611 / 687
12章
713.涙の味
しおりを挟む
ミシェルさんがアクアと王宮に戻ったので私達はガッツ隊長とパックさんと先にドラゴン亭に向かう事にした。
途中で市場に寄って買い物をするのを忘れない。
しっかりと補充して街を歩きながら二人に話しかける。
「それにしてもガッツ隊長達いつからいたの?」
【こいつらずっとついてきてたぞ?ミヅキ気が付かなかったのか?】
シルバが答えるとシンク達が頷く。
「え?」
全然気がつかなかった…
「ミヅキ達が変なやからに絡まれてるところ辺りかな?」
パックさんが教えてくれた。
「えー!あっ!だからミシェルさん路地に行ったんだ!」
なんか連れてってすぐに戻ってきていたのを思い出す。
「あいつらは今頃キツいお仕置でもされてるだろ。全く子供相手に馬鹿な事を…海の国とか関係なしに許されん」
ガッツ隊長もご立腹だ。
私もその通りだと頷く。
「それにしても居たんならうどん食べれば良かったのに~」
「うどん?」
パックさんとガッツ隊長が顔を見合わせる。
「あれ?里には入ってないの?」
「あそこは安全だから外で待っていたんだ、マルコさんが慌てた様子で目の前を通って行ったなぁ…」
「そうだな、俺達に気がついてなかったな。よっぽど急ぐ用があったみたいだが」
マルコさん…私の前に来た時はそんな素振り全然見せなかったのに…
「それ、私に会いに来たみたい」
「そうか、しかしうどんとは気になるな…」
「ミヅキちゃん絡みなら美味しいんだろうね」
ガッツ隊長達が残念そうにする。
「うどんなら隠れ里のみんなが屋台を出すって言ってましたからそしたら食べに行けますよ!」
「隠れ里って…あの醤油の?」
「はい、日替わりで毎日違うメニューも出ますから楽しみにしてて下さい!私もメニューを考えるお手伝いするんです」
「そりゃ楽しみだ!」
「二番隊のみんなで食べに行くよ!」
ガッツ隊長とパックさんはそのうどんが食べられると嬉しそうだ。
久しぶりのおしゃべりに夢中になって気がつけばお店についていた。
「あー!ミヅキさまー」
ドラゴン亭では既に到着していたリリアンさん達夫婦と、ムツカがお店を手伝っていた。
「ムツカーみんな元気かな?」
ムツカと私の声にお店から嬉しそうな声が聞こえてくる。
「ミヅキ様ー!」
「あっ!イチカ~久しぶり!」
イチカが凄い形相で見つめている。
「ミヅキ様…本物のミヅキ様…」
ブツブツ言いながら恐る恐る近づいてくる。
「ミ、ミヅキ…大丈夫か?」
「この子平気?」
ガッツ隊長とパックさんがイチカに警戒してしまう。
「イチカはいつもこうだから大丈夫ですよー」
「え!?いつもこうなの?」
「さすがミヅキの周りにいる子は変な子が多いな…」
ガッツ隊長?聞こえてますよ!
気を取り直してイチカに笑顔を向ける。
「イチカなんだか綺麗になったね!結婚式以来かな?ポルクスさんは元気?」
「はい!あの人は今調理中で…」
「イチカねぇ、あのひとだって~ポルクスさんなまえあるのにー」
話を聞いてたムツカがケラケラと笑う。
「ム、ムツカ!うるさいよ!」
イチカは恥ずかしそうに顔を赤くすると、ちょうどポルクスさんが顔を出した。
「騒がしいと思ったらやっぱりミヅキか! 久しぶりだな」
ポルクスさんが笑顔で頭を撫でた。
「ポルクスさんもなんだか落ち着いちゃって…ぷぷっ!お父さんにでもなったの?」
私が冗談でそんな事を言うと、二人が顔を赤らめた。
「え! ま、まさか本当に…」
二人は幸せそうに頷いた。
「うそ!おめでとう~!!」
私はイチカの手を握りしめる。
「嬉しい!嬉しいよ~!」
二人を見ていると自然と涙がこぼれた。
【ミヅキ、どうした?】
ポロポロと涙を流しているとシルバが心配そうに涙を舐めてくれる。
【これは嬉し泣きなの! だから流してもいい涙なんだよ】
【なるほど、どうりで美味いわけだ】
シルバはぺろぺろと構わずに涙を舐めている。
【ん?美味しい?】
シルバの言葉に涙も止まる。
【ああ、ミヅキの悲しい時の涙はしょっぱくて寂しい味だ。今の喜びの涙はなんかうっすら甘くて美味い】
そ、そんな涙にまで味が…!
いや、それよりもイチカだ!
