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番外編【ネタバレ注意】
【ほっといて下さい】6巻刊行の番外編3
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「大変だ……」
ルイスは痛む足を引きずりながら森の中と向かう。
ゆっくり、ゆっくりと海に向かって歩き出した。
どうにか早くあの人達に伝えないと……
ルイスは一生懸命森の中を歩いだが、この歩みのままでは海までとてもつきそうにない。
するとガサッ!と目の前の茂みが音を立てた。
男かと思いビクッと体が硬直すると……目の前にあの時乗せてくれた大きな獣が姿を見せた。
「あっ、あの子の……」
ルイスは恐ろしい姿に戸惑うが決意して話しかけた。
「お願いだ!さっきの子ところにつれてって!大事な話があるんだ!」
獣はじっとこちらを見つめたと思ったら乗れと言うように体を屈めてくれた。
「の、乗っていいの?」
「グルル……」
獣は不服そうに唸るがじっと乗るのを待っているようだった。
「お、お願いします」
ルイスは覚悟を決めて獣に乗ると……「わっ!」急に走り出した。
ルイスは落ちないようにしがみつくのに必死だった。
目をつぶって耐えていると急に止まった。
恐る恐る目を開くとあの海の家の前に来ていた。
「うそ、もう着いた」
驚いてそのままでいると降りろと言わんばかりに獣に落とされる。
そしてグルルと吠えると家の中からあの人達が現れた。
◆
少し遡って……
私達はルイスを送ったあと家に戻るとお風呂に入り寝る支度をする。
するとシルバがまだ運動不足だとまた森と駆け回りに向かってしまった。
【気をつけてね】
シルバに声をかけるとシルバは笑っている。
【それは俺に会ったやつに言うべきでは?】
【確かにそうかも、でも……やっぱり気をつけてね】
そう言って体を撫でればシルバはわかったと頷き森の暗闇の中へと消えていった。
私はベイカーさんに連れられ家へと戻ると眠りについた。
ようやくウトウトしかかった時に外からシルバの声が聞こえた。
【ミヅキ、寝ているところすまないがお客だ】
【シルバ!?】
私は飛び起きると家の外へと飛び出した。
シルバの声を聞いてベイカーさん達も続いて外へと出てくる。
そしてそこには何故かボロボロのルイスが泣きそうな顔でいた。
「ルイス?」
「あっ!よ、良かった」
私達の顔を見るとルイスは強ばった顔を崩して安心したように泣き出した。
「なんか傷だらけ、大丈夫?」
そばによるとそっと回復魔法をかける。
ルイスは傷が治ったことにも気が付かないほど動揺していた。
「大変なんだ!ここらすぐに逃げて!」
「逃げる?なんでよ」
「アイツらが……領主様がきっとここに来るから」
「領主ってあのうわさの?」
ベイカーさんの方をチラッとみた。
「坊主、落ち着いてゆっくり話してみろ」
ベイカーさんがルイスの背中を撫でて優しく語りかける。
すると少し落ち着いたのかルイスが話し出した。
ルイスの話を聞いて私は体の中がムカムカと熱くなってきた!
