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150.報告
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ロイは落ち着きなく部屋でウロウロとしながら従者からの報告を待っている。
あの実の事で国王の父親がローズに話を聞くと大臣達を連れて呼び出す事を聞いてから心配でしょうがなかった。
トントン…
部屋のノックの音にすぐに扉を開くと…
「わっ!」
従者がいきなり出てきたロイ王子に驚いて声をあげる!
「す、すまない!それでどうだった?」
ロイはすぐに聞くと
「も、申し訳ございません…話の内容までは…しかし話し合いの最中に大臣が席を外す場面があったようです。あとはカーバンクルを保護する条例が出たようです…」
「カーバンクル?」
バルトの事か…ならローズの意見って事だな
「そうか…」
ローズの願いが通ったという事はローズに取っていい話し合いになったと言うことだろう。
ロイはほっとすると
「もうローズは部屋に戻っているか?」
「い、いえ…それが少し待っていましたが隣の部屋に移ってから中々出てこないので先に王子に報告をと思いまして…」
「隣の部屋?」
謁見の間の隣といえば従者達が待つところだろう、大方スチュアート達とほっとしてお茶でも飲んでいるのかもしれない。
ロイはきっとそうだなと頷くと
「わかった、報告ご苦労」
従者を下がらせると部屋に戻りようやくドサッとソファーに座る。
安堵している所に行くのもなんだ…しかも今は婚約者候補決めの真っ最中…むやみに候補者に会うのもよくないのはわかっている。
ロイはしょうがないと諦めると思わずため息をつくと…
自分のついたため息にハッとする。
「ローズに会えないのを残念に思ってる…?」
自分の気持ちの変化にロイはまさかと頭を振った…
ローズ達はゆっくりと部屋で休むとお礼を行って部屋を後にした…廊下に出ると思わず本音が漏れる。
「よかった~国王様もフリード様もいい方で…」
「ですからあんなに緊張する必要はないと申し上げたのです」
クレアさんが笑っていると
「それでも国王様に会うんですよ!緊張しますよ~」
「お茶会で会った時は平気そうでしたが?」
「あれはお茶会でもてなすのに他の方と差別しないでやってましたから…国王様とか意識せずにやってました」
はは!と笑っていう…
「全く…度胸があるんだかないんだか…」
さすがのスチュアートさんも苦笑するしかなかった。
部屋に戻ってくると、窮屈なドレスを脱いでクレアさんにお風呂に入れてもらう。
ほっと疲れが取れるのを感じるとぐぅーとお腹がなった。
「ふふ…出たらスチュアートさんがきっとたくさんの夕食をご用意してくださってますよ。今夜はゆっくり休んでまた明後日からのお披露目会に備えてください」
「はい!お茶会よりそっちの方が楽しみです!思いっきり体を動かすぞー!」
ローズが勢いよく手をあげると
「程々によろしくお願いしますよ」
クレアさんは笑ってローズの着替えを用意にむかった。
あの実の事で国王の父親がローズに話を聞くと大臣達を連れて呼び出す事を聞いてから心配でしょうがなかった。
トントン…
部屋のノックの音にすぐに扉を開くと…
「わっ!」
従者がいきなり出てきたロイ王子に驚いて声をあげる!
「す、すまない!それでどうだった?」
ロイはすぐに聞くと
「も、申し訳ございません…話の内容までは…しかし話し合いの最中に大臣が席を外す場面があったようです。あとはカーバンクルを保護する条例が出たようです…」
「カーバンクル?」
バルトの事か…ならローズの意見って事だな
「そうか…」
ローズの願いが通ったという事はローズに取っていい話し合いになったと言うことだろう。
ロイはほっとすると
「もうローズは部屋に戻っているか?」
「い、いえ…それが少し待っていましたが隣の部屋に移ってから中々出てこないので先に王子に報告をと思いまして…」
「隣の部屋?」
謁見の間の隣といえば従者達が待つところだろう、大方スチュアート達とほっとしてお茶でも飲んでいるのかもしれない。
ロイはきっとそうだなと頷くと
「わかった、報告ご苦労」
従者を下がらせると部屋に戻りようやくドサッとソファーに座る。
安堵している所に行くのもなんだ…しかも今は婚約者候補決めの真っ最中…むやみに候補者に会うのもよくないのはわかっている。
ロイはしょうがないと諦めると思わずため息をつくと…
自分のついたため息にハッとする。
「ローズに会えないのを残念に思ってる…?」
自分の気持ちの変化にロイはまさかと頭を振った…
ローズ達はゆっくりと部屋で休むとお礼を行って部屋を後にした…廊下に出ると思わず本音が漏れる。
「よかった~国王様もフリード様もいい方で…」
「ですからあんなに緊張する必要はないと申し上げたのです」
クレアさんが笑っていると
「それでも国王様に会うんですよ!緊張しますよ~」
「お茶会で会った時は平気そうでしたが?」
「あれはお茶会でもてなすのに他の方と差別しないでやってましたから…国王様とか意識せずにやってました」
はは!と笑っていう…
「全く…度胸があるんだかないんだか…」
さすがのスチュアートさんも苦笑するしかなかった。
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ほっと疲れが取れるのを感じるとぐぅーとお腹がなった。
「ふふ…出たらスチュアートさんがきっとたくさんの夕食をご用意してくださってますよ。今夜はゆっくり休んでまた明後日からのお披露目会に備えてください」
「はい!お茶会よりそっちの方が楽しみです!思いっきり体を動かすぞー!」
ローズが勢いよく手をあげると
「程々によろしくお願いしますよ」
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