96 / 180
連載
ノア
しおりを挟む
ノアは町に入って大好きなミラの気配を感じて嬉しくなる!
ミラに会える!
そう思って急いでミラの元に飛んで行った!
しかし様子がおかしい…先程からミラの気配が薄くなった…ノアは嫌な予感にその翼を限界まで動かした。
窓ガラスを割って侵入すると羽根をガラスで傷つけた、しかし構わないそのまま飛んでいくとミラの気配が一番感じる部屋の前にきた!
だが入れない…そこには分厚い扉が行く手を阻んだ。
ノアは扉に体当たりした!
全身を強く打ち付けて痛みが走る…だがやめない…今やめたら大変な事になる気がした。
何度が扉に突進するとジョンが追いつきその扉を蹴り飛ばし開けてくれた…そのままノアはミラの元に行く!
ミラだ…
ミラ!
鳴いてミラの周りを飛び回るがミラは答えない…目を瞑り見たかった瞳が開かない…
するとケイジが来てミラの状態を確認する。
どうやら生きていると安堵するがその姿を見て直ぐに怒りが湧いてきたようだ…それはノアもだった…
大好きなミラの顔は赤く腫れその瞳を見ることも出来ない…今ジョンが痛め付けた男のせいだとわかった…
ジョン達はミラを抱き上げるとこの場を離れようとするがあの男が邪魔をする…
その時ノアは怒りに姿を蜂へと変えた。
大きな大きな毒針のある蜂だ…
ジョン達に手を潰された男は痛みのあまり蹲る…ノアはその男の股間に猛毒の針を刺した。
男は手の痛みでノアの攻撃には気が付かなかったようだ…
ノアは姿を戻すとジョンに抱かれたミラの胸元に飛んでいくとその身をミラに押し付けた…
ジェイコブの叫び声の異常に気がついた使用人や従者達が駆けつけた…そしてこの屋敷の主の姿を見て絶句する…
主は両手がボロボロになり腕から取れそうになっていてその顔は痛みから歪んでいる…そして何かの臭いに顔を歪めた…
見ると主のいる場所が水浸しになっている…その色と臭いにそれが尿である事に気がついた…
「ジ、ジェイコブ様…」
誰も近づけないでいると…
「こ、股間が熱い…痛い…た、助けてくれ…」
手の痛みより今は股間の痛みの方が強くなっていた…
従者達はジェイコブ様をどうにかベッドまで引きずるとその服を脱がせて確認する…
すると股間はどす黒い紫色になり腐りかけている…そしてそれは全身に回ろうとしていた…
「ジェイコブ様…このままでは死んでしまいます!」
一刻も早く腐っていく部分を止めないと…
「ここを切り落とすしかありません」
従者がジェイコブ様に恐る恐るそういうと…
「ふざけるな!どうにかしろ!早く医者を呼べ!!」
使用人が慌てて屋敷に常時している医師を呼ぶ…しかし答えは同じようだ。
「これは毒による症状です。今すぐ切り落とさなければ命を落とす事になります」
「ふざけるな!何のために金を払ってお前を雇ってる!どうにかしろ!」
「これは無理です…ジェイコブ様、命をとる選択を…」
医師がそういうと…
「くそ!くそ!クソ!クソーー!」
ジェイコブが暴れだした!
医師は従者達にジェイコブを押さえつけさせると猿ぐつわをはめさせる。
そしてジェイコブを見ると…
「こうするしかないのです…すみません!」
そう言ってジェイコブの股間を切り落とした。
ミラに会える!
そう思って急いでミラの元に飛んで行った!
しかし様子がおかしい…先程からミラの気配が薄くなった…ノアは嫌な予感にその翼を限界まで動かした。
窓ガラスを割って侵入すると羽根をガラスで傷つけた、しかし構わないそのまま飛んでいくとミラの気配が一番感じる部屋の前にきた!
だが入れない…そこには分厚い扉が行く手を阻んだ。
ノアは扉に体当たりした!
全身を強く打ち付けて痛みが走る…だがやめない…今やめたら大変な事になる気がした。
何度が扉に突進するとジョンが追いつきその扉を蹴り飛ばし開けてくれた…そのままノアはミラの元に行く!
ミラだ…
ミラ!