「何それ!なんで私達がここを取り上げられなきゃいけないの!」
「ここは村のものなのか?」
「ううん、ここまでくる村の人なんていないから……違うと思う」
ルイスはそこまでは自信がないようだった。
「ルイス、教えてくれてありがとう。私達の事心配してくれたんだね」
私はルイスの手を握ってお礼を言った。
ルイスのおかげで情報が知れた今、対処はできる。
「でもルイスは大丈夫?あの男の人に酷いことされたの?」
足の傷を見てそう聞くとルイスは怪我を隠そうとした。
「あ、あれ?」
そして体が痛くない事に気がついて驚いている。
「ルイスは家で少し休んで、私達はちょっとみんなで話し合うからね」
ルイスに食べ物と飲み物を用意してやり、部屋をすきに使っていいと押し込めた。
「さてと、ベイカーさん、コジローさんどうしようか?」
「どうしようって俺たちは何もしてないんだ、帰って貰えばいいだろ」
「でもさ、悪い噂も聞くしそんなあっさり帰るかな?」
「それは……」
ベイカーさんもそんな人達を何人も見た事があるのか難しそうな顔をする。
「私にいい考えがあるんだけど……」
私がニコッと笑うとベイカーさんが顔を引き攣らせる。
「ミヅキを怒らせると怖いな……」
コソッとコジローさんに耳打ちするのをしっかりと見てしまった。
私はベイカーさんたちに考えを伝えると領主達が来る準備を始めた。
今ある家の隣にお城のような建物を作った。
他にも珍しいオブジェや銅像などまるで町のような雰囲気で建物を建てた。
「しかしすごいな、ミヅキなら一人で街を作れそうだ」
「いや無理だよ。シルバやシンク、それにベイカーさん達が手伝ってくれるからだよ」
ある程度町並みが出来ると着替えて領主達が来るのを待った。
しばらくしてルイスの言う通り領主と兵隊それに数人の村人を連れて領主が現れた。
「す、すげえ!本当に建物がある」
「領主様!言った通りでしょ!」
領主は建物に驚いているのか一瞬ほおけている。
私達はそれを物陰から見ていた。
領主は気を取り直して声を荒らげた。
「おい!ここに建物を建てたやつは誰だ!」
大声で怒鳴るとベイカーさんが笑いながら出ていった。
本当は私が行こうとしたのだがそれはダメだとみんなに止められたのでルイスが出てこないように監視する役目をすることになった。
「はい、私達ですが……あなた様は?」
ベイカーさんとコジローさんが物腰柔らかめに前にでた。
すると領主はそんな二人をみて笑うと顎を突き上げた。
「ここは私の土地だ!勝手に建物を建てられては困る!」
「え!?で、ですがここは海岸ですよ……しかも近くに町や村も無いし」
戸惑う振りをすると領主は書状を取り出して二人に突き出した。
「これがその証拠だ!ここは私の土地、この土地にあるものは退かして貰おうか」
「そんな、建物を退かせと言うんですか?」
「そうだ」
そんな無理な事を笑いながら言ってくる。
「猶予は一晩やろう。明日までにこの土地を明け渡してもらおうかな……」
ニヤリと笑うと、まだ誰も入っていない城の中へと足を踏み入れた。
「ふーん、中もまぁまぁだな」
「こりゃすごい!ここに住みてぇな」
男達はキラキラと顔を輝かせながら建物の中を探索している。
「焦らずとも明日には住める」
コソッとつぶやくと豪華な椅子に我がもの顔で座り込んだ。
「こりゃいい、私の椅子にしよう」
もう自分の物かのように扱っている。
そして一通り偽の町を探索してから領主達は帰っていった。
「本当にやな奴!一晩で出てけってここの物貰う気満々じゃん!」
「大変だ……」
ルイスは領主が帰っていくのをそっと覗き込みガタガタと震えていた。
「ルイス、大丈夫?」
「俺よりも自分の心配しろよ!こんなすごい場所取られるんだぞ」
「心配してくれてありがとう、でも大丈夫だよ」
私があっけらかんと答えるとルイスは眉間にシワを寄せる。