「本当におめでとう!いつわかったの?」
「リリアンさんがきて、オイトくんを見せてもらって…可愛いなぁって抱っこさせてもらってたらリリアンさんが私も妊娠してるんじゃないか…って」
「えー!リリアンさんすごい!」
「リリアンさん曰くなんか顔つきが違ったそうです…その後一応医師に確認に行ったら…」
「まだ安定期に入ってないから落ち着くように言ってるんだけど、ミヅキが来たから興奮しちまったな」
ポルクスさんが心配そうにイチカを支える。
「イチカ、ダメだよ!最初は安静にしてなきゃ!お仕事はおやすみして、リリアンさんに育児の事よく聞いて勉強してなさい!」
「は、はい…でも私ドラゴン亭に立つの大好きなので…」
「うーん、ならお会計だけで、座らせてやったりすれば!それなら少しくらい店に出てても大丈夫じゃない?」
「まぁそのくらいなら…」
そうは言いながらもポルクスさんは心配そうだ。
そうか、二人もママとパパになるのか…
オイトとも歳が近いしいい友達になれそうだ!
途中で市場に寄って買い物をするのを忘れない。
しっかりと補充して街を歩きながら二人に話しかける。
「それにしてもガッツ隊長達いつからいたの?」
【こいつらずっとついてきてたぞ?ミヅキ気が付かなかったのか?】
シルバが答えるとシンク達が頷く。
「え?」
全然気がつかなかった…
「ミヅキ達が変なやからに絡まれてるところ辺りかな?」
パックさんが教えてくれた。
「えー!あっ!だからミシェルさん路地に行ったんだ!」
なんか連れてってすぐに戻ってきていたのを思い出す。
「あいつらは今頃キツいお仕置でもされてるだろ。全く子供相手に馬鹿な事を…海の国とか関係なしに許されん」
ガッツ隊長もご立腹だ。
私もその通りだと頷く。
「それにしても居たんならうどん食べれば良かったのに~」
「うどん?」
パックさんとガッツ隊長が顔を見合わせる。
「あれ?里には入ってないの?」
「あそこは安全だから外で待っていたんだ、マルコさんが慌てた様子で目の前を通って行ったなぁ…」
「そうだな、俺達に気がついてなかったな。よっぽど急ぐ用があったみたいだが」
マルコさん…私の前に来た時はそんな素振り全然見せなかったのに…
「それ、私に会いに来たみたい」
「そうか、しかしうどんとは気になるな…」
「ミヅキちゃん絡みなら美味しいんだろうね」
ガッツ隊長達が残念そうにする。
「うどんなら隠れ里のみんなが屋台を出すって言ってましたからそしたら食べに行けますよ!」
「隠れ里って…あの醤油の?」
「はい、日替わりで毎日違うメニューも出ますから楽しみにしてて下さい!私もメニューを考えるお手伝いするんです」
「そりゃ楽しみだ!」
「二番隊のみんなで食べに行くよ!」
ガッツ隊長とパックさんはそのうどんが食べられると嬉しそうだ。
久しぶりのおしゃべりに夢中になって気がつけばお店についていた。
「あー!ミヅキさまー」
ドラゴン亭では既に到着していたリリアンさん達夫婦と、ムツカがお店を手伝っていた。
「ムツカーみんな元気かな?」
ムツカと私の声にお店から嬉しそうな声が聞こえてくる。
「ミヅキ様ー!」
「あっ!イチカ~久しぶり!」
イチカが凄い形相で見つめている。
「ミヅキ様…本物のミヅキ様…」
ブツブツ言いながら恐る恐る近づいてくる。
「ミ、ミヅキ…大丈夫か?」
「この子平気?」
ガッツ隊長とパックさんがイチカに警戒してしまう。
「イチカはいつもこうだから大丈夫ですよー」
「え!?いつもこうなの?」
「さすがミヅキの周りにいる子は変な子が多いな…」
ガッツ隊長?聞こえてますよ!
気を取り直してイチカに笑顔を向ける。
「イチカなんだか綺麗になったね!結婚式以来かな?ポルクスさんは元気?」
「はい!あの人は今調理中で…」
「イチカねぇ、あのひとだって~ポルクスさんなまえあるのにー」
話を聞いてたムツカがケラケラと笑う。
「ム、ムツカ!うるさいよ!」
イチカは恥ずかしそうに顔を赤くすると、ちょうどポルクスさんが顔を出した。
「騒がしいと思ったらやっぱりミヅキか! 久しぶりだな」
ポルクスさんが笑顔で頭を撫でた。
「ポルクスさんもなんだか落ち着いちゃって…ぷぷっ!お父さんにでもなったの?」
私が冗談でそんな事を言うと、二人が顔を赤らめた。
「え! ま、まさか本当に…」
二人は幸せそうに頷いた。
「うそ!おめでとう~!!」
私はイチカの手を握りしめる。
「嬉しい!嬉しいよ~!」
二人を見ていると自然と涙がこぼれた。
【ミヅキ、どうした?】
ポロポロと涙を流しているとシルバが心配そうに涙を舐めてくれる。
【これは嬉し泣きなの! だから流してもいい涙なんだよ】
【なるほど、どうりで美味いわけだ】
シルバはぺろぺろと構わずに涙を舐めている。
【ん?美味しい?】
シルバの言葉に涙も止まる。
【ああ、ミヅキの悲しい時の涙はしょっぱくて寂しい味だ。今の喜びの涙はなんかうっすら甘くて美味い】
そ、そんな涙にまで味が…!
