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番外編4
四巻刊行お礼の番外編 クリスマス会
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※注意
四巻発売前のお礼の番外編です。
王都にいる時ぐらいの設定なのでコハク達はまだいません。
設定も本編とは矛盾する所もありますが番外編と軽く読んで頂けたらと思います!
もう少しでクリスマス!
ミヅキはリュカ達とクリスマス会を開こう考えていた。
「クリスマス会?」
リュカが顔をしかめる。
「そう!クリスマス…ってあと一週間後なんだけど、みんなでプレゼントを用意して交換するの!」
「へー楽しそうだね」
テオは話の内容も聞かずに賛成と笑顔を見せる。
「でしょ!みんなでプレゼントを回しながら音楽をかけて音が止まったところで持ってたプレゼントが自分の物になるんだよ」
「じゃあミヅキが用意したプレゼントが自分のところに来たら…それを独り占め?」
リュカ達はそれを想像して顔がにやける。
「「やろう!」」
二人はすぐに頷いた。
「よかった~、じゃあみんなに伝えておいてくれる?各自プレゼントを用意すること、予算は…まぁ無理しない程度に! 私は料理の相談をルンバさんにしてくるね」
「わかった!」
リュカとテオは手を振って急いでみんなに伝えにいった。
「さてと、私もプレゼントと料理は何にしようかなぁ~」
クリスマスといえばローストビーフ?それとも鳥の丸焼き…ケーキは外せないしサラダも欲しいなぁ…
みんなの驚き喜ぶ顔が浮かんでウキウキスキップしながらドラゴン亭へと向かった。
ルンバさんは二つ返事で料理の手伝いを引き受けてくれた。
ポルクスさんも手伝ってくれると言うので料理の心配は無さそうだ。
料理のレシピをルンバさん達に渡して当日までに目を通しておいて貰う。
あとは自分もプレゼントの用意だ!
「うーん、何がいいかな?」
【そりゃ肉だろ】
【えー甘い物がいいんじゃない?】
【私はなんでもミヅキから貰えれば嬉しいな】
シルバ達らしい答えにクスッと笑う。
【食べ物ばっかりだね】
【貰うならやっぱり食べ物だろ?】
シルバが首を傾げる。
【あ!でもミヅキからの腕輪は嬉しかったな!】
シンクが自分の足に光る腕輪を見せた。
【ありがとう!】
でもみんなは食べ物の方が嬉しそうだ、シルバにはお肉でシンクにはケーキ、プルシアにはシルバ達とお揃いの腕輪を用意しよう。
当日までのお楽しみにしようと黙っていることにした。
【じゃあ料理の材料の調達も兼ねて外に行こう!何かプレゼントにいい物が思いつくかも!】
【狩りだな!】
シルバは嬉しそうに尻尾を振ると私をヒョイっと背中に乗せて駆け出した!
【わっ!シルバ早いよー】
シルバはあっという間に王都を出て遠くの森へとたどり着く。
【あーあ、ベイカーさん達に出かけるって言ってないよ…】
【うっ…まぁ気がつく前に帰れば大丈夫だろ】
じゃあ急ごうと私達は早速森に入っていく。
【ミヅキ!どんな魔物が必要なんだ!】
シルバは興奮しながらどんどん森を進んでいく。
【えっと、ミノタウロスとロックバード系の鳥肉が欲しいなぁ】
【両方いるけど反対方向だね】
シンクが森の東と西を交互に見た。
【よし、ならこっちは俺がいくから向こうはシンクが行け。プルシアはミヅキを見てるんだ】
【了解!いってきまーす】
シンクは頷くと西の方へと飛んでいく。
【いってくる】
シルバは反対の東の森へと消えていった。
【じゃあ私達はこの辺で待ってようか】
【そうだな、まぁあの二人ならすぐに戻ってくるだろう】
私は頷きプルシアとその辺を歩いて待つことにした。
四巻発売前のお礼の番外編です。
王都にいる時ぐらいの設定なのでコハク達はまだいません。
設定も本編とは矛盾する所もありますが番外編と軽く読んで頂けたらと思います!
もう少しでクリスマス!
ミヅキはリュカ達とクリスマス会を開こう考えていた。
「クリスマス会?」
リュカが顔をしかめる。
「そう!クリスマス…ってあと一週間後なんだけど、みんなでプレゼントを用意して交換するの!」
「へー楽しそうだね」
テオは話の内容も聞かずに賛成と笑顔を見せる。
「でしょ!みんなでプレゼントを回しながら音楽をかけて音が止まったところで持ってたプレゼントが自分の物になるんだよ」
「じゃあミヅキが用意したプレゼントが自分のところに来たら…それを独り占め?」
リュカ達はそれを想像して顔がにやける。
「「やろう!」」
二人はすぐに頷いた。
「よかった~、じゃあみんなに伝えておいてくれる?各自プレゼントを用意すること、予算は…まぁ無理しない程度に! 私は料理の相談をルンバさんにしてくるね」
「わかった!」
リュカとテオは手を振って急いでみんなに伝えにいった。
「さてと、私もプレゼントと料理は何にしようかなぁ~」
クリスマスといえばローストビーフ?それとも鳥の丸焼き…ケーキは外せないしサラダも欲しいなぁ…
みんなの驚き喜ぶ顔が浮かんでウキウキスキップしながらドラゴン亭へと向かった。
ルンバさんは二つ返事で料理の手伝いを引き受けてくれた。
ポルクスさんも手伝ってくれると言うので料理の心配は無さそうだ。
料理のレシピをルンバさん達に渡して当日までに目を通しておいて貰う。
あとは自分もプレゼントの用意だ!
「うーん、何がいいかな?」
【そりゃ肉だろ】
【えー甘い物がいいんじゃない?】
【私はなんでもミヅキから貰えれば嬉しいな】
シルバ達らしい答えにクスッと笑う。
【食べ物ばっかりだね】
【貰うならやっぱり食べ物だろ?】
シルバが首を傾げる。
【あ!でもミヅキからの腕輪は嬉しかったな!】
シンクが自分の足に光る腕輪を見せた。
【ありがとう!】
でもみんなは食べ物の方が嬉しそうだ、シルバにはお肉でシンクにはケーキ、プルシアにはシルバ達とお揃いの腕輪を用意しよう。
当日までのお楽しみにしようと黙っていることにした。
【じゃあ料理の材料の調達も兼ねて外に行こう!何かプレゼントにいい物が思いつくかも!】
【狩りだな!】
シルバは嬉しそうに尻尾を振ると私をヒョイっと背中に乗せて駆け出した!
【わっ!シルバ早いよー】
シルバはあっという間に王都を出て遠くの森へとたどり着く。
【あーあ、ベイカーさん達に出かけるって言ってないよ…】
【うっ…まぁ気がつく前に帰れば大丈夫だろ】
じゃあ急ごうと私達は早速森に入っていく。
【ミヅキ!どんな魔物が必要なんだ!】
シルバは興奮しながらどんどん森を進んでいく。
【えっと、ミノタウロスとロックバード系の鳥肉が欲しいなぁ】
【両方いるけど反対方向だね】
シンクが森の東と西を交互に見た。
【よし、ならこっちは俺がいくから向こうはシンクが行け。プルシアはミヅキを見てるんだ】
【了解!いってきまーす】
シンクは頷くと西の方へと飛んでいく。
【いってくる】
シルバは反対の東の森へと消えていった。
【じゃあ私達はこの辺で待ってようか】
【そうだな、まぁあの二人ならすぐに戻ってくるだろう】
私は頷きプルシアとその辺を歩いて待つことにした。
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