「なんでそんな平気な顔してるんだよ!」
「だってこれ魔法で作っただけだもん。一瞬で戻せるよ」
私は建物の一部をその場で土に戻した。
「へ?」
その様子にルイスが信じられないと目を見開く。
「さてと、あのバカ領主が来る前に綺麗にして帰ろっか。せっかくの休暇なのに最後に変な目にあったね」
「ミヅキがいるから仕方ないな」
「そうですね」
ベイカーさんとコジローさんはいつもの事だと頷きながら帰り支度を始めた。
「さてと……ルイス」
私達は帰る支度を終えるとルイスに向き合った。
「あなたはどうする?この村で大人になる?それとも私達の村に来る?」
「俺があんた達の?」
「うちじゃなくても王都に行けば働き口なんて沢山あるよ」
「そ、そうだけど王都なんて遠いし……」
「私達が連れてってあげるよ。でも決めるのも王都に行って頑張るのも自分だよ」
どうする?と手を差し出すとルイスは迷うことなく手を握り返した。
「お願いだ!俺を王都に連れてってくれ」
「任せて!」
私はニコッと笑った。
ルイスは痛む足を引きずりながら森の中と向かう。
ゆっくり、ゆっくりと海に向かって歩き出した。
どうにか早くあの人達に伝えないと……
ルイスは一生懸命森の中を歩いだが、この歩みのままでは海までとてもつきそうにない。
するとガサッ!と目の前の茂みが音を立てた。
男かと思いビクッと体が硬直すると……目の前にあの時乗せてくれた大きな獣が姿を見せた。
「あっ、あの子の……」
ルイスは恐ろしい姿に戸惑うが決意して話しかけた。
「お願いだ!さっきの子ところにつれてって!大事な話があるんだ!」
獣はじっとこちらを見つめたと思ったら乗れと言うように体を屈めてくれた。
「の、乗っていいの?」
「グルル……」
獣は不服そうに唸るがじっと乗るのを待っているようだった。
「お、お願いします」
ルイスは覚悟を決めて獣に乗ると……「わっ!」急に走り出した。
ルイスは落ちないようにしがみつくのに必死だった。
目をつぶって耐えていると急に止まった。
恐る恐る目を開くとあの海の家の前に来ていた。
「うそ、もう着いた」
驚いてそのままでいると降りろと言わんばかりに獣に落とされる。
そしてグルルと吠えると家の中からあの人達が現れた。
◆
少し遡って……
私達はルイスを送ったあと家に戻るとお風呂に入り寝る支度をする。
するとシルバがまだ運動不足だとまた森と駆け回りに向かってしまった。
【気をつけてね】
シルバに声をかけるとシルバは笑っている。
【それは俺に会ったやつに言うべきでは?】
【確かにそうかも、でも……やっぱり気をつけてね】
そう言って体を撫でればシルバはわかったと頷き森の暗闇の中へと消えていった。
私はベイカーさんに連れられ家へと戻ると眠りについた。
ようやくウトウトしかかった時に外からシルバの声が聞こえた。
【ミヅキ、寝ているところすまないがお客だ】
【シルバ!?】
私は飛び起きると家の外へと飛び出した。
シルバの声を聞いてベイカーさん達も続いて外へと出てくる。
そしてそこには何故かボロボロのルイスが泣きそうな顔でいた。
「ルイス?」
「あっ!よ、良かった」
私達の顔を見るとルイスは強ばった顔を崩して安心したように泣き出した。
「なんか傷だらけ、大丈夫?」
そばによるとそっと回復魔法をかける。
ルイスは傷が治ったことにも気が付かないほど動揺していた。
「大変なんだ!ここらすぐに逃げて!」
「逃げる?なんでよ」
「アイツらが……領主様がきっとここに来るから」
「領主ってあのうわさの?」
ベイカーさんの方をチラッとみた。
「坊主、落ち着いてゆっくり話してみろ」
ベイカーさんがルイスの背中を撫でて優しく語りかける。
すると少し落ち着いたのかルイスが話し出した。
ルイスの話を聞いて私は体の中がムカムカと熱くなってきた!
