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いつもからかってくる人に喘ぎ声を出させた
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僕は今、大学に通っている。二年生になった。一年の時とは違い、友達もできた。サークルにも入り、バイトも始めた。まぁ色々と充実していると思う。しかし一つだけ問題があった。それは……彼女がいないのだ! そう! 僕には彼女がいないのである! そんなことはどうでもいい? いやいやよくないよ!
ちなみに好きな人はいる。高校からの同級生だ。名前は水無月真央さん。とても可愛い人で、僕の憧れだ。しかし、彼女は僕を事あるごとにからかうのだ。まあ惚れた欲目で全然悪く見えていないが、僕を見下しているのではないかと心配になることもある。まあただ単に性格が悪いだけなんだけどね……。でもやっぱり可愛くて仕方がないんだよなー。いつか告白してみたいなぁなんて思っているけど、なかなか勇気が出なくて結局何もできていない。
「ねえねえ、さっきから何ぼけーっとした顔してんの?」
突然声をかけられてびっくりする。後ろを振り向くとそこには水無月さんがいた。今日は髪を結んでおらず、下ろしている。彼女の長い黒髪はとても綺麗だ。
「えっ!?︎ あっいや別になんでもないよ!」
まさか考えていたことがばれてしまったのかと思い焦る。
「ふぅ~ん」
彼女はニヤリと笑った後、教室を出て行った。なんだか嫌な予感がするが、とりあえず気にしないことにした。
授業が終わり、帰る準備をしていると水無月さんに声をかけられた。
「ねぇ、今日も居残るの?成績大丈夫?」
またからかう。まあご褒美にも聞こえるのだが。
「うん、大丈夫だよ。それよりなんで毎日聞いてくるの?」
「べっつにぃ~」
と言って去っていった。
そして翌日の僕は今、彼女と教室で二人っきりだ。すると、彼女はまたからかってきた。
「あれぇ~昨日言ったこともう忘れちゃったんですかね~」
ニヤニヤしながら言ってくる。いいねぇ。ちょっとドキドキしてきた。
「いや、覚えてるよ……」
僕は恥ずかしくなり目をそらす。
「じゃあな~んでこの問題解けないんですかね~」」
と言ってきた。
「あの……本当にわからないんだってば……」
「しょうがないわね~特別に教えてあげるわよ。まずここをこうして……」
と言いながら問題を解いてみせてくれた。
「ほら、こうすればわかるでしょ?」
「なるほどね!ありがとう!」
「いくら君でも分かるよね~良かった良かった」
「うっ……わかったよ……」
僕がそう言った瞬間、彼女が顔を上げたので、耳が大接近していた。
「ひゃうっ!」変な声が出た。彼女は顔を真っ赤にしてうつむいた。どうしたんだ?
「わっ!えっ…どしたの?」
「いや、たまたま耳元で言われたからさぁ~」
「そこ弱いんだ~」
ちょっといたずらしてあげよう。フフフ…
「ひゃんっ!」
またかわいい声を出す彼女。
「へぇー、意外と敏感なんだね。知らなかったよ。もっといじめたくなってきちゃった」
「ちょっちょっと待って!」
僕は彼女を壁際に追いつめた。彼女は壁に背中をつけ、僕を見上げる形になっている。いわゆる壁ドン状態だ。彼女が涙目になってこちらを見上げてくる。とても可愛い。僕は彼女の髪をかき分け、囁いた。
「ねえ、」
「ひゃっ!」
彼女はさらにびくんと反応した。普段の余裕な感じとのギャップが激しくてたまらない。
「ねぇねぇ、」
「きゃっ!ちょ、ちょっとやめてぇ…」だんだんエスカレートしていく。彼女の顔が赤くなっていく。目がトロンとしてきて息遣いも荒くなっている。
「やめないよ。だって君のせいだもん」
「えっ?」
僕は彼女の耳に口を寄せ、吐息を吹きかけた。
「いやぁぁっ!だめっ!」
彼女は体をビクンッと跳ねさせ、崩れ落ちた。僕も少し驚いた。これは面白い。
