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296.その後
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「ローズ…おはよう」
ローズは目を開けると目の前にカイルの幸せいっぱいの笑顔が飛び込んできた。
「カ、カイル様!」
ローズは飛び起きるとカイルにぶつかりそうになる!
するとすかさずカイルは避けてローズの頬にキスをした。
「も、もう…」
ローズは頬を抑えてボサボサの髪を撫でながらカイルを軽く睨んだ。
「そうやって毎朝毎朝私よりも早く起きるのやめて下さい!」
ローズの頬が少し膨らむ。
「ごめんよ、ローズのその寝ている時の顔と起きた時の顔を見るのが好きなんだ」
カイルは悪びれる様子もなくご機嫌ななめのローズの髪にキスをしながら抱きしめる。
「私だってカイル様の寝ている顔と起きる時の顔見たいのに…毎日私だけドキドキしてる!」
ボソッとつぶやくローズの可愛い本音にカイルはビシッと固まった。
「はぁ…」
カイルはたっぷりと息を吸い込み息を吐いた…
「やっぱりローズには敵わないなぁ…」
「えっ?」
カイルの溜息にローズは振り返って心配そうに見つめると
「そんな顔を朝からする君が悪いよ」
カイルは目を潤ませて心配そうに自分を見つめるローズをベッドに押し倒した。
「カイル様!もう朝ですよ!起きたのにまた寝かせないで…」
ローズがカイルの胸を押すがビクともしない
「ちょっとだけ…」
そう言ってローズの口に近づくと
「おっほん!」
後ろから咳払いが聞こえる。
「カイル様もローズ様も毎朝毎朝いい加減にしてください!一人の私の身にもなってください!」
後ろでは顔を赤くしたハルジオンが眉を釣り上げて二人を睨んでいた。
「ハ、ハルジオン!お、おはよう」
ローズはカイルを避けてサッと起き上がるとカイルは残念そうにその手を離した。
「ハルジオンだってクリスが帰ってきたらそうなるだろ?」
カイルが笑うと
「わ、私とクリス様はそんな関係じゃありません!クリス様は雇い主で…恩人で…」
ハルジオンがモジモジと指を絡めていると
「えー?私とカイル様だって最初はそんな感じだよ?ハルジオンが好きならいいんじゃない?」
ローズはハルジオンに笑いかける。
「で、でも…クリス様の好みもありますし…」
そう言ってしゅんとするハルジオンは小動物の様に小さくなる。
「か、可愛い!」
ローズはハルジオンに抱きつくと
「クリスなら問題ないわ!こんな可愛い妹早く欲しい~」
「ローズ…」
カイルはハルジオンに抱きつくローズを引き離す。
「ハルジオンが困ってるよ、それに…抱きつくなら婚約者の僕にしてくれる?」
ローズを自分の胸に引き寄せた。
「はい!はい!皆さんもう朝の儀式はいいですから支度をしてください!ハルジオン!あなたまでなんですか」
いつまでも支度をしないハルジオンとローズにクレアさんの喝が飛ぶ!
「は、はい!ローズ様さぁこちらに…カイル様は…もう大丈夫ですね」
ハルジオンはカイルの姿を確認するとカイルはもうしっかりと身支度を整えていた。
「ああ、俺はさっきチャート様と打ち合っていたからね。問題ないよ」
「ではダイニングでお待ち下さい。もうスチュアートさんがいると思うので」
「ああ、じゃあローズまた後で…」
カイルは最後にサッとローズの唇を奪った。
ローズは目を開けると目の前にカイルの幸せいっぱいの笑顔が飛び込んできた。
「カ、カイル様!」
ローズは飛び起きるとカイルにぶつかりそうになる!
するとすかさずカイルは避けてローズの頬にキスをした。
「も、もう…」
ローズは頬を抑えてボサボサの髪を撫でながらカイルを軽く睨んだ。
「そうやって毎朝毎朝私よりも早く起きるのやめて下さい!」
ローズの頬が少し膨らむ。
「ごめんよ、ローズのその寝ている時の顔と起きた時の顔を見るのが好きなんだ」
カイルは悪びれる様子もなくご機嫌ななめのローズの髪にキスをしながら抱きしめる。
「私だってカイル様の寝ている顔と起きる時の顔見たいのに…毎日私だけドキドキしてる!」
ボソッとつぶやくローズの可愛い本音にカイルはビシッと固まった。
「はぁ…」
カイルはたっぷりと息を吸い込み息を吐いた…
「やっぱりローズには敵わないなぁ…」
「えっ?」
カイルの溜息にローズは振り返って心配そうに見つめると
「そんな顔を朝からする君が悪いよ」
カイルは目を潤ませて心配そうに自分を見つめるローズをベッドに押し倒した。
「カイル様!もう朝ですよ!起きたのにまた寝かせないで…」
ローズがカイルの胸を押すがビクともしない
「ちょっとだけ…」
そう言ってローズの口に近づくと
「おっほん!」
後ろから咳払いが聞こえる。
「カイル様もローズ様も毎朝毎朝いい加減にしてください!一人の私の身にもなってください!」
後ろでは顔を赤くしたハルジオンが眉を釣り上げて二人を睨んでいた。
「ハ、ハルジオン!お、おはよう」
ローズはカイルを避けてサッと起き上がるとカイルは残念そうにその手を離した。
「ハルジオンだってクリスが帰ってきたらそうなるだろ?」
カイルが笑うと
「わ、私とクリス様はそんな関係じゃありません!クリス様は雇い主で…恩人で…」
ハルジオンがモジモジと指を絡めていると
「えー?私とカイル様だって最初はそんな感じだよ?ハルジオンが好きならいいんじゃない?」
ローズはハルジオンに笑いかける。
「で、でも…クリス様の好みもありますし…」
そう言ってしゅんとするハルジオンは小動物の様に小さくなる。
「か、可愛い!」
ローズはハルジオンに抱きつくと
「クリスなら問題ないわ!こんな可愛い妹早く欲しい~」
「ローズ…」
カイルはハルジオンに抱きつくローズを引き離す。
「ハルジオンが困ってるよ、それに…抱きつくなら婚約者の僕にしてくれる?」
ローズを自分の胸に引き寄せた。
「はい!はい!皆さんもう朝の儀式はいいですから支度をしてください!ハルジオン!あなたまでなんですか」
いつまでも支度をしないハルジオンとローズにクレアさんの喝が飛ぶ!
「は、はい!ローズ様さぁこちらに…カイル様は…もう大丈夫ですね」
ハルジオンはカイルの姿を確認するとカイルはもうしっかりと身支度を整えていた。
「ああ、俺はさっきチャート様と打ち合っていたからね。問題ないよ」
「ではダイニングでお待ち下さい。もうスチュアートさんがいると思うので」
「ああ、じゃあローズまた後で…」
カイルは最後にサッとローズの唇を奪った。
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