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早速巡回に向かう一行は馬を用意する。
「キャシーはまた俺の馬に乗るといいよ」
ロイが笑顔で自分の馬を引いてキャシーの前に連れてきた。
「すみません…ロイ様、ローズが乗せてくれると…なので今回はローズの馬に乗せてもらいますね」
キャシーは申し訳なさそうに頭を下げると笑顔で馬を撫でているローズをみた。
「あ…そう?まぁローズなら…安心だな…」
ロイは肩を落とすとガッカリした様子でキャシーに笑いかけた。
するとカイルが後ろで笑いを噛み殺している。
キャシーが申し訳なさそうにローズの方に行くのを手を振って見送ると…キッ!と後ろを振り返った!
「カイル…何か言いたい事があるならはっきり言えよ!」
「いや…気持ちは一緒だぞ。ローズがキャシーと馬に乗るなら俺も必然的に一人になるんだからな…」
まぁそうかと納得しようとするが…
「いや!お前は俺達が帰れば好きにできるだろ!俺は王都から離れた今しかないのに…」
「まぁまぁ…機会があったら助けてやるから…」
カイルがポンとロイの肩を叩くと
「なんか上からだな…ムカつくぞ!あんなに女嫌いだったのに!」
「いつの話だよ、俺はローズに会って変わったんだ…」
カイルが幸せそうに笑う…そんな笑顔にロイは笑うしかなかった。
盛り上がってる人達を無視してクリスも馬を引いてくると…
「みなさーん!」
ハルジオンが笑顔で手を振りながら走ってきた!
その反対の手にはカゴを持っている…
「なんか…危なそう…」
カゴを持ったまま走る姿に嫌な予感がする。
そしてロイの言葉につられたようにハルジオンがつまづいて倒れそうになった!
「「「あっ!」」」
皆が声をあげると…
「大丈夫か!?」
クリスが駆け寄って間一髪で受け止めた。
「す、すみません…」
ハルジオンは慌ててクリスから離れると、頬を赤らめた。
「そんなに慌てなくても大丈夫なのに」
クリスが苦笑していると、ローズ達が慌ててそばにやってきた。
「ハルジオン!大丈夫?」
「はい、クリス様が受け止めてくださいました」
「さすがクリスね!」
ローズが誇らしそうにしている。
「それでハルジオン、何か用事かしら??」
クリスが褒められて恥ずかしそうに話を逸らすと
「あっ!こ、これを…途中で休憩用のお茶菓子です。クレアさんが持っていくようにと…」
見ると屋敷の入口でクレアさんとスチュアートさんが笑顔で立っていた。
「クレアさんのお菓子ですか!?楽しみ…」
キャシーが嬉しそうに微笑む。
「はい!クレアさんのお菓子とても美味しいです!私もお手伝いしたので楽しんで来てください!ってお仕事だった…すみません!」
ハルジオンが慌てて謝ると
「え?ハルジオンは行かないの?」
ローズは着いてくるのかと思っていたとハルジオンに聞いた。
「いえ!私なんて足でまといですから!」
慌てて首を振ると
「あら、それならきっと私の方が足手まといよ」
キャシーが笑って答えた。
「ハルジオンも行きましょうよ!大丈夫盗賊が出てもカイル様もいるしクリスに私もいるから!」
「おい!ローズ俺はどうした!?」
ロイが名前がないと文句を言うと
「いえ…さすがに王子に手を借りる訳には…」
「そうですよね!姉さんの言う通りです!王子には大人しくしてて貰わないと!どうせなら留守番でもいいんですよ」
クリスがすぐに同意して王子を見つめると
「この…」
ロイは楽しそうに笑うクリスを睨みつけた。
「キャシーはまた俺の馬に乗るといいよ」
ロイが笑顔で自分の馬を引いてキャシーの前に連れてきた。
「すみません…ロイ様、ローズが乗せてくれると…なので今回はローズの馬に乗せてもらいますね」
キャシーは申し訳なさそうに頭を下げると笑顔で馬を撫でているローズをみた。
「あ…そう?まぁローズなら…安心だな…」
ロイは肩を落とすとガッカリした様子でキャシーに笑いかけた。
するとカイルが後ろで笑いを噛み殺している。
キャシーが申し訳なさそうにローズの方に行くのを手を振って見送ると…キッ!と後ろを振り返った!
「カイル…何か言いたい事があるならはっきり言えよ!」
「いや…気持ちは一緒だぞ。ローズがキャシーと馬に乗るなら俺も必然的に一人になるんだからな…」
まぁそうかと納得しようとするが…
「いや!お前は俺達が帰れば好きにできるだろ!俺は王都から離れた今しかないのに…」
「まぁまぁ…機会があったら助けてやるから…」
カイルがポンとロイの肩を叩くと
「なんか上からだな…ムカつくぞ!あんなに女嫌いだったのに!」
「いつの話だよ、俺はローズに会って変わったんだ…」
カイルが幸せそうに笑う…そんな笑顔にロイは笑うしかなかった。
盛り上がってる人達を無視してクリスも馬を引いてくると…
「みなさーん!」
ハルジオンが笑顔で手を振りながら走ってきた!
その反対の手にはカゴを持っている…
「なんか…危なそう…」
カゴを持ったまま走る姿に嫌な予感がする。
そしてロイの言葉につられたようにハルジオンがつまづいて倒れそうになった!
「「「あっ!」」」
皆が声をあげると…
「大丈夫か!?」
クリスが駆け寄って間一髪で受け止めた。
「す、すみません…」
ハルジオンは慌ててクリスから離れると、頬を赤らめた。
「そんなに慌てなくても大丈夫なのに」
クリスが苦笑していると、ローズ達が慌ててそばにやってきた。
「ハルジオン!大丈夫?」
「はい、クリス様が受け止めてくださいました」
「さすがクリスね!」
ローズが誇らしそうにしている。
「それでハルジオン、何か用事かしら??」
クリスが褒められて恥ずかしそうに話を逸らすと
「あっ!こ、これを…途中で休憩用のお茶菓子です。クレアさんが持っていくようにと…」
見ると屋敷の入口でクレアさんとスチュアートさんが笑顔で立っていた。
「クレアさんのお菓子ですか!?楽しみ…」
キャシーが嬉しそうに微笑む。
「はい!クレアさんのお菓子とても美味しいです!私もお手伝いしたので楽しんで来てください!ってお仕事だった…すみません!」
ハルジオンが慌てて謝ると
「え?ハルジオンは行かないの?」
ローズは着いてくるのかと思っていたとハルジオンに聞いた。
「いえ!私なんて足でまといですから!」
慌てて首を振ると
「あら、それならきっと私の方が足手まといよ」
キャシーが笑って答えた。
「ハルジオンも行きましょうよ!大丈夫盗賊が出てもカイル様もいるしクリスに私もいるから!」
「おい!ローズ俺はどうした!?」
ロイが名前がないと文句を言うと
「いえ…さすがに王子に手を借りる訳には…」
「そうですよね!姉さんの言う通りです!王子には大人しくしてて貰わないと!どうせなら留守番でもいいんですよ」
クリスがすぐに同意して王子を見つめると
「この…」
ロイは楽しそうに笑うクリスを睨みつけた。
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