鳴いてミラの周りを飛び回るがミラは答えない…目を瞑り見たかった瞳が開かない…
するとケイジが来てミラの状態を確認する。
どうやら生きていると安堵するがその姿を見て直ぐに怒りが湧いてきたようだ…それはノアもだった…
大好きなミラの顔は赤く腫れその瞳を見ることも出来ない…今ジョンが痛め付けた男のせいだとわかった…
ジョン達はミラを抱き上げるとこの場を離れようとするがあの男が邪魔をする…
その時ノアは怒りに姿を蜂へと変えた。
大きな大きな毒針のある蜂だ…
ジョン達に手を潰された男は痛みのあまり蹲る…ノアはその男の股間に猛毒の針を刺した。
男は手の痛みでノアの攻撃には気が付かなかったようだ…
ノアは姿を戻すとジョンに抱かれたミラの胸元に飛んでいくとその身をミラに押し付けた…
ジェイコブの叫び声の異常に気がついた使用人や従者達が駆けつけた…そしてこの屋敷の主の姿を見て絶句する…
主は両手がボロボロになり腕から取れそうになっていてその顔は痛みから歪んでいる…そして何かの臭いに顔を歪めた…
見ると主のいる場所が水浸しになっている…その色と臭いにそれが尿である事に気がついた…
「ジ、ジェイコブ様…」
誰も近づけないでいると…
「こ、股間が熱い…痛い…た、助けてくれ…」
手の痛みより今は股間の痛みの方が強くなっていた…
従者達はジェイコブ様をどうにかベッドまで引きずるとその服を脱がせて確認する…
すると股間はどす黒い紫色になり腐りかけている…そしてそれは全身に回ろうとしていた…
「ジェイコブ様…このままでは死んでしまいます!」
一刻も早く腐っていく部分を止めないと…
「ここを切り落とすしかありません」
従者がジェイコブ様に恐る恐るそういうと…
「ふざけるな!どうにかしろ!早く医者を呼べ!!」
使用人が慌てて屋敷に常時している医師を呼ぶ…しかし答えは同じようだ。
「これは毒による症状です。今すぐ切り落とさなければ命を落とす事になります」
「ふざけるな!何のために金を払ってお前を雇ってる!どうにかしろ!」
「これは無理です…ジェイコブ様、命をとる選択を…」
医師がそういうと…
「くそ!くそ!クソ!クソーー!」
ジェイコブが暴れだした!
医師は従者達にジェイコブを押さえつけさせると猿ぐつわをはめさせる。
そしてジェイコブを見ると…
「こうするしかないのです…すみません!」
そう言ってジェイコブの股間を切り落とした。
43
お気に入りに追加
3,855
あなたにおすすめの小説
《勘違い》で婚約破棄された令嬢は失意のうちに自殺しました。
友坂 悠
ファンタジー
「婚約を考え直そう」
貴族院の卒業パーティーの会場で、婚約者フリードよりそう告げられたエルザ。
「それは、婚約を破棄されるとそういうことなのでしょうか?」
耳を疑いそう聞き返すも、
「君も、その方が良いのだろう?」
苦虫を噛み潰すように、そう吐き出すフリードに。
全てに絶望し、失意のうちに自死を選ぶエルザ。
絶景と評判の観光地でありながら、自殺の名所としても知られる断崖絶壁から飛び降りた彼女。
だったのですが。
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
美しい姉と痩せこけた妹
サイコちゃん
ファンタジー
若き公爵は虐待を受けた姉妹を引き取ることにした。やがて訪れたのは美しい姉と痩せこけた妹だった。姉が夢中でケーキを食べる中、妹はそれがケーキだと分からない。姉がドレスのプレゼントに喜ぶ中、妹はそれがドレスだと分からない。公爵はあまりに差のある姉妹に疑念を抱いた――
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
屋台飯! いらない子認定されたので、旅に出たいと思います。
彩世幻夜
ファンタジー
母が死にました。
父が連れてきた継母と異母弟に家を追い出されました。
わー、凄いテンプレ展開ですね!
ふふふ、私はこの時を待っていた!
いざ行かん、正義の旅へ!
え? 魔王? 知りませんよ、私は勇者でも聖女でも賢者でもありませんから。
でも……美味しいは正義、ですよね?
2021/02/19 第一部完結
2021/02/21 第二部連載開始
2021/05/05 第二部完結
転生幼女のチートな悠々自適生活〜伝統魔法を使い続けていたら気づけば賢者になっていた〜
犬社護
ファンタジー
ユミル(4歳)は気がついたら、崖下にある森の中にいた。
馬車が崖下に落下した影響で、前世の記憶を思い出す。周囲には散乱した荷物だけでなく、さっきまで会話していた家族が横たわっており、自分だけ助かっていることにショックを受ける。
大雨の中を泣き叫んでいる時、1体の小さな精霊カーバンクルが現れる。前世もふもふ好きだったユミルは、もふもふ精霊と会話することで悲しみも和らぎ、互いに打ち解けることに成功する。
精霊カーバンクルと仲良くなったことで、彼女は日本古来の伝統に関わる魔法を習得するのだが、チート魔法のせいで色々やらかしていく。まわりの精霊や街に住む平民や貴族達もそれに振り回されるものの、愛くるしく天真爛漫な彼女を見ることで、皆がほっこり心を癒されていく。
人々や精霊に愛されていくユミルは、伝統魔法で仲間たちと悠々自適な生活を目指します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。