「まぁまぁ」
またしても、耳元で囁く。
「ひゃぁん!」
「ちょっとぉ?」
「ふぅっ!も、もぉやめてぇよぉ~」
「えぇ~」
「きやぁっ!ま、まってぇ~」「どうしようかなぁ~」
「いやぁっ!やめっやめてっ!」
「やめるわけないじゃんw」
「いやぁぁっ!」
まだまだ続く。
「もっと」
「ひゃぁぁんっ!」
「いくよ」
「ひゃぅぅんっ!お、お願いだからぁ~!💦」「やーだ」
「いやぁっ!ああっ!」
「あれれ?そんなに気持ちよかった?」
「そ、そんなわけ、ない、じゃない!」
そう言う彼女の頬は紅潮し、目は潤んでいる。その表情はとても艶やかだ。僕は自分の中に黒い感情が生まれたような気がした。
「まだ終わらないから」
「いやぁぁっ!やめてっ!いやっ!」
「やめないって」
彼女の呼吸は激しい。胸が大きく上下している。
「はぁっはぁっ……」
彼女の息遣いが荒くなってきた。
「いやだ……やめてよ……」
「やーだよ」
「い、いやぁぁぁぁぁん!」彼女は膝をガクガクさせて倒れそうになる。僕はそれを受け止める。彼女は僕の胸に顔を埋めている。彼女の体が熱い。僕の体に伝わってくる鼓動も早い。僕の心臓も早鐘を打っているようだ。「ねぇ……」
「なに?」
「私……もう無理だよ……」
「何が?」
「もう……我慢できないの……」
「何を我慢するの?」
「もう……もう……もう……もう……」
彼女は顔をうずめたまま、小声で呟いている。
「言ってごらん?」
「……て……さい……」
「聞こえないよ?」
「……して……ください……」
「なあに?」
「……抱いてくださぃ……」
「よく言えたね」
僕は彼女をぎゅっと抱きしめた。なんだかんだ彼女は僕のことが気になっていたらしい。今後どう発展するかは、僕次第だ。
ちなみに好きな人はいる。高校からの同級生だ。名前は水無月真央さん。とても可愛い人で、僕の憧れだ。しかし、彼女は僕を事あるごとにからかうのだ。まあ惚れた欲目で全然悪く見えていないが、僕を見下しているのではないかと心配になることもある。まあただ単に性格が悪いだけなんだけどね……。でもやっぱり可愛くて仕方がないんだよなー。いつか告白してみたいなぁなんて思っているけど、なかなか勇気が出なくて結局何もできていない。
「ねえねえ、さっきから何ぼけーっとした顔してんの?」
突然声をかけられてびっくりする。後ろを振り向くとそこには水無月さんがいた。今日は髪を結んでおらず、下ろしている。彼女の長い黒髪はとても綺麗だ。
「えっ!?︎ あっいや別になんでもないよ!」
まさか考えていたことがばれてしまったのかと思い焦る。
「ふぅ~ん」
彼女はニヤリと笑った後、教室を出て行った。なんだか嫌な予感がするが、とりあえず気にしないことにした。
授業が終わり、帰る準備をしていると水無月さんに声をかけられた。
「ねぇ、今日も居残るの?成績大丈夫?」
またからかう。まあご褒美にも聞こえるのだが。
「うん、大丈夫だよ。それよりなんで毎日聞いてくるの?」
「べっつにぃ~」
と言って去っていった。
そして翌日の僕は今、彼女と教室で二人っきりだ。すると、彼女はまたからかってきた。
「あれぇ~昨日言ったこともう忘れちゃったんですかね~」
ニヤニヤしながら言ってくる。いいねぇ。ちょっとドキドキしてきた。
「いや、覚えてるよ……」
僕は恥ずかしくなり目をそらす。
「じゃあな~んでこの問題解けないんですかね~」」
と言ってきた。
「あの……本当にわからないんだってば……」
「しょうがないわね~特別に教えてあげるわよ。まずここをこうして……」
と言いながら問題を解いてみせてくれた。
「ほら、こうすればわかるでしょ?」
「なるほどね!ありがとう!」
「いくら君でも分かるよね~良かった良かった」
「うっ……わかったよ……」
僕がそう言った瞬間、彼女が顔を上げたので、耳が大接近していた。
「ひゃうっ!」変な声が出た。彼女は顔を真っ赤にしてうつむいた。どうしたんだ?
