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幼少期編
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そんなこんなで俺たちはハイハイができるようになり行動範囲が広がった。クロヴィスがちょこまかと動くので俺も着いていく。
「あー!ほぅ!ほん..よむぅ!!」
毎晩寝るときに母親が絵本を読んでくれるのだがファンタジー溢れる内容で面白い。クロヴィスは勇者が仲間と手を合わせて魔王を倒す王道モノを気に入ってる。ただまぁ、勇者でなく魔王の真似ばかりしているのが気になるが。それにしてもこの世界の絵本は絵が浮かび上がって目の前で動くんだから驚きだ。なんでもありだな..
ハイハイで向かった先は図書部屋。俺たちが自由に動き回れるように柔らかな絨毯はもちろん小さな椅子やテーブル、毛布等も完備されている。
現在隣で絵本に夢中なクロヴィスは俺なんてほったらかしだ。ちょっといじけて奥の本棚まで動く。
(なんかおもしろそうなえほんはないかな~。もじがまだむずかしい..)
大量の絵本をズラーっと眺めているとなんだか見覚えのあるような?懐かしい文字の..
(えぇー!にほんご!!にほんごのえほん?いやにっきか?)
確認すると日本語で書かれた日記だった。何故こんなところに..
とゆうか俺という例があるのだから地球の日本で生まれた記憶がある人は他にも居るか!
ドキドキしながら日記を開く。
(...おれはすごいせかいにてんせいしたらしい)
「あー!ほぅ!ほん..よむぅ!!」
毎晩寝るときに母親が絵本を読んでくれるのだがファンタジー溢れる内容で面白い。クロヴィスは勇者が仲間と手を合わせて魔王を倒す王道モノを気に入ってる。ただまぁ、勇者でなく魔王の真似ばかりしているのが気になるが。それにしてもこの世界の絵本は絵が浮かび上がって目の前で動くんだから驚きだ。なんでもありだな..
ハイハイで向かった先は図書部屋。俺たちが自由に動き回れるように柔らかな絨毯はもちろん小さな椅子やテーブル、毛布等も完備されている。
現在隣で絵本に夢中なクロヴィスは俺なんてほったらかしだ。ちょっといじけて奥の本棚まで動く。
(なんかおもしろそうなえほんはないかな~。もじがまだむずかしい..)
大量の絵本をズラーっと眺めているとなんだか見覚えのあるような?懐かしい文字の..
(えぇー!にほんご!!にほんごのえほん?いやにっきか?)
確認すると日本語で書かれた日記だった。何故こんなところに..
とゆうか俺という例があるのだから地球の日本で生まれた記憶がある人は他にも居るか!
ドキドキしながら日記を開く。
(...おれはすごいせかいにてんせいしたらしい)
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