いや、それよりもイチカだ!
「本当におめでとう!いつわかったの?」
「リリアンさんがきて、オイトくんを見せてもらって…可愛いなぁって抱っこさせてもらってたらリリアンさんが私も妊娠してるんじゃないか…って」
「えー!リリアンさんすごい!」
「リリアンさん曰くなんか顔つきが違ったそうです…その後一応医師に確認に行ったら…」
「まだ安定期に入ってないから落ち着くように言ってるんだけど、ミヅキが来たから興奮しちまったな」
ポルクスさんが心配そうにイチカを支える。
「イチカ、ダメだよ!最初は安静にしてなきゃ!お仕事はおやすみして、リリアンさんに育児の事よく聞いて勉強してなさい!」
「は、はい…でも私ドラゴン亭に立つの大好きなので…」
「うーん、ならお会計だけで、座らせてやったりすれば!それなら少しくらい店に出てても大丈夫じゃない?」
「まぁそのくらいなら…」
そうは言いながらもポルクスさんは心配そうだ。
そうか、二人もママとパパになるのか…
オイトとも歳が近いしいい友達になれそうだ!
220
お気に入りに追加
22,870
あなたにおすすめの小説
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
転生したら幼女でした!? 神様~、聞いてないよ~!
饕餮
ファンタジー
書籍化決定!
2024/08/中旬ごろの出荷となります!
Web版と書籍版では一部の設定を追加しました!
今井 優希(いまい ゆき)、享年三十五歳。暴走車から母子をかばって轢かれ、あえなく死亡。
救った母親は数年後に人類にとってとても役立つ発明をし、その子がさらにそれを発展させる、人類にとって宝になる人物たちだった。彼らを助けた功績で生き返らせるか異世界に転生させてくれるという女神。
一旦このまま成仏したいと願うものの女神から誘いを受け、その女神が管理する異世界へ転生することに。
そして女神からその世界で生き残るための魔法をもらい、その世界に降り立つ。
だが。
「ようじらなんて、きいてにゃいでしゅよーーー!」
森の中に虚しく響く優希の声に、誰も答える者はいない。
ステラと名前を変え、女神から遣わされた魔物であるティーガー(虎)に気に入られて護られ、冒険者に気に入られ、辿り着いた村の人々に見守られながらもいろいろとやらかす話である。
★主人公は口が悪いです。
★不定期更新です。
★ツギクル、カクヨムでも投稿を始めました。
転生幼女のチートな悠々自適生活〜伝統魔法を使い続けていたら気づけば賢者になっていた〜
犬社護
ファンタジー
ユミル(4歳)は気がついたら、崖下にある森の中にいた。
馬車が崖下に落下した影響で、前世の記憶を思い出す。周囲には散乱した荷物だけでなく、さっきまで会話していた家族が横たわっており、自分だけ助かっていることにショックを受ける。
大雨の中を泣き叫んでいる時、1体の小さな精霊カーバンクルが現れる。前世もふもふ好きだったユミルは、もふもふ精霊と会話することで悲しみも和らぎ、互いに打ち解けることに成功する。
精霊カーバンクルと仲良くなったことで、彼女は日本古来の伝統に関わる魔法を習得するのだが、チート魔法のせいで色々やらかしていく。まわりの精霊や街に住む平民や貴族達もそれに振り回されるものの、愛くるしく天真爛漫な彼女を見ることで、皆がほっこり心を癒されていく。
人々や精霊に愛されていくユミルは、伝統魔法で仲間たちと悠々自適な生活を目指します。
収容所生まれの転生幼女は、囚人達と楽しく暮らしたい
三園 七詩
ファンタジー
旧題:収容所生まれの転生幼女は囚人達に溺愛されてますので幸せです
無実の罪で幽閉されたメアリーから生まれた子供は不幸な生い立ちにも関わらず囚人達に溺愛されて幸せに過ごしていた…そんなある時ふとした拍子に前世の記憶を思い出す!
無実の罪で不幸な最後を迎えた母の為!優しくしてくれた囚人達の為に自分頑張ります!
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
天才になるはずだった幼女は最強パパに溺愛される
雪野ゆきの
ファンタジー
記憶を失った少女は森に倒れていたところをを拾われ、特殊部隊の隊長ブレイクの娘になった。
スペックは高いけどポンコツ気味の幼女と、娘を溺愛するチートパパの話。
※誤字報告、感想などありがとうございます!
書籍はレジーナブックス様より2021年12月1日に発売されました!
電子書籍も出ました。
文庫版が2024年7月5日に発売されました!
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。