「何それ!なんで私達がここを取り上げられなきゃいけないの!」
「ここは村のものなのか?」
「ううん、ここまでくる村の人なんていないから……違うと思う」
ルイスはそこまでは自信がないようだった。
「ルイス、教えてくれてありがとう。私達の事心配してくれたんだね」
私はルイスの手を握ってお礼を言った。
ルイスのおかげで情報が知れた今、対処はできる。
「でもルイスは大丈夫?あの男の人に酷いことされたの?」
足の傷を見てそう聞くとルイスは怪我を隠そうとした。
「あ、あれ?」
そして体が痛くない事に気がついて驚いている。
「ルイスは家で少し休んで、私達はちょっとみんなで話し合うからね」
ルイスに食べ物と飲み物を用意してやり、部屋をすきに使っていいと押し込めた。
「さてと、ベイカーさん、コジローさんどうしようか?」
「どうしようって俺たちは何もしてないんだ、帰って貰えばいいだろ」
「でもさ、悪い噂も聞くしそんなあっさり帰るかな?」
「それは……」
ベイカーさんもそんな人達を何人も見た事があるのか難しそうな顔をする。
「私にいい考えがあるんだけど……」
私がニコッと笑うとベイカーさんが顔を引き攣らせる。
「ミヅキを怒らせると怖いな……」
コソッとコジローさんに耳打ちするのをしっかりと見てしまった。
私はベイカーさんたちに考えを伝えると領主達が来る準備を始めた。
今ある家の隣にお城のような建物を作った。
他にも珍しいオブジェや銅像などまるで町のような雰囲気で建物を建てた。
「しかしすごいな、ミヅキなら一人で街を作れそうだ」
「いや無理だよ。シルバやシンク、それにベイカーさん達が手伝ってくれるからだよ」
ある程度町並みが出来ると着替えて領主達が来るのを待った。
しばらくしてルイスの言う通り領主と兵隊それに数人の村人を連れて領主が現れた。
「す、すげえ!本当に建物がある」
「領主様!言った通りでしょ!」
領主は建物に驚いているのか一瞬ほおけている。
私達はそれを物陰から見ていた。
領主は気を取り直して声を荒らげた。
「おい!ここに建物を建てたやつは誰だ!」
大声で怒鳴るとベイカーさんが笑いながら出ていった。
本当は私が行こうとしたのだがそれはダメだとみんなに止められたのでルイスが出てこないように監視する役目をすることになった。
「はい、私達ですが……あなた様は?」
ベイカーさんとコジローさんが物腰柔らかめに前にでた。
すると領主はそんな二人をみて笑うと顎を突き上げた。
「ここは私の土地だ!勝手に建物を建てられては困る!」
「え!?で、ですがここは海岸ですよ……しかも近くに町や村も無いし」
戸惑う振りをすると領主は書状を取り出して二人に突き出した。
「これがその証拠だ!ここは私の土地、この土地にあるものは退かして貰おうか」
「そんな、建物を退かせと言うんですか?」
「そうだ」
そんな無理な事を笑いながら言ってくる。
「猶予は一晩やろう。明日までにこの土地を明け渡してもらおうかな……」
ニヤリと笑うと、まだ誰も入っていない城の中へと足を踏み入れた。
「ふーん、中もまぁまぁだな」
「こりゃすごい!ここに住みてぇな」
男達はキラキラと顔を輝かせながら建物の中を探索している。
「焦らずとも明日には住める」
コソッとつぶやくと豪華な椅子に我がもの顔で座り込んだ。
「こりゃいい、私の椅子にしよう」
もう自分の物かのように扱っている。
そして一通り偽の町を探索してから領主達は帰っていった。
「本当にやな奴!一晩で出てけってここの物貰う気満々じゃん!」
「大変だ……」
ルイスは領主が帰っていくのをそっと覗き込みガタガタと震えていた。
「ルイス、大丈夫?」
「俺よりも自分の心配しろよ!こんなすごい場所取られるんだぞ」
「心配してくれてありがとう、でも大丈夫だよ」
私があっけらかんと答えるとルイスは眉間にシワを寄せる。
「なんでそんな平気な顔してるんだよ!」
「だってこれ魔法で作っただけだもん。一瞬で戻せるよ」
私は建物の一部をその場で土に戻した。
「へ?」
その様子にルイスが信じられないと目を見開く。
「さてと、あのバカ領主が来る前に綺麗にして帰ろっか。せっかくの休暇なのに最後に変な目にあったね」
「ミヅキがいるから仕方ないな」
「そうですね」
ベイカーさんとコジローさんはいつもの事だと頷きながら帰り支度を始めた。
「さてと……ルイス」
私達は帰る支度を終えるとルイスに向き合った。
「あなたはどうする?この村で大人になる?それとも私達の村に来る?」
「俺があんた達の?」
「うちじゃなくても王都に行けば働き口なんて沢山あるよ」
「そ、そうだけど王都なんて遠いし……」
「私達が連れてってあげるよ。でも決めるのも王都に行って頑張るのも自分だよ」
どうする?と手を差し出すとルイスは迷うことなく手を握り返した。
「お願いだ!俺を王都に連れてってくれ」
「任せて!」
私はニコッと笑った。
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