「わっ!えっ…どしたの?」
「いや、たまたま耳元で言われたからさぁ~」
「そこ弱いんだ~」
ちょっといたずらしてあげよう。フフフ…
「ひゃんっ!」
またかわいい声を出す彼女。
「へぇー、意外と敏感なんだね。知らなかったよ。もっといじめたくなってきちゃった」
「ちょっちょっと待って!」
僕は彼女を壁際に追いつめた。彼女は壁に背中をつけ、僕を見上げる形になっている。いわゆる壁ドン状態だ。彼女が涙目になってこちらを見上げてくる。とても可愛い。僕は彼女の髪をかき分け、囁いた。
「ねえ、」
「ひゃっ!」
彼女はさらにびくんと反応した。普段の余裕な感じとのギャップが激しくてたまらない。
「ねぇねぇ、」
「きゃっ!ちょ、ちょっとやめてぇ…」だんだんエスカレートしていく。彼女の顔が赤くなっていく。目がトロンとしてきて息遣いも荒くなっている。
「やめないよ。だって君のせいだもん」
「えっ?」
僕は彼女の耳に口を寄せ、吐息を吹きかけた。
「いやぁぁっ!だめっ!」
彼女は体をビクンッと跳ねさせ、崩れ落ちた。僕も少し驚いた。これは面白い。
「まぁまぁ」
またしても、耳元で囁く。
「ひゃぁん!」
「ちょっとぉ?」
「ふぅっ!も、もぉやめてぇよぉ~」
「えぇ~」
「きやぁっ!ま、まってぇ~」「どうしようかなぁ~」
「いやぁっ!やめっやめてっ!」
「やめるわけないじゃんw」
「いやぁぁっ!」
まだまだ続く。
「もっと」
「ひゃぁぁんっ!」
「いくよ」
「ひゃぅぅんっ!お、お願いだからぁ~!💦」「やーだ」
「いやぁっ!ああっ!」
「あれれ?そんなに気持ちよかった?」
「そ、そんなわけ、ない、じゃない!」
そう言う彼女の頬は紅潮し、目は潤んでいる。その表情はとても艶やかだ。僕は自分の中に黒い感情が生まれたような気がした。
「まだ終わらないから」
「いやぁぁっ!やめてっ!いやっ!」
「やめないって」
彼女の呼吸は激しい。胸が大きく上下している。
「はぁっはぁっ……」
彼女の息遣いが荒くなってきた。
「いやだ……やめてよ……」
「やーだよ」
「い、いやぁぁぁぁぁん!」彼女は膝をガクガクさせて倒れそうになる。僕はそれを受け止める。彼女は僕の胸に顔を埋めている。彼女の体が熱い。僕の体に伝わってくる鼓動も早い。僕の心臓も早鐘を打っているようだ。「ねぇ……」
「なに?」
「私……もう無理だよ……」
「何が?」
「もう……我慢できないの……」
「何を我慢するの?」
「もう……もう……もう……もう……」
彼女は顔をうずめたまま、小声で呟いている。
「言ってごらん?」
「……て……さい……」
「聞こえないよ?」
「……して……ください……」
「なあに?」
「……抱いてくださぃ……」
「よく言えたね」
僕は彼女をぎゅっと抱きしめた。なんだかんだ彼女は僕のことが気になっていたらしい。今後どう発展するかは、僕次第だ。
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