんなさい!」
裸体を恥ずかしむ文化はないのだろうか。でも、すごく綺麗な体をしていたし……。
「じろじろ見ないでよぉ……。」
「あ、ご、ごめん!つい……。」
流石に少し恥ずかしかったようだ。僕も興奮してしまった。同世代の人ってこんな体しているんだろうか。
そんなみっともないことを思いながら僕は浴室を出た。その後、僕はリビングのテレビを見て待つことにした。彼女はどうやらシャワーを浴びているようで、水の音が聞こえてくる。
しばらくすると、彼女はバスローブを着て出てきた。うちにあってよかった。
「ふぅ……さっぱりしたわぁ。」
その姿はどこか妖艶な雰囲気を醸し出している。僕はそれを直視しないように目をそらす。
「ねぇ……。」
「な、なんだい?」
「私って……どうしてここにいるの……?」
「それはわからないよ。君も何も覚えていないんでしょ?」
「多分、私がいた世界とは違うところなんだと思う。」
「えっ!?」
僕は驚いた。まさか異世界から来たと言うのだろうか。
「空の色とか…お日様の感じとか…何となく違う。」
お日様、と言う彼女は何だかかわいらしい。「そっか……。まぁひとまず今日はゆっくり休もうか。」
「えぇ……ありがとう……。」
「それとさ、僕のことは悠斗でいいよ。君はなんて呼べば良い?」
「うーん……。美希で…いいよ。」「わかったよ。美希さん。」
「えへへ……ありがと……。」
「どういたしまして。」
ここでニュースが入ってきた。
「宇宙から、謎の金属が一時的に地球に接近し、その後、何故か離れていったようです。」「なんだそりゃ……?」
「……何か嫌な予感がするの……。」
美希さんの表情はとても不安そうだ。
「ひとまず寝なよ。今日は疲れたでしょ?」
「えぇ……そうね。」
僕は考えた。あの宇宙から来た金属はひょっとして彼女がいた世界から来たものではないだろうか。彼女は宇宙人なのではないか。だとしたら、僕たちはこれからどうなるんだろう。
色々と不安はあるけれど、今はただ彼女の笑顔を守りたいと思った。
翌朝、僕はいつも通り学校に行く準備をする。すると、「悠斗くん!おはよう!」と元気よく挨拶してきた。
「うん。おはよう。」
「やっぱり昨日のニュース、私の母星の件だと思う。」
「僕もそうじゃないかと思っていたんだ。」「それでね、これからのことなんだけど……」
「とりあえずしばらくはここに住んでいていいから。安心して。」
「本当に?ありがと……。じゃなくて!ダメだよ!」
「なんでだい?」
「だって私は宇宙人かもしれないんだよ?それに、この世界のこともまだ全然わかってないし……。」
「気にしないで。困った時はお互い様だからね。」
「悠斗くん……。」
美希は感動したのか瞳を潤ませていた。
「私、こんな短期間だけど、あなたのことが好きになっちゃったわ。」
「あ、ありがとう……」
ストレートすぎる好意の言葉に照れてしまう。僕も気持ちを伝えなければ。
「ぼ、僕も君のことが好きだよ。」
「ほんと!?嬉しい……。」
「うん。」
「…………ん?あれ?今好きって言ったよね?」
「あぁ。」
「……もしかして今の告白?」
「もちろん。」……ん?なんか空気が変わったような気がするぞ?なんかすごく怖い顔になっているんですけど……。
「嬉しい。」
僕らの体がゼロ距離になる。柔らかい唇が触れ合う。
「んっ……」……甘い吐息と共に、長い口づけが終わった。
「えへへ……しちゃったね。キス。」
「う、うん……。」
「ねぇ……もう一回……」
また唇を重ねる。何度も、何度も。そして舌を絡める。
「んっ……んぅ……」
「ん……んくっ……」
「ぷはぁ……。悠斗くん……。」
「美希さん……。」
「悠斗くん……大好き……。」
その後僕たちは強く抱きしめ合った。離れたら、もう二度と会えない気がしたから。
そして、そのときは来た。急に僕の部屋に見知らぬ男が現れ、「ここまで美希を守ってくれてありがとう。悪いけれど、美希を連れて帰りに来たんだ。」と言うのだった。
「分かりました。美希さん、」
「お父さん…」
彼女の父親のようだった。
「ごめんね。」
「待って!私はまだ悠斗くんと一緒に居たいの!」
「美希……わがままを言ってはいけないよ。我々の事故でこうなったとはいえ、これ以上迷惑をかけると、彼にとっても危険なんだぞ。」
「でも!私、悠斗くんのこと忘れられない!一緒にいたい!」
「もうそんな関係に…」
「えぇまぁ……。」
「悠斗くんは私を助けてくれたの!お願い!もう少しだけ!」
美希の父親らしき男はため息をつく。
「仕方がないな……。君、名前は?」
「高橋悠斗です。」
「よし。では、しばらくこちらの星で生活してくれないか?我々もできる限りサポートしよう。ちゃんとこの時間に戻って来れるようにするから。」
「わかりました。」
「良かった……。悠斗くんとずっと一緒……。」
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